マイページ

薬剤師ネクスト経営塾

ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」

作成又は改訂年月

** 2017年11月改訂 (第10版)
* 2017年7月改訂

日本標準商品分類番号

871319

薬効分類名

プロスタグランジンF誘導体
緑内障・高眼圧症治療剤

承認等

販売名

ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」

販売名コード

1319739Q1240

承認・許可番号

承認番号
22200AMX00027
商標名
LATANOPROST 0.005%「WAKAMOTO」

薬価基準収載年月

2010年5月

販売開始年月

2010年5月

貯法・使用期限等

貯法   
遮光、2〜8℃保存
使用期間
3年
使用期限
外箱、容器に記載あり

規制区分

処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・含量(1mL中)
ラタノプロスト50μgを含有する。
添加物
リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、塩化ナトリウム、ベンザルコニウム塩化物、エデト酸ナトリウム水和物を含有する。

性状

剤形   
点眼剤
pH   
6.5〜6.9
浸透圧比
0.9〜1.0(生理食塩液に対する比)
性状   
無色澄明の無菌製剤

一般的名称

ラタノプロスト

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

用法及び用量

1回1滴、1日1回点眼する。

用法及び用量に関連する使用上の注意

頻回投与により眼圧下降作用が減弱する可能性があるので、1日1回を超えて投与しないこと。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の患者[嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下を起こすとの報告がある。]
気管支喘息又はその既往歴のある患者[喘息発作を悪化又は誘発するおそれがある(「その他の注意」の項参照)。]
眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある患者[眼圧上昇がみられたことがある。]
ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある患者[角膜ヘルペスがみられたことがある。]
妊婦、産婦、授乳婦等[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]

重要な基本的注意

本剤の投与により、虹彩色素沈着(メラニンの増加)があらわれることがある。投与に際しては虹彩色素沈着及び色調変化について患者に十分説明しておくこと。この色素沈着は投与により徐々に増加し、投与中止により停止するが、投与中止後消失しないことが報告されている。また、虹彩色素沈着による色調変化があらわれる可能性があり、特に片眼治療の場合、左右眼で虹彩の色調に差が生じる可能性がある。褐色を基調とする虹彩の患者において、虹彩色素沈着が多く報告されているが、虹彩の変色が軽度であり、臨床所見によって発見されないことが多い。[「重大な副作用」の項参照]
本剤投与中に角膜上皮障害(点状表層角膜炎、糸状角膜炎、角膜びらん)があらわれることがあるので、しみる、そう痒感、眼痛等の自覚症状が持続する場合には、直ちに受診するよう患者に十分指導すること。
本剤を閉塞隅角緑内障患者に投与する場合は、使用経験が少ないことから慎重に投与することが望ましい。
本剤の点眼後、一時的に霧視があらわれることがあるため、症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないよう注意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
プロスタグランジン系点眼薬(イソプロピルウノプロストン、ビマトプロスト等)
臨床症状・措置方法
眼圧上昇がみられたとの報告がある1、2)1、2)。
機序・危険因子
機序不明

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。(再審査対象外)
重大な副作用
虹彩色素沈着(頻度不明)があらわれることがあるので、患者を定期的に診察し、虹彩色素沈着があらわれた場合には臨床状態に応じて投与を中止すること。[「重要な基本的注意」の項参照]
その他の副作用
**眼:結膜   
結膜充血、結膜炎、眼脂、結膜濾胞、偽眼類天疱瘡
**眼:ぶどう膜
ぶどう膜炎、虹彩炎、虹彩嚢腫
眼:角膜   眼:眼瞼   眼:その他**循環器
動悸、狭心症
その他

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること。[動物実験(ラット:静脈内投与)で乳汁中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない(低出生体重児、新生児又は乳児には使用経験がない。幼児又は小児には使用経験が少ない)。

