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薬剤師ネクスト経営塾

フルコナゾールカプセル50mg「日医工」

作成又は改訂年月

*2015年10月改訂(第2版)
2014年6月作成

日本標準商品分類番号

87629

日本標準商品分類番号等

効能又は効果追加承認年月(最新)
*2015年10月

薬効分類名

深在性真菌症治療剤

承認等

販売名

フルコナゾールカプセル50mg「日医工」

販売名コード

6290002M1160

承認・許可番号

承認番号
22500AMX01298000
欧文商標名
Fluconazole

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

2014年6月

貯法・使用期限等

 貯法:
使用期限等気密容器で室温保存
 使用期限:
使用期限等外箱等に表示の使用期限内に使用すること

基準名

 日本薬局方
基準名フルコナゾールカプセル

規制区分

 処方箋医薬品
説明事項(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

 有効成分
組成フルコナゾール
 含量
組成1カプセル中 50mg
 添加物
組成乳糖水和物,トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,ラウリル硫酸ナトリウム,酸化チタン,ゼラチン

製剤の性状

 剤形・色調
性状白色の硬カプセル剤
 外形
性状
 号数
性状 4号
 内容質量
性状 160mg
 識別コード
性状
746

販売名

フルコナゾールカプセル100mg「日医工」

販売名コード

6290002M2166

承認・許可番号

承認番号
22500AMX01299000
欧文商標名
Fluconazole

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

2014年6月

貯法・使用期限等

 貯法:
使用期限等気密容器で室温保存
 使用期限:
使用期限等外箱等に表示の使用期限内に使用すること

基準名

 日本薬局方
基準名フルコナゾールカプセル

規制区分

 処方箋医薬品
説明事項(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

 有効成分
組成フルコナゾール
 含量
組成1カプセル中 100mg
 添加物
組成乳糖水和物,トウモロコシデンプン,ステアリン酸マグネシウム,ラウリル硫酸ナトリウム,酸化チタン,赤色3号,黄色5号,ゼラチン

製剤の性状

 剤形・色調
性状だいだい色の硬カプセル剤
 外形
性状
 号数
性状 3号
 内容質量
性状 230mg
 識別コード
性状
747

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
次の薬剤を投与中の患者:トリアゾラム,エルゴタミン,ジヒドロエルゴタミン,キニジン,ピモジド(「相互作用」の項参照)
本剤に対して過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある患者(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)

効能又は効果

用法及び用量

1. 成人
カンジダ症:通常,成人にはフルコナゾールとして50〜100mgを1日1回経口投与する。
クリプトコッカス症:通常,成人にはフルコナゾールとして50〜200mgを1日1回経口投与する。
なお,重症又は難治性真菌感染症の場合には,1日量として400mgまで増量できる。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:成人には,フルコナゾールとして400mgを1日1回経口投与する。
*カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎:通常,成人にはフルコナゾールとして150mgを1回経口投与する。
2. 小児
カンジダ症:通常,小児にはフルコナゾールとして3mg/kgを1日1回経口投与する。
クリプトコッカス症:通常,小児にはフルコナゾールとして3〜6mg/kgを1日1回経口投与する。
なお,重症又は難治性真菌感染症の場合には,1日量として12mg/kgまで増量できる。
造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:小児には,フルコナゾールとして12mg/kgを1日1回経口投与する。
なお,患者の状態に応じて適宜減量する。
ただし,1日量として400mgを超えないこと。
3. 新生児
生後14日までの新生児には,フルコナゾールとして小児と同じ用量を72時間毎に投与する。
生後15日以降の新生児には,フルコナゾールとして小児と同じ用量を48時間毎に投与する。

