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薬剤師ネクスト経営塾

オルガドロン注射液1.9mg

作成又は改訂年月

**2015年11月改訂(第18版)
*2015年4月改訂

日本標準商品分類番号

872454

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1990年12月
効能又は効果追加承認年月(最新)
2005年9月

薬効分類名

承認等

販売名

オルガドロン注射液1.9mg

販売名コード

2454405H2020

承認・許可番号

承認番号
22100AMX01494000
商標名
Orgadrone 1.9mg

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

1969年9月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等遮光、室温保存
「取扱い上の注意」参照
使用期間
使用期限等4年
使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること。

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分
組成1管中に、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム2.5mg/0.5mL(デキサメタゾンとして1.9mg)を含有
添加物
組成1管中に、ベンゼトニウム塩化物0.05mg、キシリトール13.5mg、pH調整剤を含有

性状

外観
性状無色澄明の液
pH
性状7.0〜8.5
浸透圧比(生理食塩液対比)
性状約1

販売名

オルガドロン注射液3.8mg

販売名コード

2454405H4023

承認・許可番号

承認番号
22100AMX01495000
商標名
Orgadrone 3.8mg

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

1962年10月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等遮光、室温保存
「取扱い上の注意」参照
使用期間
使用期限等4年
使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること。

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分
組成1管中に、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム5mg/1mL(デキサメタゾンとして3.8mg)を含有
添加物
組成1管中に、ベンゼトニウム塩化物0.1mg、キシリトール27mg、pH調整剤を含有

性状

外観
性状無色澄明の液
pH
性状7.0〜8.5
浸透圧比(生理食塩液対比)
性状約1

販売名

オルガドロン注射液19mg

販売名コード

2454405H6026

承認・許可番号

承認番号
22100AMX01496000
商標名
Orgadrone 19mg

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

1973年8月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等遮光、室温保存
「取扱い上の注意」参照
使用期間
使用期限等4年
使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること。

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分
組成1バイアル中に、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム25mg/5mL(デキサメタゾンとして19mg)を含有
添加物
組成1バイアル中に、ベンゼトニウム塩化物0.5mg、キシリトール135mg、pH調整剤を含有

性状

外観
性状無色澄明の液
pH
性状7.0〜8.5
浸透圧比(生理食塩液対比)
性状約1

一般的名称

警告

本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ実施すること。適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の添付文書を参照して十分注意すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。

禁忌

(次の患者には投与しないこと) 次の患者又は部位には投与しないこと
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内又は腱周囲[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪するおそれがある。]
次の患者又は部位には投与しないこと
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内又は腱周囲[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪するおそれがある。]

原則禁忌

有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
消化性潰瘍の患者[粘膜の防御修復機能が低下し、消化性潰瘍が増悪するおそれがある。]
精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪するおそれがある。]
結核性疾患の患者[免疫抑制作用により、結核性疾患が増悪するおそれがある。]
単純疱疹性角膜炎の患者[免疫抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪するおそれがある。]
後嚢白内障の患者[水晶体線維に影響し、後嚢白内障が増悪するおそれがある。]
緑内障の患者[眼圧が上昇し、緑内障が増悪するおそれがある。]
高血圧症の患者[ナトリウム又は体液の貯留等により、高血圧症が増悪するおそれがある。]
電解質異常のある患者[体液不均衡(血清カリウム低下)等により、電解質異常が増悪するおそれがある。]
血栓症の患者[血液凝固能が亢進し、血栓症が増悪するおそれがある。]
最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒(組織修復)を障害するおそれがある。]
急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある。]
ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患及び急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与[免疫抑制作用により、これらの症状が増悪するおそれがある。]
コントロール不良の糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]

効能又は効果

用法及び用量

1.通常、成人に対する用法・用量は下表のとおりである。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量表1参照
局所麻酔剤との配合は局所麻酔剤の種類及び配合比率により、白濁を生ずることがあるので注意すること。
2.多発性骨髄腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法における用法・用量は下表のとおりである。
用法及び用量表2参照
3.抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)に対する用法・用量は下表のとおりである。
用法及び用量表3参照

