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薬剤師ネクスト経営塾

ペガシス皮下注45μg

作成又は改訂年月

** 2015年3月改訂 (第18版)
* 2014年1月改訂

日本標準商品分類番号

876399

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
2013年9月(90μg、180μg)
効能又は効果追加承認年月(最新)
2011年9月(90μg、180μg)
国際誕生年月
2001年7月

薬効分類名

ペグインターフェロン-α-2a製剤

承認等

販売名

ペガシス皮下注45μg

販売名コード

6399419A3025

承認・許可番号

承認番号
*22500AMX01829
商標名
PEGASYS

薬価基準収載年月

*2013年11月

販売開始年月

*2014年1月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等2〜8℃に保存すること
**,*使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
**処方注1)
説明事項注1)注意−医師等の処方により使用すること

組成

*成分(1バイアル(0.5mL)中)
組成ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え) 45μg
*成分(1バイアル(0.5mL)中)
組成ベンジルアルコール 5.0mg
ポリソルベート80 0.025mg
酢酸ナトリウム水和物 1.309mg
氷酢酸 0.0231mg
塩化ナトリウム 4.0mg
pH調節剤
(酢酸ナトリウム水和物、氷酢酸) 適量
組成※:インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として

性状

性状
性状無色〜微黄色の澄明の液
剤形
性状注射剤(バイアル)
pH
性状5.5〜6.5
浸透圧比
性状1.2〜1.5(生理食塩液に対する比)

販売名

ペガシス皮下注90μg

販売名コード

6399419A1022

承認・許可番号

承認番号
21500AMY00138
商標名
PEGASYS

薬価基準収載年月

2003年12月

販売開始年月

2003年12月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等2〜8℃に保存すること
**使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
**処方注1)
説明事項注1)注意−医師等の処方により使用すること

組成

成分(1バイアル(1.0mL)中)
組成ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え) 90μg
成分(1バイアル(1.0mL)中)
組成ベンジルアルコール 10.0mg
ポリソルベート80 0.05mg
酢酸ナトリウム水和物 2.617mg
氷酢酸 0.0462mg
塩化ナトリウム 8.0mg
pH調節剤
(酢酸ナトリウム水和物、氷酢酸) 適量
組成※:インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として

性状

性状
性状無色〜微黄色の澄明の液
剤形
性状注射剤(バイアル)
pH
性状5.5〜6.5
浸透圧比
性状1.2〜1.5(生理食塩液に対する比)

販売名

ペガシス皮下注180μg

販売名コード

6399419A2029

承認・許可番号

承認番号
21500AMY00137
商標名
PEGASYS

薬価基準収載年月

2003年12月

販売開始年月

2003年12月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等2〜8℃に保存すること
**使用期限
使用期限等包装に表示の使用期限内に使用すること

規制区分

劇薬
**処方注1)
説明事項注1)注意−医師等の処方により使用すること

組成

成分(1バイアル(1.0mL)中)
組成ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え) 180μg
成分(1バイアル(1.0mL)中)
組成ベンジルアルコール 10.0mg
ポリソルベート80 0.05mg
酢酸ナトリウム水和物 2.617mg
氷酢酸 0.0462mg
塩化ナトリウム 8.0mg
pH調節剤
(酢酸ナトリウム水和物、氷酢酸) 適量
組成※:インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)として

性状

性状
性状無色〜微黄色の澄明の液
剤形
性状注射剤(バイアル)
pH
性状5.5〜6.5
浸透圧比
性状1.2〜1.5(生理食塩液に対する比)

一般的名称

ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)注

警告

本剤の投与により間質性肺炎、自殺企図があらわれることがあるので、「使用上の注意」に十分留意し、患者に対し副作用発現の可能性について十分説明すること。

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
小柴胡湯を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
間質性肺炎の既往歴のある患者[間質性肺炎が増悪又は再発することがある(「重大な副作用」の項参照)。]
自己免疫性肝炎の患者[肝炎が重症化することがある。]
本剤の成分又は他のインターフェロン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
低出生体重児、新生児、乳児、3歳未満の幼児(「小児等への投与」の項参照)
ワクチン等生物学的製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

