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薬剤師ネクスト経営塾

セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」

作成又は改訂年月

**2015年10月改訂(第3版)
*2014年4月改訂

日本標準商品分類番号

876132

薬効分類名

経口用セフェム系抗生物質製剤

承認等

販売名

セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」

販売名コード

6132016C1051

承認・許可番号

承認番号
22100AMX02134
商標名
CEFCAPENE PEDIATRIC

薬価基準収載年月

2009年11月

販売開始年月

2009年11月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存、遮光保存、気密容器
使用期限
使用期限等外箱に表示の使用期限内に使用すること。
注意
使用期限等取扱い上の注意の項参照。

基準名

日本薬局方
基準名セフカペン ピボキシル塩酸塩細粒

規制区分

処方箋医薬品注)
規制区分 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成1g中、セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物100mg(力価)を含有する。
添加物として、硬化油、ショ糖脂肪酸エステル、タルク、カルメロースCa、白糖、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ステアリン酸Mg、香料を含有する。

性状

性状白色の粒を含む赤白色の細粒で、芳香があり、味は甘い。
識別コ−ド:YD 696

一般的名称

セフカペン ピボキシル塩酸塩細粒

禁忌

(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者

原則禁忌

本剤の成分又はセフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

用法・用量

1.小児
通常、小児にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回3mg(力価)/kgを1日3回食後経口投与する。
なお、年齢、体重及び症状に応じて適宜増減する。
2.成人(嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合)
通常、成人にはセフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として1回100mg(力価)を1日3回食後経口投与する。
なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、難治性又は効果不十分と思われる症例には1回150mg(力価)を1日3回食後経口投与する。

用法・用量に関連する使用上の注意

本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
用法及び用量に関連する使用上の注意
用法及び用量に関連する使用上の注意
本剤は小児用製剤であるが、嚥下困難等により錠剤の使用が困難な場合には成人に使用することができる。その場合は、セフカペンピボキシル塩酸塩錠「YD」の添付文書を参照すること。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者
3.高度の腎障害のある患者
[血中濃度が持続するので、投与量を減らすか、投与間隔をあけて使用すること。]
4.経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者
[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
5.高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。
**本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物、セフジトレン ピボキシル、セフテラム ピボキシル、テビペネム ピボキシル)の投与により、ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告されている。また、小児(特に乳幼児)においては、ピボキシル基を有する抗生物質の投与により、低カルニチン血症に伴う低血糖があらわれることがあるので、ピボキシル基を有する抗生物質の投与に際してはカルニチンの低下に注意すること。血清カルニチンが低下する先天性代謝異常であることが判明した場合には投与しないこと。(「重大な副作用」の項参照)

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1.**ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
2.急性腎不全(頻度不明)
急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
3.無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血(いずれも頻度不明)
無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
4.偽膜性大腸炎、出血性大腸炎(いずれも頻度不明)
偽膜性大腸炎、出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
5.中毒性表皮壊死融解症(Toxic Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(いずれも頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症(剥脱性皮膚炎)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
6.間質性肺炎、好酸球性肺炎(いずれも頻度不明)
間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、発熱、咳嗽、呼吸困難等の症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに胸部X線検査、血液検査等を実施し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
7.劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)
劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P等の上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
8.横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には、直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
9.低カルニチン血症に伴う低血糖(頻度不明)
低カルニチン血症に伴う低血糖が、小児(特に乳幼児)に対してピボキシル基を有する抗生物質を投与した症例であらわれることがあるので、痙攣、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」の項参照)
その他の副作用
過敏症注1)注1)
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要発疹、蕁麻疹、そう痒感、発赤、紅斑、腫脹、発熱、関節痛
血液
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要好酸球増多、顆粒球減少、貧血(赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少)、血小板減少
肝臓
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、LDH上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、黄疸
腎臓
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要BUN上昇、蛋白尿、血尿、クレアチニン上昇、浮腫
消化器
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要下痢、腹痛、胃不快感、胃痛、嘔気、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇、口内しびれ感
菌交代症
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要口内炎、カンジダ症
ビタミン欠乏症
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
その他
頻度
頻度不明
副作用の概要
副作用の概要CK(CPK)上昇、めまい、頭痛、アルドラーゼ上昇、倦怠感、眠気、心悸亢進、四肢しびれ感、筋肉痛
注1) 症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

高齢者への投与
高齢者への投与高齢者には、次の点に注意し、用量並びに投与間隔に留意するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
本剤は腎排泄型の薬剤であり、高齢者では一般に生理機能が低下していることが多く、高齢者を対象としたセフカペン ピボキシル塩酸塩製剤の薬物動態の検討において、副作用は認められなかったが、健康成人に比べ尿中回収率はやや低く、血中半減期も延長する傾向が認められている。
高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向があらわれることがある。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。また、妊娠後期にピボキシル基を有する抗生物質を投与された妊婦と、その出生児において低カルニチン血症の発現が報告されている。]

小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない。
[使用経験がない。]

臨床検査結果に及ぼす影響

**テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬による尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意すること。
直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意すること。

適用上の注意

適用上の注意
適用上の注意服用時
本剤は主薬の苦みを防ぐ製剤になっているので、細粒をつぶしたり、溶かしたりすることなく、水等で速やかに服用すること。
服用にあたって、やむを得ず本剤を牛乳、ジュース、水等に懸濁する必要がある場合には速やかに服用すること。(時間の経過とともに力価が低下する。)

その他の注意

その他の注意
その他の注意動物試験(イヌ)でCK(CPK)の上昇を伴う筋細胞障害(骨格筋の病理組織学的検査)が認められている。

薬物動態

生物学的同等性試験
薬物動態
薬物動態セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1g(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物として100mg(力価))、健康成人男子12名に絶食単回経口投与して血漿中セフカペン濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。1)
薬物動態
薬物動態
薬物動態
薬物動態血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

薬物動態の表

判定パラメータ判定パラメータ参考パラメータ参考パラメータ
 AUC0-10(ng・hr/mL)Cmax
Tmax
t1/2(hr)
セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」4124±11711198.9±287.11.8±0.61.4±0.1
標準製剤(細粒剤、10%)4269±9681323.2±258.91.9±0.61.4±0.1
(平均値±標準偏差、n=12)

有効成分に関する理化学的知見

一般名
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物(Cefcapene Hydrate)
化学名
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見2,2-Dimethylpropanoyloxymethyl (6R,7R)-7-[(2Z)-2-(2-aminothiazol-4-yl)pent-2-enoylamino]-3-carbamoyloxymethyl-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate monohydrate
分子式
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見2329・HCl・H
分子量
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見622.11
構造式
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見
性状
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見白色〜微黄白色の結晶性の粉末又は塊で、わずかに特異なにおいがある。
,-ジメチルホルムアミド又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすく、水に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。

取扱い上の注意

1.保管方法
光、湿気を避けて保存して下さい。
2.安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヶ月)の結果、セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。2)2)

包装

SP:0.5g×120包
バラ:100g

主要文献及び文献請求先

(株)陽進堂社内資料:生物学的同等性試験
(株)陽進堂社内資料:安定性試験

文献請求先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
問い合わせ先 
問い合わせ先株式会社 陽進堂 お客様相談室
*東京都中央区日本橋浜町二丁目31番1号
フリーダイアル 0120-647-734

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
株式会社 陽進堂
富山県富山市婦中町萩島3697番地8号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6132016C1051 セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」 セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物 100mg1g 107.3

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