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薬剤師ネクスト経営塾

オゼックス細粒小児用15%

作成又は改訂年月

**2018年4月改訂(第6版、使用上の注意改訂)
*2017年7月改訂(再審査結果に伴う改訂等)

日本標準商品分類番号

876241

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
*2017年3月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2017年3月
国際誕生年月
1990年1月

薬効分類名

ニューキノロン系経口抗菌製剤

承認等

販売名

オゼックス細粒小児用15%

販売名コード

6241010C1024

承認・許可番号

承認番号
22100AMX02267000
欧文商標名
OZEX

薬価基準収載年月

2009年12月

販売開始年月

2010年1月

貯法・使用期限等

貯法:
使用期限等室温保存
使用期限:
使用期限等外箱又はラベルに表示の期限内に使用すること

規制区分

処方箋医薬品注)
説明事項注)処方箋医薬品:注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・含量(1g中)
組成日局 トスフロキサシントシル酸塩水和物150mg
(トスフロキサシンとして102mg)
添加物
組成白糖、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ヒドロキシプロピルセルロース、含水二酸化ケイ素、三二酸化鉄、香料

性状

色・剤形
性状淡赤色の細粒

一般的名称

トスフロキサシントシル酸塩水和物

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
〔妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)〕
ただし、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては、炭疽、コレラに限り、治療上の有益性を考慮して投与すること。

効能又は効果

効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意本剤の使用に際しては、他の経口抗菌薬による治療効果が期待できない症例に使用すること。
効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意関節障害が発現するおそれがあるので、本剤の使用に際しては、リスクとベネフィットを考慮すること(「その他の注意」の項参照)。
効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意肺炎球菌(ペニシリンGに対するMIC≧4μg/mL)に対する本剤の使用経験はない(CLSI法)。

用法及び用量

通常、小児に対してはトスフロキサシントシル酸塩水和物として1回6mg/kg(トスフロキサシンとして4.1mg/kg)を1日2回経口投与する。
ただし、1回180mg、1日360mg(トスフロキサシンとして1回122.4mg、1日244.8mg)を超えないこととする。

用法及び用量に関連する使用上の注意

用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意本剤は、食直前又は食後に投与することが望ましい。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意高度の腎障害のある患者には、投与量・投与間隔の適切な調節をするなど慎重に投与すること(「薬物動態」の項参照)。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意炭疽の発症及び進展抑制には、類薬であるシプロフロキサシンについて米国疾病管理センター(CDC)が、60日間の投与を推奨している。なお、長期投与中は、副作用及び臨床検査値の異常変動等の発現に特に注意すること。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
慎重投与
慎重投与てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
〔痙攣を起こすことがある〕
慎重投与
慎重投与高度の腎障害のある患者
〔高い血中濃度が持続することがある(「薬物動態」の項参照)〕
慎重投与
慎重投与重症筋無力症の患者
〔類薬で症状を悪化させるとの報告1)がある〕
慎重投与
慎重投与高齢者
〔「高齢者への投与」の項参照〕

