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薬剤師ネクスト経営塾

イントロンA注射用300

作成又は改訂年月

** 2015年7月改訂 (第24版)
* 2012年11月改訂

日本標準商品分類番号

876399

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
2010年12月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2001年11月

薬効分類名

遺伝子組換え型インターフェロンα-2b製剤

承認等

販売名

イントロンA注射用300

販売名コード

6399406D1021

承認・許可番号

承認番号
16200EZY00575000
商標名
INTRON Injection

薬価基準収載年月

1987年11月

販売開始年月

1988年1月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け10℃以下で保存のこと
使用期間
使用期限等2年
使用期限
使用期限等外箱等に記載

規制区分

生物由来製品
劇薬
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分(1バイアル中)
組成インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え):300万国際単位
添加物(1バイアル中)
組成グリシン:20mg
人血清アルブミン:1mg
上記のほか、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物を含有する。
本剤は、製造工程で、ウシの乳から得たカゼイン分解物のエヌゼットアミン、及びウシの乳から得たカゼイン分解物のトリプトンを使用している。
組成本剤は上記成分を含む凍結乾燥品で、溶解液として日本薬局方「注射用水」1mLを添付している。

性状

性状本剤は白色、多孔質の固体で、用時溶解して用いる注射剤である。
溶状(溶解後溶液)
性状無色〜微黄色澄明
pH(溶解後溶液)
性状6.5〜8.0
浸透圧比(溶解後溶液)
性状0.8〜1.2(生理食塩液に対する比)

販売名

イントロンA注射用600

販売名コード

6399406D3024

承認・許可番号

承認番号
20100EZY00145000
商標名
INTRON Injection

薬価基準収載年月

1989年11月

販売開始年月

1990年2月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け10℃以下で保存のこと
使用期間
使用期限等2年
使用期限
使用期限等外箱等に記載

規制区分

生物由来製品
劇薬
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分(1バイアル中)
組成インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え):600万国際単位
添加物(1バイアル中)
組成グリシン:20mg
人血清アルブミン:1mg
上記のほか、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物を含有する。
本剤は、製造工程で、ウシの乳から得たカゼイン分解物のエヌゼットアミン、及びウシの乳から得たカゼイン分解物のトリプトンを使用している。
組成本剤は上記成分を含む凍結乾燥品で、溶解液として日本薬局方「注射用水」1mLを添付している。

性状

性状本剤は白色、多孔質の固体で、用時溶解して用いる注射剤である。
溶状(溶解後溶液)
性状無色〜微黄色澄明
pH(溶解後溶液)
性状6.5〜8.0
浸透圧比(溶解後溶液)
性状0.8〜1.2(生理食塩液に対する比)

販売名

イントロンA注射用1,000

販売名コード

6399406D2028

承認・許可番号

承認番号
16200EZY00576000
商標名
INTRON Injection

薬価基準収載年月

1987年11月

販売開始年月

1988年1月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け10℃以下で保存のこと
使用期間
使用期限等2年
使用期限
使用期限等外箱等に記載

規制区分

生物由来製品
劇薬
処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分(1バイアル中)
組成インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え):1,000万国際単位
添加物(1バイアル中)
組成グリシン:20mg
人血清アルブミン:1mg
上記のほか、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物を含有する。
本剤は、製造工程で、ウシの乳から得たカゼイン分解物のエヌゼットアミン、及びウシの乳から得たカゼイン分解物のトリプトンを使用している。
組成本剤は上記成分を含む凍結乾燥品で、溶解液として日本薬局方「注射用水」1mLを添付している。

性状

性状本剤は白色、多孔質の固体で、用時溶解して用いる注射剤である。
溶状(溶解後溶液)
性状無色〜微黄色澄明
pH(溶解後溶液)
性状6.5〜8.0
浸透圧比(溶解後溶液)
性状0.8〜1.2(生理食塩液に対する比)

一般的名称

インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)注射用凍結乾燥製剤

警告

本剤の投与により間質性肺炎、自殺企図があらわれることがあるので、【使用上の注意】に十分留意し、患者に対し副作用発現の可能性について十分説明すること。

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤又は他のインターフェロン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
ワクチン等生物学的製剤に対して過敏症の既往歴のある患者
小柴胡湯を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
自己免疫性肝炎の患者[自己免疫性肝炎が悪化することがある。]

