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薬剤師ネクスト経営塾

オルプロリクス静注用250

作成又は改訂年月

**2017年2月改訂(第4版)
*2015年11月改訂

日本標準商品分類番号

876349

日本標準商品分類番号等

国際誕生年月
2014年3月

薬効分類名

遺伝子組換え血液凝固第IX因子Fc領域融合タンパク質製剤

承認等

販売名

オルプロリクス静注用250

販売名コード

6343441D5023

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00753000
商標名
ALPROLIX 250

薬価基準収載年月

2015年5月

販売開始年月

2015年7月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け、2〜8℃で遮光して保存
使用期限
使用期限等直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
説明事項注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。
有効成分(1バイアル中)
組成エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 250国際単位
添加物(1バイアル中)
組成L-ヒスチジン 19.4mg
添加物(1バイアル中)
組成D-マンニトール 119mg
添加物(1バイアル中)
組成精製白糖 59.5mg
添加物(1バイアル中)
組成ポリソルベート 20 0.5mg

性状

色・性状
性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH
性状6.7〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注1)
性状0.9〜1.2
添付溶解液(1シリンジ5mL中)
性状塩化ナトリウム16.3mg
性状注1)生理食塩液に対する比
性状本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

販売名

オルプロリクス静注用500

販売名コード

6343441D1028

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00754000
商標名
ALPROLIX 500

薬価基準収載年月

2014年9月

販売開始年月

2014年9月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け、2〜8℃で遮光して保存
使用期限
使用期限等直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
説明事項注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。
有効成分(1バイアル中)
組成エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 500国際単位
添加物(1バイアル中)
組成L-ヒスチジン 19.4mg
添加物(1バイアル中)
組成D-マンニトール 119mg
添加物(1バイアル中)
組成精製白糖 59.5mg
添加物(1バイアル中)
組成ポリソルベート 20 0.5mg

性状

色・性状
性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH
性状6.7〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注1)
性状0.9〜1.2
添付溶解液(1シリンジ5mL中)
性状塩化ナトリウム16.3mg
性状注1)生理食塩液に対する比
性状本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

販売名

オルプロリクス静注用1000

販売名コード

6343441D2024

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00755000
商標名
ALPROLIX 1000

薬価基準収載年月

2014年9月

販売開始年月

2014年9月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け、2〜8℃で遮光して保存
使用期限
使用期限等直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
説明事項注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。
有効成分(1バイアル中)
組成エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 1000国際単位
添加物(1バイアル中)
組成L-ヒスチジン 19.4mg
添加物(1バイアル中)
組成D-マンニトール 119mg
添加物(1バイアル中)
組成精製白糖 59.5mg
添加物(1バイアル中)
組成ポリソルベート 20 0.5mg

性状

色・性状
性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH
性状6.7〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注1)
性状0.9〜1.2
添付溶解液(1シリンジ5mL中)
性状塩化ナトリウム16.3mg
性状注1)生理食塩液に対する比
性状本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

販売名

オルプロリクス静注用2000

販売名コード

6343441D3020

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00756000
商標名
ALPROLIX 2000

薬価基準収載年月

2014年9月

販売開始年月

2014年9月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け、2〜8℃で遮光して保存
使用期限
使用期限等直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
説明事項注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。
有効成分(1バイアル中)
組成エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 2000国際単位
添加物(1バイアル中)
組成L-ヒスチジン 19.4mg
添加物(1バイアル中)
組成D-マンニトール 119mg
添加物(1バイアル中)
組成精製白糖 59.5mg
添加物(1バイアル中)
組成ポリソルベート 20 0.5mg

性状

色・性状
性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH
性状6.7〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注1)
性状0.9〜1.2
添付溶解液(1シリンジ5mL中)
性状塩化ナトリウム16.3mg
性状注1)生理食塩液に対する比
性状本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