用法及び用量に関連する使用上の注意

用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意悪性リンパ腫に対する他の抗腫瘍剤との併用療法においては、併用薬剤の添付文書も参照すること。

*使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
感染症の患者[免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]
骨粗鬆症の患者[骨形成抑制作用等により、骨粗鬆症が増悪するおそれがある。]
腎不全の患者[代謝・排泄遅延により、副作用があらわれるおそれがある。]
甲状腺機能低下のある患者[症状が増悪するおそれがある。また、血中半減期が延長するとの報告があり、副作用があらわれるおそれがある。]
肝硬変の患者[代謝・排泄遅延により、副作用があらわれるおそれがある。]
脂肪肝の患者[脂肪沈着作用により、脂肪肝が増悪するおそれがある。]
脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響し、脂肪塞栓症が増悪するおそれがある。]
重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状が増悪することがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

*重要な基本的注意

本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しないこと。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行うこと。
投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量すること。
眼科用に用いる場合には原則として2週間以上の長期投与は避けること。
副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお、投与開始前にHBSS抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
他の副腎皮質ホルモン剤の投与により、気管支喘息患者の喘息発作を増悪させたとの報告があるので、薬物、食物、添加物等に過敏な喘息患者には特に注意が必要である。
本剤の長期あるいは大量投与中の患者、又は投与中止後6ヵ月以内の患者では、免疫機能が低下していることがあり、生ワクチンの接種により、ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので、これらの患者には生ワクチンを接種しないこと。
特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
本剤と、ビンクリスチン硫酸塩、ドキソルビシン塩酸塩の抗がん剤併用療法では、下記の事項に注意すること。
本療法は、中心静脈カテーテルを留置して行う必要がある。本療法を行う際には、感染症の合併に注意すること。
本療法を行う多発性骨髄腫の患者のうち、高齢者、特に全身状態不良例では感染症の合併に注意すること。
強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告がある。本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意すること。また、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

相互作用

相互作用の概略
相互作用の概略の説明本剤は、主に肝代謝酵素チトクロームP450 3A4(CYP3A4)により代謝される。また、CYP3A4の誘導作用をもつ。

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
バルビツール酸誘導体:フェノバルビタール
リファンピシン
カルバマゼピン
臨床症状・措置方法
本剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
これらの薬剤がチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進されるためと考えられている。
薬剤名等
フェニトイン
臨床症状・措置方法
本剤の作用が減弱することが報告されている。
機序・危険因子
フェニトインがチトクロームP450を誘導し、本剤の代謝が促進される。
薬剤名等
フェニトイン
臨床症状・措置方法
併用により、フェニトインの血中濃度が上昇又は低下するとの報告がある。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
サリチル酸誘導体:アスピリン等
臨床症状・措置方法
併用時に本剤を減量すると、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加し、サリチル酸中毒を起こすおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
本剤は、これらの薬剤のクリアランスを増加させると考えられている。
薬剤名等
抗凝血剤
臨床症状・措置方法
これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
本剤は血液凝固能を高め、これらの薬剤の効果に拮抗する可能性があると考えられる。
薬剤名等
経口糖尿病用剤:アセトヘキサミド
インスリン製剤
臨床症状・措置方法
これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を阻害する。
薬剤名等
血圧降下剤
臨床症状・措置方法
これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
利尿剤
臨床症状・措置方法
これらの薬剤の作用を減弱させるおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く)
臨床症状・措置方法
低カリウム血症があらわれるおそれがあるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
副腎皮質ステロイド剤はカリウムの尿中排泄を増加する。
薬剤名等
シクロスポリン
臨床症状・措置方法
他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、併用したシクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告がある。
機序・危険因子
チトクロームP450に対する競合の可能性があると考えられる。
薬剤名等
マクロライド系抗生物質:エリスロマイシン
アゾール系抗真菌剤:イトラコナゾール
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤の作用が増強されるとの報告がある。
機序・危険因子
本剤の代謝が阻害されるおそれがある。
薬剤名等
HIVプロテアーゼ阻害剤:サキナビル、リトナビル等
臨床症状・措置方法
本剤のAUCの上昇あるいはこれらの薬剤の代謝が促進され、AUCが低下するおそれがある。
機序・危険因子
これら薬剤のチトクロームP450に対する競合の可能性あるいは本剤がチトクロームP450を誘導することによると考えられる。
薬剤名等
エフェドリン
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進され、血中濃度が低下するとの報告がある。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
サリドマイド
臨床症状・措置方法
海外において、多発性骨髄腫における本剤との併用により、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)が発現したとの報告がある。
機序・危険因子
機序不明

