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薬剤師ネクスト経営塾

アモリンカプセル125

作成又は改訂年月

**2017年10月改訂(第22版)
 *2016年10月改訂

日本標準商品分類番号

876131

日本標準商品分類番号等

効能又は効果追加承認年月(最新)
2013年2月
再評価結果公表年月(最新)
2004年9月
再審査結果公表年月(最新)
2008年3月

薬効分類名

合成ペニシリン製剤

承認等

販売名

アモリンカプセル125

販売名コード

6131001M1029

承認・許可番号

承認番号
(51EM)395
商標名
AMOLIN 125

薬価基準収載年月

1976年9月

販売開始年月

1976年10月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存。開封後も湿気を避けて保存すること。
(本品は高防湿性の内袋により品質保持をはかっている。)
使用期限
使用期限等外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)

基準名

日本薬局方
基準名アモキシシリンカプセル

規制区分

処方箋医薬品注1)
説明事項注1)処方箋医薬品:注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1カプセル中の有効成分
組成アモキシシリン水和物 125mg(力価)
添加物
組成ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム

性状

色調・剤形
性状頭部及び胴部とも白色の硬カプセル剤
識別コード
性状639
形状
性状
号数
性状3号
長径(mm)
性状15.8
短径(mm)
性状5.8

販売名

アモリンカプセル250

販売名コード

6131001M2157

承認・許可番号

承認番号
(51EM)396
商標名
AMOLIN 250

薬価基準収載年月

1976年9月

販売開始年月

1976年10月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存。開封後も湿気を避けて保存すること。
(本品は高防湿性の内袋により品質保持をはかっている。)
使用期限
使用期限等外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)

基準名

日本薬局方
基準名アモキシシリンカプセル

規制区分

処方箋医薬品注1)
説明事項注1)処方箋医薬品:注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1カプセル中の有効成分
組成アモキシシリン水和物 250mg(力価)
添加物
組成ステアリン酸マグネシウム、メチルセルロース、トウモロコシデンプン、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム

性状

色調・剤形
性状頭部及び胴部とも白色の硬カプセル剤
識別コード
性状640
形状
性状
号数
性状2号
長径(mm)
性状18.8
短径(mm)
性状6.3

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
禁忌
禁忌本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
禁忌
禁忌伝染性単核症のある患者
[紅斑性丘疹の発現頻度が高いとの報告がある。]
禁忌
禁忌本剤の成分によるショックの既往歴のある患者
禁忌
禁忌伝染性単核症のある患者
[紅斑性丘疹の発現頻度が高いとの報告がある。]

原則禁忌

原則禁忌
原則禁忌本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。
効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。
効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。

用法及び用量

1.[ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症]
(1)成人
アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
(2)小児
アモキシシリン水和物として、通常1日20〜40mg(力価)/kgを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として 最大90mg(力価)/kgを超えないこと。
2.[ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎]
(1)○アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
(2)○アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合
通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、メトロニダゾールとして1回250mg及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

用法及び用量に関連する使用上の注意

用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意高度の腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意本剤をヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対して用いる場合、プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mg、ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、エソメプラゾールとして1回20mg又はボノプラザンとして1回20mgのいずれか1剤を選択する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
慎重投与
慎重投与セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
慎重投与
慎重投与本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
慎重投与
慎重投与高度の腎障害のある患者[高い血中濃度が持続することがある。]
慎重投与
慎重投与高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
慎重投与
慎重投与経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]

重要な基本的注意

重要な基本的注意
重要な基本的注意ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。
重要な基本的注意
重要な基本的注意本剤をヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、除菌治療に用いられる他の薬剤の添付文書に記載されている禁忌、慎重投与、重大な副作用等の使用上の注意を必ず確認すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがある。
機序・危険因子
腸内細菌によるビタミンKの産生を抑制することがある。
薬剤名等
経口避妊薬
臨床症状・措置方法
経口避妊薬の効果が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
腸内細菌叢を変化させ、経口避妊薬の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられている。
薬剤名等
プロベネシド
臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度を増加させる。
機序・危険因子
本剤の尿細管分泌を阻害し、尿中排泄を低下させると考えられている。

