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薬剤師ネクスト経営塾

〔東洋〕防風通聖散料エキス細粒

作成又は改訂年月

**2018年2月改訂第9版
*2010年12月改訂

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

販売名

〔東洋〕防風通聖散料エキス細粒

販売名コード

5200130C1057

承認・許可番号

承認番号
(61AMY)0391

薬価基準収載年月

1987年10月

販売開始年月

1988年4月

組成

本剤は、防風通聖散料の水製エキスに賦形剤(トウモロコシデンプン)を加えて製したものである。
本剤 7.5g 中

 日局トウキ    1.2g   日局マオウ     1.2g
 日局シャクヤク  1.2g   日局ダイオウ    1.5g
 日局センキュウ  1.2g   ボウショウ     1.5g
 日局サンシシ   1.2g   日局ビャクジュツ  2.0g
 日局レンギョウ  1.2g   日局キキョウ    2.0g
 日局ハッカ    1.2g   日局オウゴン    2.0g
 生ショウキョウ  1.2g   日局カンゾウ    2.0g
 日局ケイガイ   1.2g   日局セッコウ    2.0g
 日局ボウフウ   1.2g   カッセキ      3.0g

上記の混合生薬より抽出した防風通聖散料の水製エキス5.0gを含有する。

性状

本品は、褐色の細粒で特異なにおいと味を有する。(天然原料を使用するため、色調、味、においがロットにより若干異なることがあります。)
医薬品識別コード
TY−100

効能又は効果/用法及び用量

使用上の注意

慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)

(次の患者には慎重に投与すること)
慎重投与
慎重投与1)下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
慎重投与
慎重投与2)胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢等があらわれることがある。]
慎重投与
慎重投与3)食欲不振、悪心、嘔吐のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
慎重投与
慎重投与4)病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
慎重投与
慎重投与5)発汗傾向の著しい患者[発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。]
慎重投与
慎重投与6)狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者
慎重投与
慎重投与7)重症高血圧症の患者
慎重投与
慎重投与8)高度の腎障害のある患者
慎重投与
慎重投与9)排尿障害のある患者
慎重投与
慎重投与10)甲状腺機能亢進症の患者
[6)〜10):これらの疾患及び症状が悪化するおそれがある。]

重要な基本的注意

重要な基本的注意
重要な基本的注意1)本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
重要な基本的注意
重要な基本的注意2)本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。
重要な基本的注意
重要な基本的注意**3)サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異常、浮腫、びらん、潰瘍、狭窄を伴う腸管膜静脈硬化症があらわれるおそれがある。長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等の検査を行うことが望ましい。
重要な基本的注意
重要な基本的注意4)他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。
重要な基本的注意
重要な基本的注意5)ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
(1)マオウ含有製剤
(2)エフェドリン類含有製剤
(3)モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
(4)甲状腺製剤
   チロキシン
   リオチロニン
(5)カテコールアミン製剤
  *アドレナリン
  イソプレナリン
(6)キサンチン系製剤
  テオフィリン
  ジプロフィリン
臨床症状・措置方法
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
薬剤名等
(1)カンゾウ含有製剤
(2)グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
臨床症状・措置方法
偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。(「重大な副作用」の項参照)
機序・危険因子
グリチルリチン酸は、尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は不明である。
重大な副作用
1.間質性肺炎
重大な副作用
重大な副作用発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、発熱、咳嗽、呼吸困難等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
2.偽アルドステロン症
重大な副作用
重大な副作用低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。
3.ミオパチー4. 肝機能障害、黄疸**5.腸間膜静脈硬化症
長期投与により、腸間膜静脈硬化症があらわれることがある。腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれた場合、又は便潜血陽性になった場合には投与を中止し、CT、大腸内視鏡等の検査を実施するとともに、適切な処置を行うこと。なお、腸管切除術に至った症例も報告されている。
その他の副作用
過敏症注1)注1)注1)
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要発疹、そう痒等
*自律神経系
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢等
泌尿器
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要排尿障害等
注1)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

高齢者への投与
高齢者への投与一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与1)妊娠又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。[本剤に含まれるダイオウ(子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用)、ボウショウ(子宮収縮作用)により流早産の危険性がある。]
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与2)授乳中の婦人には慎重に投与すること。[本剤に含まれるダイオウ中のアントラキノン誘導体が母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある。]

小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与小児等に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない]

*その他の注意

*その他の注意
*その他の注意本剤にはボウショウが含まれているので、治療上食塩制限が必要な患者に継続投与する場合は注意すること。

取扱い上の注意

包装

500g、2.5g×252包(分包品)

主要文献及び文献請求先

原典:黄帝素問宣明論
参考文献:「漢方診療医典」大塚敬節・矢数道明・清水藤太郎共著
     「漢方処方応用の実際」山田光胤著
     「漢方後世要方解説」矢数道明著

*文献請求先

問い合わせ先製造販売元 株式会社 東洋薬行
〒113-0033 東京都文京区本郷6-19-7
TEL:03-3813-2263
FAX:03-3813-0202

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
製造販売元 株式会社 東洋薬行
〒113-0033東京都文京区本郷6-19-7
TEL:03-3813-2263
FAX:03-3813-0202

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
5200130C1057 〔東洋〕防風通聖散料エキス細粒 防風通聖散エキス 1g 7.5

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