販売名

オルプロリクス静注用3000

販売名コード

6343441D4027

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00757000
商標名
ALPROLIX 3000

薬価基準収載年月

2014年9月

販売開始年月

2014年9月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け、2〜8℃で遮光して保存
使用期限
使用期限等直接容器及び外箱に表示

規制区分

生物由来製品
処方箋医薬品注)
説明事項注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。
有効成分(1バイアル中)
組成エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 3000国際単位
添加物(1バイアル中)
組成L-ヒスチジン 27.2mg
添加物(1バイアル中)
組成D-マンニトール 167mg
添加物(1バイアル中)
組成精製白糖 83.3mg
添加物(1バイアル中)
組成ポリソルベート 20 0.7mg

性状

色・性状
性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH
性状6.7〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注1)
性状1.1〜1.5
添付溶解液(1シリンジ5mL中)
性状塩化ナトリウム16.3mg
性状注1)生理食塩液に対する比
性状本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

一般的名称

エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)Eftrenonacog Alfa(Genetical Recombination)〔JAN〕

効能又は効果

用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

用法及び用量に関連する使用上の注意

体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。
急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[「重要な基本的注意5.臨床検査」及び「臨床検査結果に及ぼす影響」の項参照]
急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1), 2), 3)
[「薬物動態」の項参照]
1), 2), 3)1), 2), 3)
[「薬物動態」の項参照]

周術期における投与量及び投与間隔の目安1), 2), 3)
[「薬物動態」の項参照]
1), 2), 3)1), 2), 3)
[「薬物動態」の項参照]

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
1.本剤の成分又は他の血液凝固第IX因子製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2.肝疾患の患者、術後の患者、新生児、血栓塞栓性事象のリスクのある患者、線維素溶解の徴候又は播種性血管内凝固症候群(DIC)のある患者
[血栓塞栓性合併症のリスクがあるので、これらの患者への投与に際しては、本剤の治療上の有益性と合併症のリスクを勘案すること。]

重要な基本的注意

本剤の投与は、血友病の治療経験をもつ医師のもとで開始すること。
本剤の投与によりアナフィラキシーを含むアレルギー反応があらわれることがあるので、十分に観察を行うこと。
患者の血中に血液凝固第IX因子に対するインヒビターが発生するおそれがある。本剤を投与しても予想した止血効果が得られない場合には、インヒビターの発生を疑い、回収率やインヒビターの検査を行うなど注意深く対応し、適切な処置を行うこと。
血液凝固第IX因子に対するインヒビターが発生した患者では、血液凝固第IX因子投与によりアナフィラキシーのリスクが増加する可能性がある。アレルギー反応の既往がある患者には、血液凝固第IX因子に対するインヒビターの有無を確認すること。また、急性過敏症反応の徴候及び症状を慎重に観察し、本剤投与初期には特に注意すること。
十分な血液凝固第IX因子レベルに到達・維持していることを確認するため、必要に応じ、血漿中血液凝固第IX因子レベルをモニタリングすること。
本剤の在宅自己注射は、医師がその妥当性を慎重に検討し、患者又はその家族が適切に使用可能と判断した場合のみに適用すること。本剤を処方する際には、使用方法等の患者教育を十分に実施したのち、在宅にて適切な治療が行えることを確認した上で、医師の管理指導のもとで実施すること。また、患者又はその家族に対し、本剤の注射により発現する可能性のある副作用等についても十分説明し、在宅自己注射後何らかの異常が認められた場合や注射後の止血効果が不十分な場合には、速やかに医療機関へ連絡するよう指導すること。適用後、在宅自己注射の継続が困難な場合には、医師の管理下で慎重に観察するなど、適切な対応を行うこと。

