ロートエキス散 シオエ
- 基本情報
- 添付文書の作成又は改訂年月
- 日本標準商品分類番号
- 薬効分類名
- 承認等
- 一般的名称
- 禁忌
- 効能又は効果の情報
- 使用上の注意
- 薬効薬理
- 有効成分に関する理化学的知見
- 包装
- 主要文献及び文献請求先
- 製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び住所
- 薬価
- 関連する添付ファイル一覧
- **2012年1月改訂 (第6版)
- *2009年6月改訂
作成又は改訂年月
- 871249
日本標準商品分類番号
- 再評価結果公表年月(最新)
- 1984年6月
日本標準商品分類番号等
- 鎮痛・鎮けい剤
薬効分類名
ロートエキス散 シオエ - 1249351B1095
- 承認番号
- 16000AMZ00835
- 欧文商標名
- Scopolia Powder
- 1950年9月
- 1949年1月
- 貯法:
使用期限等 気密容器- 使用期限:
使用期限等 外箱に記載- 日本薬局方
基準名 ロートエキス散- 劇薬
- 成分・含量 (1g中)
組成 日本薬局方ロートエキス 0.1g- 添加物
組成 バレイショデンプン性状 帯褐黄色〜灰黄褐色の粉末で、わずかに弱いにおいがあり、味はわずかに苦い。
承認等
販売名
販売名コード
承認・許可番号
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
基準名
規制区分
組成
性状
一般的名称
ロートエキス散- 緑内障のある患者[眼内圧を高め、症状を悪化させることがある。]
- 前立腺肥大による排尿障害のある患者[さらに尿を出にくくすることがある。]
- 重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
- 麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させるおそれがある。]
禁忌
(次の患者には投与しないこと)効能又は効果
- 慎重投与
慎重投与 前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある。]- 慎重投与
慎重投与 うっ血性心不全のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]- 慎重投与
慎重投与 不整脈のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]- 慎重投与
慎重投与 潰瘍性大腸炎のある患者[中毒性巨大結腸をおこすおそれがある。]- 慎重投与
慎重投与 甲状腺機能亢進症のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]- 慎重投与
慎重投与 高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害するおそれがある。]- 重要な基本的注意
重要な基本的注意 視調節障害、散瞳、羞明、めまい等をおこすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等 ように注意すること。危険をともなう機械の操作に従事させない - 薬剤名等
- 三環系抗うつ剤
フェノチアジン系薬剤
モノアミン酸化酵素阻害剤
抗ヒスタミン剤
イソニアジド - 臨床症状・措置方法
- 抗コリン作用 (口渇、眼の調節障害、心悸亢進等)が増強することがある。
- 機序・危険因子
- 併用により本剤の作用が増強されることがある。
- 副作用の概要
副作用の概要 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 散瞳、羞明、霧視、調節障害等 消化器- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 口渇、悪心・嘔吐、便秘等 泌尿器- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 排尿障害 精神神経系- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 頭痛、頭重感、めまい等 循環器- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 頻脈等 過敏症- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 過敏症状 その他- 頻度
- (頻度不明)
- その他の副作用
その他の副作用 顔面潮紅- 注) このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
- 高齢者への投与
高齢者への投与 高齢者では、抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等があらわれやすいので、慎重に投与すること。- 妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。また、乳汁分泌が抑制されることがある。[胎児又は新生児に頻脈等を起こすことがある。]
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)重要な基本的注意
相互作用
併用注意
(併用に注意すること)副作用
副作用等発現状況の概要
その他の副作用
眼 注) 注)高齢者への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
その他の副作用
眼 注) 注)高齢者への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
- **
35%エタノールエキスには l -ヒヨスチアミン、アトロピン (dl -ヒヨスチアミン) 及びスコポラミンが含まれており、体内各部位に分布するムスカリン様受容体において、副交感神経性及び外因性のアセチルコリンと競合的に拮抗するため、種々の反応を引き起こす。同エキスは、ウサギ摘出回盲部の自動運動を可逆的に抑制する。水温浸液は、モルモット摘出小腸において、アセチルコリン、ヒスタミン、塩化バリウムによる収縮反応を抑制する。なお、アトロピンは迷走神経刺激、食物刺激、ガストリン又はヒスタミンによる胃酸又はペプシンの分泌を抑制するほか、抗ストレス胃潰瘍作用、胃細胞保護作用、小腸運動及び腸液分泌抑制作用、鎮痛作用がある。一方、スコポラミンには血圧下降作用及び鎮痙作用が認められている。l -ヒヨスチアミン、アトロピン (dl -ヒヨスチアミン) 及びスコポラミンが含まれており、体内各部位に分布するムスカリン様受容体において、副交感神経性及び外因性のアセチルコリンと競合的に拮抗するため、種々の反応を引き起こす。同エキスは、ウサギ摘出回盲部の自動運動を可逆的に抑制する。水温浸液は、モルモット摘出小腸において、アセチルコリン、ヒスタミン、塩化バリウムによる収縮反応を抑制する。なお、アトロピンは迷走神経刺激、食物刺激、ガストリン又はヒスタミンによる胃酸又はペプシンの分泌を抑制するほか、抗ストレス胃潰瘍作用、胃細胞保護作用、小腸運動及び腸液分泌抑制作用、鎮痛作用がある。一方、スコポラミンには血圧下降作用及び鎮痙作用が認められている。
薬効薬理
- 1.一般名:
- ロートエキス (Scopolia Extract)
- 2.性状:
- 本品は褐色〜暗褐色で、特異なにおいがあり、味は苦い。
本品は水にわずかに混濁して溶ける。
有効成分に関する理化学的知見
- 500g
包装
- **第
十六 改正日本薬局方解説書 (廣川書店) 問い合わせ先 *シオエ製薬株式会社 学術情報部- 〒661−0976
- TEL (6470) 2102
- FAX (6499) 8132
主要文献及び文献請求先
文献請求先
- 製造販売元
シオエ製薬株式会社 - 兵庫県尼崎市潮江3丁目1番11号
- 販売
日本新薬株式会社 - 京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
薬価
販売名コード | 品名 | 成分名 | 規格 | 薬価 |
---|---|---|---|---|
1249351B1095 | ロートエキス散 シオエ | ロートエキス | 1g | 7.6 |