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薬剤師ネクスト経営塾

グルファスト錠5mg

作成又は改訂年月

**2016年2月改訂(第13版)
*2015年9月改訂

日本標準商品分類番号

873969

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
*2015年6月(グルファスト錠5mg)

グルファストOD錠5mg
グルファストOD錠10mg
効能又は効果追加承認年月(最新)
2013年9月
国際誕生年月
2004年1月

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進薬

承認等

販売名

グルファスト錠5mg

販売名コード

3969008F1029

承認・許可番号

承認番号
21600AMZ00035000
商標名
GLUFAST Tab. 5mg

薬価基準収載年月

2004年4月

販売開始年月

2004年5月

貯法・使用期限等

**貯法
貯法・使用期限等 気密容器,室温保存(OD錠は開封後は湿気を避けて保存)
**使用期限
貯法・使用期限等 外装容器に表示

規制区分

処方箋医薬品注)
規制区分 注) 注意−医師等の処方箋により使用すること。

**組成

有効成分(1錠中含量)
組成ミチグリニドカルシウム水和物(5mg)
添加物
組成タルク,トウモロコシデンプン,ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸カルシウム,結晶セルロース,乳糖水和物,無水ケイ酸

**性状

含量
性状5mg
外形
性状表面

外形
性状裏面

外形
性状側面

直径
性状6.0mm
厚さ
性状2.0mm
質量
性状75mg
識別コード
性状@GF5
色・剤形
性状白色・素錠

販売名

グルファスト錠10mg

販売名コード

3969008F2025

承認・許可番号

承認番号
21600AMZ00036000
商標名
GLUFAST Tab. 10mg

薬価基準収載年月

2004年4月

販売開始年月

2004年5月

貯法・使用期限等

**貯法
貯法・使用期限等 気密容器,室温保存(OD錠は開封後は湿気を避けて保存)
**使用期限
貯法・使用期限等 外装容器に表示

規制区分

処方箋医薬品注)
規制区分 注) 注意−医師等の処方箋により使用すること。

**組成

有効成分(1錠中含量)
組成ミチグリニドカルシウム水和物(10mg)
添加物
組成タルク,トウモロコシデンプン,ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸カルシウム,結晶セルロース,乳糖水和物,無水ケイ酸

**性状

含量
性状10mg
外形
性状表面

外形
性状裏面

外形
性状側面

長径
性状10.0mm
短径
性状5.0mm
厚さ
性状3.0mm
質量
性状150mg
識別コード
性状@GF10
色・剤形
性状白色・素錠
割線入り

販売名

**グルファストOD錠5mg

販売名コード

39690A3F1020

承認・許可番号

承認番号
**22800AMX00092000
商標名
**GLUFAST Tab. 5mg

薬価基準収載年月

**薬価基準未収載

販売開始年月

 

貯法・使用期限等

**貯法
貯法・使用期限等 気密容器,室温保存(OD錠は開封後は湿気を避けて保存)
**使用期限
貯法・使用期限等 外装容器に表示

規制区分

処方箋医薬品注)
規制区分 注) 注意−医師等の処方箋により使用すること。

**組成

有効成分(1錠中含量)
組成ミチグリニドカルシウム水和物(5mg)
添加物
組成フマル酸ステアリルナトリウム,カルメロースカルシウム,トウモロコシデンプン,無水ケイ酸,ステアリン酸,結晶セルロース,エチルセルロース水分散液,D-マンニトール,アミノアルキルメタクリレートコポリマーE,クロスポビドン,ラウリル硫酸ナトリウム,黄色三二酸化鉄,スクラロース,香料,プロピレングリコール,アラビアガム

**性状

含量
性状5mg
外形
性状表面

外形
性状裏面

外形
性状側面

直径
性状6.4mm
厚さ
性状約3.1mm
質量
性状約100mg
識別コード
性状@GFD5
色・剤形
性状微黄白色・素錠

販売名

**グルファストOD錠10mg

販売名コード

39690A3F2026

承認・許可番号

承認番号
**22800AMX00093000
商標名
**GLUFAST Tab. 10mg

薬価基準収載年月

**薬価基準未収載

販売開始年月

 

