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薬剤師ネクスト経営塾

ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」

作成又は改訂年月

** 2014年1月改訂 (第4版)
* 2013年4月改訂

日本標準商品分類番号

873969

薬効分類名

インスリン抵抗性改善剤
―2型糖尿病治療剤―

承認等

販売名

ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」

販売名コード

3969007F3159

承認・許可番号

承認番号
22400AMX00306
商標名
Pioglitazone Tab.15mg“TEVA”

薬価基準収載年月

2012年6月

販売開始年月

2012年6月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存(開封後は湿気を避けて保存すること)
使用期限
3年(外箱に表示)

規制区分

処方せん医薬品
注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

有効成分
日局 ピオグリタゾン塩酸塩
含量
1錠中 16.53mg
(ピオグリタゾンとして15mg)
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、カルメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、スクラロース、香料、黄色三二酸化鉄

性状

帯黄白色の割線入り口腔内崩壊錠
外形

直径
6.5mm
厚み
2.4mm
質量
約100mg
識別コード
KT PGD15

販売名

ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」

販売名コード

3969007F4155

承認・許可番号

承認番号
22400AMX00308
商標名
Pioglitazone Tab.30mg“TEVA”

薬価基準収載年月

2012年6月

販売開始年月

2012年6月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存(開封後は湿気を避けて保存すること)
使用期限
3年(外箱に表示)

規制区分

処方せん医薬品
注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

有効成分
日局 ピオグリタゾン塩酸塩
含量
1錠中 33.06mg
(ピオグリタゾンとして30mg)
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、カルメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、スクラロース、香料、黄色三二酸化鉄

性状

帯黄白色の割線入り口腔内崩壊錠
外形

直径
8.0mm
厚み
3.2mm
質量
約200mg
識別コード
KT PGD30

一般的名称

ピオグリタゾン塩酸塩口腔内崩壊錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

効能又は効果

用法及び用量

1.食事療法、運動療法のみの場合及び食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤又はα-グルコシダーゼ阻害剤若しくはビグアナイド系薬剤を使用する場合
通常、成人にはピオグリタゾンとして15〜30mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、45mgを上限とする。
2.食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用する場合
通常、成人にはピオグリタゾンとして15mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、30mgを上限とする。

用法及び用量に関連する使用上の注意

浮腫が比較的女性に多く報告されているので、女性に投与する場合は、浮腫の発現に留意し、1日1回15mgから投与を開始することが望ましい
1日1回30mgから45mgに増量した後に浮腫が発現した例が多くみられているので、45mgに増量する場合には、浮腫の発現に留意すること
インスリンとの併用時においては、浮腫が多く報告されていることから、1日1回15mgから投与を開始すること。本剤を増量する場合は浮腫及び心不全の症状・徴候を十分に観察しながら慎重に行うこと。ただし、1日量として30mgを超えないこと。
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、1日1回15mgから投与を開始することが望ましい

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
次に掲げる患者又は状態
心不全発症のおそれのある心筋梗塞、狭心症、心筋症、高血圧性心疾患等の心疾患のある患者〔循環血漿量の増加により心不全を発症させるおそれがある。〕(「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項参照)
肝又は腎機能障害(「禁忌」の項参照)
脳下垂体機能不全又は副腎機能不全〔低血糖を起こすおそれがある。〕
栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態〔低血糖を起こすおそれがある。〕
激しい筋肉運動〔低血糖を起こすおそれがある。〕
過度のアルコール摂取者〔低血糖を起こすおそれがある。〕
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
他の糖尿病用薬を投与中の患者(「相互作用」、「重大な副作用」の項参照)

