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薬剤師ネクスト経営塾

レトロゾール錠2.5mg「NK」

作成又は改訂年月

** 2017年9月改訂 4
* 2017年7月改訂 3

日本標準商品分類番号

874291

薬効分類名

アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤

承認等

販売名

レトロゾール錠2.5mg「NK」

販売名コード

4291015F1093

承認・許可番号

承認番号
22700AMX00366
商標名
Letrozole Tab. 2.5mg「NK」

薬価基準収載年月

2015年6月

販売開始年月

2015年6月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存
使用期限
使用期限等3年(PTPシート及び外箱に表示)
取扱い上の注意
使用期限等【取扱い上の注意】の項参照

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
説明事項※注意-医師等の処方箋により使用すること

組成

組成レトロゾール錠2.5mg「NK」は、1錠中に次の成分を含有する。
有効成分・含有量
組成レトロゾール 2.5mg
添加物
組成乳糖、トウモロコシデンプン、セルロース、無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール、酸化チタン、三二酸化鉄

性状

性状レトロゾール錠2.5mg「NK」は、帯赤黄色のフィルムコーティング錠である。
**本体表示
性状レトロゾール2.5:レトロゾールNK
**直径(mm)
性状
 6.1
厚さ(mm)
性状
 3.2
質量(g)
性状0.10

一般的名称

レトロゾール錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
[動物実験(ラット)において胎児死亡及び催奇形性(胎児のドーム状頭部及び椎体癒合)が観察されている。](「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
授乳婦
[動物実験(ラット)において乳汁移行が認められている。また、授乳期にレトロゾールを母動物に投与した場合、雄の出生児の生殖能の低下が認められている。](「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

用法及び用量

用法及び用量
用法及び用量通常、成人にはレトロゾールとして1日1回2.5mgを経口投与する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
重度の肝機能障害を有する患者
[本剤の重度の肝機能障害患者における安全性は確立していない。]
重度の腎障害を有する患者
[本剤の重度の腎障害患者における安全性は確立していない。]

重要な基本的注意

本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師の下で、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
本剤はアロマターゼを阻害することにより治療効果を発揮するものであり、活発な卵巣機能を有する閉経前の患者ではアロマターゼを阻害する効果は不十分であると予想されること、並びに閉経前の患者では使用経験がないことを考慮して、閉経前患者に対し使用しないこと。
疲労、めまい、まれに傾眠が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
本剤の投与によって、骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなるので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが望ましい。

相互作用

相互作用の概略
相互作用の概略本剤は、肝代謝酵素CYP3A4及びCYP2A6で代謝されるので、本酵素の活性に影響を及ぼす薬剤と併用する場合には注意して投与すること。CYP3A4及びCYP2A6活性を阻害する薬剤、又はCYP3A4及びCYP2A6によって代謝される薬剤との併用により、本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇する可能性がある。また、CYP3A4を誘導する薬剤との併用により、本剤の代謝が促進され血中濃度が低下する可能性がある。一方、本剤は、CYP2A6の阻害作用を有することから、本酵素で代謝される他の薬剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
CYP2A6を阻害する薬剤(メトキサレン等)
臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
機序・危険因子
メトキサレン等の薬剤はCYP2A6活性を阻害することより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
薬剤名等
CYP3A4を阻害する薬剤(アゾール系抗真菌剤等)
臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
機序・危険因子
アゾール系抗真菌剤等の薬剤はCYP3A4活性を阻害することより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
薬剤名等
CYP3A4を誘導する薬剤(タモキシフェン、リファンピシン等)
臨床症状・措置方法
本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
レトロゾール製剤とタモキシフェンの反復併用投与により、レトロゾールのAUCが約40%低下したとの報告がある。
ただし、相互作用に起因する効果の減弱及び副作用の報告はない。
機序・危険因子
これらの薬剤はCYP3A4を誘導することにより、本剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させる可能性がある。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
血栓症、塞栓症
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用肺塞栓症、脳梗塞、動脈血栓症、血栓性静脈炎、心筋梗塞があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心不全、狭心症
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用心不全、狭心症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用AST(GOT)、ALT(GPT)の著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死症(Toxic Necrolysis:TEN)、多形紅斑
頻度
(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用中毒性表皮壊死症(Toxic Necrolysis:TEN)、多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用
血液系障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細白血球数減少、血小板増加、白血球分画異常、単球数減少、好塩基球数増加、リンパ球数減少
代謝及び栄養障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細食欲亢進、体重減少、血中コレステロール増加、高カルシウム血症、食欲不振、体重増加、血中クロール増加、血中コレステロール減少、血中カリウム減少、低蛋白血症、アルブミン・グロブリン比減少
精神障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細うつ病、不安、不眠症、易興奮性
*神経系障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細記憶障害、異常感覚、頭痛、浮動性めまい、注意力障害、傾眠、しびれ感、味覚障害、回転性めまい
眼障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細白内障、眼刺激、霧視
耳及び迷路障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細耳鳴
心臓障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細頻脈、動悸
血管障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細ほてり、高血圧、低血圧、潮紅
呼吸器系障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細呼吸困難、喉頭痛
胃腸障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細下痢、悪心、嘔吐、消化不良、腹痛、便秘、腹部膨満、上腹部痛、軟便、歯痛、口内炎
肝・胆道系障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、ALP増加、γ-GTP増加、LDH増加、血中ビリルビン増加
皮膚障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細皮膚乾燥、蕁麻疹、そう痒症、発疹、多汗、冷汗、局所性表皮剥脱、湿疹、脱毛症
筋骨格系障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細骨痛、骨折、骨粗鬆症、関節痛、筋痛、関節硬直、背部痛、関節炎
腎及び尿路障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細頻尿、尿路感染、尿蛋白陽性、BUN増加
生殖系及び乳房障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細膣乾燥、乳房痛、膣出血、膣分泌物
*全身障害
頻度
頻度不明
詳細
詳細発熱、粘膜乾燥、腫瘍疼痛、疲労、倦怠感、口渇、熱感、脱力、上肢浮腫、全身浮腫、胸痛

