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薬剤師ネクスト経営塾

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL

作成又は改訂年月

*2016年12月改訂(第4版)
2015年4月改訂

日本標準商品分類番号

876343

薬効分類名

承認等

販売名

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL

販売名コード

6343439A1024

承認・許可番号

承認番号
22500AMX01830
商標名
Hizentra 20% S.C. 1g/5mL

薬価基準収載年月

2013年11月

販売開始年月

2014年1月

貯法・使用期限等

貯  法
使用期限等遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
有効期間
使用期限等製造日から30箇月
最終有効年月日は外箱に表示

規制区分

特定生物由来製品
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する液剤である。
有効成分:人免疫グロブリンG
組成1バイアル中の分量 5mL:1,000mg
備考:ヒト血液由来成分
採血国:ドイツ、オーストリア、ポーランド
採血の区分注):献血
及び
採血国:米国、スイス
採血の区分注):非献血
添加物:L-プロリン
組成1バイアル中の分量 5mL:144mg
添加物:ポリソルベート80
組成1バイアル中の分量 5mL:0.1mg
*添加物:pH調節剤
組成
組成注)「献血又は非献血の区別の考え方」の項を参照。

性状

性状本剤は、淡黄色又は淡褐色の澄明な液剤である。保管中にわずかな混濁や少量の粒子が認められる場合がある。
pH
性状4.6〜5.2
浸透圧比
性状1.3(生理食塩液に対する比)

販売名

ハイゼントラ20%皮下注2g/10mL

販売名コード

6343439A2020

承認・許可番号

承認番号
22500AMX01831
商標名
Hizentra 20% S.C. 2g/10mL

薬価基準収載年月

2013年11月

販売開始年月

2014年1月

貯法・使用期限等

貯  法
使用期限等遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
有効期間
使用期限等製造日から30箇月
最終有効年月日は外箱に表示

規制区分

特定生物由来製品
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する液剤である。
有効成分:人免疫グロブリンG
組成1バイアル中の分量 10mL:2,000mg
備考:ヒト血液由来成分
採血国:ドイツ、オーストリア、ポーランド
採血の区分注):献血
及び
採血国:米国、スイス
採血の区分注):非献血
添加物:L-プロリン
組成1バイアル中の分量 10mL:288mg
添加物:ポリソルベート80
組成1バイアル中の分量 10mL:0.2mg
*添加物:pH調節剤
組成
組成注)「献血又は非献血の区別の考え方」の項を参照。

性状

性状本剤は、淡黄色又は淡褐色の澄明な液剤である。保管中にわずかな混濁や少量の粒子が認められる場合がある。
pH
性状4.6〜5.2
浸透圧比
性状1.3(生理食塩液に対する比)

販売名

ハイゼントラ20%皮下注4g/20mL

販売名コード

6343439A3027

承認・許可番号

承認番号
22500AMX01832
商標名
Hizentra 20% S.C. 4g/20mL

薬価基準収載年月

2013年11月

販売開始年月

2014年1月

貯法・使用期限等

貯  法
使用期限等遮光、凍結を避けて2〜25℃で保存
有効期間
使用期限等製造日から30箇月
最終有効年月日は外箱に表示

規制区分

特定生物由来製品
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は、1バイアル中に下記成分・分量を含有する液剤である。
有効成分:人免疫グロブリンG
組成1バイアル中の分量 20mL:4,000mg
備考:ヒト血液由来成分
採血国:ドイツ、オーストリア、ポーランド
採血の区分注):献血
及び
採血国:米国、スイス
採血の区分注):非献血
添加物:L-プロリン
組成1バイアル中の分量 20mL:576mg
添加物:ポリソルベート80
組成1バイアル中の分量 20mL:0.4mg
*添加物:pH調節剤
組成
組成注)「献血又は非献血の区別の考え方」の項を参照。

性状

性状本剤は、淡黄色又は淡褐色の澄明な液剤である。保管中にわずかな混濁や少量の粒子が認められる場合がある。
pH
性状4.6〜5.2
浸透圧比
性状1.3(生理食塩液に対する比)

特殊記載

内容本剤は、貴重なヒト血液を原料として製剤化したものである。原料となった血液を採取する際には、問診、感染症関連の検査を実施するとともに、製造工程における一定の不活化・除去処理などを実施し、感染症に対する安全対策を講じているが、ヒト血液を原料としていることによる感染症伝播のリスクを完全に排除することはできないため、疾病の治療上の必要性を十分に検討の上、必要最小限の使用にとどめること。(「使用上の注意」の項参照)

