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薬剤師ネクスト経営塾

リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」

作成又は改訂年月

** 2018年4月改訂 (第12版)
* 2017年1月改訂

日本標準商品分類番号

871179

薬効分類名

抗精神病剤

承認等

販売名

リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」

販売名コード

1179038F7030

承認・許可番号

承認番号
22300AMX00945
商標名
RISPERIDONE OD

薬価基準収載年月

2011年11月

販売開始年月

2011年11月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
外箱等に表示(3年)

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

成分・分量
1錠中
リスペリドン:0.5mg
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、キサンタンガム、香料

性状

性状
白色の裸錠
外形


裏面

側面

識別コード
TTS-523

販売名

リスペリドンOD錠1mg「タカタ」

販売名コード

1179038F5053

承認・許可番号

承認番号
22100AMX02103
商標名
RISPERIDONE OD

薬価基準収載年月

2009年11月

販売開始年月

2009年11月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
外箱等に表示(3年)

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

成分・分量
1錠中
リスペリドン:1mg
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、キサンタンガム、香料

性状

性状
片面に二分割線のある白色の裸錠
外形


裏面

側面

識別コード
TTS-520

販売名

リスペリドンOD錠2mg「タカタ」

販売名コード

1179038F6050

承認・許可番号

承認番号
22100AMX02104
商標名
RISPERIDONE OD

薬価基準収載年月

2009年11月

販売開始年月

2009年11月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
外箱等に表示(3年)

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

成分・分量
1錠中
リスペリドン:2mg
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、キサンタンガム、香料

性状

性状
白色の裸錠
外形


裏面

側面

識別コード
TTS-521

販売名

リスペリドンOD錠3mg「タカタ」

販売名コード

1179038F8028

承認・許可番号

承認番号
22100AMX02105
商標名
RISPERIDONE OD

薬価基準収載年月

2009年11月

販売開始年月

2009年11月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
外箱等に表示(3年)

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

成分・分量
1錠中
リスペリドン:3mg
添加物
乳糖水和物、結晶セルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、キサンタンガム、香料

性状

性状
白色の裸錠
外形


裏面

側面

識別コード
TTS-522

一般的名称

リスペリドン口腔内崩壊錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させるおそれがある。]
バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されることがある。]
**アドレナリンを投与中の患者(アドレナリンをアナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)「相互作用」の項参照)
本剤の成分及びパリペリドンに対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

用法及び用量

通常、成人にはリスペリドンとして1回1mg1日2回より始め、徐々に増量する。維持量は通常1日2〜6mgを原則として1日2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
但し、1日量は12mgをこえないこと。

用法及び用量に関連する使用上の注意

本剤の活性代謝物はパリペリドンであり、パリペリドンとの併用により作用が増強するおそれがあるため、本剤とパリペリドンを含有する経口製剤との併用は、避けること。
本剤は口腔内で速やかに崩壊することから唾液のみ(水なし)でも服用可能である。また、本剤は口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため、崩壊後は唾液又は水で飲み込むこと。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
心・血管系疾患、低血圧、又はそれらの疑いのある患者[一過性の血圧降下があらわれることがある。]
不整脈の既往歴のある患者、先天性QT延長症候群の患者又はQT延長を起こすことが知られている薬剤を投与中の患者[本剤の投与によりQTが延長する可能性がある。]
パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者[悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすくなる。また、錐体外路症状の悪化に加えて、錯乱、意識レベルの低下、転倒を伴う体位不安定等の症状が発現するおそれがある。]
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させるおそれがある。]
自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させるおそれがある。]
肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
腎障害のある患者[本剤の半減期の延長及びAUCが増大することがある。]
糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者[血糖値が上昇することがある。](「重要な基本的注意」「副作用 重大な副作用」の項参照)
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
小児(「小児等への投与」の項参照)
薬物過敏症の患者
脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊のある患者[悪性症候群が起こりやすい。]

重要な基本的注意

投与初期、再投与時、増量時にα交感神経遮断作用に基づく起立性低血圧があらわれることがあるので、少量から徐々に増量し、低血圧があらわれた場合は、減量等、適切な処置を行うこと。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
興奮、誇大性、敵意等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には、他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行うこと。
本剤の投与により、高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、特に糖尿病又はその既往歴あるいはその危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。(「慎重投与」「副作用 重大な副作用」の項参照)
低血糖があらわれることがあるので、本剤投与中は、脱力感、怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状に注意するとともに、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと。(「副作用 重大な副作用」の項参照)
本剤の投与に際し、あらかじめ上記4.、5.の副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、高血糖症状(口渇、多飲、多尿、頻尿等)、低血糖症状(脱力感、怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等)に注意し、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう指導すること。(「慎重投与」「副作用 重大な副作用」の項参照)
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者に投与する場合には、注意すること。(「副作用 重大な副作用」の項参照)