用法及び用量に関連する使用上の注意

1. 造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防:
好中球減少症が予想される数日前から投与を開始することが望ましい。
好中球数が1000/mm33を超えてから7日間投与することが望ましい。
2. *カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎:
本剤の効果判定は投与後4〜7日目を目安に行い,効果が認められない場合には,他の薬剤の投与を行うなど適切な処置を行うこと。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
薬物過敏症の既往歴のある患者
腎障害のある患者[血中濃度が持続するので,投与量を減ずるか,投与間隔をあけて使用すること。]
肝障害のある患者[肝障害を悪化させることがある。]
心疾患又は電解質異常のある患者[心室頻拍(Torsades pointesを含む),QT延長,心室細動,房室ブロック,徐脈等があらわれることがある。(「重大な副作用」の項参照)]

重要な基本的注意

腎障害のある患者に投与する場合は,投与前にクレアチニン・クリアランス試験を行い,投与量及び投与間隔に十分注意すること。
本剤の投与に際しては適宜,血液検査,腎機能・肝機能検査,血中電解質検査等を行うことが望ましい。
本剤の投与に際しては,アレルギー既往歴,薬物過敏症等について十分な問診を行うこと。

相互作用

相互作用の概略
相互作用の概略本剤は,チトクロームP450 2C9,2C19及び3A4を阻害する。

併用禁忌

(併用しないこと)
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
トリアゾラム(ハルシオン等)トリアゾラムの代謝遅滞による血中濃度の上昇,作用の増強及び作用時間延長の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
エルゴタミン(クリアミン配合錠)
アゾール系抗真菌剤等のCYP 3A4を阻害する薬剤とエルゴタミンとの併用により,エルゴタミンの血中濃度が上昇し,血管攣縮等の副作用を起こすおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
キニジン(硫酸キニジン)
これらの薬剤の血中濃度が上昇することにより,QT延長,Torsades pointesを発現するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ワルファリンプロトロンビン時間の延長及び出血傾向(挫傷,鼻出血,消化管出血,血尿,下血等)の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 2C9を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
フェニトイン

これらの薬剤の血中濃度上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 2C9を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
セレコキシブセレコキシブの血中濃度が上昇することがある。本剤を使用中の患者にはセレコキシブの投与を低用量から開始すること。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 2C9を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ロサルタンロサルタンの血中濃度上昇,及び活性代謝物であるカルボン酸体の血中濃度減少の報告がある。本剤はロサルタンの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 2C9を阻害するので,併用により活性代謝物であるカルボン酸体の血中濃度が減少することがある。
HMG-CoA還元酵素阻害薬
これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。本剤はフルバスタチンの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 2C9を阻害するので,併用によりフルバスタチンの血中濃度が上昇することがある。
HMG-CoA還元酵素阻害薬

これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
カルバマゼピンカルバマゼピンの血中濃度が上昇し,悪心・嘔吐,めまい,複視等が発現したとの報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ミダゾラム

これらの薬剤の血中濃度上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
カルシウム拮抗薬




これらの薬剤の血中濃度上昇のおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
タクロリムス水和物
これらの薬剤の血中濃度上昇の報告がある。
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
リファブチンリファブチンのAUC上昇の報告があり,リファブチンの作用が増強するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
リトナビル

