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薬剤師ネクスト経営塾

プロ・バンサイン錠15mg

作成又は改訂年月

*2017年11月改訂 (第2版)
2008年9月作成

日本標準商品分類番号

871231

日本標準商品分類番号等

国際誕生年月
1953年1月

薬効分類名

抗コリン性鎮痙剤

承認等

販売名

プロ・バンサイン錠15mg

販売名コード

1231008F1032

承認・許可番号

承認番号
22000AMX02056
商標名
Pro-Banthine 15mg

薬価基準収載年月

2008年12月

販売開始年月

2009年1月

貯法・使用期限等

*貯法 
使用期限等2〜8℃保存
*使用期限
使用期限等2年(最終年月をラベル・外箱等に記載)

組成

1錠中:
組成日局 プロパンテリン臭化物 15mg
添加物
組成アラビアゴム末、カルナウバロウ、軽質流動パラフィン、三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、タルク、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、白糖、パラフィン、ヒマシ油、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート

性状

外形
性状
下面
性状
側面
性状
直径
性状6.3mm
厚さ
性状3.2mm
重量
性状92mg
識別コード
性状
色調等
性状黄味のある淡赤色の糖衣錠

一般的名称

プロパンテリン臭化物錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
緑内障の患者[眼圧の上昇を起こし症状を悪化させるおそれがある。]
前立腺肥大による排尿障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
重篤な心疾患のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある。]
麻痺性イレウスのある患者[閉塞状態を悪化させるおそれがある。]

効能又は効果

用法及び用量

通常、成人には1回1錠(プロパンテリン臭化物として15mg)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年令、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
前立腺肥大の患者[排尿障害を起こすおそれがある。]
甲状腺機能亢進症、うっ血性心不全、不整脈のある患者[心悸亢進を起こすおそれがある。]
潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。]
高温環境にある患者[発汗抑制が起こり、体温上昇のおそれがある。]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

眼の調節障害、眠気を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
三環系抗うつ剤
 イミプラミン
 アミトリプチリン
フェノチアジン系薬剤
 プロクロルペラジン
 クロルプロマジン
 ジエチルペラジン等
臨床症状・措置方法
本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する。
機序・危険因子
抗コリン作用が相加的に増強されるおそれがある。
薬剤名等
モノアミン酸化酵素阻害剤
臨床症状・措置方法
本剤の作用が増強されることがあるので、用量を調節するなど注意する。
機序・危険因子
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤は、MAO以外の薬物代謝酵素も非特異的に抑制することがあるため、同時に投与された抗コリン剤の作用を増強するおそれがある。
薬剤名等
ジゴキシン
メチルジゴキシン
臨床症状・措置方法
ジゴキシン、メチルジゴキシンの作用を増強するおそれがあるので、併用する場合は、血中濃度の推移、自覚症状、心電図等に注意し、慎重に投与する。
機序・危険因子
本剤の抗コリン作用に基づく消化管運動の抑制により、ジゴキシン、メチルジゴキシンの消化管内の滞留時間を延長し、吸収を高めるおそれがある。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度について文献、自発報告等を参考に集計した。
その他の副作用
1.(5%以上)
眼の調節障害等
2.精神神経系(0.1〜5%未満)
頭痛・頭重、眩暈、眠気、不眠等
3.消化器(5%以上)
口渇、便秘
4.消化器(0.1〜5%未満)
腹部膨満・不快感、胸やけ等
5.呼吸器・循環器(0.1〜5%未満)
胸内苦悶等
6.呼吸器・循環器(頻度不明)
心悸亢進
7.過敏症注)注)(0.1%未満)
発疹等
8.泌尿器(5%以上)
排尿障害
9.その他(0.1〜5%未満)
けん怠感、顔面潮紅、ほてり、嗄声
注:投与を中止すること。

高齢者への投与

高齢者では、抗コリン作用による眼の調節障害、口渇、便秘、排尿障害等があらわれやすいので、慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(使用経験がない)。

小児等への投与

未熟児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

薬効薬理

1.抗コリン作用1,2)1,2)
プロパンテリン臭化物はモルモット摘出回腸のアセチルコリンによる収縮運動を抑制し、その強さはアトロピンの1.95〜2倍である。
2.自律神経節遮断作用1)1)
プロパンテリン臭化物は上頸交感神経節の節前線維電気刺激によるネコ瞬膜の収縮運動を抑制し、その強さはヘキサメトニウムの0.63倍である。
3.消化管運動抑制作用3)3)
健康人(性別不明)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、造影剤の胃排出時間及び小腸内通過時間の延長が認められている。
4.胃液分泌抑制作用4)4)
十二指腸潰瘍患者(男子)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、胃液分泌量の減少が認められている。
5.ペプシン分泌抑制作用5)5)
消化性潰瘍患者(性別不明)において、プロパンテリン臭化物の経口投与により、ペプシンの濃度低下及び分泌量減少が、基礎分泌時及びインスリン刺激時のいずれの場合にも認められている。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
プロパンテリン臭化物(Propantheline Bromide)
2.化学名
N-Methyl-N,N-bis(1-methylethyl)-2-[(9H-xanthen-9-ylcarbonyl)oxy]ethyl-aminium bromide
3.分子式
C2323H3030BrNO33
4.分子量
448.39
5.構造式
6.性状
白色〜帯黄白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は極めて苦い。水、エタノール(95)、酢酸(100)又はクロロホルムに極めて溶けやすく、無水酢酸にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
1.0gを水50mLに溶かした液のpHは5.0〜6.0である。
融点:約161℃(分解、ただし乾燥後)。

包装

プロ・バンサイン錠15mg:100錠(SP)

主要文献及び文献請求先

Johnson,E.A.et al.:Br 9:218,1954 [L20030529142]
Beiler,J.M.et al.:Arch 153(1-2):139,1965 [L20030530001]
Texter,E.C.Jr.et al.:Gastroenterology 30(5):772,1956 [L20030530004]
Alea,J.A.et al.:Am 12(11):1122,1967 [L20030530007]
山口 吉康ほか:新薬と臨床 3(8):463,1954 [L20030530009]

文献請求先

問い合わせ先 ファイザー株式会社 製品情報センター
〒151-8589 東京都渋谷区代々木3-22-7
学術情報ダイヤル 0120-664-467
FAX 03-3379-3053

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
ファイザー株式会社
東京都渋谷区代々木3-22-7

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
1231008F1032 プロ・バンサイン錠15mg プロパンテリン臭化物 15mg1錠 10.8

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