ラクテック注
- 基本情報
- 添付文書の作成又は改訂年月
- 日本標準商品分類番号
- 薬効分類名
- 承認等
- 禁忌
- 効能又は効果の情報
- 使用上の注意
- 臨床成績
- 薬効薬理
- 取扱い上の注意
- 包装
- 主要文献及び文献請求先
- 製造業者又は輸入販売業者の氏名又は名称及び住所
- 薬価
- 関連する添付ファイル一覧
- ** 2012年4月改訂 (_部、第8版)
- * 2012年1月改訂
作成又は改訂年月
- 87 3319
日本標準商品分類番号
- 再評価結果公表年月(最新)
- 1978年3月
日本標準商品分類番号等
- 電解質輸液(乳酸リンゲル液)
薬効分類名
ラクテック注 - 3319534A4046
- 承認番号
- 14500AMZ02080
- 商標名
Lactec Injection - 1988年7月
- 1989年10月
貯法: 室温保存 使用期限: 容器に表示の使用期限内に使用すること。 使用時及び保管: 取扱い上の注意の項参照 注)処方せん医薬品 注)注意−医師等の処方せんにより使用すること - 本剤は1 容器(500mL)中に次の成分を含有する注射液である。
- 塩化カルシウム水和物
0.1g - 塩化カリウム
0.15g - 塩化ナトリウム
3.0g - *L-乳酸ナトリウム
1.55g - 電解質濃度
- Na
+ 130mEq/L - K
+ 4mEq/L - Ca
2+ 3mEq/L - Cl
− 109mEq/L - *L-Lactate
− 28mEq/L - 本剤は無色澄明の注射液である。
- pH
約6.7(製造直後の平均実測値) 6.0〜 8.5(規格値) - 浸透圧比
約0.9(生理食塩液に対する比) ラクテック注 - 3319534A6049
- 承認番号
- 14500AMZ02080
- 商標名
Lactec Injection - 1988年7月
- 1989年8月
貯法: 室温保存 使用期限: 容器に表示の使用期限内に使用すること。 使用時及び保管: 取扱い上の注意の項参照 注)処方せん医薬品 注)注意−医師等の処方せんにより使用すること - 本剤は1 容器(1000mL)中に次の成分を含有する注射液である。
- 塩化カルシウム水和物
0.2g - 塩化カリウム
0.3g - 塩化ナトリウム
6.0g - *L-乳酸ナトリウム
3.1g - 電解質濃度
- Na
+ 130mEq/L - K
+ 4mEq/L - Ca
2+ 3mEq/L - Cl
− 109mEq/L - *L-Lactate
− 28mEq/L - 本剤は無色澄明の注射液である。
- pH
約6.7(製造直後の平均実測値) 6.0〜 8.5(規格値) - 浸透圧比
約0.9(生理食塩液に対する比) ラクテック注 - 3319534A8033
- 承認番号
- 14500AMZ02080
- 商標名
Lactec Injection - 1992年7月
- 1992年10月
貯法: 室温保存 使用期限: 容器に表示の使用期限内に使用すること。 使用時及び保管: 取扱い上の注意の項参照 注)処方せん医薬品 注)注意−医師等の処方せんにより使用すること - 本剤は1 容器(250mL)中に次の成分を含有する注射液である。
- 塩化カルシウム水和物
0.05g - 塩化カリウム
0.075g - 塩化ナトリウム
1.5g - *L-乳酸ナトリウム
0.775g - 電解質濃度
- Na
+ 130mEq/L - K
+ 4mEq/L - Ca
2+ 3mEq/L - Cl
− 109mEq/L - *L-Lactate
− 28mEq/L - 本剤は無色澄明の注射液である。
- pH
約6.7(製造直後の平均実測値) 6.0〜 8.5(規格値) - 浸透圧比
約0.9(生理食塩液に対する比)
承認等
販売名
販売名コード
承認・許可番号
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
規制区分
組成
性状
販売名
販売名コード
承認・許可番号
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
規制区分
組成
性状
販売名
販売名コード
承認・許可番号
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
規制区分
組成
性状
禁忌
(次の患者には投与しないこと)- 通常成人、1 回500 〜 を点滴静注する。
投与速度は、通常成人1 時間あたり300〜500mLとする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
効能又は効果
用法及び用量
