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薬剤師ネクスト経営塾

パントシン注5%

作成又は改訂年月

**2011年11月改訂(第6版)
*2010年10月改訂

日本標準商品分類番号

873133

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1992年6月

薬効分類名

パンテチン製剤

承認等

販売名

パントシン注5%

販売名コード

3133400A2052

承認・許可番号

承認番号
14100AZZ04038
商標名
PANTOSIN INJECTION

薬価基準収載年月

1967年7月

販売開始年月

1967年8月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存
使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること。

規制区分

処方せん医薬品
説明事項※注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

組成1アンプル中に次の成分を含有
有効成分
組成パンテチン(日局)注)125mg/2mL
(パンテチンとして100mg/2mL)
注)日本薬局方パンテチン:パンテチン80%を含む水溶液
添加物
組成氷酢酸、酢酸ナトリウム水和物、塩化ナトリウム

性状

pH
性状4.2〜5.2
浸透圧比(生理食塩液対比)
性状約1
外観
性状無色澄明の液

販売名

パントシン注10%

販売名コード

3133400A3075

承認・許可番号

承認番号
14100AZZ04039
商標名
PANTOSIN INJECTION

薬価基準収載年月

1967年7月

販売開始年月

1967年8月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存
使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること。

規制区分

処方せん医薬品
説明事項※注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

組成1アンプル中に次の成分を含有
有効成分
組成パンテチン(日局)注)250mg/2mL
(パンテチンとして200mg/2mL)
注)日本薬局方パンテチン:パンテチン80%を含む水溶液
添加物
組成氷酢酸、酢酸ナトリウム水和物

性状

pH
性状4.2〜5.2
浸透圧比(生理食塩液対比)
性状約1
外観
性状無色澄明の液

効能又は効果

使用上の注意

(次の患者には慎重に投与すること)

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要注射剤投与症例1,239例中、副作用が認められたものは1.2%(15例)であった。〔文献集計による(再審査対象外)〕
その他の副作用
消化器
頻度
0.1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用腹部膨満、腹痛
消化器
頻度
0.1%未満
その他の副作用
その他の副作用下痢・軟便、悪心

適用上の注意

1.筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
注射部位については、神経走行部位を避けて慎重に投与すること。
くりかえし注射する場合には、左右交互に注射するなど、同一部位を避けること。なお、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
2.開封時
アンプルカット時の異物混入を避けるため、エタノール消毒綿等で清拭しカットすること。

薬物動態

1.吸収、分布、代謝及び排泄
(1)参考(動物実験)
正常ラットに〔β-Ala-14C14C〕パンテチン20mg/kgを単回静脈内投与すると、血中放射能濃度は二相性で推移し、分布相での消失は速やかであり、消失相の半減期は極めて長かった。また、組織内放射能濃度は肝で著しく高く、ほとんどの組織において血液より高い濃度を示し、組織親和性が高いことを示唆している。
細胞内でパンテチンは、パントテン酸とシステアミンに分解されたが、一部はCoAに合成された。〔β-Ala-14C14C〕パンテチン投与後48時間で放射能の約80%が尿中に排泄され、糞中にはほとんど排泄されなかった。

臨床成績

1.術後腸管麻痺に対する改善効果
術後腸管麻痺を伴った患者150例を対象とした臨床試験において、パンテチン1日200mg、静注投与の有効率は64.7%(97例)であった。

