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薬剤師ネクスト経営塾

リンデロン注2mg(0.4%)

作成又は改訂年月

**2015年3月改訂(第13版,使用上の注意の項の自主改訂)
*2014年11月改訂

日本標準商品分類番号

872454

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1990年12月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2009年11月

薬効分類名

合成副腎皮質ホルモン剤

承認等

販売名

リンデロン注2mg(0.4%)

販売名コード

2454404A1064

承認・許可番号

承認番号
21700AMZ00532
欧文商標名
Rinderon

薬価基準収載年月

2005年6月

販売開始年月

1964年9月

貯法・使用期限等

貯 法
貯法・使用期限等 遮光・2〜8℃で保存
使用期限
貯法・使用期限等 外箱等に表示(使用期間3年)

規制区分

処方箋医薬品注1)
規制区分 注1) 注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・含量
組成1管(0.5mL)中
ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム2.65mg
(ベタメタゾンとして2mgに相当)
添加物
組成D-ソルビトール 15mg
乾燥亜硫酸ナトリウム 0.5mg
リン酸水素ナトリウム水和物,リン酸二水素ナトリウム,注射用水

性状

性状・剤形
性状無色澄明の液である。(注射剤)
pH
性状7.0〜8.0
浸透圧比〔生理食塩液に対する比〕
性状約1

販売名

リンデロン注4mg(0.4%)

販売名コード

2454404A2060

承認・許可番号

承認番号
21700AMZ00533
欧文商標名
Rinderon

薬価基準収載年月

2005年6月

販売開始年月

1964年9月

貯法・使用期限等

貯 法
貯法・使用期限等 遮光・2〜8℃で保存
使用期限
貯法・使用期限等 外箱等に表示(使用期間3年)

規制区分

処方箋医薬品注1)
規制区分 注1) 注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・含量
組成1管(1mL)中
ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム5.3mg
(ベタメタゾンとして4mgに相当)
添加物
組成D-ソルビトール 30mg
乾燥亜硫酸ナトリウム 1mg
リン酸水素ナトリウム水和物,リン酸二水素ナトリウム,注射用水

性状

性状・剤形
性状無色澄明の液である。(注射剤)
pH
性状7.0〜8.0
浸透圧比〔生理食塩液に対する比〕
性状約1

一般的名称

ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内又は腱周囲[免疫機能抑制作用により,感染症が増悪することがある。]
3.動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪することがある。]

原則禁忌

1.有効な抗菌剤の存在しない感染症,全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により,症状が増悪することがある。]
2.消化性潰瘍の患者[肉芽組織増殖抑制作用により,潰瘍治癒(組織修復)が障害されることがある。]
3.精神病の患者[大脳辺縁系の神経伝達物質に影響を与え,症状が増悪することがある。]
4.結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により,症状が増悪することがある。]
5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により,症状が増悪することがある。]
6.後嚢白内障の患者[症状が増悪することがある。]
7.緑内障の患者[眼圧の亢進により,緑内障が増悪することがある。]
8.高血圧症の患者[電解質代謝作用により,高血圧症が増悪することがある。]
9.電解質異常のある患者[電解質代謝作用により,電解質異常が増悪することがある。]
10.血栓症の患者[血液凝固促進作用により,症状が増悪することがある。]
11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒(組織修復)が障害されることがある。]
12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある。]
13.ウイルス性結膜・角膜疾患,結核性眼疾患,真菌性眼疾患及び急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与[免疫機能抑制作用により,症状が増悪することがある。]

効能・効果

母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制に用いる場合,高次医療施設での周産期管理が可能な状況において投与すること。

用法・用量

用法・用量
用法・用量(静脈内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回2〜8mgを3〜6時間ごとに静脈内注射する。
用法・用量
用法・用量(点滴静脈内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回2〜10mgを1日1〜2回点滴静脈内注射する。
用法・用量
用法・用量(筋肉内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回2〜8mgを3〜6時間ごとに筋肉内注射する。
用法・用量
用法・用量母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制に用いる場合,早産が予期される妊娠34週までの妊婦に対し,ベタメタゾンとして1回12mgを24時間ごとに計2回,筋肉内注射する。
用法・用量
用法・用量(関節腔内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
用法・用量
用法・用量(軟組織内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
用法・用量
用法・用量(腱鞘内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
用法・用量
用法・用量(滑液嚢内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。
用法・用量
用法・用量(脊髄腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを週1〜3回脊髄腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(胸腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを週1〜3回胸腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(卵管腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.4〜1mgを卵管腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(注腸)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.4〜6mgを直腸内注入する。
用法・用量
用法・用量(結膜下注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.4〜2mgを結膜下注射する。その際の液量は0.2〜0.5mLとする。
用法・用量
用法・用量(球後注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.8〜4mgを球後注射する。その際の液量は0.5〜1.0mLとする。
用法・用量
用法・用量(点眼)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.25〜1mg/mL溶液1〜2滴を1日3〜8回点眼する。
用法・用量
用法・用量(ネブライザー)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回ネブライザーで投与する。
用法・用量
用法・用量(鼻腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回鼻腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(副鼻腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回副鼻腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(鼻甲介内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを鼻甲介内注射する。
用法・用量
用法・用量(鼻茸内注射)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜5mgを鼻茸内注射する。
用法・用量
用法・用量(喉頭・気管注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回喉頭あるいは気管注入する。
用法・用量
用法・用量(中耳腔内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回中耳腔内注入する。
用法・用量
用法・用量(耳管内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.1〜2mgを1日1〜3回耳管内注入する。
用法・用量
用法・用量(食道注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回1〜2mgを食道注入する。
用法・用量
用法・用量(唾液腺管内注入)
用法・用量
用法・用量通常,成人にはベタメタゾンとして1回0.5〜1mgを唾液腺管内注入する。
用法・用量
用法・用量 
用法・用量
用法・用量なお,上記用量は年齢,症状により適宜増減する。(母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制を除く)