重要な基本的注意

重要な基本的注意
重要な基本的注意関節障害が発現するおそれがあるので、問診を行うなど患者の状態を十分に観察すること(「その他の注意」の項参照)。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等 
テオフィリン
アミノフィリン水和物
臨床症状・措置方法
健康成人にテオフィリン1日400mgとトスフロキサシントシル酸塩水和物(錠剤)1日450mgを併用したところ、テオフィリンの最高血中濃度は、併用3日目で1.13倍、5日目では1.23倍の上昇を示したとの報告がある。
テオフィリンの中毒症状(消化器障害、頭痛、不整脈、痙攣等)があらわれるおそれがあるため、観察を十分に行い、血中濃度モニタリングを行うなど注意すること。
機序・危険因子
〈機序〉
テオフィリンの肝での代謝を抑制し、血中濃度を上昇させることが報告されている。
〈危険因子〉
高齢者
高度の腎障害患者
薬剤名等 
フェニル酢酸系、プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤
臨床症状・措置方法
痙攣があらわれることがある。
観察を十分に行い、症状があらわれた場合には両剤の投与を中止し、気道確保と抗痙攣薬の使用など痙攣に対する治療を実施すること。
機序・危険因子
〈機序〉
中枢神経におけるGABAAA受容体への結合阻害作用が非ステロイド性消炎鎮痛剤により増強されることが主な機序と考えられている。
〈危険因子〉
高齢者
てんかん等痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
高度の腎障害患者
薬剤名等 
アルミニウム又はマグネシウム含有の制酸剤、鉄剤、カルシウム含有製剤
臨床症状・措置方法
本剤の効果が減弱されるおそれがある。
同時投与を避けるなど注意すること。
機序・危険因子
〈機序〉
金属カチオンと難溶性の錯塩を形成し、本剤の消化管からの吸収が低下することが報告されている。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要*肺炎及び中耳炎の小児患者(1〜15歳)を対象とした臨床試験において、総症例数235例中、62例(26.38%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。
その主なものは、下痢13例(5.53%)、嘔吐10例(4.26%)、傾眠5例(2.13%)、発熱5例(2.13%)、食欲不振5例(2.13%)、腹痛5例(2.13%)等であった(初回承認時)。
マイコプラズマ肺炎の小児患者(1〜15歳)(マイコプラズマ肺炎の疑いを含む)を対象とした臨床試験において、総症例数33例中、5例(15.15%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。その主なものは、便秘2例(6.06%)等であった(適応追加承認時)。
製造販売後の使用成績調査において、総症例数759例中、21例(2.77%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。その主なものは、下痢10例(1.32%)、嘔吐8例(1.05%)等であった(再審査終了時)。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、浮腫、発赤等)
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、浮腫、発赤等)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用中毒性表皮壊死融解症(Toxic Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
痙攣、意識障害(意識喪失等)
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用痙攣、意識障害(意識喪失等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
**急性腎障害、間質性腎炎、腎性尿崩症、腎性尿崩症
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用急性腎障害、間質性腎炎、腎性尿崩症等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症、血小板減少
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用無顆粒球症、血小板減少があらわれることがある。発熱、咽頭痛、皮下・粘膜出血等があらわれた場合には血液検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
間質性肺炎,好酸球性肺炎
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎等があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
横紋筋融解症
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
低血糖
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用低血糖があらわれることがある(高齢者、腎障害患者、糖尿病患者であらわれやすい)ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
重大な副作用(類薬)
アキレス腱炎、腱断裂等の腱障害
重大な副作用(類薬)
重大な副作用(類薬)他のニューキノロン系抗菌剤でアキレス腱炎、腱断裂等の腱障害が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
重症筋無力症の悪化
重大な副作用(類薬)
重大な副作用(類薬)他のニューキノロン系抗菌剤で重症筋無力症の悪化が報告1)されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
過敏症
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用光線過敏性反応
過敏症
頻度
1%以上
その他の副作用
その他の副作用発熱、発疹、紅斑
過敏症
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用潮紅、そう痒症、湿疹、蕁麻疹
腎臓
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用血中クレアチニン増加
腎臓
頻度
1%以上
その他の副作用
その他の副作用尿円柱
腎臓
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用尿中血陽性、尿中赤血球陽性、遺尿、BUN増加、血尿
肝臓
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、ALP増加、LDH増加、γ-GTP増加、ビリルビン増加
消化器
頻度
1%以上
その他の副作用
その他の副作用下痢(5.22%)、嘔吐(3.73%)、食欲不振、腹痛、口渇、便秘
消化器
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用悪心、口唇水疱、腹部膨満、胃・腹部不快感、口内炎、舌炎
血液
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用血小板数減少、貧血
血液
頻度
1%以上
その他の副作用
その他の副作用好酸球数増加、白血球数減少
血液
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用単球数増加
精神神経系
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用幻覚
精神神経系
頻度
1%以上
その他の副作用
その他の副作用傾眠
精神神経系
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用せん妄、頭痛、浮動性めまい、しびれ、不眠症、振戦
その他
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用味覚異常
その他
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用関節痛、蒼白、血中CK(CPK)増加、血中クロール減少、血中クロール増加、亀頭包皮炎、倦怠感
上記のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

高齢者への投与
高齢者への投与本剤は主として腎臓から排泄される(「薬物動態」の項参照)が、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、用量並びに投与間隔に留意し、慎重に投与すること。
なお、本剤は小児用製剤である。

妊婦・産婦・授乳婦等への投与

妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦・産婦・授乳婦等への投与妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦・産婦・授乳婦等への投与母乳中への移行が報告されている2)ので、授乳中の婦人に投与する場合には授乳を中止させること。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊婦・産婦・授乳婦等への投与なお、本剤は小児用製剤である。