相互作用

相互作用の概略
本剤は、主として肝代謝酵素CYP2D6で代謝される。また、一部CYP3A4の関与も示唆される。

併用禁忌

併用禁忌
(併用しないこと)
**アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く)(ボスミン)
アドレナリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがある。
アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される。

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体等)
臨床症状・措置方法
相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による。
薬剤名等
ドパミン作動薬
臨床症状・措置方法
相互に作用を減弱することがある。
機序・危険因子
本剤はドパミン遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において作用が拮抗する可能性がある。
薬剤名等
降圧薬
臨床症状・措置方法
降圧作用が増強することがある。
機序・危険因子
本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による。
薬剤名等
アルコール
臨床症状・措置方法
相互に作用を増強することがある。
機序・危険因子
アルコールは中枢神経抑制作用を有する。
薬剤名等
CYP2D6を阻害する薬剤(パロキセチン等)
臨床症状・措置方法
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある。
機序・危険因子
これらの薬剤の薬物代謝酵素阻害作用による。
薬剤名等
CYP3A4を誘導する薬剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、フェノバルビタール)
臨床症状・措置方法
本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下することがある。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A4誘導作用による。
薬剤名等
CYP3A4を阻害する薬剤(イトラコナゾール等)
臨床症状・措置方法
本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある。
機序・危険因子
これらの薬剤のCYP3A4阻害作用による。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
悪性症候群(Syndrome malin)
頻度
頻度不明
遅発性ジスキネジア
頻度
頻度不明
麻痺性イレウス
頻度
頻度不明
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
頻度
頻度不明
肝機能障害、黄疸
頻度
頻度不明
横紋筋融解症
頻度
頻度不明
不整脈
頻度
頻度不明
脳血管障害
頻度
頻度不明
高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡
頻度
頻度不明
高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと。(「慎重投与」「重要な基本的注意」の項参照)
低血糖
頻度
頻度不明
低血糖があらわれることがあるので、脱力感、怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」の項参照)
無顆粒球症、白血球減少
頻度
頻度不明
肺塞栓症、深部静脈血栓症
頻度
頻度不明
抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」の項参照)
持続勃起症
頻度
頻度不明
その他の副作用
以下のような副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。感染症及び寄生虫症
頻度
頻度不明
血液及びリンパ系障害
頻度
頻度不明
免疫系障害注1)注1)
頻度
頻度不明
アナフィラキシー反応、過敏症
内分泌障害
頻度
頻度不明
代謝及び栄養障害
頻度
頻度不明
精神障害
頻度
頻度不明
神経系障害注2)注2)
頻度
頻度不明
アカシジア、振戦、傾眠、構音障害、ふらつき、頭痛、ジストニー、鎮静、めまい、立ちくらみ、運動低下、ジスキネジア、パーキンソニズム、錐体外路障害、精神運動亢進、無動、痙攣、注意力障害、構語障害、しびれ感、よだれ、仮面状顔貌、頭部不快感、嗜眠、錯感覚、意識レベルの低下、会話障害(舌のもつれ等)、味覚異常、記憶障害、てんかん、末梢性ニューロパチー、協調運動異常、過眠症、弓なり緊張、失神、平衡障害、刺激無反応、運動障害、意識消失
眼障害
頻度
頻度不明
耳及び迷路障害
頻度
頻度不明
心臓障害注3)注3)
頻度
頻度不明
頻脈、洞性頻脈、動悸、心室性期外収縮、房室ブロック、右脚ブロック、上室性期外収縮、不整脈、徐脈、左脚ブロック、洞性徐脈
血管障害注4)注4)
頻度
頻度不明
起立性低血圧、低血圧、高血圧、末梢冷感、潮紅、末梢循環不全
呼吸器、胸郭及び縦隔障害
頻度
頻度不明
胃腸障害
頻度
頻度不明
肝胆道系障害注1)注1)
頻度
頻度不明
肝機能異常
皮膚及び皮下組織障害
頻度
頻度不明
多汗症、発疹、そう痒症、湿疹、過角化、紅斑、ざ瘡、脱毛症、血管浮腫、皮膚乾燥、頭部粃糠疹、脂漏性皮膚炎、皮膚変色、皮膚病変、蕁麻疹、水疱
筋骨格系及び結合組織障害
頻度
頻度不明
腎及び尿路障害注5)注5)
頻度
頻度不明
排尿困難、尿閉、頻尿、尿失禁
生殖系及び乳房障害
頻度
頻度不明
全身障害及び投与局所様態
頻度
頻度不明
易刺激性、怠感、口渇、無力症、疲労、歩行障害、発熱、気分不良、胸部不快感、胸痛、顔面浮腫、末梢性浮腫、疼痛、不活発、浮腫、低体温、インフルエンザ様疾患、悪寒、薬剤離脱症候群
臨床検査注3)注3)
頻度
頻度不明
ALT(GPT)増加、CK(CPK)増加、AST(GOT)増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖増加、LDH増加、血圧低下、血中プロラクチン増加、血中ナトリウム減少、血中トリグリセリド増加、血中尿素増加、心電図異常心電図QT延長、好酸球数増加、γ-GTP増加、グリコヘモグロビン増加、血小板数減少、総蛋白減少、体重減少、体重増加、白血球数減少、白血球数増加、尿中蛋白陽性、Al-P増加、ヘマトクリット減少、心電図T波逆転、血中尿酸増加、尿中血陽性、肝酵素上昇、尿糖陽性
傷害、中毒及び処置合併症
頻度
頻度不明
注1)異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。(太字)
注2)症状があらわれた場合には、必要に応じて減量又は抗パーキンソン薬の投与等、適切な処置を行うこと。(太字)
注3)心電図に異常があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。(太字)
注4)増量は徐々に行うなど慎重に投与すること。(太字)
注5)異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。(太字)

