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薬剤師ネクスト経営塾

セレスターナ配合錠

作成又は改訂年月

**2011年5月改訂(第12版)
*2010年2月改訂

日本標準商品分類番号

872459

薬効分類名

副腎皮質ホルモン・抗ヒスタミン剤配合剤

承認等

販売名

セレスターナ配合錠

販売名コード

2459100F1154

承認・許可番号

承認番号
22100AMX01219000
商標名
CELESTANA Tablets

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

1994年7月

貯法・使用期限等

貯法:
使用期限等遮光保存、室温保存
使用期限:
使用期限等2年 外箱に表示

規制区分

処方せん医薬品
規制に関連する注意注意―医師等の処方せんにより使用すること

組成

成分・含量
組成1錠中、日局ベタメタゾン0.25mg、日局d-クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg含有
添加物
組成乳糖水和物
トウモロコシデンプン
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース
結晶セルロース
ステアリン酸マグネシウム

性状

性状
性状白色の素錠
大きさ
性状直径:約6.1mm
厚さ:約3.4mm
重量:約90mg
外形
性状
識別コード
性状KN288

一般的名称

ベタメタゾン・-クロルフェニラミンマレイン酸塩配合錠

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しないこと。また、局所的投与で十分な場合には局所療法を行うこと。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
緑内障の患者[眼内圧の上昇により、緑内障が増悪することがある。]
前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれ、症状が増悪することがある。]

原則禁忌

原則禁忌
原則禁忌(1)有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪することがある。]
(2)結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により、結核性疾患が増悪することがある。]
(3)消化性潰瘍の患者[胃酸分泌の亢進、肉芽組織増殖抑制作用により、潰瘍が増悪又は治癒が遅れることがある。]
(4)精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪することがある。]
(5)単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪することがある。]
(6)後白内障の患者[水晶体線維に影響し、後白内障が増悪することがある。]
(7)高血圧症の患者[水及び電解質代謝作用により、高血圧症が増悪することがある。]
(8)電解質異常のある患者[電解質代謝作用により、電解質異常が増悪することがある。]
(9)血栓症の患者[血液凝固促進作用により、血栓症が増悪することがある。]
(10)最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒(組織修復)が障害されることがある。]
(11)急性心筋梗塞を起こした患者[副腎皮質ホルモン剤で心破裂を起こしたとの報告がある。]

効能又は効果/用法及び用量

用法及び用量

用法及び用量
用法及び用量通常成人1回1〜2錠を1日1〜4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。

用法及び用量に関連する使用上の注意

用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意本剤は副腎皮質ホルモンをプレドニゾロン換算で、1錠中2.5mg相当量を含有するので、症状改善後は漫然として使用することのないよう注意する。