C型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善への本剤の使用にあたっては、HCV-RNAが陽性であること、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、慢性肝炎又は代償性肝硬変であることを確認すること。
B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善への本剤の使用にあたっては、HBV-DNA量の測定等によりウイルスの増殖を確認すること、及び組織像又は肝予備能、血小板数等により、肝硬変を伴わない慢性活動性肝炎であることを確認すること。また、ガイドライン等、最新の情報を参照し、本剤の使用が適切と判断される患者に投与すること。

用法及び用量に関連する使用上の注意

1.C型慢性肝炎(本剤単独)又はB型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善
C型慢性肝炎において、本剤単独の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与12週で効果が認められない場合には投与を中止すること。
B型慢性活動性肝炎において、本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定すること。本剤による標準的な治療期間は48週間である(【臨床成績】の項参照)。
B型慢性活動性肝炎において、本剤の投与量として180μgを選択する際には、患者の年齢、HBV-DNA量、臨床効果、副作用の程度等を考慮しながら慎重に決定すること。
本剤単独の投与は、下表の臨床検査値を確認してから開始すること。
本剤の減量又は中止を必要とする中等度から重度の副作用(臨床検査値異常を含む)が報告されているので、重度の副作用を発現する可能性の高い患者又は投与開始前の臨床検査値が上記の基準に近い患者では、投与開始から2週間は原則入院させること(「慎重投与」の項参照)。
本剤投与中は、定期的に血液学的検査を実施し、好中球数、血小板数、ヘモグロビン量の減少が発現した場合には、下表を参考にして用量を調整すること(「重要な基本的注意」の項参照)。ただし、血小板数が25,000/μL未満を示した場合は、本剤による治療の中止を考慮すること。
(1)C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
(2)B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善
2.リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
本剤の投与期間は、臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に決定するが、投与24週で効果が認められない場合には投与の中止を考慮すること。
臨床試験の結果より、投与中止例では有効率が低下するため、減量・休薬等の処置により、可能な限り48週間投与することが望ましい。ただし、C型慢性肝炎において、セログループ1(ジェノタイプI(1a)又はII(1b))でHCV-RNA量が高値の患者以外に対しては、患者の状態や治療への反応性に応じて24週間で投与終了するなど投与期間の短縮も考慮すること。
通常、成人には下記の用法・用量のリバビリンを経口投与すること。
本剤とリバビリンの併用投与は、下表の臨床検査値を確認してから開始すること。
(1)C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
(2)C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
本剤の減量又は中止を必要とする中等度から重度の副作用(臨床検査値異常を含む)が報告されているので、重度の副作用を発現する可能性の高い患者又は投与開始前の臨床検査値が上記の基準に近い患者では、投与開始から2週間は原則入院させること(「慎重投与」の項参照)。
本剤とリバビリンの併用投与中は、定期的に血液学的検査を実施し、好中球数、血小板数、ヘモグロビン量の減少が発現した場合には、下表を参考にして用量を調整すること(「重要な基本的注意」の項参照)。
なお、投与を再開する場合には、臨床検査値が下表の中止基準を上回ったことを確認すること。また、血小板数の減少による投与中止後の本剤の再開は、下表を参考にすること。
(1)C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
(2)C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善

(次の患者には慎重に投与すること)

薬物動態

1.<日本人における成績>
血中濃度
(1)単回投与1)1)
健康成人男子36名にペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)[以後PEG-IFN]90、180及び270μgを各投与群12名ずつ、単回皮下投与注5)注5)した際の血清中濃度は、いずれの群も投与後約70時間で最高値に達し、その後、緩やかな一相性の消失を示した。消失半減期(t1/21/2)の平均値はそれぞれ40時間、33時間、43時間であった。Cmax、AUCは投与量に比例して増加し、PEG-IFN初回投与時の体内動態は線形性を示すことが示唆された。