貯法・使用期限等

**貯法
貯法・使用期限等 気密容器,室温保存(OD錠は開封後は湿気を避けて保存)
**使用期限
貯法・使用期限等 外装容器に表示

規制区分

処方箋医薬品注)
規制区分 注) 注意−医師等の処方箋により使用すること。

**組成

有効成分(1錠中含量)
組成ミチグリニドカルシウム水和物(10mg)
添加物
組成フマル酸ステアリルナトリウム,カルメロースカルシウム,トウモロコシデンプン,無水ケイ酸,ステアリン酸,結晶セルロース,エチルセルロース水分散液,D-マンニトール,アミノアルキルメタクリレートコポリマーE,クロスポビドン,ラウリル硫酸ナトリウム,黄色三二酸化鉄,スクラロース,香料,プロピレングリコール,アラビアガム

**性状

含量
性状10mg
外形
性状表面

外形
性状裏面

外形
性状側面

直径
性状8.0mm
厚さ
性状約3.8mm
質量
性状約200mg
識別コード
性状@GFD10
色・剤形
性状微黄白色・素錠割線入り

一般的名称

**ミチグリニドカルシウム水和物

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
重症ケトーシス,糖尿病性昏睡又は前昏睡,1型糖尿病の患者[輸液及びインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となるので本剤の投与は適さない。]
重症感染症,手術前後,重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)

効能・効果

効能・効果に関連する使用上の注意
効能・効果に関連する使用上の注意 糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等,糖尿病類似の症状(腎性糖尿,甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意すること。

用法・用量

用法・用量
用法・用量 通常,成人にはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお,患者の状態に応じて適宜増減する。

**用法・用量に関連する使用上の注意

本剤は,食後投与では速やかな吸収が得られず効果が減弱する。効果的に食後の血糖上昇を抑制するため,本剤の投与は毎食直前(5分以内)とすること。また,本剤は投与後速やかに薬効を発現するため,食前30分投与では食前15分に血中インスリン値が上昇し食事開始時の血糖値が低下することが報告されており,食事開始前に低血糖を誘発する可能性がある。
OD錠は口腔内で速やかに崩壊するが,口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する薬剤ではないため,唾液又は水で飲み込むこと。(「適用上の注意」の項参照)

(次の患者には慎重に投与すること)

**薬物動態

1.血漿中濃度
 健康成人男性にミチグリニドカルシウム水和物5,10及び20mg(錠)を食直前に単回経口投与したとき,投与後0.23〜0.28時間で最高血漿中濃度(Cmax)に達し,半減期(t1/2)は約1.2時間であった1)
  一方,健康成人男性にミチグリニドカルシウム水和物5mg(錠)を食後に経口投与すると,食直前に比し最高血漿中濃度(Cmax)の低下及び最高血漿中濃度到達時間(Tmax)の遅延が認められた2)
  健康成人男性にミチグリニドカルシウム水和物10mg(OD錠,水なし又は水で服用)又はミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠,水で服用)を空腹時に単回経口投与したとき,両製剤は生物学的に同等であった3)3)
 成人腎機能正常者,腎機能低下患者及び慢性腎不全患者(ミチグリニドカルシウム水和物投与前日の平均クレアチニンクリアランス値はそれぞれ113.75,37.01及び3.431mL/min)にミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠)を食直前に単回経口投与したとき,クレアチニンクリアランスの低下に伴い半減期(t1/2)は延長したが,その他の主要パラメータ(Cmax,AUC0‐inf及びCLtot/F)とクレアチニンクリアランスとの間に,有意な相関は認められなかった4)
  ボグリボース(α-グルコシダーゼ阻害剤)で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者8例に,食直前にミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠)をボグリボースと単回併用投与したとき,投与後0.28時間でCmax(1395.8ng/mL)に達し,t1/2は1.29時間であり,併用投与による薬物動態の変化はなかった5)
 健康成人男性19例に,食直前にミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠)とピオグリタゾン塩酸塩(チアゾリジン系薬剤)30mgを単回併用投与したとき,投与後0.38時間でCmax(1147.6ng/mL)に達し,t1/2は1.20時間であり,併用投与による薬物動態の変化はなかった。また,ピオグリタゾン塩酸塩の薬物動態に対するミチグリニドカルシウム水和物の影響は認められなかった6)
 健康成人男性14例に,食直前にミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠)とメトホルミン塩酸塩(ビグアナイド系薬剤)250mgを単回併用投与したとき,投与後0.25時間でCmax(996.8ng/mL)に達し,t1/2は1.39時間であり,併用投与による薬物動態の変化はなかった。また,ビグアナイド系薬剤の薬物動態に対するミチグリニドカルシウム水和物の影響は認められなかった7)
 健康成人男性15例に,食直前にミチグリニドカルシウム水和物10mg(錠)とシタグリプチンリン酸塩水和物(DPP-4阻害剤)50mgを単回併用投与したとき,投与後0.25時間でCmax(1206.1ng/mL)に達し,t1/2は1.33時間であり,併用投与による薬物動態の変化はなかった。また,シタグリプチンリン酸塩水和物の薬物動態に対するミチグリニドカルシウム水和物の影響は認められなかった8)
2.代謝,排泄
 健康成人男性にミチグリニドカルシウム水和物5,10及び20mg(錠)を食直前に単回経口投与したとき,24時間までに投与量の約54〜74%が尿中に排泄され,そのほとんどがグルクロン酸抱合体代謝物であり,ミチグリニドは1%未満であった1)
 健康成人男性(外国人)に[14C]標識ミチグリニドカルシウム水和物11mg溶液を食直前に単回経口投与したとき,投与0.5及び4時間後の血漿中放射能は主にミチグリニド由来であり,ミチグリニドのグルクロン酸抱合体はミチグリニドの約1/3から1/6量が存在し,ヒドロキシ体代謝物はさらに少なかった9)。また,投与した放射能の約93%は尿中に,約6%は糞中に排泄された10)
 ミチグリニドカルシウム水和物は,ヒトにおいて肝臓及び腎臓で代謝され,グルクロン酸抱合体は主に薬物代謝酵素のUGT1A9及び1A3により,ヒドロキシ体は主にCYP2C9により生成されることがin vitro試験により確認されている11,12)