用法・用量に関連する使用上の注意

母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制に用いる場合,本剤投与から出産までの最適期間は投与開始後24時間以上7日間以内である。また,それ以降に本剤を繰り返し投与した際の有効性と安全性は確立されていないので,児の娩出時期を考慮して投与時期を決定すること。

**,*使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.感染症の患者[免疫機能抑制作用により,感染症が増悪するおそれがある。]
2.糖尿病の患者[糖新生作用等により血糖が上昇し,糖尿病が増悪するおそれがある。]
3.骨粗鬆症の患者[蛋白異化作用等により,骨粗鬆症が増悪するおそれがある。]
4.腎不全の患者[薬物の排泄が遅延するため,体内蓄積による副作用があらわれるおそれがある。]
5.甲状腺機能低下のある患者[血中半減期が延長するとの報告があり,副作用があらわれるおそれがある。]
6.肝硬変の患者[代謝酵素活性の低下等により,副作用があらわれやすい。]
7.脂肪肝の患者[脂肪分解・再分布作用により,肝臓への脂肪沈着が増大し,脂肪肝が増悪するおそれがある。]
8.脂肪塞栓症の患者[大量投与により脂肪塞栓症が起こるとの報告があり,症状が増悪するおそれがある。]
9.重症筋無力症の患者[使用当初,一時症状が増悪するおそれがある。]
10.高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

1.本剤の投与により,誘発感染症,続発性副腎皮質機能不全,消化管潰瘍,糖尿病,精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので,本剤の投与にあたっては次の注意が必要である。
(1)投与に際しては,特に適応,症状を考慮し,他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には,本剤を投与しないこと。また,局所的投与で十分な場合には,局所療法を行うこと。
(2)投与中は副作用の発現に対し,常に十分な配慮と観察を行い,また,患者をストレスから避けるようにし,事故,手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
(3)特に,本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると,致命的な経過をたどることがあるので,次の注意が必要である。
(1)本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
(2)水痘又は麻疹の既往のない患者においては,水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には,直ちに受診するよう指導し,適切な処置を講ずること。
(3)水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても,本剤投与中は,水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
(4)連用後,投与を急に中止すると,ときに発熱,頭痛,食欲不振,脱力感,筋肉痛,関節痛,ショック等の離脱症状があらわれることがあるので,投与を中止する場合には,徐々に減量するなど慎重に行うこと。離脱症状があらわれた場合には,直ちに再投与又は増量すること。
(5)眼科用に用いる場合には原則として,2週間以上の長期投与は避けること。
2.副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において,B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど,B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には,本剤の減量を考慮し,抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお,投与開始前にHBs抗原陰性の患者において,B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
3.本剤の長期あるいは大量投与中の患者,又は投与中止後6ヵ月以内の患者では,免疫機能が低下していることがあり,生ワクチンの接種により,ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので,これらの患者には生ワクチンを接種しないこと。
4.本剤の投与により,気管支喘息患者の喘息発作を増悪させることがあるので,薬物,食物,添加物等に過敏な喘息患者には特に注意が必要である。
5.強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は,副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告がある。本剤を強皮症患者に投与する場合は,血圧及び腎機能を慎重にモニターし,強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意すること。また,異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
バルビツール酸誘導体
 フェノバルビタール
フェニトイン
リファンピシン
臨床症状・措置方法
本剤の作用が減弱することが報告されているので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
バルビツール酸誘導体,フェニトイン,リファンピシンはCYPを誘導し,本剤の代謝が促進される。
薬剤名等
サリチル酸誘導体
 アスピリン,アスピリンダイアルミネート,サザピリン等
臨床症状・措置方法
併用時に本剤を減量すると,サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し,血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する。
薬剤名等
抗凝血剤
 ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
本剤は血液凝固促進作用がある。
薬剤名等
経口糖尿病用剤
 ブホルミン塩酸塩,クロルプロパミド,アセトヘキサミド等
インスリン製剤
臨床症状・措置方法
経口糖尿病用剤,インスリン製剤の効果を減弱させることが報告されているので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
本剤は肝臓での糖新生を促進し,末梢組織での糖利用を抑制する。
薬剤名等
利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く)
 フロセミド,アセタゾラミド,トリクロルメチアジド等
臨床症状・措置方法
低カリウム血症があらわれることがあるので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。
薬剤名等
シクロスポリン
臨床症状・措置方法
他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与で,シクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤はシクロスポリンの代謝を抑制する。
薬剤名等
エリスロマイシン
臨床症状・措置方法
本剤の作用が増強されるとの報告があるので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
本剤の代謝が抑制される。
薬剤名等
非脱分極性筋弛緩剤
 パンクロニウム臭化物,ベクロニウム臭化物
臨床症状・措置方法
筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので,併用する場合には用量に注意すること。
機序・危険因子
機序は不明
薬剤名等
リトドリン塩酸塩
臨床症状・措置方法
併用により肺水腫があらわれることがある。
機序・危険因子
体内の水分貯留傾向が促進される。