効能又は効果

C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善への本剤の使用にあたっては、HCV RNAが陽性であること、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、肝硬変でないことを確認すること。
リバビリンとの併用にあたっては、血中HCV RNA量が高値のC型慢性肝炎に本剤を用いる場合、血中HCV RNA量がRT-PCR法で1055IU/mL以上又はb-DNA法で1Meq./mL以上であることを確認すること。
C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善への本剤単独の場合、CRT-PCR法でHCV RNA量が1088copies/mL以上の症例での本剤のHCV RNA消失率は10.8%(4/37)で、うちジェノタイプII(1b)(セログループ1)型では0.0%(0/27)であった。また、HCV RNA量が1099copies/mL以上の症例では本剤のHCV RNA消失率は0.0%(0/3)であった。

用法及び用量

1.○C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
使用にあたっては、HCV RNAが陽性であることを確認したうえで行う。
通常、成人には、インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1日1回600万〜1,000万国際単位を週6回又は週3回筋肉内に投与する。
2.○HBe抗原陽性でかつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善
通常、成人には、インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1週目1日1回600万〜1,000万国際単位、2週目より1日1回600万国際単位を筋肉内に投与する。
ただし、投与開始日は1日1回300万国際単位又は600万国際単位を投与する。
3.○腎癌、慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫
通常、成人には、インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1日1回300万〜1,000万国際単位を筋肉内に投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
4.インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)の投与に際しては、1バイアルあたり添付の日本薬局方「注射用水」1mLに溶解して用いる。

用法及び用量に関連する使用上の注意

1.本剤単独によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与14週目で効果が認められない場合には投与を中止すること。
リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
通常、成人には、下記の用法・用量のリバビリンを経口投与する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
本剤の投与期間は、臨床効果(HCV RNA、ALT等)及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定する。特に好中球数、血小板数、ヘモグロビン濃度の推移に注意し、本剤の減量あるいは中止基準に従うこと。
セログループ1(ジェノタイプI(1a)又はII(1b))で血中HCV RNA量が高値の患者における通常の投与期間は48週間である。臨床試験の結果より、投与中止例では有効性が低下するため、減量・休薬などの処置により可能な限り48週間投与することが望ましい。なお、24週間以上の投与で効果が認められない場合、リバビリンとの併用投与の中止を考慮すること。
それ以外の患者における通常の投与期間は24週間である。(【使用上の注意】重要な基本的注意2.及び【臨床成績】の項参照)
本剤及びリバビリンの併用投与にあたっては、ヘモグロビンの濃度が12g/dL以上であることが望ましい。また、投与中にヘモグロビン濃度の低下が認められた場合、下記を参考に本剤及びリバビリンの用量を変更すること。
(1)心疾患又はその既往歴のない患者
(2)心疾患又はその既往歴のある患者
本剤及びリバビリンの併用投与にあたっては、白血球数が4,000/mm33以上、血小板数が100,000/mm33以上であることが望ましい。また、投与中に白血球数、好中球数又は血小板数の減少が認められた場合には、下記を参考に本剤及びリバビリンの用量を変更すること。
3.HBe抗原陽性でかつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症の改善
本剤の使用にあたっては、4週間投与を目安とし、その後の継続投与については、臨床効果及び副作用の程度を考慮し、慎重に行うこと。

(次の患者には慎重に投与すること)

薬物動態

1.血中濃度の推移
表1に示す
2.分布・排泄2)2)
(参考)ラットに5,000万国際単位/kgを単回筋肉内投与したときの組織内濃度は、1時間で最高値に達し、その濃度は、腎>血清>肺>肝>脾の順であった。各組織内濃度は血清中濃度にほぼ平行して減少し、6時間後には最高値の1/30以下となった。尿、胆汁中への排泄はほとんど認められなかった。
3.胎児及び乳汁中への移行2,3)2,3)
(参考)妊娠ラット及び授乳期ラットに5,000万国際単位/kgを筋肉内投与したとき、胎児への移行はみられなかった。乳汁中へは一部移行したが、哺乳児に摂取されたかなりの量は胃内で失活し、哺乳児の循環血中への移行は認められなかった。
4.リバビリン併用時の薬物動態4)4)
C型慢性肝炎患者(12名、外国人)に本剤300万国際単位週3回皮下投与、リバビリン600mg1日2回4週間反復経口投与を併用したとき、本剤及びリバビリンのいずれの血中濃度も併用の影響は認められず、薬物動態学的相互作用は認められなかった。
(注)リバビリンの承認用量は「1日600〜1,000mgを1日2回に分けて連日朝夕食後経口投与する」である。

