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薬剤師ネクスト経営塾

スコルパン注20mg

作成又は改訂年月

※※2016年2月改訂(第9版、小児等への投与の項)
※2011年11月改訂(第8版)

日本標準商品分類番号

871242

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1976年4月

薬効分類名

鎮痙剤

承認等

販売名

スコルパン注20mg

販売名コード

1242401A1277

承認・許可番号

承認番号
21800AMX10496
欧文商標名
SCORPAN

薬価基準収載年月

2006年12月

販売開始年月

1969年3月

使用期限等

貯 法
使用期限等 室温保存
使用期限
使用期限等 外箱、アンプルに記載

規制区分

劇薬注1)
規制区分 注1)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1管容量
組成1mL
1管中の有効成分
組成日局 ブチルスコポラミン臭化物…20mg
添加物
組成臭化ナトリウム…9mg
ベンジルアルコール…20mg

性状

性状無色澄明の液
pH
性状4.0〜6.0
浸透圧比
性状1.4〜1.5(生理食塩液に対する比)

一般的名称

ブチルスコポラミン臭化物注射液

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。]
緑内障の患者[眼内圧を高め、症状を悪化させることがある。]
前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある。]
重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
麻痺性イレウスの患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

原則禁忌

原則禁忌
原則禁忌細菌性下痢患者[治療期間の延長をきたすおそれがある。]

効能・効果

用法・用量

用法・用量
用法・用量ブチルスコポラミン臭化物として、通常成人1回10〜20mgを静脈内又は皮下、筋肉内注射する。
用法・用量
用法・用量なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある。]
うっ血性心不全のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
不整脈のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。]
甲状腺機能亢進症の患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。]

重要な基本的注意

まれにショックを起こすことがあるので、本剤の使用に際しては、救急処置の準備を行うこと。
投与に際し、ショック発現を完全に防止する方法はないが、出来る限り回避するために次の事項に注意すること。
患者の体調について、十分に問診を行うこと。
注射後は、患者の状態を観察し、異常があれば直ちに救急処置を行うこと。
眼の調節障害、眠気、めまい等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
抗コリン作用を有する薬剤
 三環系抗うつ剤
 フェノチアジン系薬剤
 モノアミン酸化酵素阻害剤
 抗ヒスタミン剤
 等
臨床症状・措置方法
抗コリン作用(口渇、眼の調節障害、心悸亢進等)が増強することがある。
機序・危険因子
併用により本剤の作用が増強されることがある。
薬剤名等
ドパミン拮抗剤
 メトクロプラミド
 等
臨床症状・措置方法
相互に消化管における作用を減弱するおそれがある。
機序・危険因子
本剤は消化管運動を抑制するため、ドパミン拮抗剤の消化管運動亢進作用と拮抗する。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要
副作用等発現状況の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
重大な副作用
重大な副作用ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状(悪心・嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用調節障害、散瞳、閉塞隅角緑内障
消化器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用口渇、悪心・嘔吐
泌尿器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用排尿障害
精神神経系
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用頭痛、頭重感、眠気、めまい
循環器
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用心悸亢進
過敏症注2)
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒症
その他
頻度
頻度不明
その他の副作用
その他の副作用顔面紅潮
その他の副作用
その他の副作用注2)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では前立腺肥大を伴っている場合が多いので慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

※※小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。]

過量投与

症状:過量投与した場合、口渇、眼の調節障害、せん妄、心悸亢進、血圧上昇等を引き起こす可能性がある。
処置:心血管系の症状が発現した場合は標準的な処置、呼吸麻痺の場合は挿管や人工呼吸、尿閉の場合は導尿を必要に応じて考慮すること。緑内障の場合は、眼科医などの適切な治療を受けること。
また、必要に応じ、副交感神経興奮薬の投与及び適切な支持療法を行うこと。

適用上の注意

静脈内注射時:静脈内注射にあたっては患者の状態を観察しながらゆっくり注射すること。
注射時:動物実験で充血、出血、変性等の局所障害が認められるので皮下、筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に留意すること。
神経走行部位を避けるよう注意して注射すること。
繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行うこと。なお、乳幼小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
アンプルカット時:本剤はワンポイントカットアンプルであるが、異物の混入を避けるため、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。

※薬効薬理

薬効薬理
薬効薬理内臓平滑筋及び腺細胞ムスカリン受容体において、アセチルコリンの結合を競合的に阻害し、副交感神経の興奮を抑制することで鎮痙作用等を示す。

有効成分に関する理化学的知見

有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見構造式:
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見一般名:ブチルスコポラミン臭化物(Scopolamine Butylbromide)
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見別 名:臭化ブチルスコポラミン
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見化学名:(1S,2S,4R,5R,7s)-9-Butyl-7-[(2S)-3-hydroxy-2-phenylpropanoyloxy]-9-methyl-3-oxa-9-azoniatricyclo[3.3.1.02,4]nonane bromide
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見分子式:C21H30BrNO4
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見分子量:440.37
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見性 状:白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に極めて溶けやすく、酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見融 点:約140℃(分解)

取扱い上の注意

1.注意
本剤はワンポイントカットアンプルを使用しているので、アンプル頭部の●マークを上にして反対方向に折りとること。
2.安定性試験
最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年)の結果、スコルパン注20mgは通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された1)

包装

スコルパン注20mg:10管、100管

主要文献及び文献請求先

東和薬品株式会社 社内資料:安定性試験

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先主要文献(社内資料を含む)は下記にご請求下さい。
問い合わせ先東和薬品株式会社 学術部DIセンター(24時間受付対応)
〒571-8580 大阪府門真市新橋町2番11号
0120-108-932 06-6900-9108 06-6908-5797
http://www.towayakuhin.co.jp/forstaff

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
東和薬品株式会社
大阪府門真市新橋町2番11号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
1242401A1277 スコルパン注20mg ブチルスコポラミン臭化物 2%1mL1管 56

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