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者
高プロリン血症1型又は2型の患者[本剤に含有されるプロリンが通常の代謝経路では代謝されないため、血中プロリン濃度が高値になり、症状があらわれることがある。]

効能又は効果

用法及び用量

通常、人免疫グロブリンGとして50〜200mg(0.25〜1mL)/kg体重を週1回皮下投与する。なお、患者の状態に応じて、1週あたりの投与量及び投与回数は適宜増減する。

用法及び用量に関連する使用上の注意

皮下注射にのみ使用すること。静脈内に投与してはならない。
静注用人免疫グロブリン製剤から本剤に切り換える患者において、本剤の1週あたりの投与量は、静注用人免疫グロブリン製剤を3週間間隔で投与していた場合はその1/3量、また、4週間間隔で投与していた場合はその1/4量から開始し、初回投与は静注用人免疫グロブリン製剤の最終投与1週間後に投与すること。以降の本剤の投与量は、感染頻度や重症度など本剤による治療の臨床反応及び血清IgG濃度を参考に調節すること。
人免疫グロブリン製剤による治療歴のない患者を対象とした本剤の臨床試験は実施されていない。人免疫グロブリン製剤による治療歴のない患者に対して本剤による導入を行う場合は、感染頻度や重症度など本剤による治療の臨床反応と血清IgG濃度を参考に、投与量を慎重に調節すること。また、1週あたりの投与量を数日に分割して投与するなど、投与間隔の調節も考慮すること。
部位あたりの投与量は、初回投与では15mL以下とし、以降の投与では患者の状態に応じて最大25mLまで増量することができる。投与速度は、初回投与では部位あたり25mL/時間以下とし、患者の状態に応じて最大35mL/時間まで徐々に増加することができる。ただし、全ての投与部位をあわせて50mL/時間を超えないこと。
本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。[「重要な基本的注意」の項参照]

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
IgA欠損症の患者[抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。]
血栓塞栓症の危険性の高い患者[人免疫グロブリン製剤を使用した患者で血栓塞栓症の報告がある。]
溶血性・失血性貧血の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
免疫不全患者・免疫抑制状態の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]

重要な基本的注意

[患者への説明]
重要な基本的注意
重要な基本的注意本剤の使用にあたっては、疾病の治療における本剤の必要性とともに、本剤の製造に際し感染症の伝播を防止するための安全対策が講じられているが、血液を原材料としていることに由来する感染症伝播のリスクを完全に排除することができないことを患者に対して説明し、理解を得るよう努めること。
本剤の原材料となる血漿については、HBs抗原、抗HCV抗体、抗HIV-1抗体及び抗HIV-2抗体が陰性であることを確認している。さらに、プールした試験血漿については、HIV、HBV、HCV及びHAVについて核酸増幅検査(NAT)を実施し、適合した血漿を本剤の製造に使用しているが、当該NATの検出限界以下のウイルスが混入している可能性が常に存在する。また、ヒトパルボウイルスB19についてもNATによるスクリーニングを実施し、適合した血漿を用いている。
その後の製造工程であるデプスフィルトレーション、pH4処理及びナノフィルトレーションは、HIV、HBV、HCV等のエンベロープを有するウイルス及びエンベロープを有しないHAV、ヒトパルボウイルスB19をはじめとする各種ウイルス除去・不活化効果が確認されているが、投与に際しては、次の点に十分に注意すること。
血漿分画製剤の現在の製造工程では、ヒトパルボウイルスB19等のウイルスを完全に不活化・除去することが困難であるため、本剤の投与によりその感染の可能性を否定できないので、投与後の経過を十分に観察すること。
現在までに本剤の投与により変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等が伝播したとの報告はない。しかしながら、製造工程において異常プリオンを低減し得るとの報告があるものの、理論的なvCJD等の伝播のリスクを完全には排除できないので、投与の際には患者への説明を十分行い、治療上の必要性を十分検討の上投与すること。
3.在宅自己注射に関連する基本的注意
在宅自己注射を行う場合、患者に投与方法及び製剤と医療機器の安全な廃棄方法の指導を行うこと。[「適用上の注意」の項参照]
自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検討し、十分な教育訓練を実施したのち、患者又は介護者が本剤投与による危険性と対処法について理解し、確実に投与できることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。適用後、本剤による副作用が疑われる場合や自己投与の継続が困難な状況となる可能性がある場合には、直ちに自己投与を中止させるなど、適切な処置を行うこと。
医療機器を再使用しないように患者に注意を促すこと。
製剤及び医療機器の安全な廃棄方法について指導を徹底すること。同時に、使用済みの製剤及び医療機器を廃棄する容器を提供することが望ましい。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
非経口用生ワクチン
 (麻疹ワクチン、おたふくかぜワクチン、風疹ワクチン、これら混合ワクチン、水痘ワクチン等)
臨床症状・措置方法
本剤の投与を受けた者は、生ワクチンの効果が得られないおそれがあるので、生ワクチンの接種は本剤投与後3カ月以上延期すること。また、生ワクチン接種後14日以内に本剤を投与した場合は、投与後3カ月以上経過した後に生ワクチンを再接種することが望ましい。
機序・危険因子
本剤の主成分は免疫抗体であるため、中和反応により生ワクチンの効果が減弱されるおそれがある。

