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薬剤師ネクスト経営塾

エンクラッセ62.5μgエリプタ7吸入用

作成又は改訂年月

** 2018年2月改訂 (第4版)(下線:改訂箇所)
* 2017年12月改訂 (第3版)

日本標準商品分類番号

872259

日本標準商品分類番号等

国際誕生年月
2014年4月

薬効分類名

長時間作用性吸入気管支拡張剤

承認等

販売名

エンクラッセ62.5μgエリプタ7吸入用

販売名コード

2259714G1028

承認・許可番号

承認番号
22700AMX00633
商標名
ENCRUSE 62.5μg ELLIPTA

薬価基準収載年月

2015年5月

販売開始年月

2015年10月

貯法・使用期限等

貯法 
室温保存
使用期限
包装に表示
注意
「取扱い上の注意」の項参照

規制区分

処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

1ブリスター中のウメクリジニウム臭化物含量
74.2μg
(ウメクリジニウムとして62.5μg)
添加物
乳糖水和物注)、ステアリン酸マグネシウム
注)夾雑物として乳蛋白を含む。

性状

性状
本品は定量式吸入粉末剤で、ブリスターの内容物は白色の粉末である。

販売名

エンクラッセ62.5μgエリプタ30吸入用

販売名コード

2259714G2024

承認・許可番号

承認番号
22700AMX00634
商標名
ENCRUSE 62.5μg ELLIPTA

薬価基準収載年月

2015年5月

販売開始年月

2015年10月

貯法・使用期限等

貯法 
室温保存
使用期限
包装に表示
注意
「取扱い上の注意」の項参照

規制区分

処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

1ブリスター中のウメクリジニウム臭化物含量
74.2μg
(ウメクリジニウムとして62.5μg)
添加物
乳糖水和物注)、ステアリン酸マグネシウム
注)夾雑物として乳蛋白を含む。

性状

性状
本品は定量式吸入粉末剤で、ブリスターの内容物は白色の粉末である。

一般的名称

ウメクリジニウム臭化物 Umeclidinium Bromide

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により、眼圧が上昇し症状を悪化させるおそれがある。]
前立腺肥大等による排尿障害がある患者[抗コリン作用により、尿閉を誘発するおそれがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

用法及び用量

用法及び用量に関連する使用上の注意

本剤はなるべく同じ時間帯に1日1回吸入するよう患者を指導すること。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

重要な基本的注意

副作用

副作用等発現状況の概要
III相国際共同臨床試験3試験において、本剤又はウメクリジニウム(以下、UMEC)125μgが投与された963例(日本人52例を含む)中71例(7.4%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、咳嗽6例(0.6%)、呼吸困難3例(0.3%)、口腔咽頭痛3例(0.3%)、便秘3例(0.3%)、味覚異常3例(0.3%)、上気道感染3例(0.3%)であった。
国内長期投与試験において、UMEC 125μgが投与された131例中13例(9.9%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。その主なものは、発声障害3例(2.3%)であった。(承認時)
※)本剤の承認された用量は、UMEC 62.5μg 1日1回である。
重大な副作用
心房細動
(頻度不明注)
その他の副作用
過敏症
頻度不明注)
循環器
0.5%以上
呼吸器
0.5%以上
消化器
0.5%以上
**腎臓・泌尿器腎臓・泌尿器
頻度不明注)
尿閉
**
0.5%以上
霧視
**
頻度不明注)
眼痛
注)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。

高齢者への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

小児等への投与

過量投与

1.徴候・症状
本剤の過量投与により、抗コリン剤の薬理学的作用による症状(口内乾燥、視調節障害及び頻脈等)が発現するおそれがある。
2.処置
対症療法を行うとともに、必要に応じて患者をモニターすること。

適用上の注意

薬物動態

1.血中濃度
(1)健康成人
外国人健康成人男女9例(白人)にUMEC 125μgを1日1回7日間吸入投与したときのUMECの濃度推移及び薬物動態パラメータは以下のとおりであった1)1)。

外国人健康成人にUMEC 125μgを1日1回7日間吸入投与したときの血漿中UMEC濃度推移(平均値+標準偏差、n=9)

