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薬剤師ネクスト経営塾

シーパラ注

作成又は改訂年月

** 2015年11月改訂 (第8版)
* 2015年1月改訂

日本標準商品分類番号

873179

日本標準商品分類番号等

再評価結果公表年月(最新)
1985年7月

薬効分類名

ビタミンB・C配合剤

承認等

販売名

シーパラ注

販売名コード

3179507A1020

承認・許可番号

承認番号
(阪薬)4594
商標名
C-PARA

薬価基準収載年月

1955年9月

販売開始年月

1954年9月

貯法・使用期限等

貯法
遮光し、冷所保存
使用期限
外箱等に表示(2年)

規制区分

処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

成分・分量
1管(2mL)中
チアミン塩化物塩酸塩:10mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム:1mg
ピリドキシン塩酸塩:2mg
ニコチン酸アミド:20mg
パンテノール:2mg
アスコルビン酸:50mg
添加物
ベンジルアルコール(40mg)、炭酸水素ナトリウム

性状

性状
だいだい黄色澄明の水性注射液で、特異なにおいがある。
pH
4.5〜5.5
浸透圧比(生理食塩液に対する比)
1.5〜2.5

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤及びチアミン塩化物塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者
血友病の患者[パンテノールが出血時間を延長させるおそれがある。]

効能又は効果

用法及び用量

通常、成人には1日2〜10mL(1〜5管)を1〜3回に分割して皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

(次の患者には慎重に投与すること)

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
レボドパ
臨床症状・措置方法
レボドパの作用を減弱させることがある。
機序・危険因子
本剤中に含まれるピリドキシン塩酸塩(ビタミンB66)がレボドパの末梢での脱炭酸を促進する。

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、文献等を参考に集計した。
重大な副作用
ショック
頻度
0.1%未満
その他の副作用
過敏症注)注)
頻度
頻度不明
発疹、そう痒感等
注)症状があらわれた場合には、投与を中止すること。(太字)

小児等への投与

**低出生体重児、新生児に使用する場合には十分注意すること。[外国において、ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99〜234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が低出生体重児に発現したとの報告がある。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。]

臨床検査結果に及ぼす影響

各種の尿検査で、尿糖の検出を妨害することがある。[アスコルビン酸(ビタミンC)による。]
尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。[リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB22リン酸エステル)による。]

適用上の注意

1.アンプルカット時
アンプルカット時に異物の混入を避けるため、アンプルの首部の周りをエタノール綿等で清拭しカットすること。
2.静脈内注射時
静脈内注射により、血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
3.筋肉内注射時
筋肉内注射により、注射部位の疼痛、硬結を起こすことがある。
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため下記の点に注意すること。
同一部位への反復注射はなるべく行わないこと。特に、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
なお、注射針を刺入したとき、神経に当たったと思われるような激痛を訴えた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
注射器の内筒を軽くひき、血液の逆流がないことを確かめて注射すること。

薬効薬理

本剤に含有するビタミンは、主として生体内の酵素系の構成成分としてエネルギー代謝をはじめ、蛋白質・脂質の代謝に協力的に関与している。1〜3)1〜3)
その欠乏は複合的に生じることが多く、特有の欠乏症を呈するほかに感染傾向の増強又は各種疾患の経過悪化、回復遅延をもたらす。4〜6)4〜6)