小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与低出生体重児、新生児及び乳児に対する安全性は確立していない。
小児等への投与
小児等への投与臨床試験では関節症状を有する患者への使用経験はない。
〔「その他の注意」の項参照〕

その他の注意

その他の注意
その他の注意動物実験(幼若イヌ)で50mg/kg、500mg/kgを14日間経口投与した結果、関節異常(上腕骨近位端軟骨に微小水疱あるいはびらん)が認められたとの報告がある3)
なお、初回承認時の臨床試験において、軽度の関節痛が0.85%(2/235例)に認められている。
その他の注意
その他の注意類薬の海外小児臨床試験において、キノロン系以外の抗菌剤と比較して筋骨格系障害(関節痛、関節炎等)の発現率が高かったとの報告がある。

薬物動態

1.血中濃度
肺炎及び中耳炎の小児患者に、1回6mg/kg又は9mg/kgを1日2回反復経口投与※したときの薬物動態パラメータは、下表のとおりであった。[Population Pharmacokinetics(PPK)解析]
※本剤の承認用量は1回6mg/kgを1日2回である。
(「薬物動態の表」参照)
2.組織内移行(錠剤、成人の場合)
(1)喀痰4)4)
慢性気管支炎及び肺気腫の感染合併患者の2例に150mgを食後単回経口投与したとき、最高喀痰中濃度は2〜3時間後に0.31μg/mL及び0.34μg/mLの値が得られ、6〜8時間後にも0.20μg/mL前後であった。
(2)耳漏5)5)
慢性中耳炎急性増悪症患者5例に150mgを食後経口投与したとき、耳漏中濃度は投与2〜7時間後で0.056〜0.32μg/mLであった。
3.代謝・排泄(錠剤、成人の場合)
健康成人に150mgを食後単回経口投与したとき、24時間までの尿中回収率は45.8%であった6)6)。
また、大部分が未変化体として尿中及び糞中に排泄されるが、未変化体以外に2種の代謝物及びこれらの抱合体が尿中に確認されており、代謝物も含めた24時間までの尿中総回収率は50.7%であった7)7)。
4.腎機能障害者の血中濃度(錠剤、成人の場合)8)8)
腎機能障害者に150mgを食後単回経口投与したとき、下表のとおり、腎機能の低下に伴い血中半減期の延長が認められている。
(「腎機能障害者の血中半減期の表」参照)
5.透析患者の血中濃度(錠剤、成人の場合)8)8)
血液透析患者2例に150mgを食後単回投与したとき、それぞれ投与3時間後に1.6μg/mL、1.5時間後に1.65μg/mLの血中濃度ピーク値を示し、5時間の透析で透析液中に8.33%及び7.31%回収された。

薬物動態の表

投与量例数AUC(μg・hr/mL)Cmax(μg/mL)Tmax(hr)T1/2
6mg/kg1657.58±2.380.96±0.302.0±0.23.8±0.5
9mg/kg5712.51±6.241.48±0.542.1±0.34.0±0.8
PKパラメータはNONMEMによるベイズ推定値
平均値±S.D.
腎機能障害の程度(Ccr:mL/min)血中半減期(hr)
正常者(Ccr≧80)3.9
軽度(80>Ccr≧50)4.0
中等度(50>Ccr≧20)9.8
高度(20>Ccr)10.5

臨床成績

疾患別有効率
臨床成績
臨床成績肺炎及び中耳炎の小児患者を対象とした、1回6mg/kg又は9mg/kgを1日2回投与した臨床試験における疾患別の有効率は、下表のとおりであった。なお、コレラ、炭疽に関する臨床試験は国内外において実施していない。
※本剤の承認用量は1回6mg/kgを1日2回である。
(「疾患別有効率の表1」参照)
マイコプラズマ肺炎の小児患者を対象とした、1回6mg/kgを1日2回投与(投与期間:9.8±2.9日※※)した臨床試験における有効率は、下表のとおりであった。
※※平均±S.D.
(「疾患別有効率の表2」参照)
菌種別菌消失率
臨床成績
臨床成績肺炎及び中耳炎の小児患者を対象とした、1回6mg/kg又は9mg/kgを1日2回投与した臨床試験での各菌種の菌消失率は、下表のとおりであった。
※本剤の承認用量は1回6mg/kgを1日2回である。
(「菌種別菌消失率の表1」参照)
マイコプラズマ肺炎の小児患者を対象とした、1回6mg/kgを1日2回投与(投与期間:8〜13日)した臨床試験での菌消失率は、下表のとおりであった。
(「菌種別菌消失率の表2」参照)