**,*使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
感染症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
糖尿病の患者[糖新生促進作用(血糖値上昇)等により、糖尿病が増悪するおそれがある。]
骨粗鬆症の患者[骨形成の抑制、骨からのカルシウム排泄の増加により、骨粗鬆症が増悪するおそれがある。]
腎不全の患者[薬物の排泄が遅延するため、体内蓄積により副作用があらわれるおそれがある。]
甲状腺機能低下のある患者[副腎皮質ホルモン剤の血中からの半減時間が長くなるとの報告があり、副作用があらわれるおそれがある。]
肝硬変の患者[代謝酵素の活性低下等により、副作用があらわれるおそれがある。]
脂肪肝の患者[脂肪分解・再分布作用により、肝臓への脂肪沈着を増大させ、脂肪肝が増悪するおそれがある。]
脂肪塞栓症の患者[副腎皮質ホルモン剤の大量投与により、脂肪塞栓症が起こるとの報告があり、症状が増悪するおそれがある。]
重症筋無力症の患者[蛋白異化作用により、使用当初、一時症状が増悪するおそれがある。]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては次の注意が必要である。特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量すること。
****副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
中枢神経抑制剤、アルコール、MAO阻害剤、抗コリン作用を有する薬剤
臨床症状・措置方法
相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
中枢神経抑制剤、アルコール:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の中枢抑制作用により、作用が増強される。
MAO阻害剤:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の解毒機構に干渉し、作用を遷延化(増強)する。
薬剤名等
ドロキシドパ
ノルアドレナリン
臨床症状・措置方法
併用により血圧の異常上昇を来すおそれがある。
機序・危険因子
d-クロルフェニラミンマレイン酸がヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制する。
薬剤名等
バルビツール酸誘導体:フェノバルビタール
フェニトイン
リファンピシン
エフェドリン
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはP-450を誘導し、副腎皮質ホルモン剤の代謝が促進される。
薬剤名等
サリチル酸誘導体:アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン
臨床症状・措置方法
併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、血清中のサリチル酸濃度が上昇し、サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤は、サリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度を低下させる作用を持っているので減量するとその血中濃度が上昇する。
薬剤名等
抗凝血剤:ワルファリンカリウム
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤が、抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤は血液凝固促進作用がある。
薬剤名等
経口糖尿病用剤:アセトヘキサミド
インスリン製剤
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤が、経口糖尿病用剤、インスリン製剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量について注意するとともに、血糖値その他患者の状況を十分観察しながら投与すること。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤は、肝臓での糖新生を促進し、末組織での糖利用を阻害することによる血糖上昇作用がある。
薬剤名等
利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く):トリクロルメチアジド、アセタゾラミド、フロセミド
臨床症状・措置方法
副腎皮質ホルモン剤との併用により、低カリウム血症があらわれる場合があるので、併用する場合には用量について注意すること。カリウム排泄型利尿剤との併用時には血清カリウム濃度と心機能のモニタリングが推奨される。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤は、尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。
薬剤名等
ソマトロピン
臨床症状・措置方法
併用により、ソマトロピンの効果を減弱することがある。
機序・危険因子
副腎皮質ホルモン剤がソマトロピンの効果を減弱させる。機序不明。
薬剤名等
シクロスポリン
臨床症状・措置方法
シクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
本剤はシクロスポリンの代謝を阻害する。
薬剤名等
非脱分極性筋弛緩剤:パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物
臨床症状・措置方法
筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので、併用する場合には用量について注意すること。
機序・危険因子
機序不明。
薬剤名等
**リトドリン塩酸塩
臨床症状・措置方法
ベタメタゾンの注射剤との併用により肺水腫があらわれたとの報告がある。
機序・危険因子
体内の水分貯留傾向が促進される。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
****誘発感染症、感染症の増悪(頻度不明):誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、急性副腎不全(頻度不明):続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、急性副腎不全があらわれることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
消化性潰瘍、膵炎(頻度不明):膵炎、また、胃潰瘍等の消化性潰瘍があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
精神変調、うつ状態、痙攣、錯乱(頻度不明):うつ状態、痙攣、錯乱、精神変調があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
骨粗鬆症、ミオパシー、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死(頻度不明):大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、骨粗鬆症、ミオパシーがあらわれることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
緑内障、後白内障白内障(頻度不明):連用により眼圧亢進、緑内障、後白内障を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。
血栓症(頻度不明):血栓症があらわれることがあるので、検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。
再生不良性貧血、無顆粒球症(頻度不明):クロルフェニラミン製剤では再生不良性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、血液検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。
幼児・小児の発育抑制(頻度不明):[「小児等への投与」の項参照]
その他の副作用
頻度不明
過敏症※1発疹、光線過敏症等
精神神経系鎮静、神経過敏、焦燥感、多幸症、複視、頭痛、めまい、耳鳴、前庭障害、情緒不安、振戦、感覚異常、ヒステリー、神経炎、協調異常、不眠、眠気、頭重感
消化器口渇、胸やけ、腹部膨満感、食欲不振、便秘、腹痛、悪心・嘔吐、食欲亢進、下痢等
泌尿器頻尿、排尿困難、尿閉、ステロイド腎症等
循環器※2低血圧、心悸亢進、頻脈、期外収縮
呼吸器鼻及び気道の乾燥、気管分泌液の粘性化、喘鳴、鼻閉
血液溶血性貧血、白血球増多、血小板減少
肝臓肝機能障害(AST(GOT)・ALT(GPT)・Al-Pの上昇等)
内分泌月経異常、糖尿等
筋・骨格筋肉痛、関節痛等
脂質・ 蛋白質代謝満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝等
体液・ 電解質※2浮腫、低カリウム性アルカローシス、血圧上昇等
中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出等
皮膚多毛、脱毛、そう
その他発熱、疲労感、精子数及びその運動性の増減、胸痛、
※1: このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
※2: このような症状があらわれた場合には、減量又は休薬等適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

高齢者への投与
高齢者への投与高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後白内障、緑内障等の副作用があらわれやすいので、慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(マウス)で催奇形作用が報告されており、また、新生仔に副腎不全を起こすことがある。]
本剤投与中は授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することがある。]