副作用

副作用等発現状況の概要
治療歴のある先天性血友病B患者を対象とした国際共同第3相臨床試験において、安全性評価対象例119例(日本人6例を含む)中10例(8.4%)に副作用が認められた。主な副作用は、頭痛2例(1.7%)及び口の錯感覚2例(1.7%)等であった。(承認時)
重大な副作用(類薬)
1.ショック、アナフィラキシー
他の凝固因子製剤においてショック、アナフィラキシー関連事象が報告されている。ショック、アナフィラキシー関連事象があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、悪寒、血管浮腫、呼吸困難、血圧低下、頻脈等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]
2.血栓塞栓症
他の凝固因子製剤において血栓関連事象が報告されている。血栓関連事象があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
*神経系障害注2)注2)
頻度
(1%〜2%未満)
その他の副作用
その他の副作用頭痛
神経系障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用浮動性めまい、味覚異常
胃腸障害注2)注2)
頻度
(1%〜2%未満)
その他の副作用
その他の副作用口の錯感覚
胃腸障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用呼気臭
一般・全身障害および投与部位の状態注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用疲労、注入部位疼痛
心臓障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用動悸
腎および尿路障害注2)注2)
頻度
(1%〜2%未満)
その他の副作用
その他の副作用閉塞性尿路疾患
腎および尿路障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用血尿、腎仙痛
血管障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用低血圧
代謝および栄養障害注2)注2)
頻度
(1%未満)
その他の副作用
その他の副作用食欲減退
注2)終了した2つの臨床試験、及び継続中の1つの臨床試験における安全評価対象153例中に発現した副作用を記載

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

**妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。なお、生殖発生毒性試験は実施していない。本剤はFc領域を有するため、胎盤を通過する可能性がある。また、動物実験(マウス)で胎盤通過が認められている。
授乳中の婦人には、投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。[授乳中の投与に関する安全性は確立していない。なお、動物における乳汁移行試験は実施していない。]

小児等への投与

12歳未満の患者においては、通常よりも高い投与量及び頻回な投与が必要となる可能性があるため、投与量及び投与頻度の調節について適宜検討すること。[「薬物動態」の項参照]

臨床検査結果に及ぼす影響

本剤投与後の血液凝固第IX因子活性の測定において、活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)試薬の種類が、測定結果に影響を与える可能性がある。カオリンを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法では、測定結果がみかけ上、低値を示すことがあるので注意すること。

適用上の注意

1.調製時:
本剤及び添付溶解液を冷所保存している場合、調製前に室温に戻しておくこと。
添付された溶解液のみ使用すること。本剤に溶解液全量を加えた後、静かに円を描くように回して溶解すること(激しく振とうしないこと)。
他の製剤と混合しないこと。
溶解した液は、わずかな乳白色又は無色である。沈殿又は濁りが認められる場合、使用しないこと。
溶解した液を注射器に移す場合、フィルター付バイアルアダプターを用いること。
溶解した液は、室温(30℃まで)で6時間保存することができる。6時間以内に使用されない場合は、廃棄すること。
未使用の場合、室温(30℃まで)で保存することもできる。室温で保存した場合には、使用期限を超えない範囲で6ヵ月以内に使用し、再び冷蔵庫に戻さないこと。
2.投与時:
他剤と同じチューブを使用しないこと。また、他剤に使用した容器で、本剤と希釈液を混合しないこと。
使用後の残液は細菌汚染のおそれがあるので使用しないこと。
3.在宅自己注射:
子供による誤用等を避けるため、薬剤の保管に十分注意すること。
光の影響を防ぐために、薬剤バイアルは外箱に入れた状態で保存すること。
使用済みの医療機器等の処理については、主治医の指示に従うこと。