副作用

副作用等発現状況の概要
ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症
副作用の概要
副作用の概要製造販売後の副作用の頻度調査(1978年8月時点)では525例中23例(4.4%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症
副作用の概要
副作用の概要アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びボノプラザンフマル酸塩の3剤投与については、国内で行われた試験で329例中67例(20.4%)に、アモキシシリン水和物、メトロニダゾール及びボノプラザンフマル酸塩の3剤投与については、国内で行われた試験で50例中8例(16.0%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。
アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾールの3剤投与については、国内で行われた承認時までの試験で430例中217例(50.5%)に、製造販売後の調査で3,491例中318例(9.1%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている(再審査終了時点)。
また、アモキシシリン水和物、メトロニダゾール及びプロトンポンプインヒビター(ボノプラザンフマル酸塩を除く)の3剤投与については、国内において臨床試験等の副作用発現頻度が明確となる試験を実施していない(承認時)。
なお、外国で行われた試験(ランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン又はメトロニダゾールの3剤投与)では680例中239例(35.1%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。
胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
副作用の概要
副作用の概要アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン又はメトロニダゾール及びプロトンポンプインヒビターの3剤投与については、国内において臨床試験等の副作用発現頻度が明確となる試験を実施していない(承認時)。
副作用の概要
副作用の概要以下の副作用は上記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、呼吸困難、血管浮腫、全身の潮紅・蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも0.1%未満)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(脱性皮膚炎)脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、頭痛、関節痛、皮膚や粘膜の紅斑・水疱、膿疱、皮膚の緊張感・灼熱感・疼痛等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**急性腎障害等の重篤な腎障害(0.1%未満)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**顆粒球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎(0.1%未満)があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので、咳嗽、呼吸困難、発熱等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺炎、好酸球性肺炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐あるいは意識混濁等を伴う無菌性髄膜炎(頻度不明)があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症の場合
その他の副作用
その他の副作用
過敏症注2)注2)
頻度
0.1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用発熱、発疹、蕁麻疹
過敏症注2)注2)
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用そう
血液
頻度
0.1%未満
その他の副作用
その他の副作用好酸球増多、貧血
肝臓
頻度
0.1%未満
その他の副作用
その他の副作用AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
消化器
頻度
0.1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用下痢、悪心、食欲不振
消化器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用黒毛舌
菌交代症注3)注3)
頻度
0.1%未満
その他の副作用
その他の副作用口内炎、大腸炎(カンジダ、非感受性のクレブシエラ等による)
ビタミン欠乏症
頻度
0.1%未満
その他の副作用
その他の副作用ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用梅毒患者の場合:ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応(発熱、全身倦怠感、頭痛等の発現、病変部の悪化)
ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の場合
その他の副作用
その他の副作用
消化器
頻度
5%以上
その他の副作用
その他の副作用軟便、下痢
消化器
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用味覚異常、腹部膨満感、口内炎
消化器
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用悪心、嘔吐、腹痛、便秘、舌炎、口渇、胸やけ、胃食道逆流、食欲不振
消化器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用黒毛舌
肝臓注4)注4)
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用AST(GOT)、ALT(GPT)、AL-P、LDH、γ-GTP、ビリルビンの上昇
**血液注4)注4)
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用好中球減少、好酸球増多、白血球増多、貧血
過敏症注5)注5)
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用発疹
過敏症注5)注5)
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用そう
精神神経系
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用頭痛、眠気、めまい、不眠、しびれ感、うつ状態
その他
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用トリグリセライド、尿酸の上昇、総コレステロールの上昇・低下、尿蛋白陽性、尿糖陽性
その他
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用倦怠感
なお、外国で行われた試験で認められている副作用(頻度1%以上)は次のとおりである。
その他の副作用
その他の副作用
消化器
頻度
13.2%
その他の副作用
その他の副作用下痢
消化器
頻度
8.7%
その他の副作用
その他の副作用味覚異常
消化器
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用悪心、嘔吐、口内炎、腹痛、排便回数増加
肝臓
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇
過敏症
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用発疹
精神神経系
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用頭痛、めまい
ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の場合の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びボノプラザンフマル酸塩又はランソプラゾールの3剤投与の各々の試験成績のうち、発現頻度の高い値に基づく。自発報告等で認められた副作用の頻度は不明としている。
注2)このような場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
注3)このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注4)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
注5)このような場合には投与を中止すること。
外国で行われた試験で認められている副作用の頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン又はメトロニダゾール及びランソプラゾールの3剤投与の試験成績に基づく。