有効成分に関する理化学的知見

(1)一般名
チアミン塩化物塩酸塩[日局]
Thiamine Hydrochloride
(2)化学名
3-(4-Amino-2-methylpyrimidin-5-ylmethyl)-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium monohydrochloride
(3)構造式
(4)分子式
C1212H1717ClN44OS・HCl
(5)分子量
337.27
(6)性状
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
水に溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくい。
融点 約245℃(分解)
結晶多形が認められる。
(7)pH
1.0gを水100mLに溶かした液のpHは2.7〜3.4である。
(1)一般名
リボフラビンリン酸エステルナトリウム[日局]
Riboflavin Phosphate
(2)化学名
Monosodium(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl monohydrogenphosphate
(3)構造式
(4)分子式
C1717H2020N44NaO99P
(5)分子量
478.33
(6)性状
黄色〜だいだい黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味はやや苦い。
水にやや溶けやすく、エタノール(95)、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
光によって分解する。
極めて吸湿性である。
(7)旋光度
〔α〕20D20D:+38〜+43°(脱水物に換算したもの0.3g、5mol/L塩酸試液、20mL、100mm)
(8)pH
0.20gを水20mLに溶かした液のpHは5.0〜6.5である。
(1)一般名
ピリドキシン塩酸塩[日局]
Pyridoxine Hydrochloride
(2)化学名
4,5-Bis(hydroxymethyl)-2-methylpyridine-3-ol monohydrochloride
(3)構造式
(4)分子式
C88H1111NO33・HCl
(5)分子量
205.64
(6)性状
白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、無水酢酸、酢酸(100)にほとんど溶けない。
光によって徐々に変化する。
融点 約206℃(分解)
(7)pH
1.0gを水50mLに溶かした液のpHは2.5〜3.5である。
(1)一般名
ニコチン酸アミド[日局]
Nicotinamide
(2)化学名
Pyridine-3-carboxamide
(3)構造式
(4)分子式
C66H66N22O
(5)分子量
122.12
(6)性状
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。
水又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくい。
(7)pH
1.0gを水20mLに溶かした液のpHは6.0〜7.5である。
(8)融点
128〜131℃
(1)一般名
パンテノール(Panthenol)
(2)化学名
D-(+)-2,4-Dihydroxy-N-(3-hydroxypropyl)-3,3-dimethylbutyramide
(3)構造式
(4)分子式
C99H1919NO44
(5)分子量
205.25
(6)性状
無色〜微黄色の粘稠な液体又は白色の結晶性の塊又は無色〜微黄色の粘稠な液体と白色の結晶性の塊の混合物で、わずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。
水又はエタノール(95)と混和する。
ジエチルエーテルに溶けにくい。
水溶液(1→20)はアルカリ性である。
吸湿性である。
(7)旋光度
〔α〕20D20D:+29.0〜+32.0°(脱水物に換算して0.5g、水、10mL、100mm)
(1)一般名
アスコルビン酸[日局]
Ascorbic Acid
(2)化学名
LL-threo-Hex-2-enono-1,4-lactone
(3)構造式
(4)分子式
C66H88O66
(5)分子量
176.12
(6)性状
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、酸味がある。
水に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点 約190℃(分解)
(7)旋光度
〔α〕20D20D:+20.5〜+21.5°(2.5g、水、25mL、100mm)
(8)pH
1.0gを水20mLに溶かした液のpHは2.2〜2.5である。

取扱い上の注意

1.安定性試験7)7)
最終包装製品を用いた長期保存試験(15℃、24ヵ月)の結果、2年間安定であることが確認された。

包装

シーパラ注
2mL×10管(ガラスアンプル)
2mL×100管(ガラスアンプル)

主要文献及び文献請求先

佐橋佳一他:ビタミン学(金原書店):8,1956.
黒川利雄他:現代内科学大系 代謝異常 3(中山書店):12,1966.
島薗順雄:日本薬剤師会誌,7(2):2,1955.
黒川利雄他:現代内科学大系 代謝異常 3(中山書店):18,1966.
American Association:AMA ed.(John & Inc.):839,1980.
岸川基明他:綜合臨牀,14(10):2002,1965.
高田製薬(株)社内資料(安定性)

文献請求先

問い合わせ先 高田製薬株式会社 学術部
〒331-8588 さいたま市西区宮前町203番地1
*電話 0120-989-813
FAX 048-623-3065

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
高田製薬株式会社
さいたま市西区宮前町203番地1

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3179507A1020 シーパラ注 チアミン・ニコチン酸アミド配合剤 2mL1管 56

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