(表1)
(2)反復投与2-5)2-5)
C型慢性肝炎患者90例にPEG-IFN 90μg(33例)又は180μg(57例)を週1回24週間投与した際、血清中濃度の蓄積率は、約2-3倍であり、4-8週間で定常状態に到達した。なお、C型代償性肝硬変患者及びB型慢性活動性肝炎患者の薬物動態は、C型慢性肝炎患者のものと同様であった。
(3)リバビリン併用時の薬物動態3)3)
C型慢性肝炎患者36例(PEG-IFN 180μgとリバビリン併用投与群、PEG-IFN 180μg単独投与群各18例)においてPEG-IFNとリバビリンの薬物相互作用を検討したところ、投与12週時のCmax及びAUC0-168h0-168hは両群で類似しておりリバビリンの併用は本剤の薬物動態に影響を及ぼさないと考えられた。
(表2)
2.<外国人における成績(参考)>
(1)代謝6)6)
チトクロムP-450(CYP)分子種への影響について、酵素活性の良好な被験者を対象に、CYPにより特異的に代謝されるDapsone(CYP3A4)、Debrisoquine(CYP2D6)、Mephenytoin(CYP2C19)、Theophylline(CYP1A2)、Tolbutamide(CYP2C9)の薬物動態を、PEG-IFN 180μgを週1回4週間投与する前と投与後で比較した。TheophyllineのCmaxにPEG-IFNの影響は認められなかったが、AUCは反復投与前と比べ約25%増加した。よってPEG-IFNは、CYP1A2で代謝される薬物の血中濃度を上昇させる可能性があるため、併用には注意が必要であることが示された。CYP1A2以外の代謝活性にPEG-IFNの影響は認められなかった。
(2)腎機能障害者における薬物動態7,8)7,8)
腎機能障害者及び健康成人30名にPEG-IFN 90μgを単回皮下投与して薬物動態を検討したところ、クレアチニン・クリアランスが20mL/minを超える患者では、健康成人と薬物動態パラメータは同様であった。
ただし、透析患者にPEG-IFN 45、90、135又は180μgを単回皮下投与したところ、暴露量は用量比例的に増加し、135μg投与した時の暴露量は健康成人に180μg投与した場合と同様であった。
3.(参考)動物実験の結果
(1)分布9,10)9,10)
雄ラットに[1414C]PEG-IFN 1.3mg/kgを単回皮下投与した際、放射能は緩やかに各主要組織に分布し、腎臓、肺、脾臓、副腎、肝臓、骨髄が主であった。最も高い放射能濃度を示した組織は、皮膚(投与部位を含む)以外では腎臓であり、唯一血中を超える放射能濃度を示した。
また、妊娠13日目のラットに[1414C]PEG-IFN 6.5mg/kgを皮下投与後、放射能は緩やかに各組織中に分布したが、胎児の放射能濃度はわずかであった。
(2)排泄9)9)
雄ラットに[1414C]PEG-IFN 1.0mg/kgを単回皮下投与した際、投与後14日までに、尿中に35%、糞中に4.3%の放射能が排泄され、尿中排泄が主であった。尿中への排泄は投与初日から認められ、1日あたりの排泄は7%を超えることはなかったが、14日目においても1%以上の排泄が確認された。
(3)乳汁中移行10)10)
授乳ラットに[1414C]PEG-IFN 6.5mg/kgを単回皮下投与した際、母動物血清並びに乳汁中放射能濃度は、いずれも投与後48時間で最高濃度に達した後、ほぼ同様な推移で消失したが、血清中放射能と乳汁中放射能のAUC比較で乳汁中の放射能は血清中の約1/25と低かった。