薬物動態の表

投与量
Cmax
Tmax
t1/2(hr)
5(n=8)650.30.281.24
10(n=8)1390.70.231.19
20(n=7)2903.20.251.22
投与時期Cmax
Tmax
t1/2(hr)AUC0‐24hr(ng・hr/mL)
食直前(n=6)384.90.291.42472
食後(n=6)143.52.081.26444
薬剤名(用法)Cmax(ng/mL)AUC0‐5hr(ng・hr/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
10mgOD錠(水なしで服用)(n=28)626.012090.501.28
10mg錠(水で服用)(n=28)692.011940.501.23
薬剤名(用法)Cmax(ng/mL)AUC0‐5hr(ng・hr/mL)Tmax(hr)t1/2(hr)
10mgOD錠(水で服用)(n=28)679.511240.441.31
10mg錠(水で服用)(n=28)733.411070.501.25
 Cmax
Tmax
t1/2(hr)AUC0‐inf(ng・hr/mL)CLtot/F
Vdss/F
腎機能正常者(n=8)
1275.30.691.4815171.640.16
腎機能低下患者(n=7)
1643.90.293.2221321.370.20
慢性腎不全患者(n=8)
764.70.4111.717411.700.86

**臨床成績

1.単独療法
(1)第II相二重盲検比較試験13)13)
 食事療法のみでは十分な血糖コントロールが得られない190例の2型糖尿病患者(糖尿病薬物治療歴なしの症例44.4%,投与開始時のHbA1c(JDS)平均値8.03%)を対象に,ミチグリニドカルシウム水和物1回5mg,10mg及び20mgを1日3回毎食直前12週間経口投与した。10mg群では投与8週後から有意なHbA1c(JDS)の低下が認められ,最終評価時のHbA1c(JDS)変化量は,プラセボ群+0.49%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物群ではそれぞれ-0.22%,-0.35%及び-0.38%であり,いずれの用量もプラセボに比較して有意な低下が認められた(p<0.025,Shirley-Williams検定)。また,低血糖症状の発現頻度は,プラセボ群の6.5%に対し,それぞれ6.7%,2.2%及び6.3%であった。
(2)第III相二重盲検比較試験14)14)
 食事療法のみでは十分な血糖コントロールが得られない314例の2型糖尿病患者(糖尿病薬物治療歴なしの症例79.4%,投与開始時のHbA1c(JDS)平均値7.47%)を対象に,ミチグリニドカルシウム水和物1回10mgを1日3回毎食直前12週間経口投与した。最終評価時のHbA1c(JDS)の変化量は,プラセボ群+0.21%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg群では-0.44%であり,有意な差が認められた(p<0.001,t検定)。また,低血糖症状の発現頻度は,プラセボ群の2.9%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg群では2.0%であった。
(3)長期投与試験15)15)
 長期投与試験では,ミチグリニドカルシウム水和物1回10mgを1日3回,52週間の経口投与により,351例中218例でHbA1c(JDS)が低下し,その後も安定した血糖コントロールが持続した。また,1回10mgで効果が得られず,投与開始16週後に20mgに増量することで,37例にHbA1c(JDS)の改善が認められた。