臨床成績の表

疾患名有効例数/解析対象例数有効率注1)
肺炎48/48100
中耳炎157/16296.9
疾患名有効例数/解析対象例数注2)有効率注1)
マイコプラズマ肺炎32/3397.0
注1)投与終了時又は中止時の有効率
注2)マイコプラズマ肺炎の疑いを含む
菌種消失株数/評価株数菌消失率注3)
肺炎球菌49/6180.3
  PISP注4)23/3174.2
  PRSP注4)7/977.8
モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス(β-ラクタマーゼ産生菌)14/14100
インフルエンザ菌66/7094.3
  BLNAS50/5394.3
  BLNAR11/1291.7
  BLPAR3/3100
  BLPACR2/2100
PISP:Penicillin-intermediate S. pneumoniae
PRSP:Penicillin-resistant S. pneumoniae
BLNAS:β-Lactamase-negative ampicillin-susceptible H. influenzae
BLNAR:β-Lactamase-negative ampicillin-resistant H. influenzae
BLPAR:β-Lactamase-positive ampicillin-resistant H. influenzae
BLPACR:β-Lactamase-positive amoxicillin/clavulanic acid-resistant H. influenzae
菌種消失株数/評価株数菌消失率注3)
肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)4/4100
注3)投与終了時又は中止時の菌消失率
注4)CLSI(Clinical Institute)の判定基準に基づき、Penicillin(Oral V)に対するMICが0.12〜1μg/mLの場合をPISP、2μg/mL以上の場合をPRSPと判定した。

薬効薬理

1.抗菌作用
トスフロキサシンはグラム陽性菌である肺炎球菌(ペニシリン耐性肺炎球菌を含む)、グラム陰性菌であるインフルエンザ菌(β-ラクタム耐性菌を含む)、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、また肺炎マイコプラズマ(マイコプラズマ・ニューモニエ)に対して抗菌活性を示した。
2.作用機序9)9)
細菌のDNAジャイレース及びトポイソメラーゼIVを阻害し、殺菌的に作用する。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名:
トスフロキサシントシル酸塩水和物
(Tosufloxacin Hydrate)
2.略号:
TFLX(トスフロキサシン)
3.化学名:
7-[(3RS)-3-Aminopyrrolidin-1-yl]-1-(2,4-difluorophenyl)-6-fluoro-4-oxo-1,4-dihydro-1,8-naphthyridine-3-carboxylic mono-4-toluenesulfonate monohydrate
4.構造式:
5.分子式:
C19H15F3N4O3・C7H8O3S・H2O19H15F3N4O3・C7H8O3S・H2O
6.分子量:
594.56
7.性状:
白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。N,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、水又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。
メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
8.融点:
約254℃(分解)

包装

オゼックス細粒小児用15%:50g 100g 0.5g×100包

主要文献及び文献請求先

Sieb,J.P.:Neurology, 50, 804-807(1998)
中村 孝ほか:Chemotherapy, 36(S-9), 710-726(1988)
社内資料(関節に及ぼす影響)
那須 勝ほか:Chemotherapy, 36(S-9), 699-709(1988)
河村正三ほか:Chemotherapy, 36(S-9), 1341-1353(1988)
橋本茂一:化学療法の領域, 6(8), 1694-1705(1990)
田井 賢ほか:Chemotherapy, 36(S-9), 208-215(1988)
前田浩志ほか:Chemotherapy, 36(S-9), 187-194(1988)
神山朋子ほか:あたらしい眼科, 23(別巻), 3-11(2006)

文献請求先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
大正富山医薬品株式会社 メディカルインフォメーションセンター
〒170-8635 東京都豊島区高田3-25-1
電話 0120-591-818

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

発売
大正富山医薬品株式会社
東京都豊島区高田3-25-1
製造販売
富山化学工業株式会社
東京都新宿区西新宿3-2-5

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6241010C1024 オゼックス細粒小児用15% トスフロキサシントシル酸塩水和物 150mg1g 486.5

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