小児等への投与

幼児・小児の発育抑制があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。

適用上の注意

適用上の注意
適用上の注意薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

その他の注意

副腎皮質ホルモン剤を投与中の患者にワクチン(種痘等)を接種して神経障害、抗体反応の欠如が起きたとの報告がある。
免疫機能が抑制されている可能性のある患者に対し本剤を投与する場合は、以下の点を患者に伝えること。
水痘、麻疹等に感染する危険性があること。
感染した場合は医療機関を受診すること。

薬物動態

薬物動態
薬物動態<生物学的同等性試験>
セレスターナ配合錠と標準製剤を、クロスオーバー法によりそれぞれ2錠(ベタメタゾン0.5mg、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩4mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された(図1、図2、表)。1)
<溶出挙動>
セレスターナ配合錠は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたベタメタゾン0.25mg・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg錠の溶出規格に適合していることが確認されている。2)


図1 ベタメタゾンの血清中濃度推移


図2 d-クロルフェニラミンの血清中濃度推移

薬物動態の表

判定パラメータ判定パラメータ参考パラメータ参考パラメータ
AUC0→48hrCmax(ng/mL)Tmax(hr)T1/2
ベタメタゾンセレスターナ配合錠31.82±2.733.03±0.171.4±0.18.6±0.6
ベタメタゾン標準製剤(錠剤、0.25mg×2)30.99±2.983.09±0.191.4±0.18.0±0.1
dセレスターナ配合錠33.81±2.563.33±0.232.8±0.18.0±0.5
d標準製剤(錠剤、2mg×2)36.03±2.603.27±0.193.0±0.18.7±0.6
(Mean±S.E.、n=14)
血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬効薬理

1.ベタメタゾン
本薬はプレドニゾロンのC-9位にフッ素、C-16位にβ-メチル基を付加した合成副腎皮質ホルモンである。糖質コルチコイド作用(抗炎症作用、抗アレルギー作用など)は、ヒドロコルチゾンの約25〜30倍、プレドニゾロンの約6〜7倍である。鉱質コルチコイド作用はほとんどないとされる。このほか、広範囲にわたる代謝作用を有し、種々の刺激に対する生体の免疫反応を抑制する。副腎皮質抑制作用は強く、作用時間が長い群に属する。3)3)
2.d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
H11受容体拮抗薬で、H11受容体を介するヒスタミンの作用(細血管の拡張、毛細血管透過性亢進、気管支平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激による痒みや痛みの発生など)を抑制する。強力なH11遮断活性を有するが、鎮静作用は比較的弱く、日中の投与により適した薬物である。抗コリン作用も認められる。クロルフェニラミンの抗ヒスタミン作用のほとんどはd体によるので、dl体に比べ約2倍の効力を有する。4)4)

有効成分に関する理化学的知見

1.ベタメタゾン
一般名:ベタメタゾン(Betamethasone)
化学名:9-Fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16β-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione
分子式:C22H29FO522H29FO5
分子量:392.46
性状:白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
メタノール、エタノール(95)、又はアセトンにやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。
融点:約240℃(分解)
構造式:
2.d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
一般名:d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 (d-Chlorpheniramine Maleate)
化学名:(3S)-3-(4-Chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropylamine monomaleate
分子式:C16H19ClN216H19ClN2C4H4O44H4O4
分子量:390.86
性状:白色の結晶性の粉末である。
水、メタノール又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、N,N-ジメチルホルムアミド又はエタノール(99.5)に溶けやすい。
希塩酸に溶ける。
融点:111〜115℃
構造式:

取扱い上の注意

取扱い上の注意
取扱い上の注意<安定性試験>
最終包装製品を用いた長期保存試験(室内自然条件下、24カ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、セレスターナ配合錠は通常の市場流通下において2年間安定であることが確認された。5)

包装

セレスターナ配合錠 : 100錠(PTP)
セレスターナ配合錠 : 1000錠(PTP)

主要文献及び文献請求先

1
小林化工株式会社・社内資料(生物学的同等性試験)
2
小林化工株式会社・社内資料(品質再評価溶出試験)
3
第十五改正日本薬局方解説書
4
第十五改正日本薬局方解説書
5
小林化工株式会社・社内資料(安定性試験)

文献請求先

問い合わせ先主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。

小林化工株式会社 安全管理部
〒919-0603 福井県あわら市矢地5-15
TEL 0776-73-0911
FAX 0776-73-0821

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
小林化工株式会社
〒919-0603 福井県あわら市矢地5-15

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2459100F1154 セレスターナ配合錠 ベタメタゾン・d−クロルフェニラミンマレイン酸塩 1錠 5.6

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