*副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
重大な副作用
重大な副作用次のような副作用があらわれることがあるので、症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
ショック、アナフィラキシー
頻度
ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用失神、意識喪失、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等の症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。
誘発感染症、感染症の増悪
頻度
誘発感染症(頻度不明)、感染症の増悪(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
頻度
続発性副腎皮質機能不全(頻度不明)、糖尿病(頻度不明)
消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎
頻度
消化性潰瘍(頻度不明)、消化管穿孔(頻度不明)、膵炎(頻度不明)
精神変調、うつ状態、痙攣
頻度
精神変調(頻度不明)、うつ状態(頻度不明)、痙攣(頻度不明)
骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー、脊椎圧迫骨折、長骨の病的骨折
頻度
骨粗鬆症(頻度不明)、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死(頻度不明)、ミオパシー(頻度不明)、脊椎圧迫骨折(頻度不明)、長骨の病的骨折(頻度不明)
緑内障、後嚢白内障
頻度
緑内障(頻度不明)、後嚢白内障(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
血栓塞栓症
頻度
血栓塞栓症(頻度不明)
喘息発作
頻度
喘息発作(頻度不明)
重大な副作用
重大な副作用気管支喘息患者で他の副腎皮質ホルモン剤の投与により喘息発作を増悪させたとの報告があるので十分注意すること。
その他の副作用
重大な副作用
重大な副作用次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
内分泌
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用月経異常
消化器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進
精神神経系
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用多幸症、不眠、頭痛、めまい
筋・骨格
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用筋肉痛、関節痛
投与部位
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用関節腔内投与:関節の不安定化注1)、疼痛・腫脹・圧痛の増悪
筋肉内又は皮下投与:組織の萎縮による陥没(局所)
脂質・蛋白質代謝
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
体液・電解質
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出
血液
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用白血球増多
皮膚
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、紅斑、創傷治癒障害、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎
その他
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減、しゃっくり、刺激感(ピリピリした痛み、しびれ、ひきつり感等)注2)
注1) 投与を中止すること。これらの症状は投与直後に患部を強く動かすと起こりやすいとされているので、投与後は患者をしばらく安静にさせること。
注2) デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム注射液を静脈内投与した際に、発現したとの報告がある。

高齢者への投与

慎重に投与すること[高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい。]。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

1.妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること[新生児に副腎不全を起こすことがある。また、血圧上昇、心筋壁の肥厚を起こすとの報告がある。動物実験(ラット、マウス)で催奇形作用(口蓋裂等の外形異常)が報告されている。]。
2.授乳婦
本剤投与中は授乳を避けさせること[母乳中へ移行することがある。]。

小児等への投与

観察を十分に行うこと[小児等の発育抑制があらわれることがある。]。
長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。
小児等では、筋肉内又は皮内投与はなるべく避けること[特に投与部位の組織の萎縮(陥没)を起こしやすい。]。
低出生体重児で、脳性麻痺、一過性の肥大型心筋症が起こることが報告されている。