薬物動態の表

 投与量(μg)

a
投与量(μg)

a
投与量(μg)
注5)n=12
tmax(hr)72.0±17.870.9±36.673.0±41.1
Cmax(ng/mL) 6.56±3.0 10.7±4.27 20.4±8.68
t1/2 40.2±16.2b 32.5±31.2 42.8±27.7
AUC(ng・hr/mL) 1000±455b 1530±1110 3100±1500
CL/F(mL/hr) 126±102b 212±197 110±64.0
平均±標準偏差
a 定量限界以下あるいは定量限界付近で推移した被験者各1例は除外した。
b 消失相が算出できない被験者が1名いたため、n=10とした。
注5)承認された用法・用量はC型慢性肝炎においては1回180μg、C型代償性肝硬変においては1回90μgを週1回皮下投与である。
また、B型慢性活動性肝炎においては1回90μgを週1回皮下投与、年齢、HBV-DNA量等に応じて、1回180μgとすることができる。
 PEG-IFN+リバビリン併用投与群
PEG-IFN単独投与群
tmax(h)73.6±58.569.2±34.8
Cmax(ng/mL)30.5±16.030.7±14.2
AUC0-168h4080±18604220±1880
(平均±標準偏差)

臨床成績

1.<PEG-IFN単独での成績>
(1)C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善11)11)
C型慢性肝炎患者に対するインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)9MIU週6回2週間以後週3回22週間投与を対照とした国内第II相臨床試験において、投与終了後24週時のHCV-RNA陰性化率(ウイルス学的効果)は、PEG-IFN 180μg週1回48週間投与では36.1%(44/122)であった。ジェノタイプ及びウイルス量別のウイルス学的効果及び主な副作用・臨床検査値異常発現率を投与量別に表に示した。
(表3)(表4)
(2)B型慢性活動性肝炎におけるウイルス血症の改善5)5)
HBe抗原陽性及び陰性のB型慢性活動性肝炎患者を対象として国内第II/III相臨床試験を実施した。
HBe抗原陽性のB型慢性活動性肝炎患者に対してはインターフェロン アルファ(NAMALWA)6MIU週3回24週間投与を対照に実施し、PEG-IFN 90μg又は180μgを週1回24週間又は48週間投与した。投与終了後24週時のHBeセロコンバージョン、HBV-DNA 5.0Log copies/mL未満の達成及びALT 40IU/L以下の達成の複合評価有効率は、PEG-IFN 24週間投与併合群(90μg 24週間投与群+180μg 24週間投与群)、PEG-IFN 48週間投与併合群(90μg 48週間投与群+180μg 48週間投与群)及びインターフェロン アルファ(NAMALWA)投与群で、それぞれ7.3%(6/82)、18.3%(15/82)及び7.0%(3/43)であった。PEG-IFN 48週間投与併合群とインターフェロン アルファ(NAMALWA)投与群との差(95%信頼区間)は11.3%(0.0−22.6)であり、下限値0.0は非劣性限界値の−7.0を上回り、非劣性が検証された。