薬物動態の表

投与量
患者数Tmax
Cmax
T1/2(時間)AUC
300万65.7±0.8 54.9±17.3 660.8±213.4
1,000万66.0±0.9169.7±22.75.2±0.31977.8±215.8

臨床成績

1.臨床試験
(1)C型慢性肝炎
(1)リバビリン併用での成績5〜7)5〜7)
(1)本剤とリバビリンの48週間併用投与
ジェノタイプ1かつ高ウイルス量(RT-PCR法:1055IU/mL以上)のC型慢性肝炎患者を対象として、本剤とリバビリンの48週間併用投与群を対照とし、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)とリバビリンの48週間併用投与群の有効性が劣らないことを検証する試験を実施した。投与終了後24週目のウイルス血症改善度は、本剤とリバビリンの併用投与群では44.8%(113/252)であり、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)とリバビリンの併用投与群は、本剤とリバビリンの併用投与群に劣らないことが証明された。
本剤とリバビリンの併用に関してウイルスのジェノタイプ及びウイルス量別のウイルス血症改善度、インターフェロン(IFN)前治療効果別ウイルス血症改善度を表2、表3に示した。
(2)本剤とリバビリンの24週間併用投与
本剤を対照薬とし、本剤とリバビリンの24週間併用投与によるC型慢性肝炎患者のインターフェロン無効例あるいは再燃例を対象とした二重盲検比較試験及びジェノタイプ1bかつ高ウイルス量(RT-PCR法:1055IU/mL以上、b-DNA法:1Meq./mL以上)を対象とした二重盲検比較試験をそれぞれ実施した。2試験の結果を集計した投与終了後24週目の持続的ウイルス陰性化率は、本剤単独投与群が5.5%(8/146)であったのに対し、本剤とリバビリン併用投与群は21.4%(51/238)でありそれぞれの試験において併用投与群が単独投与群に比較し有意に優れていた。
本剤とリバビリンの併用に関してウイルスのジェノタイプ及びウイルス量別のウイルス血症改善度、インターフェロン(IFN)前治療効果別ウイルス血症改善度を表4、表5に示した。
(3)製造販売後調査
本剤とリバビリン併用療法の治療効果を検討するため製造販売後調査(特定使用成績調査)を実施した。本剤は主として1日600万〜1,000万国際単位を週6回2〜4週間投与後、週3回の間歇投与で合計24週間投与した(評価対象1,554例、併用療法期間26.4±15.2週)。併用療法終了6カ月後のジェノタイプ及びウイルス量別のウイルス血症改善度は表6の結果であった。
(2)本剤単独での成績
(1)承認時8〜10)8〜10)
本剤の1日600万〜1,000万国際単位、投与法として、2〜4週間週6回投与後、週3回の間歇投与で12週間を246例に投与し、肝機能改善度とウイルス血症改善度を検討した。
投与終了後6カ月以上のALT(GPT)の正常化持続は34.5%(80/232)に認められた。また、投与終了後6カ月以降のHCV RNAの陰性化(CRT-PCR法)率は29.8%(71/238)であった。
本剤の有効性はジェノタイプ及びウイルス量により異なることが知られている。また、投与方法によっても有効率に差が認められ、CRT-PCR法でHCV RNA量が1077copies/mL以上の症例における検討では、初期及び間歇期とも1日1,000万国際単位を投与した場合のCR(肝機能、ウイルス血症改善度とも有効)率は16.3%(14/86)と、初期及び間歇期の1日投与量のいずれかあるいは両方を600万国際単位とした場合の4.8%(3/62)に比べて高率であった。有効性の高かった投与法である初期及び間歇期とも1,000万国際単位を投与した症例におけるジェノタイプ別ウイルス量別肝機能改善度及びウイルス血症改善度は表7、表8の結果であった。
(2)市販後調査
本剤の治療効果を検討するため市販後調査(特別調査)を実施した。本剤は、主として1日600万〜1,000万国際単位を2〜4週間週6回投与後、週3回の間歇投与で合計24週間投与された(評価対象1,188例における1日平均投与量は913±156万国際単位、投与期間は22.9±4.8週、総投与量は71,225±18,999万国際単位(mean±S.D.))。投与終了6カ月後のジェノタイプ別ウイルス量別のウイルス血症改善度は表9の結果であった。
(2)B型慢性活動性肝炎11,12)11,12)
本剤の抗ウイルス効果を検討した結果、80.7%(109/135)にDNAポリメラーゼ活性の改善がみられ、HBe抗原に対する陰性化(SN)率は投与終了時で6.1%(10/164)であった。また、投与終了2年後でのSN率は56.0%(51/91)で、HBe抗体陽性化(SC)率は25.3%(23/91)であった。調査対象例のうち、投与前のHBe抗原cut index値が8.0未満の症例(平均5.45)におけるSN率及びSC率はそれぞれ68.4%(26/38)及び34.2%(13/38)であった。
(3)腎癌13,14)13,14)
本剤単独投与4週間以上の評価可能例45例中CR(著効)1例、PR(有効)6例が得られ、奏効率は15.6%で、MR(やや有効)3例を含めた奏効率は22.2%であった。投与8週間以上の評価可能例30例中CR1例、PR6例で奏効率は23.3%、MR2例を含めた奏効率は30.0%であった。CR、PR例における縮小効果は投与開始後1〜8週目で、また50%以上の縮小は2〜9週目で認められた。
(4)慢性骨髄性白血病15,16)15,16)
本剤単独投与8週間以上の評価可能例32例中CR12例、PR17例が得られ、奏効率は90.6%であった。本剤投与前後にPh11染色体検査を実施した症例20例中9例(45.0%)に陽性率の減少が認められ、追跡調査においてPh11染色体の消失例が報告されている。
(5)多発性骨髄腫15)15)
本剤単独投与4週間以上の評価可能例24例中PR5例が得られ、奏効率は20.8%で、MR3例を含めた奏効率は33.3%であった。
2.抗インターフェロン アルファ-2b中和抗体
本剤の筋肉内反復投与前後に、抗インターフェロン アルファ-2b中和抗体を測定(CPE法)した結果、509例中3例(0.59%)に抗体の出現がみられたが、中和抗体価の上昇に起因すると考えられる特異的な副作用は認められていない。