これらの薬剤のAUC上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
フェンタニルフェンタニルの血中濃度上昇のおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の代謝が遅れることがある。
リバーロキサバンリバーロキサバンの血中濃度が上昇したとの報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の代謝が遅れることがある。
テオフィリンテオフィリンの血中濃度上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
経口避妊薬エチニルエストラジオール,レボノルゲストレルの血中濃度上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
スルホニル尿素系血糖降下薬(クロルプロパミド,グリベンクラミド,トルブタミド等)スルホニル尿素系血糖降下薬の血中濃度上昇の報告がある。
本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ナテグリニドナテグリニドのAUC上昇及び血中濃度半減期の延長の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
トレチノイン中枢神経系の副作用が発現するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ジアゼパムジアゼパムのAUC上昇及び血中濃度半減期の延長の報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4及び2C19を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
トファシチニブトファシチニブのAUCが79%,Cmaxが27%増加したとの報告がある。本剤はこれらの薬剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4及び2C19を阻害するので,併用によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
シクロホスファミドビリルビンの上昇,クレアチニンの上昇の報告がある。本剤はシクロホスファミドの肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4及び2C9を阻害するので,併用によりシクロホスファミドの血中濃度が上昇することがある。
アミトリプチリン
これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。本剤はこれらの薬剤の代謝を阻害するので,これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ジドブジンジドブジンの血中濃度上昇の報告がある。本剤はこれらの薬剤の代謝を阻害するので,これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
リファンピシン本剤の血中濃度の低下及び血中濃度半減期の減少の報告がある。リファンピシンは代謝酵素であるチトクロームP450を誘導する。その結果,本剤の肝代謝が増加すると考えられる。
三酸化ヒ素QT延長,心室頻拍(Torsades pointesを含む)を起こすおそれがある。本剤及び三酸化ヒ素は,いずれもQT延長,心室頻拍(Torsades pointesを含む)を起こすことがある。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
1. ショック,アナフィラキシー(頻度不明)
ショック,アナフィラキシー(血管浮腫,顔面浮腫,そう痒等)を起こすことがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
2. 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)
中毒性表皮壊死融解症,皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので,このような症状があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
3. 血液障害(頻度不明)
無顆粒球症,汎血球減少症,血小板減少,白血球減少,貧血等の重篤な血液障害があらわれることがあるので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
4. 急性腎不全(頻度不明)
急性腎不全等の重篤な腎障害が報告されているので,定期的に検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
5. 肝障害(頻度不明)
黄疸,肝炎,胆汁うっ滞性肝炎,肝壊死,肝不全等の肝障害が報告されており,これらの症例のうち死亡に至った例も報告されている。これらの発症と1日投与量,治療期間,患者の性別・年齢との関連性は明らかではない。本剤による肝障害は通常,投与中止により回復している。投与にあたっては,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
6. 意識障害(頻度不明)
錯乱,見当識障害等の意識障害があらわれることがあるので,このような症状が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと。
7. 痙攣(頻度不明)
痙攣等の神経障害があらわれることがあるので,このような症状が認められた場合には投与を中止するなど,適切な処置を行うこと。
8. 高カリウム血症(頻度不明)
高カリウム血症があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,電解質補正等の適切な処置を行うこと。
9. 心室頻拍,QT延長,不整脈(頻度不明)
心室頻拍(Torsades pointesを含む),QT延長,心室細動,房室ブロック,徐脈等があらわれることがあるので,定期的に心電図検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
10. 間質性肺炎(頻度不明)
間質性肺炎があらわれることがあるので,発熱,咳嗽,呼吸困難,肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には,速やかに胸部X線等の検査を実施し,本剤の投与を中止するとともに,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
11. 偽膜性大腸炎(頻度不明)
偽膜性大腸炎等の重篤な大腸炎(初期症状:発熱,腹痛,頻回の下痢)があらわれることがあるので観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
その他の副作用
次のような副作用が認められた場合には,必要に応じ,減量,投与中止等の適切な処置を行うこと。
 頻度不明
肝臓AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,Al-P上昇,LDH上昇,ビリルビン上昇,黄疸
皮膚発疹注)
*消化器悪心,しゃっくり,食欲不振,下痢,腹部不快感,腹痛,口渇,嘔吐,消化不良,鼓腸放屁
精神・神経系頭痛,手指のこわばり,めまい,傾眠,振戦
腎臓BUN上昇,クレアチニン上昇,乏尿
代謝異常低カリウム血症,高コレステロール血症,高トリグリセリド血症,高血糖
血液好酸球増多,好中球減少
その他浮腫,発熱注)
注)発現した場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

本剤は主として腎臓から排泄されるが,高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあるので,用量ならびに投与間隔に留意するなど慎重に投与すること。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