重要な基本的注意

循環血漿量の増加によると考えられる浮腫が短期間に発現し、また心不全が増悪あるいは発症することがあるので、下記の点に留意すること。(「禁忌」、「慎重投与」の項参照)
心不全の患者及び心不全の既往歴のある患者には投与しないこと。
投与中は観察を十分に行い、浮腫、急激な体重増加、心不全症状等がみられた場合には投与中止、ループ利尿剤(フロセミド等)の投与等適切な処置を行うこと。
服用中の浮腫、急激な体重増加、症状の変化に注意し、異常がみられた場合には直ちに本剤の服用を中止し、受診するよう患者を指導すること。
心電図異常や心胸比増大があらわれることがあるので、定期的に心電図検査を行うなど十分に観察し、異常が認められた場合には投与を一時中止するかあるいは減量するなど慎重に投与すること。(「その他の副作用」の項参照)
本剤は他の糖尿病用薬と併用した場合に低血糖症状を起こすことがあるので、これらの薬剤との併用時には患者に対し低血糖症状及びその対処方法について十分説明し、注意を喚起すること。(「相互作用」、「重大な副作用」の項参照)
海外で実施した糖尿病患者を対象とした疫学研究において、本剤を投与された患者で膀胱癌の発生リスクが増加するおそれがあり、また、投与期間が長くなるとリスクが増える傾向が認められているので、以下の点に注意すること。(「その他の注意」の項参照)
膀胱癌治療中の患者には投与を避けること。また、特に、膀胱癌の既往を有する患者には本剤の有効性及び危険性を十分に勘案した上で、投与の可否を慎重に判断すること。
投与開始に先立ち、患者又はその家族に膀胱癌発症のリスクを十分に説明してから投与すること。また、投与中に血尿、頻尿、排尿痛等の症状が認められた場合には、直ちに受診するよう患者に指導すること。
投与中は、定期的に尿検査等を実施し、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。また、投与終了後も継続して、十分な観察を行うこと。
本剤の適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。
本剤を使用する場合は、インスリン抵抗性が推定される患者に限定すること。インスリン抵抗性の目安は肥満度(Body Index="BMI" kg/m22)で24以上あるいはインスリン分泌状態が空腹時血中インスリン値で5μU/mL以上とする。
投与する場合には、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、速やかに他の治療薬への切り替えを行うこと。
投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また、患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、投与量、薬剤の選択等に注意すること。
急激な血糖下降に伴い、糖尿病性網膜症が悪化する例があることが知られており、本剤においても報告例があるので留意すること。
**低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。
α-グルコシダーゼ阻害剤と本剤1日45mgの併用における安全性は確立していない(使用経験はほとんどない)。
α-グルコシダーゼ阻害剤、スルホニルウレア系薬剤及び本剤の3剤を併用投与する場合の安全性は確立していない(他社が実施した臨床試験成績より、副作用発現率が高くなる傾向が認められている)。
ビグアナイド系薬剤と本剤1日45mgの併用における安全性は確立していない(使用経験はほとんどない)。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
*糖尿病用薬
   スルホニルウレア系薬剤
     グリメピリド
     グリベンクラミド
    グリクラジド
     トルブタミド 等
   ビグアナイド系薬剤
     メトホルミン塩酸塩
    ブホルミン塩酸塩
   速効型インスリン分泌促進薬
     ナテグリニド
     ミチグリニドカルシウム水和物 等
   α-グルコシダーゼ阻害剤
     ボグリボース
     アカルボース
     ミグリトール
   DPP-4阻害剤
     アログリプチン安息香酸塩
     シタグリプチンリン酸塩水和物
     ビルダグリプチン
     リナグリプチン 等
   GLP-1アナログ製剤
     リラグルチド
     エキセナチド
   インスリン製剤
臨床症状・措置方法・機序等
・上記の糖尿病用薬と併用した際に低血糖症状を発現するおそれがあるので、上記薬剤との併用時には、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
・α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはショ糖ではなくブドウ糖を投与すること。
薬剤名等
糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強又は減弱する薬剤を併用している場合
○糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤
   β-遮断剤
   サリチル酸剤
   モノアミン酸化酵素阻害剤
   フィブラート系の高脂血症治療剤
   ワルファリン 等
○糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤
   アドレナリン
   副腎皮質ホルモン
   甲状腺ホルモン 等
臨床症状・措置方法・機序等
上記の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わることによる影響に十分注意すること。
薬剤名等
リファンピシン等のCYP2C8を誘導する薬剤
臨床症状・措置方法・機序等
リファンピシンと併用するとピオグリタゾンのAUCが54%低下するとの報告があるので、リファンピシンと併用する場合は血糖管理状況を十分に観察し、必要な場合には本剤を増量すること。