高齢者への投与

次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
高齢者では生理機能が低下していることが多く副作用が発現しやすい。
高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物試験(ラット)において、アモキシシリン水和物(500mg/kg/日)、クラリスロマイシン(160mg/kg/日)及びランソプラゾール(50mg/kg/日)を併用投与すると、母動物での毒性の増強とともに胎児の発育抑制の増強が認められている。]

適用上の注意

薬剤交付時
適用上の注意
適用上の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

その他の注意

その他の注意
その他の注意ラットにアモキシシリン水和物(2,000mg/kg/日)、ランソプラゾール(15mg/kg/日以上)を4週間併用経口投与した試験、及びイヌにアモキシシリン水和物(500mg/kg/日)、ランソプラゾール(100mg/kg/日)、クラリスロマイシン(25mg/kg/日)を4週間併用経口投与した試験で、アモキシシリン水和物を単独あるいは併用投与した動物に結晶尿が認められているが、結晶はアモキシシリン水和物が排尿後に析出したものであり、体内で析出したものではないことが確認されている。
ヘリコバクター・ピロリの除菌判定上の注意
その他の注意
その他の注意ランソプラゾール等のプロトンポンプインヒビターやアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン等の抗生物質及びメトロニダゾールの服用中や投与終了直後では、13C-尿素呼気試験の判定結果が偽陰性になる可能性があるため、13C-尿素呼気試験による除菌判定を行う場合には、これらの薬剤の投与終了後4週以降の時点で実施することが望ましい。

薬物動態

1.アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びボノプラザン併用時の薬物動態1)1)
健康成人男子(11例)に対するアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びボノプラザンの3剤併用投与については、アモキシシリン未変化体の薬物動態に及ぼす影響は見られないものの、3剤併用投与によりボノプラザンのAUC(0-12)(0-12)及びCmaxmaxはそれぞれ1.8倍及び1.9倍増加し、クラリスロマイシン未変化体のAUC(0-12)(0-12)及びCmaxmaxはそれぞれ1.5倍及び1.6倍増加する。
2.アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール併用時の薬物動態
健康成人(6例)にアモキシシリン水和物として1回1,000mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回400mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤を同時に経口投与した場合注6)注6)、本剤の薬物動態学的パラメータは表のとおりである。
なお、3剤投与時の3剤各々の血中濃度は単独投与時の血中濃度とほぼ同様の推移を示す。
また、健康成人(7例)に3剤を同様の用量で同時に1日2回7日間反復経口投与した時、薬物動態に変化は認められていない。
注6)ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対する承認用法・用量と異なる。(【用法・用量】の項参照)

薬物動態の表

絶食下
Tmax1.7±0.5h
Cmax10.05±1.62μg/mL
T1/20.99±0.24h
AUC29.04±7.15μg・h/mL
6例の平均値±標準偏差

臨床成績

ヘリコバクター・ピロリ陽性の胃潰瘍又は十二指腸潰瘍瘢痕患者を対象とした除菌の臨床試験(アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びボノプラザン又はランソプラゾールの3剤投与)における除菌※率は表2のとおりである。2)2)
   ※1313C-尿素呼気試験の結果が陰性。
さらに、ボノプラザン又はランソプラゾールと、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌が不成功であった50例を対象とした臨床試験(アモキシシリン水和物、メトロニダゾール及びボノプラザンの3剤を7日間投与)における除菌※率は表3のとおりである。2)2)
   ※1313C-尿素呼気試験の結果が陰性。
ヘリコバクター・ピロリ陽性の胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者を対象とした除菌の臨床試験(アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾールの3剤投与)における除菌※率は表4、表5のとおりである。
   ※培養法及び組織診断法の結果がいずれも陰性。
なお、米国及び英国で行われたヘリコバクター・ピロリ陽性の十二指腸潰瘍等に対する除菌の臨床試験注7)注7)においても、同程度の成績が認められている。
注7)各薬剤の投与量、投与期間は下記のとおりであり、国内の承認用法・用量と異なる。(【用法・用量】の項参照)
(1)米国
アモキシシリン水和物として1回1,000mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回500mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤を1日2回、10日間又は14日間経口投与
(2)英国
アモキシシリン水和物として1回1,000mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回250mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤を1日2回、7日間経口投与