(表1参照)
(2)慢性閉塞性肺疾患患者
日本人及び外国人の慢性閉塞性肺疾患患者に本剤(UMEC 62.5μg)を吸入投与したときの定常状態におけるUMECの曝露量について、母集団薬物動態解析を用いて算出された曝露量は以下のとおりであった。
(表2参照)
2.絶対的バイオアベイラビリティ
外国人の健康被験者9例にUMEC 1000μgを吸入したときのUMECの絶対的バイオアベイラビリティは12.8%であった。
3.分布
外国人の健康被験者6例にUMEC 65μgを静脈内投与したときの定常状態における分布容積の幾何平均値は86Lであった。UMECの血球結合は低かった。UMECのin vitroでのヒト血漿蛋白結合率は88.9%であった。
4.代謝
UMECはin vitro試験において主にCYP2D6で代謝された。UMECの主な代謝経路は酸化(他に、水酸化及びO-脱アルキル化)であり、さらに抱合体(グルクロン酸抱合等)が生成する。
5.排泄
外国人の健康被験者6例に1414C-UMEC 65μgを単回静脈内投与した際に放射能は主に代謝物として尿糞中に排泄され、放射能の尿糞中排泄率は各々約22及び58%であった。
6.薬物相互作用
外国人の健康被験者16例にUMEC 500μgとCYP3A4阻害作用及びP-gp阻害作用を有するベラパミル240mg(経口)を反復併用投与したときの血漿中薬物動態に及ぼす影響を検討した。その結果、UMECのCmax及びAUC0-τ0-τの平均値はそれぞれ5及び39%増加した2)2)。
7.特別な集団
(1)腎機能低下者(外国人のデータ)
重度の腎機能低下者9例にUMEC 125μgを単回吸入投与したときのUMECのCmax及びAUC0-20-2の平均値は、健康被験者と比べてそれぞれ11及び10%低かった3)3)。
(2)肝機能低下者(外国人のデータ)
中等度の肝機能低下者(Child-PughスコアB)9例にUMEC 125μgを7日間反復吸入投与したときのUMECのCmax及びAUC0-20-2の平均値は、健康被験者と比べてそれぞれ24及び14%低かった1)1)。

薬物動態の表

投与日Cmax(pg/mL)tmax(h)注1)AUC(pg・h/mL)
初日
220
0.08
87
注2)
最終日
283
0.08
122
注2)
最終日
283
0.08
482
注3)
幾何平均値[95%信頼区間]、n=9
注1)中央値(範囲)
注2)AUC0-20-2:投与0時間から2時間までのAUC
注3)AUC0-τ0-τ:投与0時間から投与間隔(24時間)のAUC
患者例数Cmax
AUC0-τ(pg・h/mL)
日本人1880.4
372.1
外国人39969.8
314.7
幾何平均値[95%信頼区間]

臨床成績

1.III相国際共同臨床試験(日本人を含む)III相国際共同臨床試験(日本人を含む)
慢性閉塞性肺疾患患者206例(日本人患者21例を含む)を対象に実施したプラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験において、本剤を1日1回12週間投与した時の結果は下表の通りであった4)4)。
(表3参照)
慢性閉塞性肺疾患患者1532例(日本人患者68例を含む)を対象に実施したプラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験において、本剤を1日1回24週間投与した時の結果は下表の通りであった5)5)。
(表4参照)
2.国内臨床試験
日本人の慢性閉塞性肺疾患患者131例を対象に実施した52週間の国内長期投与試験において、UMEC 125μg※を1日1回投与したところ、治療期間を通しFEV11の改善が維持された。
※)本剤の承認された用量は、UMEC 62.5μg1日1回である。

臨床成績の表

 本剤プラセボ
全体集団  
トラフFEV1
1.255±0.5657(69)1.214±0.4305(68)
トラフFEV1
1.379±0.6315(61)1.249±0.4571(50)
トラフFEV1
0.119±0.2139(61)0.000±0.2381(50)
トラフFEV1

a)p値a)



日本人部分集団  
トラフFEV1
1.424±0.5401(7)1.079±0.4205(8)
トラフFEV1
1.514±0.5942(7)1.109±0.4355(4)
トラフFEV1
0.089±0.1160(7)-0.165±0.3842(4)
トラフFEV1

b)