- 腎不全のある患者[水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
- 高張性脱水症の患者[本症では水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。]
(頻度不明) 紅斑、蕁麻疹、そう痒感 **大量・急速投与(頻度不明) 注1) 第一次再評価結果その14、1978年- 副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので、投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。
- 1.調製時:
- 本剤はカルシウム塩を含有するため、クエン酸加血液と混合すると凝血を起こすおそれがあるので注意すること。
- リン酸イオン及び炭酸イオンと沈殿を生じるので、リン酸塩又は炭酸塩を含む製剤と配合しないこと。
- 2.投与前:
- 投与に際しては、感染に対する配慮をすること(患者の皮膚や器具消毒)。
- 寒冷期には体温程度に温めて使用すること。
- 開封後直ちに使用し、残液は決して使用しないこと。
- 3.投与時:
- ゆっくり静脈内に投与すること(急速投与を必要とする場合を除く)。
使用上の注意
慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。**過敏症 注1) 注1)高齢者への投与
適用上の注意
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。**過敏症 注1) 注1)高齢者への投与
適用上の注意
高齢者への投与
適用上の注意
高齢者への投与
適用上の注意
適用上の注意
適用上の注意
- 主に外科手術の術中、術後に本剤を投与した138症例について、血液性状に及ぼす影響や利尿効果を種々の臨床検査値から検討した。その結果、術前、術後を通じ血圧、脈拍数、Ht値、Hb値、血清電解質(Na
+ +、K+ +、Cl- -)はほぼ正常域値内に維持された。
また、尿量は安定した量が得られ、尿中電解質(Na+ +、K+ +、Cl- -)及び尿比重は正常範囲内の変動であった1,2) 1,2)。
臨床成績
- *本剤は、細胞外液の電解質組成に近似しており、適切な電解質及び水分の補給ができる。本剤に含まれるL-乳酸ナトリウムは、体内で代謝されてHCO
3 3- -となりアシドーシスを補正する。 - ウサギを用い、急性大量失血(30mL/kg)に対する効果を検討した。その結果、本剤を静注(90mL/kg)後の低血圧状態からの回復と血圧維持は良好で、動脈血pHはほぼ正常域値内に維持され、血漿浸透圧にほとんど変動はなかった
3) 3)。
薬効薬理
- 注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺すこと。斜めに刺すと注射針が容器頸部を貫通し、液漏れの原因となることがある。
- ソフトバッグ製品は、原則として連結管を用いたタンデム方式による投与はできない。
- 包装内に水滴が認められるものや内容液が着色又は混濁しているものは使用しないこと。
- 容器の液目盛りはおよその目安として使用すること。
取扱い上の注意
- ラクテック注
- 250mL 20袋 ソフトバッグ入り
- 500mL 20 袋 ソフトバッグ入り
- 1000mL 10 袋 ソフトバッグ入り
包装
- 1
- 外山紘三,他:薬理と治療 1975;3(13):2497-2503
- 2
- 中川 洵,他:基礎と臨床 1975;9(10):2539-2543
- 3
- 向井 浄,他:薬理と治療 1977;5(4):990-1007
問い合わせ先 株式会社大塚製薬工場 輸液DIセンター- 〒101‐0048 東京都千代田区神田司町2‐2
- TEL:0120-719-814
- FAX:03‐5296‐8400
主要文献及び文献請求先
文献請求先
- 販売提携
- 大塚製薬株式会社
- 東京都千代田区神田司町2-9
- 製造販売元
- 株式会社大塚製薬工場
- 徳島県鳴門市撫養町立岩字芥原115
製造販売業者等の氏名又は名称及び住所
薬価
販売名コード | 品名 | 成分名 | 規格 | 薬価 |
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3319534A8033 | ラクテック注 | 乳酸リンゲル | 250mL1袋 | 136 |
3319534A6049 | ラクテック注 | 乳酸リンゲル | 1L1袋 | 259 |
3319534A4046 | ラクテック注 | 乳酸リンゲル | 500mL1袋 | 200 |