臨床成績の表

ウイルス量
ジェノタイプ本剤+リバビリン※1
≧105IU/mL1b45%
IFN前治療効果本剤+リバビリン※1
初回47%(65/139)
再燃52%(42/81)
無効19%(6/31)
※1:本剤(600万国際単位×6回/週×2週間+600万国際単位×3回/週×46週間)+リバビリン(600〜1000mg/日×48週間)
ウイルス量
ジェノタイプ本剤+リバビリン※1本剤+リバビリン※2本剤+リバビリン※3本剤+プラセボ※4本剤+プラセボ※5
<105IU/mL171%
75%
100%
<105IU/mL2100%
0%
≧105IU/mL1b45%
16%
12%
0%
3%
≧105IU/mL264%
50%
33%
IFN前治療効果本剤+リバビリン※1本剤+リバビリン※2本剤+リバビリン※3本剤+プラセボ※4本剤+プラセボ※5
初回47%
29%
11%
8%
再燃52%
26%
12%
13%
0%
無効19%
13%
25%
5%
0%
※1:本剤(600万国際単位×6回/週×2週間+600万国際単位×3回/週×46週間)+リバビリン(600〜1000mg/日×48週間)
※2:本剤(600万国際単位×6回/週×2週間+600万国際単位×3回/週×22週間)+リバビリン(600〜800mg/日×24週間)
※3:本剤(1,000万国際単位×6回/週×2週間+600万国際単位×3回/週×22週間)+リバビリン(600〜800mg/日×24週間)
※4:本剤(600万国際単位×6回/週×2週間+600万国際単位×3回/週×22週間)
※5:※3と同じ方法で、本剤単独投与の場合
ウイルス量
ジェノタイプジェノタイプジェノタイプジェノタイプ
ウイルス量
1a1b2a2b
<105IU/mL-
45.6%
59.7%
40.0%
≧105IU/mL16.7%
12.5%
41.7%
42.4%
HCV RNA量
ジェノタイプジェノタイプジェノタイプ
HCV RNA量
1b(II2a(III2b(IV
≦106(copies/mL)50.0%
72.7%
80.0%
≧107(copies/mL)11.1%
70.6%
50.0%
※6:投与終了後6カ月以上ALT(GPT)持続正常例/判定可能例(投与前肝機能正常例は除く。)
HCV RNA量
ジェノタイプジェノタイプジェノタイプ
HCV RNA量
1b(II2a(III2b(IV
≦106(copies/mL)57.1%
80.0%
40.0%
≧107(copies/mL)3.0%
66.7%
33.3%
※7:投与終了6カ月後におけるHCV RNA陰性例/判定可能例
HCV RNA量
ジェノタイプジェノタイプジェノタイプ
HCV RNA量
1b(II2a(III2b(IV
<105(copies/50μL)60.8%
85.7%
73.5%
≧105(copies/50μL)10.3%
51.7%
46.8%
※8:HCV RNA推移に基づく主治医判定有効例/判定可能例