平均値±標準偏差(例数)
a)ベースライン値、投与群、喫煙状況、施設グループ、投与日、投与日とベースライン値の交互作用及び投与日と投与群の交互作用を説明変数とし、被験者内で無構造共分散構造を仮定した反復測定混合モデル
b)ベースライン値、投与群、喫煙状況、国、投与日、投与日とベースライン値の交互作用、投与日と投与群の交互作用、国と投与群の交互作用及び国と投与日と投与群の交互作用を説明変数とし、被験者内で無構造共分散構造を仮定した反復測定混合モデル
 本剤プラセボ
全体集団  
トラフFEV1
1.199±0.4875(417)1.200±0.4686(280)
トラフFEV1
1.357±0.5156(322)1.226±0.4745(201)
トラフFEV1
0.123±0.2246(322)0.004±0.2302(201)
トラフFEV1

a)p値a)



日本人部分集団  
トラフFEV1
1.118±0.3486(18)1.204±0.5077(12)
トラフFEV1
1.329±0.4531(13)1.286±0.5635(8)
トラフFEV1
0.205±0.1437(13)-0.006±0.1401(8)
トラフFEV1

b)


平均値±標準偏差(例数)
a)ベースライン値、投与群、喫煙状況、施設グループ、投与日、投与日とベースライン値の交互作用及び投与日と投与群の交互作用を説明変数とし、被験者内で無構造共分散構造を仮定した反復測定混合モデル
b)ベースライン値、投与群、喫煙状況、地域(日本/非日本)、投与日、投与日とベースライン値の交互作用、投与日と投与群の交互作用、地域と投与群の交互作用及び地域と投与日と投与群の交互作用を説明変数とし、被験者内で無構造共分散構造を仮定した反復測定混合モデル

薬効薬理

UMECは長時間作用性の選択的ムスカリン受容体拮抗薬であり、すべてのムスカリン受容体サブタイプ(M1〜M5受容体)に対して高い親和性を示す。UMECは気管支平滑筋に存在するムスカリン受容体へのアセチルコリンの結合を競合的に阻害することにより気管支平滑筋収縮を抑制する。In vitroでUMECのM3受容体に対する作用は緩徐な回復性を示し、UMECのモルモットへの単回気管内投与により、アセチルコリン誘発気管支収縮に対して長時間持続性の抑制作用を示した。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
ウメクリジニウム臭化物(Umeclidinium Bromide)
2.化学名
1-[2-(Benzyloxy)ethyl]-4-(hydroxydiphenylmethyl)-1-azoniabicyclo[2.2.2]octane bromide
3.分子式
C2929H3434BrNO22
4.分子量
508.49
5.構造式
6.性状
白色の粉末である。

取扱い上の注意

1.薬剤交付時
患者に使用説明書を渡し、使用方法を指導すること。
本剤は防湿のためアルミ包装されているので、使用開始直前にアルミ包装を開封するよう指導すること。

承認条件

医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。

包装

エンクラッセ62.5μgエリプタ7吸入用×1
エンクラッセ62.5μgエリプタ30吸入用×1

主要文献及び文献請求先

Mehta R, al.: Ther, 36(7):1016-1027 (2014)
Mehta R, al.: Dis, 8:159-167 (2013)
Mehta R, al.: Dis, 10:15-23 (2015)
Trivedi R, al.: J, 43(1):72-81(2014)
Donohue J, al.: Med,;107(10):1538-1546(2013)

文献請求先

問い合わせ先 グラクソ・スミスクライン株式会社
*東京都港区赤坂1-8-1
*TEL:0120-561-007(9:00〜17:45/土日祝日及び当社休業日を除く)
FAX:0120-561-047(24時間受付)

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

*製造販売元(輸入)
グラクソ・スミスクライン株式会社
東京都港区赤坂1-8-1

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2259714G2024 エンクラッセ62.5μgエリプタ30吸入用 ウメクリジニウム臭化物 30吸入1キット 6166.6
2259714G1028 エンクラッセ62.5μgエリプタ7吸入用 ウメクリジニウム臭化物 7吸入1キット 1479.5

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