また、PEG-IFN 90μg、180μgの24週間投与及びPEG-IFN 90μg、180μgの48週間投与における複合評価有効率は、それぞれ4.9%(2/41)、9.8%(4/41)及び17.1%(7/41)、19.5%(8/41)であった。
(表5)
HBe抗原陰性のB型慢性活動性肝炎患者におけるHBV-DNA 4.3Log copies/mL未満の達成率及びALT 40IU/L以下の達成率は、PEG-IFN 90μg週1回48週間投与を行った場合では、それぞれ37.5%(12/32)及び68.8%(22/32)であり、PEG-IFN 180μg週1回48週間投与を行った場合では、それぞれ37.9%(11/29)及び65.5%(19/29)であった。
(表6)
2.<リバビリンとの併用での成績>
(1)C型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
ジェノタイプ1bでインターフェロン未治療のC型慢性肝炎患者を対象に、PEG-IFNとリバビリンの48週間併用投与群とPEG-IFN 48週間単独投与群の比較試験3)3)を実施した。その結果、高ウイルス量(血中HCV-RNA100KIU/mL以上)症例に対する投与終了後24週時のHCV-RNA陰性化率(ウイルス学的効果)は、PEG-IFN単独投与群で24.0%(23/96)であったのに対し、PEG-IFNとリバビリンの併用投与群で59.4%(57/96)と有意に高いウイルス学的効果が認められた。
(表7)
また、インターフェロン既治療のC型慢性肝炎患者を対象とした第III相臨床試験3)3)において、PEG-IFNとリバビリンの48週間併用投与を行った場合のウイルス学的効果は、全体で54.0%(54/100)、無効例で47.5%(19/40)及び再燃例で58.3%(35/60)であった。一方、インターフェロン既治療で「セログループ1かつ高ウイルス量」以外のC型慢性肝炎患者を対象とした製造販売後臨床試験12)12)において、PEG-IFNとリバビリンの24週間併用投与を行った場合のウイルス学的効果は、全体で69.4%(25/36)であった。
(表8)
(2)C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善4)4)
C型代償性肝硬変患者に対する観察群を対照とした国内第II/III相臨床試験において、PEG-IFN 90μg又は180μg注16)注16)とリバビリンの48週間併用投与におけるウイルス学的効果は、それぞれ17/61(27.9%)、17/63(27.0%)であった。
(表9)