2.α-グルコシダーゼ阻害剤併用療法
(1)第II/III相二重盲検比較試験16)16)
 食事療法に加えてボグリボース(1回0.2mg)単剤による薬物療法により十分な血糖コントロールが得られていない385例の2型糖尿病患者(併用投与開始時のHbA1c(JDS)平均値7.10%)を対象に,ボグリボース0.2mgにミチグリニドカルシウム水和物1回5mg又は10mgを上乗せして1日3回毎食直前12週間経口投与した。最終評価時のHbA1c(JDS)の変化量は,ボグリボース単独群-0.02%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg併用群で-0.64%,5mg併用群で-0.44%と共に有意に低下した(いずれもp<0.001,分散分析)。低血糖症状の発現頻度は,ボグリボース単独群の1.1%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg併用群で6.9%,ミチグリニドカルシウム水和物5mg併用群で3.3%であった。
(2)長期併用投与試験17)17)
 2型糖尿病患者161例に,ボグリボースとミチグリニドカルシウム水和物1回5mg又は10mg,1日3回で経口投与を開始し,52週間併用投与したところ,安定したHbA1c(JDS)の改善が確認された。
3.チアゾリジン系薬剤併用療法
(1)第II/III相二重盲検比較試験18)18)
 食事療法に加えてピオグリタゾン塩酸塩単独療法のみで十分な血糖コントロールが得られていない381例の2型糖尿病患者(併用投与開始時のHbA1c(JDS)平均値7.51%)を対象に,ピオグリタゾン塩酸塩15mg又は30mgにミチグリニドカルシウム水和物1回5mg,10mg又はプラセボを上乗せして1日3回毎食直前16週間経口投与した。最終評価時のHbA1c(JDS)の変化量は,ピオグリタゾン塩酸塩単独群-0.02%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg併用群で-0.67%,5mg併用群で-0.45%と共に有意に低下した(いずれもp<0.001,分散分析)。低血糖症状の発現頻度は,ピオグリタゾン塩酸塩単独群の2.4%に対し,ミチグリニドカルシウム水和物10mg併用群で3.9%,ミチグリニドカルシウム水和物5mg併用群で2.4%であった。
(2)長期併用投与試験19)19)
 2型糖尿病患者171例に,ピオグリタゾン塩酸塩とミチグリニドカルシウム水和物1回10mg,1日3回から経口投与を開始し,52週間併用投与したところ,安定したHbA1c(JDS)の改善が確認された。
4.ビグアナイド系薬剤併用療法及びDPP-4阻害剤併用療法20)20)
 食事療法に加えて,ビグアナイド系薬剤単独又はDPP-4阻害剤単独による薬物療法により十分な血糖コントロールが得られていない135例の2型糖尿病患者(ビグアナイド系薬剤併用群:68例(併用投与開始時のHbA1c(JDS)平均値:7.11%),DPP-4阻害剤併用群:67例(併用投与開始時のHbA1c(JDS)平均値:7.08%))を対象に,ビグアナイド系薬剤又はDPP-4阻害剤とミチグリニドカルシウム水和物1回10mg,1日3回から経口投与を開始し,52週間併用投与した。投与28週及び投与52週のHbA1c(JDS)の変化量は,ビグアナイド系薬剤併用群でそれぞれ-0.33%及び-0.28%,DPP-4阻害剤併用群でそれぞれ-0.46%及び-0.44%であり,いずれの併用群においても安定したHbA1c(JDS)の改善が確認された。また,低血糖症状の発現頻度は,ビグアナイド系薬剤併用群及びDPP-4阻害剤併用群でそれぞれ2.9%及び3.0%であった。