高齢者への投与

高齢者では、錐体外路症状等の副作用があらわれやすく、また、腎機能障害を有する患者では、最高血漿中濃度が上昇し、半減期が延長することがあるので、少量(1回0.5mg)から投与するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。]
授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させること。[ヒトで乳汁移行が認められている。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。(使用経験がない。)

過量投与

1.徴候、症状
一般に報告されている徴候、症状は、本剤の作用が過剰に発現したものであり、傾眠、鎮静、頻脈、低血圧、QT延長、錐体外路症状等である。
2.処置
特別な解毒剤はないので、症状に対して一般的な対症療法を行うこと。必要に応じて、気道を確保し、酸素の供給及び換気を十分に行うこと。胃洗浄、活性炭及び緩下剤の投与等の実施を検討し、不整脈検出のための継続的な心・血管系のモニタリングを速やかに開始すること。

適用上の注意

1.薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
2.服用時
本剤は舌の上にのせて唾液を浸潤させると崩壊するため、水なしで服用可能である。また、水で服用することもできる。
本剤は寝たままの状態では、水なしで服用させないこと。

その他の注意

本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
外国で実施された認知症に関連した精神病症状(承認外効能・効果)を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、本剤を含む非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1.6〜1.7倍高かったとの報告がある。また、外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率の上昇に関与するとの報告がある。
本剤を含むα11アドレナリン拮抗作用のある薬剤を投与された患者において、白内障手術中に術中虹彩緊張低下症候群が報告されている。術中・術後に、眼合併症を生じる可能性があるので、術前に眼科医に本剤投与歴について伝えるよう指導すること。
本剤は動物実験(イヌ)で制吐作用を有することから、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化する可能性がある。
げっ歯類(マウス、ラット)に臨床常用量の4.7〜75倍(0.63〜10mg/kg/日)を18〜25ヵ月間経口投与したがん原性試験において、0.63mg/kg/日以上で乳腺腫瘍(マウス、ラット)、2.5mg/kg/日以上で下垂体腫瘍(マウス)及び膵臓内分泌部腫瘍(ラット)の発生頻度の上昇が報告されている。これらの所見は、プロラクチンに関連した変化として、げっ歯類ではよく知られている。