副作用

副作用等発現状況の概要
原発性免疫不全症候群の患者を対象とした国内第III相試験において、25例中21例(84.0%)に175件の副作用が認められた。主な副作用は、注射部位の局所反応20例(80.0%)で、本剤投与584回中160件(27.4%)であった。(承認時)
重大な副作用
アナフィラキシー反応
頻度
頻度不明
重大な副作用
重大な副作用ショック、アナフィラキシー等のアナフィラキシー反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、びまん性紅斑を伴う全身潮紅、胸部不快感、頻脈、低血圧、喘鳴、喘息、呼吸困難、チアノーゼ等異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無菌性髄膜炎症候群
頻度
頻度不明
重大な副作用
重大な副作用無菌性髄膜炎(項部硬直、頭痛、発熱、羞明、悪心、嘔吐等)があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血栓塞栓症
頻度
頻度不明
重大な副作用
重大な副作用脳梗塞、心筋梗塞、肺塞栓症、深部静脈血栓症等の血栓塞栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)、胸痛、突然の呼吸困難、息切れ、下肢の疼痛・浮腫等の症状が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「慎重投与」(3)及び「高齢者への投与」(2)参照]
重大な副作用(類薬)
1.肝機能障害、黄疸
静注用人免疫グロブリン製剤で、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ-GTP、LDHの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。
2.急性腎不全
静注用人免疫グロブリン製剤で、急性腎不全があらわれるとの報告があるので、投与に先立って患者が脱水状態にないことを確認するとともに、観察を十分に行い、腎機能検査値(BUN、血清クレアチニン等)の悪化、尿量減少が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.血小板減少
静注用人免疫グロブリン製剤で、血小板減少を起こすとの報告があるので、観察を十分に行い、このような場合には、適切な処置を行うこと。
4.肺水腫
静注用人免疫グロブリン製剤で、肺水腫があらわれるとの報告があるので、呼吸困難等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
胃腸障害
頻度
*5%未満
副作用の概要
副作用の概要腹部硬直
胃腸障害
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要悪心
全身障害
頻度
*5%未満
副作用の概要
副作用の概要倦怠感、発熱、圧痛
全身障害
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要悪寒
*注射部位反応注射部位反応
頻度
5%以上
副作用の概要
副作用の概要疼痛、そう痒症、紅斑、腫脹、硬結、刺激感
*注射部位反応注射部位反応
頻度
5%未満
副作用の概要
副作用の概要不快感、出血、炎症
*注射部位反応注射部位反応
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要温感内出血発疹、潰瘍
皮膚および皮下組織障害
頻度
*5%未満
副作用の概要
副作用の概要発疹、皮膚不快感
血管障害
頻度
*5%未満
副作用の概要
副作用の概要潮紅
血管障害
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要低血圧
免疫系障害
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要過敏症
筋骨格系および結合組織障害
頻度
頻度不明§
副作用の概要
副作用の概要関節痛、背部痛
報告頻度は国内臨床試験(原発性免疫不全症患者25例)に基づく(頻度不明§§以外)
*§:頻度不明は自発報告に基づく

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
一般に高齢者では脳・心臓血管障害又はその既往歴のある患者がみられ、血栓塞栓症を起こすおそれがあるので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。本剤の投与によりヒトパルボウイルスB19の感染の可能性を否定できない。感染した場合には胎児への障害(流産、胎児水腫、胎児死亡)が起こる可能性がある。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤投与により血中の各種抗体が一時的に上昇するため、血清学的検査で偽陽性を示すことがある。また、本剤に含まれる赤血球型抗原に対する抗体(抗A、抗B及び抗D抗体)により、赤血球型同種抗体の血清学的検査(クームス試験)に干渉することがある。