臨床成績の表

ジェノタイプウイルス量PEG-IFN
注6)
PEG-IFN
注7,8)
1b≧100KIU/mL15.5%(11/71)12.5%(4/32)
1b<100KIU/mL57.1%(4/7)50.0%(3/6)
2a,2b≧100KIU/mL76.2%(16/21)27.3%(3/11)
2a,2b<100KIU/mL61.5%(8/13)85.7%(6/7)
その他注9)その他注9)50.0%(5/10)0%(0/3)
合計合計36.1%(44/122)27.1%(16/59)
注6)PEG-IFN 180μg週1回×48週間
注7)PEG-IFN 90μg週1回×48週間
注8)C型慢性肝炎において承認された用法・用量は1回180μgを週1回皮下投与である。
注9)投与前ウイルス量が未測定の症例、ジェノタイプ不明、混合感染例を含む
副作用・臨床検査値異常PEG-IFN
注6)(121例)
PEG-IFN
注7,8)(57例)
副作用:発熱65%49%
副作用:けん56%54%
副作用:頭痛61%53%
副作用:脱毛37%30%
副作用:関節痛37%25%
副作用:不眠症24%26%
副作用:上腹部痛24%18%
副作用:背部痛26%21%
副作用:咳嗽26%21%
副作用:筋痛27%11%
副作用:咽喉痛23%21%
副作用:注射部位紅斑10%23%
臨床検査値異常:好中球数減少79%68%
臨床検査値異常:血小板数減少78%56%
臨床検査値異常:白血球数減少73%47%
臨床検査値異常:リンパ球数減少56%40%
臨床検査値異常:トリグリセライド上昇22%14%
臨床検査値異常:ALT(GPT)上昇21%25%
臨床検査値異常:AST(GOT)上昇20%25%
臨床検査値異常:ヘモグロビン減少24%16%
臨床検査値異常:ヘマトクリット減少23%16%
臨床検査値異常:赤血球数減少26%16%
注6)PEG-IFN 180μg週1回×48週間
注7)PEG-IFN 90μg週1回×48週間
注8)C型慢性肝炎において承認された用法・用量は1回180μgを週1回皮下投与である。
注10)PEG-IFN 90μg群又は180μg群のいずれかで発現率が20%以上の副作用及び臨床検査値異常を記載した。
 90μg 24週間投与180μg 24週間投与90μg 48週間投与180μg 48週間投与
複合評価有効率4.9%
9.8%
17.1%
19.5%
HBeセロコンバージョン率注11)7.3%
17.1%
24.4%
24.4%
HBV-DNA<5.0Log copies/mL達成率4.9%
17.1%
31.7%
26.8%
ALT≦40IU/L達成率22.0%
39.0%
36.6%
36.6%
注11)HBe抗原の消失かつHBe抗体の出現率
 90μg 48週間投与180μg 48週間投与
HBV-DNA<4.3Log copies/mL達成率37.5%(12/32)37.9%(11/29)
ALT≦40IU/L達成率68.8%(22/32)65.5%(19/29)
ウイルス量PEG-IFN+リバビリン併用投与群注12)PEG-IFN単独投与群注13)
≧100KIU/mL59.4%(57/96)24.0%(23/96)
注12)PEG-IFN 180μg週1回×48週間+リバビリン600〜1,000mg/日×48週間
注13)PEG-IFN 180μg週1回×48週間
ジェノタイプウイルス量PEG-IFN+リバビリン
3)、注12)全体
PEG-IFN+リバビリン
3)、注12)無効例
PEG-IFN+リバビリン
3)、注12)再燃例
PEG-IFN+リバビリン
12)、注14)
1a<100KIU/mL100%
100%
1b≧100KIU/mL50.6%
51.4%
50.0%
0%注15)(0/1)
1b<100KIU/mL66.7%
0%
100%
0%
2a≧100KIU/mL57.1%
0%
80.0%
78.6%
2a<100KIU/mL100%
100%
66.7%
2a不明100%
2b≧100KIU/mL66.7%
50.0%
75.0%
64.3%
不明≧100KIU/mL100%
不明<100KIU/mL100%
合計合計54.0%
47.5%
58.3%
69.4%
注12)PEG-IFN 180μg週1回×48週間+リバビリン600〜1,000mg/日×48週間
注14)PEG-IFN 180μg週1回×24週間+リバビリン600〜1,000mg/日×24週間
注15)登録時は低ウイルス量(<100KIU/mL)であった症例
ジェノタイプウイルス量IIIII
注16)
IIIII
注16)
1a, 1b≧100KIU/mL8/45(17.8%)11/50(22.0%)
1a, 1b≧500KIU/mL6/40(15.0%)9/46(19.6%)
1a, 1b100〜500KIU/mL2/5(40.0%)2/4(50.0%)
1a, 1b<100KIU/mL2/3(66.7%)2/3(66.7%)
1a, 1b合計10/48(20.8%)13/53(24.5%)
2a, 2b≧100KIU/mL5/11(45.5%)2/7(28.6%)
2a, 2b≧500KIU/mL1/6(16.7%)1/6(16.7%)
2a, 2b100〜500KIU/mL4/5(80.0%)1/1(100.0%)
2a, 2b<100KIU/mL1/1(100%)2/3(66.7%)
2a, 2b合計6/12(50.0%)4/10(40.0%)
不明≧500KIU/mL1/1(100%)-
合計合計17/61(27.9%)17/63(27.0%)
注16)C型代償性肝硬変において、180μgの用量は承認を取得していない。本効能において承認された用法・用量は1回90μgを週1回皮下投与である。