副作用

副作用等発現状況の概要
重大な副作用
心不全が増悪あるいは発症することがあるので、投与中は観察を十分に行い、浮腫、急激な体重増加、心不全症状・徴候(息切れ、動悸、心胸比増大、胸水等)がみられた場合には投与を中止し、ループ利尿剤等を投与するなど適切な処置を行うこと。特に心不全発症のおそれのある心疾患の患者に投与する際やインスリンと併用する際には、心不全の徴候に注意すること。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」の項参照)
循環血漿量の増加によると考えられる浮腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、浮腫が認められた場合には、減量あるいは中止するなど適切な処置を行うこと。これらの処置によっても症状が改善しない場合には、必要に応じてループ利尿剤(フロセミド等)の投与等を考慮すること。なお、女性やインスリン併用時、糖尿病性合併症発症例において浮腫の発現が多くみられており、本剤を1日1回30mgから45mgに増量した後に浮腫が発現した例も多くみられている。これらの症例にあっては浮腫の発現に特に留意すること。(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、基礎に肝機能障害を有するなど必要な場合には定期的に肝機能検査を実施し、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
他の糖尿病用薬との併用で、低血糖症状があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合、本剤あるいは併用している糖尿病用薬を一時的に中止するかあるいは減量するなど慎重に投与すること。また、本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与するが、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。なお、低血糖症状はインスリン併用時に多くみられている
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
胃潰瘍が再燃した例が報告されている。
その他の副作用
血液注1)注1)循環器
血圧上昇、心胸比増大注2)、心電図異常注2)、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅
過敏症注3)注3)
発疹、湿疹、そう
消化器肝臓精神神経系
めまい、ふらつき、頭痛、眠気、けん怠感、脱力感、しびれ
*その他
LDH及びCK(CPK)の上昇注4)、BUN及びカリウムの上昇、総蛋白及びカルシウムの低下、体重及び尿蛋白の増加、息切れ、関節痛、ふるえ、急激な血糖下降に伴う糖尿病性網膜症の悪化、骨折注5)、糖尿病性黄斑浮腫の発症又は増悪注6)

高齢者への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

小児等への投与

適用上の注意

薬剤交付時服用時

*その他の注意

海外で実施した糖尿病患者を対象とした疫学研究の中間解析において、全体解析では膀胱癌の発生リスクに有意差は認められなかったが(ハザード比1.2[95%信頼区間0.9−1.5])、層別解析で本剤の投与期間が2年以上で膀胱癌の発生リスクが有意に増加した(ハザード比1.4[95%信頼区間1.03−2.0])。
また、別の疫学研究において、本剤を投与された患者で膀胱癌の発生リスクが有意に増加し(ハザード比1.22[95%信頼区間1.05−1.43])、投与期間が1年以上で膀胱癌の発生リスクが有意に増加した(ハザード比1.34[95%信頼区間1.02−1.75])。

薬物動態

1.生物学的同等性試験1)1)
2.○ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」
ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」と標準製剤をクロスオーバー法により、それぞれ1錠(ピオグリタゾンとして30mg)を健康成人男子に空腹時単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。

(2)<水なしで服用>

(3)<水で服用>

血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
3.○ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」
ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」(平成18年11月24日付 薬食審査発第1124004号)に基づき、ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。

薬効薬理

ピオグリタゾン塩酸塩は、2型糖尿病(インスリン非依存性糖尿病)の治療薬であり、チアゾリジン系薬剤に属す。
インスリン抵抗性を軽減することにより、肝における糖産生を抑制し、末梢組織における糖の取り込みと利用を高め血糖を低下させる。インスリン抵抗性の主因である細胞内インスリン情報伝達機構を正常化するものと推測されている2)

有効成分に関する理化学的知見

一般名
ピオグリタゾン塩酸塩、Pioglitazone Hydrochloride(JAN)

[別名]塩酸ピオグリタゾン
化学名
(5RS)-5-{4-[2-(5-Ethylpyridin-2-yl)ethoxy]benzyl}thiazolidine-2,4-dione monohydrochloride
分子式
C19H20N2O3S・HCl
分子量構造式

性状
白色の結晶又は結晶性の粉末である。
N,N-ジメチルホルムアミド又はメタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
0.1mol/L塩酸試液に溶ける。
N,N-ジメチルホルムアミド溶液(1→20)は旋光性を示さない。

取扱い上の注意

安定性試験3)3)

包装

ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」:100錠(PTP10錠×10)
ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」:100錠(PTP10錠×10)

主要文献及び文献請求先

大正薬品工業(株):社内資料(生物学的同等性試験)
第十六改正日本薬局方解説書,廣川書店 2011;C-3591
大正薬品工業(株):社内資料(安定性試験)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先 主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。
問い合わせ先 テバ製薬株式会社 DIセンター
〒453-0801 名古屋市中村区太閤一丁目24番11号
TEL 0120-923-093
FAX 052-459-2853

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

販売元
テバ製薬株式会社
名古屋市中村区太閤一丁目24番11号
製造販売元
大正薬品工業株式会社
滋賀県甲賀市甲賀町大原市場3番地

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3969007F3159 ピオグリタゾンOD錠15mg「テバ」 ピオグリタゾン塩酸塩 15mg1錠 28.9
3969007F4155 ピオグリタゾンOD錠30mg「テバ」 ピオグリタゾン塩酸塩 30mg1錠 52.4

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