適用上の注意

1.調製時
他の製剤との混注は避けること。
本剤は開封後できるだけ速やかに使用すること。また、使用後の残液は、細菌汚染のおそれがあるので再使用しないこと(本剤は細菌の増殖に好適な蛋白であり、保存剤を含有していないため)。
2.投与時
不溶物又は混濁が認められるものは使用しないこと。
本剤は腹部、大腿部、上腕部、腰部側面等に皮下投与すること。投与量に応じて複数箇所からの投与を検討し、投与部位は少なくとも5cm離すこと。なお、同時に最大4箇所からの投与が可能である。
通常、投与速度の調節可能な注射器具(シリンジポンプ等)を用いて投与すること。
3.在宅治療時
患者が家庭で本剤を保管する場合は、最終有効年月日まで凍結を避けて冷蔵庫内で保存すること。本剤は光を避けて保管すること(外箱に保存する等)。本剤は使用前に室温に戻し、室温に戻した後は、再び冷蔵庫に戻さないこと。

薬物動態

本剤を毎週反復皮下投与し、定常状態に達した後(投与開始16週、20週又は24週)、血清IgG濃度は、投与から次の投与までの1週間、安定した値を示した。
最高血中濃度の平均値は7.63g/Lで、最高血中濃度到達時間の中央値は2.56日であった。1)1)

臨床成績

1.国内臨床試験2)2)
定期的に静注用人免疫グロブリン製剤(IVIG)の治療を受けていた原発性免疫不全症候群の患者計25例(3歳以上12歳未満:7例、12歳以上16歳以下:4例、17歳以上58歳以下:14例)が本剤で24週間治療された。本剤は週1回で合計584回投与され、有効性評価期間の平均投与量は87.81mg/kg体重であった。
有効性評価期間を通して、IgGトラフ値(平均IgG濃度7.21−7.53g/L)は維持された。試験中に行われたIVIGによる治療と比較して、IgGトラフ値は本剤に切り換えた後にわずかに上昇し、IgG値の幾何平均値の比は1.09を示した。重篤な細菌感染は認められず、非重篤な感染症の発現割合は2.98回/人/年であった。感染症発現回数、入院日数、学校又は仕事を休んだ日数、抗生物質使用の年間割合は、IVIG及び本剤で同様であった。

薬効薬理

IgG機能は、Fab機能とFc機能が知られ、IgG分子のFab部分は抗体の特異性(Fab機能)を決定する。多価IgG製品が治療効果を有するためには生理学的に意味のある抗体特異性のスペクトルを持つことが必要であるが、本剤は、5つの異なる特異性を持つ抗体(抗HBs、抗ポリオウイルス1型、抗ジフテリア毒素、抗パルボウイルスB19、抗ストレプトリジンO)の存在が確認されている。
IgG分子のFc部分はエフェクター機能(Fc機能)の媒介となるが、本剤のFcエフェクター機能は他の市販されている人免疫グロブリン製剤と同等であることが確認された。従って、本剤は、広範な各種の細菌及びウイルス性因子に対して広いスペクトルのオプソニン作用及び中和作用を示し、適切なFcエフェクター機能を有することが示唆された。3)3)

有効成分に関する理化学的知見

本剤は、L-プロリンを安定剤として含有する高濃度人免疫グロブリンで、淡黄色又は淡褐色の澄明な液剤である。本剤は、50μg/mL以下のIgAを含む。
IgGサブクラスの近似分布は以下の通りである。
IgG1 62-74%
IgG2 22-34%
IgG3 2-5%
IgG4 1-3%

取扱い上の注意

本剤は特定生物由来製品に該当することから、本剤を使用した場合は、医薬品名(販売名)、その製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用年月日、使用した患者の氏名、住所等を記録し、使用日から少なくとも20年間保存すること。

包装

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL 1バイアル
ハイゼントラ20%皮下注2g/10mL 1バイアル
ハイゼントラ20%皮下注4g/20mL 1バイアル

主要文献及び文献請求先

社内資料:国内第III相試験
*Kanegane, H., al.:J. Clin. Immunol., 34(2),204,2014
Maeder, W., al.:Biologicals, 39(1),43,2011

文献請求先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。

CSLベーリング株式会社 くすり相談窓口
〒135-0062 東京都江東区東雲一丁目7番12号
0120-534-587

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売(輸入)
CSLベーリング株式会社
東京都江東区東雲一丁目7番12号

その他の説明(付属機器の取り扱い等)

献血又は非献血の区別の考え方
献血又は非献血の区別は製剤の安全性の優劣を示すものではありません。この表示区別は、下記の手順に従って決められています。

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6343439A3027 ハイゼントラ20%皮下注4g/20mL pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) 4g20mL1瓶 33575
6343439A2020 ハイゼントラ20%皮下注2g/10mL pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) 2g10mL1瓶 17790
6343439A1024 ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL pH4処理酸性人免疫グロブリン(皮下注射) 1g5mL1瓶 9426

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