副作用

副作用等発現状況の概要
再評価結果(母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制を除く)における安全性評価対象例3324例中,副作用は346例(10.41%)に認められた。主なものは,静脈内及び筋肉内注射では,副腎皮質機能低下が18件,17-OHCS低下が14件等であった。静脈内及び筋肉内以外の投与では,眼圧上昇が210件,満月様顔貌が23件等であった1)
重大な副作用
次の症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
1.ショック,アナフィラキシー(0.1%未満):ショック,アナフィラキシーがあらわれることがあるので,観察を十分に行い,呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
2.誘発感染症,感染症の増悪(頻度不明):誘発感染症,感染症の増悪があらわれることがある。また,B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い,異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
3.続発性副腎皮質機能不全,糖尿病(頻度不明) 
4.消化管潰瘍,消化管穿孔(頻度不明):消化管潰瘍,消化管穿孔があらわれるとの報告があるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと。
5.膵炎(頻度不明) 
6.精神変調,うつ状態,痙攣(頻度不明) 
7.骨粗鬆症,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死,ミオパチー(頻度不明) 
8.緑内障,後嚢白内障(頻度不明):連用により眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障を来すことがあるので,定期的に検査をすることが望ましい。
9.血栓症(頻度不明):血栓症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
10.喘息発作の増悪(頻度不明):気管支喘息患者の喘息発作を増悪させることがあるので十分注意すること。
その他の副作用
その他の副作用
その他の副作用次の症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には適切な処置を行うこと。
投与部位
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用関節の不安定化(関節腔内注射時)注1,疼痛・腫脹・圧痛の増悪(関節腔内注射時),局所組織の萎縮による陥没(筋肉内注射時)
内分泌系
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用月経異常,クッシング症候群様症状
消化器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用下痢,悪心・嘔吐,胃痛,胸やけ,腹部膨満感,口渇,食欲不振,食欲亢進
精神神経系
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用多幸症,不眠,頭痛,めまい
筋・骨格
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用筋肉痛,関節痛
脂質・蛋白質代謝
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用満月様顔貌,野牛肩,窒素負平衡,脂肪肝
体液・電解質
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用浮腫,血圧上昇,低カリウム性アルカローシス
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害,眼球突出
血液
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用白血球増多
皮膚
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用発疹,ざ瘡,多毛,脱毛,色素沈着,皮下溢血,紫斑,線条,そう痒,発汗異常,顔面紅斑,脂肪織炎
その他
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用発熱,疲労感,ステロイド腎症,体重増加,精子数及びその運動性の増減,創傷治癒障害,皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化,しゃっくり
その他の副作用
その他の副作用注1:症状があらわれた場合には投与を中止すること。これらの症状は投与直後に患部を強く動かすと起こりやすいとされているので,投与後は患者をしばらく安静にさせること。

高齢者への投与

高齢者に長期投与した場合,感染症の誘発,糖尿病,骨粗鬆症,高血圧症,後嚢白内障,緑内障等の副作用があらわれやすいので,慎重に投与すること。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[新生児に副腎不全を起こすことがある。また,血圧上昇,心筋壁の肥厚を起こすとの報告がある。動物試験(マウス,ラット)で催奇形作用が報告されている2)。]
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することがある。]

小児等への投与

1.低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児の発育抑制があらわれることがあるので,観察を十分に行うこと。
2.長期投与した場合,頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。
3.低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児では,特に投与部位の組織の萎縮(陥没)を起こしやすいので,筋肉内注射はなるべく避けること。