薬効薬理

1.抗ウイルス作用13-16)13-16)
HCV-RNAサブゲノムレプリコンアッセイにおいて、HCV-RNAレプリコンの複製を阻害した。また、水疱性口内炎ウイルス及び脳心筋炎ウイルスに対し、抗ウイルス作用を示した。
in vitroにおいては、PEG-IFNの抗ウイルス作用は、インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)に比べて低下していた。
HBV感染ヒト肝細胞キメラマウスに本剤を皮下投与したところ、HBV-DNA量の減少が観察された。
2.腫瘍細胞増殖抑制作用17)17)
バーキットリンパ腫由来細胞(Daudi)、ヒト腎癌由来細胞(A-498等)、慢性骨髄性白血病由来細胞(K562)、黒色腫由来細胞(Hs294T等)及び神経膠芽細胞腫由来細胞(T98G)に対して細胞増殖抑制作用を示した。また、ヌードマウスに移植したヒト腎癌由来細胞(A-498、ACHN及びCaki-1)の増殖を抑制した。
in vitroにおいては、PEG-IFNの腫瘍細胞増殖抑制作用は、インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)に比べて低下していたが、in vivoにおいては高い抗腫瘍効果が認められた。
3.作用機序18-21)18-21)
in vitroでインターフェロンα受容体と結合し、DNA結合性の転写因子複合体(statダイマー、ISGF3複合体)の形成及びインターフェロン アルファ誘導性の遺伝子発現を誘導した。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
ペグインターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)
[Peginterferon Alfa-2a(Genetical Recombination)]
2.本 質
インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え)のリジン残基の1箇所に、1分子の分枝ポリエチレングリコールが、アミド結合を介して共有結合している修飾蛋白質
3.分子式
インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え):
C860860H13491349N227227O255255S99
分枝ポリエチレングリコール:
リジン分子のα及びεアミノ基にカルボニル基を介して分子量約20,000ダルトンのモノメトキシポリエチレングリコール鎖が1本ずつ結合したものからなる。
4.分子量
約60,000
インターフェロン アルファ-2a(遺伝子組換え):
分子量19,236.87
分枝ポリエチレングリコール:分子量約40,000

取扱い上の注意

*外箱開封後は速やかに使用すること。
*残液は廃棄すること。

包装

*ペガシス皮下注45μg:1バイアル
ペガシス皮下注90μg:1バイアル
ペガシス皮下注180μg:1バイアル

主要文献及び文献請求先

東純一,他:薬理と治療 31:945,2003
社内資料:第II相臨床試験(国内:JV15724)
社内資料:第III相臨床試験(リバビリン併用)(国内:JV15725)
社内資料:第II/III相臨床試験(リバビリン併用)(国内:JV19595)
社内資料:第II/III相臨床試験(国内:JV20015)
社内資料:薬物間相互作用試験(国外:NP15581)
社内資料:腎機能障害による薬物動態への影響試験(国外:NP15579)
社内資料:血液透析下にある腎不全患者の薬物動態への影響試験(国外:NR16081)
社内資料:動物実験:組織分布、尿糞中排泄
社内資料:動物実験:組織分布、乳汁中移行
堺隆弘,他:医薬と薬学 50:655,2003
社内資料:製造販売後臨床試験(リバビリン併用)(国内:JV21134)
社内資料:脳心筋炎ウイルス(EMCV)に対する効果(in vitro試験)
社内資料:HCV-RNAサブゲノムの複製に対する効果(in vitro試験)
社内資料:水疱性口内炎ウイルス(VSV)に対する効果(in vitro試験)
社内資料:HBV-DNAの複製に対する効果(in vivo試験)
社内資料:細胞増殖抑制作用(in vitro試験)
社内資料:IFNα受容体(IFNAR)結合性(in vitro試験)
社内資料:細胞内シグナル伝達性(in vitro試験)
社内資料:6-16遺伝子の発現(in vitro試験)
社内資料:DNAマイクロアレイによる遺伝子発現パターンの検討(in vitro試験)

文献請求先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。

中外製薬株式会社 医薬情報センター
〒103-8324 東京都中央区日本橋室町2-1-1
電話:0120-189706
Fax:0120-189705

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
中外製薬株式会社
東京都中央区日本橋室町2-1-1

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6399419A2029 ペガシス皮下注180μg ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え) 180μg1mL1瓶 27920
6399419A1022 ペガシス皮下注90μg ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え) 90μg1mL1瓶 14376
6399419A3025 ペガシス皮下注45μg ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え) 45μg0.5mL1瓶 7403

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