適用上の注意

1.投与経路
点眼用にのみ使用すること。
2.薬剤交付時
次のことを患者へ指導すること。
原則として結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼と共に涙嚢部を圧迫すること。
点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
点眼のとき、液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取ること。
他の点眼剤を併用する場合には、5分間以上の間隔をあけて点眼すること。
ベンザルコニウム塩化物によりコンタクトレンズを変色させることがあるので、コンタクトレンズを装用している場合は、点眼前にレンズを外し、15分以上経過後に再装用すること。
必ず添付の投薬袋に入れて保存すること。

その他の注意

外国において、眼局所有害事象として、網膜動脈閉塞、網膜剥離、糖尿病性網膜症に伴う硝子体出血、全身有害事象として、上気道感染症、感冒、インフルエンザ、筋肉痛、関節痛、腰痛、胸痛、狭心症、皮疹、アレルギー性皮膚反応があらわれたとの報告がある。
ラタノプロストをサルに静脈内投与(2μg/kg)すると一過性の気道抵抗の増加が起こった。しかし、臨床用量(1.5μg/眼)の7倍量のラタノプロストを中等度の気管支喘息患者11例に点眼した場合、肺機能に影響はなかったとの報告がある。

薬効薬理

1.眼圧下降作用
健康成人男子に、本剤を1回1滴右眼の結膜嚢内に点眼した結果、眼圧は低下し、眼圧値は点眼後12〜14時間に最低値を示した3)3)。
2.生物学的同等性試験
本剤と標準製剤を健康成人男子に1回1滴右眼の結膜嚢内に点眼し、2群(クロスオーバー法)の眼圧値を測定した。投与前後における眼圧最大変化値及び眼圧変化値−時間曲線下面積(ΔAUC0-24hr0-24hr)を同等性の指標とし、得られた値の平均値の差を90%信頼区間法にて解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された3)3)。(薬効薬理の表参照)
眼圧最大変化値並びにΔAUCのパラメータは、被験者の選択、眼圧の測定回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬効薬理の表

 眼圧最大変化値(mmHg)ΔAUC0-24hr
ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」3.73±1.2756.36±27.87
標準製剤(点眼剤、0.005%)3.91±1.1452.09±22.44
(Mean±S.D.,n=11)

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
ラタノプロスト(Latanoprost)(JAN)
2.化学名
(+)-Isopropyl(Z)-7-[(1R,2R,3R,5S)-3,5-dihydroxy-2-[(3R)-3-hydroxy-5-phenylpentyl]cyclopentyl]-5-heptenoate
3.構造式
4.分子式
C2626H4040O55
5.分子量
432.59
6.性状   
本品は無色〜微黄色の粘稠性の液である。
本品はアセトニトリルに極めて溶けやすく、メタノール、エタノール(99.5)又は酢酸エチルに溶けやすく、ヘキサンに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。本品はジエチレングリコールに混和する。

取扱い上の注意

1.安定性試験
加速試験(25±1℃、相対湿度75±5%、遮光、6ヵ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された4)4)。

包装

ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」:2.5mL×5本、2.5mL×10本

主要文献及び文献請求先

Stewart, W. C. al.:Am 131(3):339, 2001
Herndon, L. W. al.:Arch 120(6):847, 2002
上家英之 他(わかもと製薬):ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」の研究報告〔生物学的同等性試験〕(社内資料)
武内正史 他(わかもと製薬):ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」の研究報告〔安定性試験〕(社内資料)

文献請求先

問い合わせ先 *主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
わかもと製薬株式会社 メディカルインフォメーション
〒103-8330 東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号
TEL 03-3279-0379
FAX 03-3279-1272

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
わかもと製薬株式会社
東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
1319739Q1240 ラタノプロスト点眼液0.005%「わかもと」 ラタノプロスト 0.005%1mL 409.9

Related Attachments

Title
PDFファイル ブラウザで表示
インタビューフォーム ブラウザで表示
890016_1319739Q1240_1_11.sgm ブラウザで表示
890016_1319739Q1240_1_11_fig01.gif ブラウザで表示
890016_1319739Q1240_1_11_fig02.gif ブラウザで表示