薬物動態

1.生物学的同等性試験
(1)リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」1)1)
本剤はリスペリドンOD錠1mg「タカタ」と含量が異なる製剤として開発されたことから、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」に基づき、溶出挙動を比較したところ同等と判断され、両剤は生物学的に同等とみなされた。
(2)リスペリドンOD錠1mg「タカタ」2)2)
(1)水なしで服用
本剤と標準製剤(OD錠剤、1mg)をクロスオーバー法により、健康成人男子19名にそれぞれ1錠(リスペリドンとして1mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、2、4、6、8、12及び24時間に前腕静脈から採血した。LC/MS/MSにより測定したリスペリドンの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、判定パラメータの対数値の平均値の差はlog0.80〜log1.25の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。
(2)水で服用
本剤と標準製剤(OD錠剤、1mg)をクロスオーバー法により、健康成人男子24名にそれぞれ1錠(リスペリドンとして1mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、2、4、6、8、12及び24時間に前腕静脈から採血した。LC/MS/MSにより測定したリスペリドンの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、判定パラメータの対数値の平均値の差はlog0.80〜log1.25の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。
(3)リスペリドンOD錠2mg「タカタ」2)2)
(1)水なしで服用
本剤と標準製剤(OD錠剤、2mg)をクロスオーバー法により、健康成人男子19名にそれぞれ1錠(リスペリドンとして2mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、2、4、6、8、12及び24時間に前腕静脈から採血した。LC/MS/MSにより測定したリスペリドンの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、判定パラメータの対数値の平均値の差はlog0.80〜log1.25の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。
(2)水で服用
本剤と標準製剤(OD錠剤、2mg)をクロスオーバー法により、健康成人男子20名にそれぞれ1錠(リスペリドンとして2mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、2、4、6、8、12及び24時間に前腕静脈から採血した。LC/MS/MSにより測定したリスペリドンの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、判定パラメータの対数値の平均値の差はlog0.80〜log1.25の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された。
(4)リスペリドンOD錠3mg「タカタ」2)2)
本剤はリスペリドンOD錠2mg「タカタ」と含量が異なる製剤として開発されたことから、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」に基づき、溶出挙動を比較したところ同等と判断され、両剤は生物学的に同等とみなされた。

薬効薬理

リスペリドンは、セロトニン・ドパミン・アンタゴニスト(SDA:serotonin-dopamine antagonist)と呼ばれる非定型抗精神病薬で、5-HT2受容体とD2受容体拮抗作用を示す。両作用により統合失調症の陽性症状と陰性症状の両者に効果を発揮すると考えられている。3)2受容体とD2受容体拮抗作用を示す。両作用により統合失調症の陽性症状と陰性症状の両者に効果を発揮すると考えられている。3)

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
リスペリドン[日局]
Risperidone
2.化学名
3-{2-[4-(6-Fluoro-1,2-benzisoxazol-3-yl)piperidin-1-yl]ethyl}-2-methyl-6,7,8,9-tetrahydro-4H-pyrido[1,2-a]pyrimidin-4-one
3.構造式
4.分子式
C2323H2727FN44O22
5.分子量
410.48
6.性状
白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、2-プロパノールに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。
7.融点
169〜173℃

取扱い上の注意

1.安定性試験
(1)リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」4)4)
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、75%RH、6ヵ月)の結果、3年間安定であることが推測された。
(2)リスペリドンOD錠1mg「タカタ」、リスペリドンOD錠2mg「タカタ」、リスペリドンOD錠3mg「タカタ」5〜7)5〜7)
最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、36ヵ月)の結果、3年間安定であることが確認された。

包装

リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」
PTP包装:100錠(10錠×10)
リスペリドンOD錠1mg「タカタ」
PTP包装:100錠(10錠×10)
バラ包装:500錠(プラスチック瓶)
リスペリドンOD錠2mg「タカタ」
PTP包装:100錠(10錠×10)
バラ包装:500錠(プラスチック瓶)
リスペリドンOD錠3mg「タカタ」
PTP包装:100錠(10錠×10)
バラ包装:500錠(プラスチック瓶)

主要文献及び文献請求先

高田製薬(株)社内資料(0.5mg:生物学的同等性)
陶 易王他:医学と薬学,62(3):535,2009.
日本薬局方解説書編集委員会編:第十七改正 日本薬局方解説書(廣川書店):C-5756,2016.
高田製薬(株)社内資料(0.5mg:安定性)
高田製薬(株)社内資料(1mg:安定性)
高田製薬(株)社内資料(2mg:安定性)
高田製薬(株)社内資料(3mg:安定性)

文献請求先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。

高田製薬株式会社 学術部
〒336-8666 さいたま市南区沼影1丁目11番1号
電話 0120-989-813
FAX 048-816-4183

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
高田製薬株式会社
さいたま市西区宮前町203番地1

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
1179038F7030 リスペリドンOD錠0.5mg「タカタ」 リスペリドン 0.5mg1錠 9.9
1179038F5053 リスペリドンOD錠1mg「タカタ」 リスペリドン 1mg1錠 10.1
1179038F6050 リスペリドンOD錠2mg「タカタ」 リスペリドン 2mg1錠 17
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