臨床成績の表

各薬剤の1回投与量投与回数除菌率
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日92.6%
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日75.9%
各薬剤の1回投与量投与回数除菌率
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日98.0%
除菌率は最大の解析対象集団を対象とした。
各薬剤の1回投与量投与回数除菌率
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日87.5%
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日89.2%
各薬剤の1回投与量投与回数除菌率
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日91.1%
アモキシシリン水和物 750mg(力価)

2回/日83.7%
除菌率は基本解析対象集団を対象とした。

薬効薬理

1.抗菌作用3〜6)3〜6)
大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌等のグラム陰性菌、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌等のグラム陽性菌に対し抗菌作用を示し、最小発育阻止濃度(MIC)はアンピシリンとほぼ同等である。
作用は殺菌的で、殺菌作用はアンピシリンより強い。
マウス実験的感染症において、経口投与によりアンピシリンよりすぐれた治療効果が認められている。
アンピシリンと同様、penicillinaseにより不活化される。
ヘリコバクター・ピロリに対する作用
殺菌的な抗菌作用を示す。
アモキシシリン水和物とクラリスロマイシンとの併用における抗菌力には、相乗又は相加作用が認められ、いずれの菌株においても拮抗作用は認められていない。
2.作用機序7)7)
細菌の細胞壁の合成を阻害する。
3.ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対するアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビターの3剤投与
アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンともにランソプラゾールとの併用により、経口投与後の胃組織中濃度の上昇が認められる(ラット)。
プロトンポンプインヒビターの強力な胃酸分泌抑制作用により胃内pHを上昇させることにより、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの抗菌活性が高まると考えられる。

有効成分に関する理化学的知見

化学構造式
理化学的知見
理化学的知見
一般名
理化学的知見
理化学的知見アモキシシリン水和物(Amoxicillin Hydrate)〔JAN〕
略号
理化学的知見
理化学的知見AMPC
化学名
理化学的知見
理化学的知見(2S,5R,6R)-6-[(2R)-2-Amino-2-(4-hydroxyphenyl)acetylamino]-3,3-dimethyl-7-oxo-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylic trihydrate
分子式
理化学的知見
理化学的知見C16H19N3O5S・3H2O
分子量
理化学的知見
理化学的知見419.45
融点
理化学的知見
理化学的知見約195℃(分解)
性状
理化学的知見
理化学的知見アモキシシリン水和物は白色〜淡黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。水又はメタノールに溶けにくく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。

包装

125mg(力価): 100カプセル(10カプセル×10)
250mg(力価): 100カプセル(10カプセル×10)

主要文献及び文献請求先

ボノプラザンの薬物動態試験成績(社内資料)
ボノプラザンの臨床試験成績(社内資料)
Neu,H.C.et al.: Antimicrob.Agents Chemother.,407,1970.
Sutherland,R.et al.: Antimicrob.Agents Chemother.,411,1970.
Acred,P.et al.: Antimicrob.Agents Chemother.,416,1970.
Hunter,P.A.et al.: Antimicrob.Agents Chemother.,4 : 285,1973.
上田 泰 他編 : 感染症学−基礎と臨床,204,1982.メジカルビュー社

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大阪市中央区道修町四丁目1番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6131001M1029 アモリンカプセル125 アモキシシリン水和物 125mg1カプセル 9.9
6131001M2157 アモリンカプセル250 アモキシシリン水和物 250mg1カプセル 17.2

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