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薬剤師ネクスト経営塾

アナストロゾール錠1mg「SN」

作成又は改訂年月

2017年9月作成 (第1版)

日本標準商品分類番号

874291

薬効分類名

アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤

承認等

販売名

アナストロゾール錠1mg「SN」

販売名コード

4291010F1112

承認・許可番号

承認番号
22400AMX01327
商標名
Anastrozole

薬価基準収載年月

2012年12月

販売開始年月

2012年12月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
外装に表示

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分
アナストロゾール・・・1.00mg
添加物
乳糖水和物、ポビドン、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン

性状

色・剤形
白色のフィルムコーティング錠
外形

裏面

側面

規格
6.1mm
厚さ
3.2mm
重量
102mg
識別コード
AI

一般的名称

アナストロゾール錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[動物実験(ラット)で胎児の発育遅延が認められている。また、動物実験(ラット及びウサギ)で胎児への移行が認められている。](「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
授乳婦[本剤の授乳中婦人における使用経験はない。](「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

用法及び用量

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
重度の肝・腎障害のある患者[本剤の重度の肝・腎障害患者における安全性は確立していない。]

重要な基本的注意

本剤の特性並びに使用経験がないことを考慮して閉経前患者への使用は避けること。
本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
本剤の投与によって、骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなるので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが望ましい。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)アナフィラキシー、血管浮腫、蕁麻疹肝機能障害、黄疸間質性肺炎血栓塞栓症
その他の副作用
1.全身(頻度不明)
ほてり、頭痛、倦怠感、無力症、疲労
2.肝臓(頻度不明)
肝機能検査値異常(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇)
3.消化器(頻度不明)
嘔気、食欲不振、嘔吐、下痢
4.精神神経系(頻度不明)
感覚異常(錯感覚、味覚異常を含む)、傾眠、手根管症候群
5.皮膚(頻度不明)
脱毛、発疹、皮膚血管炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病
6.筋・骨格系(頻度不明)
関節痛、硬直、骨折、関節炎、骨粗鬆症、骨痛、弾発指、筋肉痛
7.生殖器(頻度不明)
性器出血注1)注1)、膣乾燥
8.血液(頻度不明)
白血球減少、好中球減少
9.その他(頻度不明)
高コレステロール血症、高カルシウム血症
注1)性器出血が認められた場合には直ちに検査を行うなど適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

アナストロゾール製剤の臨床試験成績から、高齢者と非高齢者において血漿中濃度及び副作用の発現率並びにその程度に差は見られていない。しかし、一般に高齢者では生理機能が低下しており、副作用があらわれやすいので慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

本剤は、閉経後患者を対象とするものであることから、妊婦、授乳婦に対する投与は想定していないが、妊婦、授乳婦への投与の安全性については次の知見がある。
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。[動物実験(ラット)で胎児の発育遅延が認められている。また、動物実験(ラット及びウサギ)で胎児への移行が認められている。]
授乳婦への投与に関する安全性は確立していない。[本剤の授乳中婦人における使用経験はない。]

過量投与

本薬60mgを単回投与した臨床試験においても、忍容性は良好であった。過量投与には以下の処置を考慮すること。
(1)処置
本薬の過量投与に特異的な解毒薬はないため、対症療法を行うこと。過量投与時の処置においては、複数の薬剤を服用していた可能性を考慮すること。患者の意識がある場合は、嘔吐を誘発してもよい。本薬の蛋白結合率は高くないので、透析も有用と考えられる。バイタルサインの頻繁なモニタリングや患者を注意深く観察すること。

適用上の注意

1.薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

その他の注意

本剤との関連性は明確ではないが、臨床試験において無力症や傾眠等が報告されているので、自動車の運転や機械の操作には注意すること。
ラット2年間がん原性試験において高用量(25mg/kg/日)のみで雌の肝臓腫瘍及び雄の甲状腺腫瘍増加が認められた。この変化はヒトへの治療用量投与時の暴露の雄で約80倍以上、雌で約90倍以上の時にのみ増加することから、患者への本剤投与時の臨床的な安全性との関連性は低いと考えられる。マウス2年間がん原性試験では良性卵巣腫瘍の増加が認められた。この変化はアロマターゼ阻害によるマウスに特異的な変化であると考えられ患者への本剤投与時の臨床的な安全性との関連性は低いと考えられる。
ラット及びウサギを用いた生殖発生毒性試験において、本薬の薬理作用に起因すると考えられる着床数、妊娠率及び出生児数の低下、胎盤の肥大等が認められている。

薬物動態

1.生物学的同等性試験1)1)
アナストロゾール錠1mg「SN」と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ1錠(アナストロゾールとして1mg)閉経後健康成人女性に絶食単回経口投与して血漿中アナストロゾール濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
(下表参照)

血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬物動態の表

 判定パラメータ
0-96(ng・hr/mL)
判定パラメータ

参考パラメータ

参考パラメータ
1/2(hr)
アナストロゾール錠1mg「SN」594.7±175.318.3±3.21.2±0.435.2±8.5
標準製剤
593.3±151.418.4±3.31.4±0.535.4±10.5
(Mean±S.D.,n=17)

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
アナストロゾール(Anastrozole)
2.化学名
2-[3-(1-Cyano-1-methylethyl)-5-(1H-1,2,4-triazol-1-ylmethyl)phenyl]-2-methylpropanenitrile
3.分子式
C1717H1919N55
4.分子量
293.37
5.構造式
6.性状
白色の粉末である。
アセトニトリルに極めて溶けやすく、メタノール、エタノール(99.5)、アセトン、テトラヒドロフランに溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水に極めて溶けにくい。
7.融点
82〜86℃

取扱い上の注意

1.安定性試験結果2)2)
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、アナストロゾール錠1mg「SN」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

包装

アナストロゾール錠1mg「SN」
30錠(PTP10錠×3)
100錠(PTP10錠×10)

主要文献及び文献請求先

シオノケミカル(株):アナストロゾール錠1mg「SN」の生物学的同等性に関する資料(社内資料)
シオノケミカル(株):アナストロゾール錠1mg「SN」の安定性に関する資料(社内資料)

文献請求先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
シオノケミカル株式会社 学術情報本部
〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目10番10号
TEL:03-5202-0213
FAX:03-5202-0230

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

販売元
江州製薬株式会社
滋賀県湖南市三雲143-1
製造販売元
シオノケミカル株式会社
東京都中央区八重洲2丁目10番10号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
4291010F1112 アナストロゾール錠1mg「SN」 アナストロゾール 1mg1錠 273.3

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