マイページ

薬剤師ネクスト経営塾

dl

作成又は改訂年月

2008年6月作成(新様式第1版)

日本標準商品分類番号

872221

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1976年10月

薬効分類名称

鎮咳剤

承認等

販売名

dl

販売名コード

2221003B2180

承認・許可番号

承認番号
22000AMX01620

薬価基準収載年月

2008年11月

販売開始年月

2008年11月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等遮光し、室温保存
使用期限
使用期限等3年(ケースに表示の使用期限を参照すること。)

基準名

基準名日本薬局方 dl−メチルエフェドリン塩酸塩散10%

組成

有効成分
組成1g中 dl−メチルエフェドリン塩酸塩 0.1g(10%)
添加物
組成ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物

性状

性状
性状白色の散剤で、においはない。

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
禁忌
禁忌カテコールアミン製剤(エピネフリン、イソプロテレノール等)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]

効能又は効果

用法及び用量

用法及び用量
用法及び用量通常、成人1回dl−メチルエフェドリン塩酸塩として25〜50mg(本剤:0.25〜0.5g)を1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.
甲状腺機能亢進症の患者[交感神経刺激作用により甲状腺機能亢進症を悪化させるおそれがある。]
2.
高血圧症の患者[交感神経刺激作用により高血圧症状を悪化させるおそれがある。]
3.
心疾患のある患者[交感神経刺激作用により心拍数が増加し、心臓に過負荷をかけることがあるため、症状を悪化させるおそれがある。]
4.
糖尿病の患者[交感神経刺激作用により糖代謝を促進し、血中グルコースを増加させるおそれがある。]

重要な基本的注意

1.
用法・用量どおり、正しく使用しても効果が認められない場合は、本剤が適当でないと考えられるので、投与を中止すること。なお、小児に投与する場合には、使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
2.
過度に使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので、使用が過度にならないように注意すること。

相互作用

併用禁忌

(併用しないこと)
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
カテコールアミン製剤(エピネフリン、イソプロテレノール等)不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので併用を避けること。相加的に作用(交感神経刺激作用)を増強させる。

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
MAO阻害剤作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。
甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニン等)作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。
キサンチン誘導体(テオフィリン)血清カリウム値が低下するおそれがある。併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強する。β
ステロイド剤(プレドニゾロン)血清カリウム値が低下するおそれがある。併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強する。β
利尿剤(アミノフィリン)血清カリウム値が低下するおそれがある。併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強する。β

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.
β2刺激剤により重篤な血清カリウム値の低下が報告されている。また、β2刺激剤による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。特に、低酸素血症においては、血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には定期的に血清カリウム値を観察することが望ましい。
その他の副作用
その他の副作用
その他の副作用副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頻度不明0.1〜5%未満
循環器心悸亢進、顔面蒼白等
精神神経系熱感頭痛、不眠、めまい、眠気、神経過敏、疲労等
消化器悪心、食欲不振、腹部膨満感等
過敏症発疹等
その他口渇

高齢者への投与

1.
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1.
妊婦または妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。(妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。)
2.
授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。(授乳中の投与に関する安全性は確立していない。)

小児等への投与

1.
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

薬効薬理

1.
気管支拡張作用
(1)
メチルエフェドリンは、気管支筋に対して緩解作用を有し、気管支を拡張する。その作用はエピネフリンに比べ弱いが、持続的である。1)〜3)1)〜3)
2.
鎮咳作用
(1)
亜硫酸ガス吸入によるモルモットの刺激発咳に対し、メチルエフェドリン塩酸塩の鎮咳作用(ED5050)は、モルヒネ塩酸塩水和物の0.25倍、コデインリン酸塩水和物の0.6倍であった。1)〜3)1)〜3)

有効成分に関する理化学的知見

1.
一般名dl−メチルエフェドリン塩酸塩(dl−Methylephedrine Hydrochloride)
2.
化学名:(1RS,2SR)−2−Dimethylamino−1−phenylpropan−1−ol monohydrochloride
3.
分子式:C1111H1717NO・HCl
4.
分子量:215.72
5.
融 点:207〜211℃
6.
性 状:無色の結晶または白色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
7.
構造式

包装

 500g

主要文献及び文献請求先

高木敬次郎 他:薬物学,89(1984)
高木敬次郎 他:薬学雑誌,81(2),261(1961)
羽野 壽 他:新しい薬理学,第2版,130(1983)

文献請求先

問い合わせ先丸石製薬株式会社 学術情報部
〒538−0042  大阪市鶴見区今津中2−4−2
TEL.0120−014−561

製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び所在地

製造販売元
丸石製薬株式会社
大阪市鶴見区今津中2−4−2

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2221003B2180 dl−メチルエフェドリン塩酸塩散10%「マルイシ」 dl−メチルエフェドリン塩酸塩 10%1g 7.2

Related Attachments

Title
PDFファイル ブラウザで表示
730119_2221003B2180_1_02.sgm ブラウザで表示
730119_2221003B2180_1_02_fig01.jpg ブラウザで表示