**薬効薬理

1.血糖上昇抑制作用
2型糖尿病患者20名において,二重盲検クロスオーバー法を用いて,単回投与試験を行った。ミチグリニドカルシウム水和物10mg投与により食後早期のインスリン追加分泌が促進され,血糖上昇が抑制された21)
ストレプトゾトシン誘発糖尿病モデルラットにミチグリニドカルシウム水和物を経口投与すると,速効性のインスリン分泌促進作用により,液体飼料経口負荷後の血糖上昇が抑制され,負荷後の血漿中グルコース濃度−時間曲線下面積値は低下した(in vivo22,23)
2.作用機序
 ミチグリニドカルシウム水和物は,膵β細胞のスルホニル尿素受容体への結合を介して,ATP感受性K+チャネル(KATPチャネル)電流を阻害することにより,インスリンの分泌を促進する(in vitro24,25,26)

有効成分に関する理化学的知見

一般名:ミチグリニドカルシウム水和物(Mitiglinide Hydrate) (JAN)化学名:(+)-Monocalcium bis[(2S,3a,7a-cis)-α-benzylhexahydro-γ-oxo-2-isoindolinebutyrate]dihydrate分子式:C38H48CaN2O6・2H2O分子量:704.91構造式:性状:白色の粉末である。メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく,水に溶けにくく,アセトニトリルに極めて溶けにくい。

**取扱い上の注意

<OD錠>
製剤の特徴上,吸湿により錠剤表面がざらつくことがある。
錠剤表面に使用色素による黄色の斑点がみられることがある。

**包装

グルファスト錠5mg :100錠(PTP),210錠(PTP),500錠(PTP)
グルファスト錠10mg:100錠(PTP),210錠(PTP),500錠(PTP),1050錠(PTP),500錠(バラ)
グルファストOD錠5mg :100錠(PTP),210錠(PTP),500錠(PTP)
グルファストOD錠10mg:100錠(PTP),210錠(PTP),500錠(PTP)

主要文献及び文献請求先

健康成人を対象とした臨床薬理試験(社内資料)
健康成人を対象とした第I相臨床試験(社内資料)
中野祐樹ほか:薬理と治療,44(1),57,2016.44(1),57,2016.
腎機能低下者を対象とした臨床薬理試験(社内資料)
陶易王ほか:薬理と治療,35(suppl.1),39,2007.
健康成人男性を対象とした臨床薬理試験(社内資料)
健康成人を対象とした臨床薬理試験−メトホルミンとの薬物相互作用試験(社内資料)
健康成人を対象とした臨床薬理試験−シタグリプチンとの薬物相互作用試験(社内資料)
健康成人を対象とした海外臨床薬理試験(社内資料)
健康成人を対象とした海外臨床薬理試験(社内資料)
ミチグリニド代謝に関与するUGT分子種(社内資料)
ミチグリニド代謝に関与するチトクロームP450分子種(社内資料)
田中俊一ほか:薬理と治療,35(suppl.1),5,2007.
2型糖尿病患者を対象とした第III相臨床試験(社内資料)
田中俊一ほか:薬理と治療,35(suppl.1),23,2007.
加来浩平ほか:薬理と治療,35(suppl.1),51,2007.
加来浩平ほか:薬理と治療,35(suppl.1),73,2007.
Kaku,K.et al.:Endocr.J.,56(5),657,2009.
Kaku,K.et al.:Endocr.J.,56(6),739,2009.
2型糖尿病患者を対象とした長期併用投与試験(ビグアナイド系薬剤・DPP-4阻害剤)(社内資料)
2型糖尿病患者を対象とした第II相臨床試験(社内資料)
Ichikawa,K.et al.:Clin.Exp.Pharmacol.Physiol.,29(5-6),423,2002.
生島一真ほか:薬理と治療,32(2),73,2004.
Ohnota,H.et al.:J.Pharmacol.Exp.Ther.,269(2),489,1994.
Ichikawa,K.et al.:Arzneim.-Forsch./Drug Res.,52(8),605,2002.
Sunaga,Y.et al.:Eur.J.Pharmacol.,431(1),119,2001.

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
問い合わせ先 
問い合わせ先キッセイ薬品工業株式会社 くすり相談センター
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目8番9号
TEL.03-3279-2304 フリーダイヤル 0120-007-622

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
キッセイ薬品工業株式会社
松本市芳野19番48号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3969008F2025 グルファスト錠10mg ミチグリニドカルシウム水和物 10mg1錠 54.3
3969008F1029 グルファスト錠5mg ミチグリニドカルシウム水和物 5mg1錠 30.8

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