臨床検査結果に及ぼす影響

インドメタシン投与中の患者にデキサメタゾン抑制試験を実施すると、試験結果が偽陰性になるとの報告がある。
副腎皮質ホルモン剤は、細菌感染症に対するニトロブルー・テトラゾリウム試験に影響を及ぼし、試験結果が偽陰性を示すことがある。

適用上の注意

1.静脈内注射時
血管痛、静脈炎を起こすことがあるので、これを予防するため、注射部位、注射方法等について十分注意し、その注射速度はできるだけ遅くすること。
2.筋肉内注射時
組織・神経などへの影響を避けるため、下記の点に配慮すること。
筋肉内投与は、やむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。
神経走行部位を避けるよう注意して注射すること。
繰り返し注射する場合には、同一注射部位を避けること。
なお、小児等には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き部位をかえて注射すること。
3.アンプルカット時
本品はワンポイントカットアンプル製剤である。アンプルカット時には異物混入を避けるため、カット部分をエタノール綿等で清拭してから、アンプル枝部のワンポイントマークの反対方向へ折ること。その際、カット部分で手指を傷つけないよう十分に注意すること。

その他の注意

副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。

薬物動態

1.血中濃度1)1)
健康成人10例にデキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(デキサメタゾンとして20mg)を静注した場合、速やかに水解されて遊離型デキサメタゾンに変換され、血漿中遊離型デキサメタゾン濃度は、投与後約5分で最高値(58.1±6.2μg/dL)を示し、半減期は4.74±0.43時間であった。
2.排泄1)1)
健康成人10例にデキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(デキサメタゾンとして20mg)を静注した場合、主として尿中に排泄され、静注後24時間までの遊離型デキサメタゾン排泄率は5.98±0.93%を示した。

薬効薬理

デキサメタゾンはグルココルチコイドに属し、すぐれた糖質代謝作用を有し、抗炎症・抗リウマチ・抗アレルギー作用を発揮する一方、鉱質代謝作用が比較的弱いことが認められている(ラット及びマウス)2,3)2,3)。
コルチコイド活性に関する動物実験から抗炎症作用(抗肉芽腫作用)、胸腺退縮作用、肝グリコーゲン沈着作用が明らかにされている(ラット)3,4)3,4)。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム
(Dexamethasone Phosphate)
2.化学名
Sodium 9α-fluoro-16α-methylprednisolone-21-phosphate
3.分子式
C22H28FNa2O8P22H28FNa2O8P
4.分子量
516.40
5.構造式
6.性状
白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはないか又はわずかにエタノール臭がある。水に溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくく、1,4-ジオキサン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン又はクロロホルムにほとんど溶けない。吸湿性である。

取扱い上の注意

貯法
取扱い上の注意
取扱い上の注意デキサメタゾン水性注射剤は光にあたると徐々に分解するので注意すること。

包装

オルガドロン注射液1.9mg:0.5mL×10管、0.5mL×50管
オルガドロン注射液3.8mg:1mL×10管、1mL×50管
オルガドロン注射液19mg:5mL×10バイアル

**主要文献及び文献請求先

中村 毅:臨床薬理 12, (1981)
Thompson,J.et al.:J. Exp. Med.131, (1970)
梅原千治ほか:ステロイドホルモンV 南江堂 (1967)
Bonta, I. L.et al.:Research No.2 (1960)

**文献請求先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても、下記にご請求下さい。

共和クリティケア株式会社 学術情報課
〒112-0006東京都文京区小日向4-2-8
TEL 0120-265-321
FAX 03-5840-5145

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

**共和クリティケア株式会社
神奈川県厚木市旭町四丁目18番29号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2454405H4023 オルガドロン注射液3.8mg デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム 3.8mg1mL1管 157
2454405H6026 オルガドロン注射液19mg デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム 19mg5mL1瓶 741
2454405H2020 オルガドロン注射液1.9mg デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム 1.9mg0.5mL1管 99

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