薬効薬理

1.抗ウイルス作用8,17〜19)8,17〜19)
C型慢性肝炎患者に反復筋肉内投与した結果、投与中に血清中2′-5′オリゴアデニル酸合成酵素(2-5AS)活性の有意な上昇と血中HCV RNAの陰性化がみられ、一部の症例では投与後も陰性化が持続した。
B型肝炎ウイルス(HBV)を安定して産生する細胞株HB611において、HBV DNAの合成阻害が認められた(in vitro)。また、B型慢性肝炎患者に単回筋肉内投与した結果、2-5AS活性は用量依存的に上昇し、DNAポリメラーゼ活性の抑制が認められた。
2.細胞増殖抑制作用20〜24)20〜24)
ヒト腎癌由来細胞株(OS-RC-2)、ヒト慢性骨髄性白血病由来細胞株(K-562等)、ヒト多発性骨髄腫由来細胞株(RPMI8266等)及びPh11染色体陽性の慢性骨髄性白血病患者から分離した末梢血白血病細胞に対して、増殖抑制作用が認められた。また、ヌードマウスに移植したヒト腎癌由来細胞株(NT-25等)に対して、筋肉内投与により明らかな抗腫瘍効果が認められた。
3.免疫系への作用20,25)20,25)
ナチュラルキラー細胞及び単球(マクロファージ)を活性化させ、腫瘍細胞に対する細胞障害性を高めることが認められた。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
インターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)(JAN)
Interferon Alfa-2b(Genetical Recombination)(JAN)
Interferon Alfa(INN)
(略号 IFNα-2b)
2.分子式
C860860H13531353N229229O255255S99
3.分子量
19,269
4.構造式
165個のアミノ酸残基からなる蛋白質

包装

イントロンA注射用300 1バイアル(溶解液:日本薬局方「注射用水」1mL添付)
イントロンA注射用600 1バイアル(溶解液:日本薬局方「注射用水」1mL添付)
イントロンA注射用1,000 1バイアル(溶解液:日本薬局方「注射用水」1mL添付)

主要文献及び文献請求先

渡辺隆ほか:基礎と臨床 1986,20,2368
渡辺隆ほか:基礎と臨床 1986,20,2357
乳汁移行:ラット(社内資料)
Khakoo S,et al.:Br 1998,46,563
豊田成司ほか:臨床医薬 2002,18,539
飯野四郎ほか:臨床医薬 2002,18,565
国内臨床試験(社内資料)
飯野四郎ほか:基礎と臨床 1995,29,4493
飯野四郎ほか:基礎と臨床 1996,30,57
日野邦彦ほか:Medical 1997,14,1771
山本祐夫ほか:肝胆膵 1988,16,863
山本祐夫ほか:肝胆膵 1989,19,1059
新島瑞夫ほか:臨床医薬 1985,1,395
川崎千尋ほか:癌と化学療法 1985,12,566
高久史麿ほか:Biotherapy 1989,3,1497
小林透ほか:Biotherapy 1991,5,418
日野邦彦ほか:基礎と臨床 1992,26,409
抗ウイルス作用(社内資料)
飯野四郎:医学のあゆみ 1989,151,860
原口惣一ほか:癌と化学療法 1986,13,3236
細胞増殖抑制作用(社内資料)
細胞増殖抑制作用(社内資料)
阿部則雄ほか:Biotherapy 1991,5,1884
細胞増殖抑制作用(社内資料)
抗腫瘍作用(社内資料)

文献請求先

問い合わせ先 文献請求先・製品情報お問い合わせ先
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
MSD株式会社 MSDカスタマーサポートセンター
東京都千代田区九段北1-13-12
医療関係者の方:フリーダイヤル0120-024-961

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
MSD株式会社
東京都千代田区九段北1-13-12

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6399406D2028 イントロンA注射用1,000 インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え) 1,000万国際単位1瓶(溶解液付) 12579
6399406D3024 イントロンA注射用600 インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え) 600万国際単位1瓶(溶解液付) 8005
6399406D1021 イントロンA注射用300 インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え) 300万国際単位1瓶(溶解液付) 4221

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