薬効薬理

パンテチンは、パンテテインのdisulfide型で、CoAの前駆物質である。
(1)腸管運動促進作用1)1)
無麻酔マウスにパンテチンを経口投与すると胃腸管輸送能の亢進がみられ、さらに麻酔下ウサギ及びイヌに静脈内投与すると腸管運動の亢進がみられる。
(2)実験的粥状硬化の進展抑制作用2)2)
高脂肪食と動脈壁の傷害によって作成した実験的粥状硬化症ウサギへの経口投与で、内膜への脂質沈着の軽減、平滑筋細胞の増殖を主体とした細胞・線維性組織の形成及びアテロームの縮小が認められている。
(3)血清総コレステロール低下作用3)3)
高コレステロール食飼育ウサギへの経口投与で、血清コレステロールの有意な低下が認められている。この作用は主としてコレステロール(LDL+VLDL画分)の異化排泄の促進によるものである。
高コレステロール食飼育ウサギにおける糞中の総コレステロール及び総胆汁酸の排泄は、パンテチン投与群で著明に増大する。
これはコレステロール負荷によるβ-VLDLの低親和性受容体活性及びコレステロール7α-ヒドロキシラーゼ活性の低下を改善することによって、コレステロールの肝への取り込み能及び胆汁酸への代謝を正常化したためと考えられている。
(4)血清中性脂肪低下作用
ビタミンD22と高脂肪食を負荷した動脈硬化症ラットへの経口投与で血清中性脂肪の有意な低下が認められている4)4)。
この作用はパンテチン投与によりリポ蛋白リパーゼ活性が上昇したためと考えられている5)5)。
(5)血清HDL-コレステロールの増加作用
高コレステロール食飼育ウサギにおいて減少したHDL22及びHDL33を増加させる6)6)。この作用は、アポ蛋白A-Iの合成促進、組織リポ蛋白リパーゼ活性の増加及び血中LCAT活性の増加により、VLDL→HDL経路の促進に基づくことが認められている7)7)。
(6)脂肪酸酸化促進作用8)8)
糖尿病ラットの肝臓及び筋肉組織や自然発症高血圧ラット脳微小血管において脂肪酸β- 酸化能を促進し、エネルギー産生能を高めることが認められている。この作用は遊離脂肪酸からミトコンドリアのエネルギー産生に至る経路に関与する酵素の活性亢進にあることが確認されている。
(7)血管壁コレステロール代謝促進作用9)9)
高コレステロール食飼育ラットにおける血管壁ライソゾームのコレステロールエステラーゼ活性を有意に高め、血管壁へのコレステロールエステルの沈着を抑制することが認められている。
(8)血小板数の改善作用10)10)
抗ラット血小板ウサギ血清及び乏血小板血輸血による実験的血小板減少症に対して、パンテチンは血小板減少の抑制あるいは回復促進作用を示す。この作用は血小板産生系に直接作用するものと考えられている。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
パンテチン(Pantethine)
2.化学名
Bis(2-{3-[(2R )-2, 4-dihydroxy-3, 3-dimethylbutanoylamino]propanoylamino}ethyl)disulfide
3.分子式
C22H42N4O8S222H42N4O8S2
4.分子量
554.72
5.構造式
6.性状
無色〜微黄色澄明の粘性の液である。水、メタノール又はエタノール(95)と混和する。光によって分解する。

取扱い上の注意

本品は、「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、アンプル枝部のマークを上にして、反対方向に折りとること。

包装

パントシン注5% (2mL) 50アンプル
パントシン注10% (2mL) 50アンプル

主要文献及び文献請求先

橋爪武司ほか:日本薬理学雑誌 1972; 68:255-264
福田利夫ほか:第4回パンテチン・シンポジウム 1980:267-275
富川宗博ほか:第6回パンテチン・シンポジウム 1982:21-28
富川宗博ほか:第3回パンテチン・シンポジウム 1979:129-136
野間昭夫:第6回パンテチン・シンポジウム 1982:39-45
Tomikawa M, al.:Atherosclerosis 1982; 41(2-3):267-277
富川宗博ほか:International Gerontology, 1981
斎藤 康ほか:第4回パンテチン・シンポジウム 1980:250-260
Shinomiya M, al.:Atherosclerosis 1980; 36(1):75-80
芦田伸一郎ほか:Thromb. Diath. Haemorrh. 1975; 33(3):528-539

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先*第一三共エスファ株式会社 お客様相談室
〒103-8426 東京都中央区日本橋本町3-5-1
TEL:0120-100-601

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

**,*製造販売元
第一三共エスファ株式会社
東京都中央区日本橋本町3-5-1
*販売提携
第一三共株式会社
東京都中央区日本橋本町3-5-1

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3133400A2052 パントシン注5% パンテチン 100mg1管 58
3133400A3075 パントシン注10% パンテチン 200mg1管 58

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