催奇形性を疑う症例報告があるので,妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
母乳中に移行することが認められているので,授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。

小児等への投与

新生児においては,腎機能が未熟なため血中濃度半減期が延長することから,投与間隔に留意すること。

過量投与

1. 症状
外国の癌患者での過量投与(フルコナゾール1200〜2000mg/日,経口投与)の症例報告では,フルコナゾール1600mg/日投与例において,肝機能検査値上昇がみられた。
また,2000mg/日投与例において,中枢神経系障害(錯乱,嗜眠,見当識障害,不眠,悪夢,幻覚),多形性紅斑,悪心・嘔吐,肝機能検査値上昇等がみられたとの報告がある。
フルコナゾール8200mg経口摂取後,幻覚,妄想行動の症状があらわれ,48時間の経過観察が行われた結果,症状は回復したとの報告がある。(自殺企図例)
2. 処置
(1),(2)とも対症療法を行う。フルコナゾールは,大部分が腎から排泄される。3時間の血液透析により,約50%が血清より除去される。

適用上の注意

1. 薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

薬物動態

1. 生物学的同等性試験
フルコナゾールカプセル50mg「日医工」及び標準製剤を,クロスオーバー法によりそれぞれ2カプセル(フルコナゾールとして100mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について統計解析を行った結果,両剤の生物学的同等性が確認された。1)1)
また,フルコナゾールカプセル100mg「日医工」及び標準製剤をそれぞれ1カプセル(フルコナゾールとして100mg)投与した場合においても,同様に両剤の生物学的同等性が確認された。1)1)







血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは,被験者の選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
2. 溶出挙動
フルコナゾールカプセル50mg「日医工」及びフルコナゾールカプセル100mg「日医工」は,日本薬局方医薬品各条に定められたフルコナゾールカプセル(50mgカプセル,100mgカプセル)の溶出規格に適合していることが確認されている。2)2)

薬効薬理

アゾール系抗真菌薬で,真菌細胞膜の主成分であるエルゴステロールの合成を阻害し膜機能を障害するが,作用機序はラノステロールC14α脱メチル化酵素の阻害である。3)

有効成分に関する理化学的知見

1. 一般名:
フルコナゾール(Fluconazole)
2. 略号:
FLCZ
3. 化学名:
2-(2,4-Difluorophenyl)-1,3-bis(1H -1,2,4-triazol-1-yl)propan-2-ol
4. 構造式:
5. 分子式:
C13H12F2N6O13H12F2N6O
6. 分子量:
306.27
7. 性状:
白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。
エタノール(99.5)にやや溶けやすく,水に溶けにくい。
本品は希塩酸に溶ける。
8. 融点:
137〜141℃

取扱い上の注意

1. 安定性試験
長期保存試験の結果より,フルコナゾールカプセル50mg「日医工」及びフルコナゾールカプセル100mg「日医工」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。4)4)

包装

フルコナゾールカプセル50mg「日医工」
  50カプセル(10カプセル×5;PTP)
フルコナゾールカプセル100mg「日医工」
  50カプセル(10カプセル×5;PTP)

主要文献及び文献請求先

日医工株式会社 社内資料:生物学的同等性試験
日医工株式会社 社内資料:溶出試験
第十六改正日本薬局方解説書 C-4100,廣川書店,東京(2011)
日医工株式会社 社内資料:安定性試験

文献請求先

問い合わせ先主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。

日医工株式会社 お客様サポートセンター
〒930-8583 富山市総曲輪1丁目6番21
フリーダイヤル(0120)517-215
Fax(076)442-8948

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売(輸入)元
日医工株式会社
富山市総曲輪1丁目6番21

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
6290002M1160 フルコナゾールカプセル50mg「日医工」 フルコナゾール 50mg1カプセル 197.3
6290002M2166 フルコナゾールカプセル100mg「日医工」 フルコナゾール 100mg1カプセル 425.6

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