その他の注意

他の血液凝固第IX因子製剤において、中心静脈カテーテルを用いた持続注入により血栓症が報告されている4)4)。

薬物動態

1.*成人(日本人及び外国人5)5)
12歳以上の血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)を対象に、本剤(50国際単位/kg)及びノナコグ アルファ(50国際単位/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態パラメータは以下のとおりであった。本剤の消失相半減期は、対照薬であるノナコグ アルファと比較して2.43倍であった。
(薬物動態の表1参照)
また、日本人及び外国人に本剤(50国際単位/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態パラメータは以下のとおりであった。
(薬物動態の表2参照)
2.*小児(外国人)5)5)
18歳未満の血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)を対象に、本剤(50国際単位/kg)を単回静脈内投与した際の薬物動態パラメータは以下のとおりであった。
(薬物動態の表3参照)

薬物動態の表

薬物動態パラメータ
本剤ノナコグアルファノナコグアルファに対する本剤の比
N=22N=22N=22
Cmax(国際単位/dL)40.81
43.08
0.95
AUC/投与量
31.32
15.77
1.99
t1/2α5.03
2.41
2.09
t1/2β82.12
33.77
2.43
CL(mL/時間/kg)3.19
6.34
0.50
MRT(時間)98.60
41.19
2.39
Vss314.8
261.1
1.21
上昇値
0.92
0.95
0.97
Time 1%(日)11.22
5.09
2.21
測定方法:シリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定
CI(信頼区間)、Cmax(最高血中濃度)、AUC(血漿中血液凝固第IX因子濃度−時間推移曲線下面積)、t1/2α1/2α(分布相半減期)、t1/2β1/2β(消失相半減期)、CL(クリアランス)、MRT(平均滞留時間)、Vssss(定常状態分布容積)、Time 1%(FIX活性がベースラインの1%以上を維持した期間)
薬物動態パラメータ
日本人外国人
N=6N=20
AUC/投与量
30.14
32.25
t1/279.37
77.98
CL(mL/時間/kg)3.32
3.10
MRT(時間)83.46
96.78
Vss276.9
300.1
上昇値
0.92
0.94
薬物動態パラメータ
12歳未満を対象とした試験12歳未満を対象とした試験12歳以上を対象とした試験
6歳未満
6−12歳未満
12歳−18歳未満
N=11N=13N=11
AUC/投与量
22.71
28.53
29.50
t1/266.49
70.34
82.22
CL(mL/時間/kg)4.37
3.51
3.39
MRT(時間)83.65
82.46
93.46
Vss365.1
289.0
316.8
上昇値
0.59
0.72
0.85

臨床成績

12歳から71歳の治療歴のある血友病B患者(内因性血液凝固第IX因子活性が2%以下)123例を対象に、2種類の定期的な投与時の有効性、急性出血時及び周術期の止血効果を検討する国際共同第3相臨床試験が実施された6)6)。
(1)*定期的な投与(定期補充療法)に関する有効性
定期的に本剤を投与する群として、Arm1及びArm2が設定された。Arm1は50国際単位/kgの週1回投与、Arm2は100国際単位/kgの10日に1回投与から開始し、以降はトラフ値がベースラインを1〜3%上回る、又は臨床所見に応じてより高いトラフ値を維持できるように、Arm1では投与量が、Arm2では投与間隔が適宜調節された。
定期的に本剤を投与する群(Arm1及びArm2)の年間出血エピソード回数は以下のとおりであり、出血時に本剤を投与する群(Arm3)と比較して、年間出血エピソード回数が減少した。
(臨床成績の表参照)
(2)急性出血時の止血効果
636件の出血のうち、97.3%(619/636件)が1回又は2回の投与により止血した。また、止血効果(初回投与に対する評価)は83.7%(513/613件)で著効又は有効であった。
(3)周術期の止血効果
12例の患者において14件の大手術が実施され、すべての大手術において止血効果は著効又は有効であった。

臨床成績の表

Arm1(61例)Arm2(26例)Arm3(27例)
年間出血エピソード回数注3)[95%信頼区間]3.12
2.40
18.67
年間出血エピソード回数の群間比(減少率)注3)[95%信頼区間]0.17(83%)
0.13(87%)
-
注3)投与群を固定効果、評価期間の日数の対数をオフセットとした負の二項回帰モデル