適用上の注意

1.アンプルカット時:アンプルカット時に異物の混入を避けるため,アンプルの首部の周りをエタノール綿等で清拭しカットすること。
2.静脈内注射時:静脈内注射により,血管痛,静脈炎を起こすことがあるので,これを予防するため,注射部位,注射方法等について十分注意し,その注射速度はできるだけ遅くすること。
3.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては,下記の点に注意すること。
(1)筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ,必要最小限に行うこと。
同一部位への反復注射は行わないこと。
特に低出生体重児,新生児,乳児,幼児,小児には注意すること。
(2)神経走行部位を避けること。
(3)注射針を刺入したとき,激痛を訴えたり,血液の逆流をみた場合は,直ちに針を抜き,部位をかえて注射すること。
(4)注射部位に疼痛,硬結をみることがある。

その他の注意

1.副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害,抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
2.プレドニゾロン経口製剤の投与中に,腸管嚢胞様気腫症,縦隔気腫が発現したとの報告がある。

薬物動態

1.血中濃度
(1)健康成人にベタメタゾンとして8mgに相当するベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注を単回静脈内注射したとき,血中ベタメタゾン濃度は,投与1時間後95.5±12.5ng/mLで,その後極めて徐々に減少した3)。(測定法:RIA)
(2)健康成人8例にベタメタゾンとして8mgに相当するベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注10.6mgを単回静脈内注射したとき,ベタメタゾンのT1/2は335±51min,AUC0-∞は46.3±8.6μg・min/mLであった4)。(測定法:HPLC)(mean±S.D.)(外国人によるデータ)
2.分布
脳腫瘍患者5例にベタメタゾンとして8mgに相当するベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注を単回静脈内注射したとき,脳脊髄液中のベタメタゾン濃度は,投与1時間後では血中濃度の1/10〜1/20,6時間後では1/2〜1/3であった5)。(測定法:RIA)
3.代謝
ベタメタゾンの一部はC-6位が代謝され6β-水酸化体になる。その主な代謝酵素はCYP3A4である6),7)
4.排泄
健康成人8例にベタメタゾンとして8mgに相当するベタメタゾンリン酸エステルナトリウム注10.6mgを単回静脈内投与したとき,投与開始から24時間までの尿中にベタメタゾンとして投与量の4.8±1.4%が排泄された4)。(測定法:HPLC)(mean±S.D.)(外国人によるデータ)
5.その他
血漿蛋白結合率:64±6.0%4) (測定法:HPLC)(mean±S.D.,10例)(外国人によるデータ)

臨床成績

臨床成績
臨床成績再評価結果(母体投与による新生児呼吸窮迫症候群の発症抑制を除く)における有効性評価対象例は1432例であり,有効率は80.9%(1159例)であった1)

薬効薬理

薬効薬理
薬効薬理薬理作用
薬効薬理
薬効薬理ベタメタゾンリン酸エステルナトリウムは合成糖質副腎皮質ホルモンで,抗炎症作用,抗アレルギー作用,免疫抑制作用のほか,広範囲にわたる代謝作用を有する。

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称:ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム (JAN)
[日局]
Betamethasone Phosphate化学名:9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione 21-(disodium phosphate)分子式:C22H28FNa2O8P分子量:516.40化学構造式:性状:白色〜微黄白色の結晶性の粉末又は塊で,においはない。
水に溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(95)に溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
吸湿性である。融点:約213℃(分解)

包装

リンデロン注2mg(0.4%):0.5mL 10管
リンデロン注4mg(0.4%):1mL 10管

主要文献及び文献請求先

〔文献請求番号〕
塩野義製薬集計;高岸直人:臨牀と研究,1966,43(2),363〔196600061〕を含む計102文献
長谷川靖彦ほか:応用薬理,1974,8(6),705〔197400194〕
魚住徹ほか:社内資料(静脈内注射時の血中濃度,1977)〔197700689〕
Petersen,M.C.et al.:Eur.J.Clin.Pharmacol.,1983,25(5),643〔198302347〕
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宮崎達男:ステロイドホルモン(清水直容編),1988,pp.50-51, 中外医学社,東京

文献請求先

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問い合わせ先 
問い合わせ先塩野義製薬株式会社 医薬情報センター
〒541-0045 大阪市中央区道修町3 丁目1 番8 号
電話0120-956-734
FAX 06-6202-1541
http://www.shionogi.co.jp/med/

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
塩野義製薬株式会社
〒541-0045 大阪市中央区道修町3丁目1番8号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2454404A2060 リンデロン注4mg(0.4%) ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム 4mg1管 304
2454404A1064 リンデロン注2mg(0.4%) ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム 2mg1管 183

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