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薬剤師ネクスト経営塾

ライボミンS注射液

作成又は改訂年月

**2011年11月改訂(第5版 医薬品の一般的名称の変更)
*2006年6月改訂

日本標準商品分類番号

873179

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1985年7月

薬効分類名

補酵素型ビタミンB・B製剤

承認等

販売名

ライボミンS注射液

販売名コード

3179502A1087

承認・許可番号

承認番号
14000AZZ06489
商標名
Ribomin-S inj.

薬価基準収載年月

1967年7月

販売開始年月

1966年3月

貯法・使用期限等

*貯法
使用期限等遮光、冷所保存
使用期限
使用期限等外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)

規制区分

処方せん医薬品
説明事項注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

**有効成分(含量(1管1mL中))
組成日本薬局方・フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムをフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)として 5mg
ピリドキサールリン酸エステル水和物 10mg
添加物
組成乾燥亜硫酸ナトリウム 5mg
ブドウ糖 15mg
ベンジルアルコール 10mg
水酸化ナトリウム 適量

性状

*性状
性状黄色澄明な水性注射液(淡褐色透明アンプル使用)
*pH
性状5.0〜7.0
浸透圧比
性状約1(生理食塩液に対する比)

効能又は効果/用法及び用量

用法及び用量

通常成人1回1〜2mLを1日1〜2回、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

(次の患者には慎重に投与すること)

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
レボドパ
臨床症状・措置方法
レボドパの作用を減弱することがある。
機序・危険因子
ビタミンB66がレボドパの末梢での脱炭酸化を促進する。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
過敏症
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用発疹があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

臨床検査結果に及ぼす影響

臨床検査結果に及ぼす影響
臨床検査結果に及ぼす影響尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある(ビタミンB2による)。

適用上の注意

1.静脈内注射時
静脈内注射の場合は、注射速度が速すぎると一過性の胸部不快感を訴えることがあるので、できるだけゆっくり注射すること。ゆっくり注射しても胸部不快感を訴える場合は、輸液等で希釈し点滴するか、又は皮下・筋肉内投与に切替えるなど適切な処置を行うこと。
(1)<静脈内投与時の胸部不快感について>
本剤の有効成分の1つであるFADの静脈内投与により胸部不快感が出現した3例を含む健常人8例に対し、FADとして20mgを5%ブドウ糖液500mLに希釈して、2時間かけて点滴静注した結果、胸部不快感が出現した例はみられなかった。1)1)
しかし、健常人にFADとして10mgを1〜2秒間で静脈内投与あるいはFADとして30mgを20%ブドウ糖液20mLに希釈して約30秒かけて静脈内投与したところ、延べ17例中6例にFAD投与開始後20〜30秒で胸部不快感が出現し、投与開始後90〜120秒で消失した。2)2)また、FADとして20mgを20%ブドウ糖液20mLに希釈し、2分間かけて静脈内投与した試験においても一過性の胸部不快感出現例が認められた。1)1)
したがって、静脈内投与時の胸部不快感を防止するためには点滴静注法が望ましい。
2.筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位をかえて行うこと。
なお、乳児・幼児・小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
3.アンプルカット時
本剤はアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないワンポイントカットアンプルを使用しているので、ヤスリを用いずアンプル頭部のマークの反対方向に折り取ること。
なお、アンプルカット時にはカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。

臨床成績

臨床成績
臨床成績ビタミンB2及びビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される湿疹・皮膚炎群、口内炎等に対して本剤の有用性が認められている。3〜6)

薬効薬理

生体内に取り込まれたリボフラビンやピリドキシンは、高エネルギーリン酸化合物であるATPによりそれぞれ補酵素型であるFAD及びピリドキサールリン酸エステルに合成されて、初めて生理作用を発揮する。
FADやピリドキサールリン酸エステルはそれぞれ酸化還元系並びにアミノ酸代謝系の補酵素として生体内代謝に重要な役割を果している。
ビタミンB22欠乏ラットを用いて皮膚の脂質代謝に対するFADとピリドキサールリン酸エステルの効果を検討した。その結果、ビタミンB22欠乏による表皮脂肪酸組成異常への回復効果は、FADあるいはピリドキサールリン酸エステル単独よりもそれらの併用投与の方がより有効であった。7)7)

有効成分に関する理化学的知見

1.フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
(1)一般名
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム(Flavin Sodium)
(2)*化学名
Disodium 5'-[(2R,3S,4S)-5- (7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
(3)分子式
C27H31N9Na2O15P227H31N9Na2O15P2
(4)分子量
829.51
(5)構造式
(6)性状
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムは吸湿性であり、光によって分解する。
2.**ピリドキサールリン酸エステル水和物
(1)**一般名
ピリドキサールリン酸エステル水和物(Pyridoxal Hydrate
(2)化学名
3-Hydroxy-2-methyl-5-[(phosphonooxy)methyl]-4-pyridinecarboxaldehyde monohydrate
(3)分子式
C8H10NO6P8H10NO6P・H2O2O
(4)分子量
265.16
(5)構造式
(6)**性状
ピリドキサールリン酸エステル水和物は微黄白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、においはない。水に溶けにくく、エタノール(95)、アセトン、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。また、希塩酸、希硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。ピリドキサールリン酸エステル水和物は光によって変化する。

包装

ライボミンS注射液(1mL) 50管

主要文献及び文献請求先

岸田正昭ほか:心臓,11,909(1979)
岸田正昭ほか:心臓,8,1433(1976)
児浦純義ほか:薬理と治療,4,2438(1976)
池谷敏彦ほか:現代の診療,18,1111(1976)
前川彦右ヱ門ほか:薬理と治療,4,2429(1976)
黒井満ほか:基礎と臨床,10,2588(1976)
武田克之ほか:ビタミン,54,545(1980)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先トーアエイヨー株式会社 信頼性保証部
〒330-0834 さいたま市大宮区天沼町2−300
(048)648-1070

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
トーアエイヨー株式会社
福島県福島市飯坂町湯野字田中1番地
販売
アステラス製薬株式会社
東京都板橋区蓮根3丁目17番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3179502A1087 ライボミンS注射液 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム・ピリドキサールリン酸エステル水和物 1mL1管 62

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