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しており、副作用があらわれやすいので慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

本剤は、閉経後患者を対象とするものであることから、妊婦、授乳婦に対する投与は想定していないが、妊婦、授乳婦への投与の安全性については次の知見がある。
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
[適応外ではあるが、海外において、妊娠前及び妊娠中にレトロゾール製剤を投与された患者で奇形を有する児を出産したとの報告がある。動物実験(ラット)においては、胎児死亡及び催奇形性(ドーム状頭部及び椎体癒合)並びに分娩障害が観察されている。また、動物実験(ラット)で胎児への移行が認められている。]
授乳中の婦人へは投与しないこと。やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。
[動物実験(ラット)で乳汁移行が認められている。また、動物実験(ラット)で授乳期にレトロゾールを母動物に投与した場合、雄の出生児の生殖能の低下が観察されている。]

過量投与

海外において最高62.5mgを単回服用した症例の報告があるが、本症例では重篤な有害事象の発現はみられていない。
(1)処置
患者に意識がある場合はまず嘔吐させることが適切であるが、通常は支持療法を行い、頻繁にバイタルサインをモニターすること。

適用上の注意

1.薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)

薬物動態

1.生物学的同等性試験
レトロゾール錠2.5mg「NK」と標準製剤を、クロスオーバー試験法によりそれぞれ1錠(レトロゾールとして2.5mg)閉経後健康成人女性に空腹時単回経口投与して血漿中レトロゾール濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。1)1)
(下表参照)

血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬物動態の表

 判定パラメータ
0-t(ng・h/mL)
判定パラメータ

参考パラメータ

参考パラメータ
1/2(hr)
レトロゾール錠2.5mg「NK」3030±127054.6±14.71.29±0.8881.1±42.6
標準製剤
3020±138051.6±15.41.42±1.1674.9±39.0
(Mean±S.D.,n=24)
AUC0-t0-t:最終観測時点までの血漿中濃度-時間曲線下面積

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
レトロゾール(Letrozole)
2.化学名
4,4'-[(1H-1,2,4-Triazol-1-yl)methylene]-dibenzonitrile
3.分子式
C1717H1111N55
4.分子量
285.30
5.構造式
6.性状
白色の結晶性の粉末である。アセトニトリルにやや溶けやすく、メタノールに溶けにくく、水及びエタノール(99.5)にほとんど溶けない。

取扱い上の注意

1.安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、レトロゾール錠2.5mg「NK」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。2)2)

包装

30錠、100錠

主要文献及び文献請求先

宮原英夫他:診療と新薬, 52(2), 13(2015)
日本化薬株式会社 社内資料:安定性試験

文献請求先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。

日本化薬株式会社 医薬品情報センター
(住所)〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号
(TEL)0120-505-282(フリーダイヤル)

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
日本化薬株式会社
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
4291015F1093 レトロゾール錠2.5mg「NK」 レトロゾール 2.5mg1錠 215

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