薬効薬理

1.作用機序7)7)
本剤は、内在性血液凝固第IX因子と類似の構造及び機能的特性を有しており、血液凝固第IX因子欠乏を一時的に補正し出血傾向を補正する。また、本剤に含まれるヒト免疫グロブリンG1のFc領域は、血液中の免疫グロブリンの再循環に関与するNeonatal Fc受容体と結合し、血液凝固第IX因子活性の長時間の維持に寄与すると考えられる。
2.主な非臨床成績7)7)
血友病Bマウス(尾出血モデル)において、本剤の定期補充療法及び急性出血の補充療法に関する止血効果が認められている。また、血友病Bマウス及び血友病Bイヌにおいて、本剤の血漿中薬物動態と相関して血漿中第IX因子活性の延長が認められている。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)
Eftrenonacog Alfa(Genetical Recombination)〔JAN〕
2.本質
エフトレノナコグ アルファは、遺伝子組換えFc-ヒト血液凝固第IX因子(FIX)融合糖タンパク質(分子量:約109,000)であり、642個のアミノ酸残基からなるA鎖、及び227個のアミノ酸残基からなるB鎖で構成される。A鎖の1〜415番目はFIXに相当し、A鎖の416〜642番目のアミノ酸及びB鎖はヒトIgG1のFcドメインに相当する。エフトレノナコグ アルファは、ヒト胎児由来腎細胞株により産生される。

取扱い上の注意

1.記録の保存
本剤は特定生物由来製品ではないが、血液製剤代替医薬品であることから、本剤を血液凝固第IX因子欠乏患者に投与(処方)した場合は、医薬品名及びその製造番号、投与(処方)した日、使用患者名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存すること。

包装

250国際単位×1バイアル
[プレフィルドシリンジ(0.325%塩化ナトリウム溶液 5mL)×1シリンジ付き]
500国際単位×1バイアル
[プレフィルドシリンジ(0.325%塩化ナトリウム溶液 5mL)×1シリンジ付き]
1000国際単位×1バイアル
[プレフィルドシリンジ(0.325%塩化ナトリウム溶液 5mL)×1シリンジ付き]
2000国際単位×1バイアル
[プレフィルドシリンジ(0.325%塩化ナトリウム溶液 5mL)×1シリンジ付き]
3000国際単位×1バイアル
[プレフィルドシリンジ(0.325%塩化ナトリウム溶液 5mL)×1シリンジ付き]

主要文献及び文献請求先

1
Roberts, H., al.:Hematol. Oncol. Clin. Am., 7:1269. 1993
2
Srivastava A., al.:Guidelines hemophilia. [Internet]. 2012.
3
Hemophilia Georgia. disease. [Internet]. 2008;No. 14.
4
Valentino LA, al.:Venous hemophilia. 2011.
5
社内資料(薬物動態データの概要)
6
社内資料(臨床データの概要)
7
社内資料(非臨床データの概要)

文献請求先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
 
**バイオベラティブ・ジャパン株式会社 くすり相談室センター
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目4番1号
電話:0120-517-610受付時間 9:00〜17:00
問い合わせ先**くすり相談センター(フリーダイヤル)
0120-517-610




製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

**製造販売元
バイオベラティブ・ジャパン株式会社
〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目4番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6343441D4027 オルプロリクス静注用3000 エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 3,000国際単位1瓶(溶解液付) 619531
6343441D3020 オルプロリクス静注用2000 エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 2,000国際単位1瓶(溶解液付) 415572
6343441D2024 オルプロリクス静注用1000 エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 1,000国際単位1瓶(溶解液付) 209985
6343441D1028 オルプロリクス静注用500 エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 500国際単位1瓶(溶解液付) 106104
6343441D5023 オルプロリクス静注用250 エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え) 250国際単位1瓶(溶解液付) 53613

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