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インスリン グラルギンBS注カート「リリー」

作成又は改訂年月

** 2016年2月改訂 (第3版)
* 2015年3月改訂

日本標準商品分類番号

87 2492

薬効分類名

持効型溶解インスリンアナログ製剤

承認等

販売名

インスリン グラルギンBS注カート「リリー」

販売名コード

2492420A1021

承認・許可番号

承認番号
22600AMX01373
商標名
Insulin Inj. [Lilly]

薬価基準収載年月

2015年5月

販売開始年月

2015年8月

貯法・使用期限等

貯  法:
遮光、2〜8℃で保存
使用期限:
外箱等に表示

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

形態:
カートリッジ
成分・含量
インスリン グラルギン(遺伝子組換え)
[インスリン グラルギン後続1]300単位
成分・含量

濃グリセリン          51mg
m-クレゾール        8.1mg
酸化亜鉛(亜鉛含量として)  90μg
pH調節剤            適量

性状

性状・剤形:
無色澄明の液(注射剤)
pH:
3.5〜4.5
浸透圧比
約0.8

販売名

インスリン グラルギンBS注ミリオペン「リリー」

販売名コード

2492420G1024

承認・許可番号

承認番号
22600AMX01374
商標名
Insulin Inj. [Lilly]

薬価基準収載年月

2015年5月

販売開始年月

2015年8月

貯法・使用期限等

貯  法:
遮光、2〜8℃で保存
使用期限:
外箱等に表示

規制区分

劇薬
処方箋医薬品
(注意−医師等の処方箋により使用すること)

組成

形態:
キット
(カートリッジ製剤をあらかじめインスリンペン型注入器に装填した使い捨て型キット)
成分・含量
インスリン グラルギン(遺伝子組換え)
[インスリン グラルギン後続1]300単位
成分・含量

濃グリセリン          51mg
m-クレゾール        8.1mg
酸化亜鉛(亜鉛含量として)  90μg
pH調節剤            適量

性状

性状・剤形:
無色澄明の液(注射剤)
pH:
3.5〜4.5
浸透圧比
約0.8

一般的名称

インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]注射液

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
低血糖症状を呈している患者
本剤の成分又は他のインスリン グラルギン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能又は効果

糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること。
糖尿病以外にも耐糖能異常、尿糖陽性等、糖尿病類似の症状を有する疾患(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)があることに留意すること。

用法及び用量

通常、成人では、初期は1日1回4〜20単位を皮下注射するが、ときに他のインスリン製剤を併用することがある。注射時刻は朝食前又は就寝前のいずれでもよいが、毎日一定とする。投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて増減する。なお、その他のインスリン製剤の投与量を含めた維持量は、通常1日4〜80単位である。
ただし、必要により上記用量を超えて使用することがある。

用法及び用量に関連する使用上の注意

適用にあたっては本剤の作用時間、1mL当たりのインスリン含有単位と患者の病状に留意し、その製剤的特徴に適する場合に投与すること。
糖尿病性昏睡、急性感染症、手術等緊急の場合は、本剤のみで処置することは適当でなく、速効型インスリン製剤を使用すること。
**中間型又は持続型インスリン製剤から本剤に変更する場合以下を参考に本剤の投与を開始し、その後の患者の状態に応じて用量を増減するなど、本剤の作用特性[「薬物動態」の項参照]を考慮の上慎重に行うこと。[「重要な基本的注意」の項参照]
**インスリン グラルギン300単位/mL製剤から本剤に変更する場合:
通常初期用量は、前治療のインスリン グラルギン300単位/mL製剤の1日投与量と同単位よりも低用量を目安として投与を開始する。

通常初期用量は、前治療のインスリン グラルギン300単位/mL製剤の1日投与量と同単位よりも低用量を目安として投与を開始する。
**インスリン グラルギン300単位/mL製剤以外の中間型又は持続型インスリン製剤から本剤に変更する場合:
**1日1回投与の中間型又は持続型インスリン製剤から本剤に変更する場合、通常初期用量は、前治療の中間型又は持続型インスリン製剤の1日投与量と同単位を目安として投与を開始する。
1日2回投与の中間型インスリン製剤から本剤への切り替えに関しては、使用経験がない。
**インスリン グラルギン300単位/mL製剤又は中間型インスリン製剤からインスリン グラルギン100単位/mL製剤への切り替え直後に低血糖があらわれることがあるので、中間型又は持続型インスリン製剤から本剤に変更する場合、併用している速効型インスリン製剤、超速効型インスリンアナログ製剤又は他の糖尿病用薬の投与量及び投与スケジュールの調整が必要となることがあるので注意すること。
**インスリン製剤以外の他の糖尿病用薬から本剤に変更する場合又はインスリン製剤以外の他の糖尿病用薬と本剤を併用する場合
投与にあたっては低用量から開始するなど、本剤の作用特性[「薬物動態」の項参照]を考慮の上慎重に行うこと。
ヒトインスリンに対する獲得抗体を有し、高用量のインスリンを必要としている患者では、他のインスリン製剤から本剤に変更することによって、本剤の需要量が急激に変化することがあるので、経過を観察しながら慎重に投与すること。

(次の患者には慎重に投与すること)

薬物動態

1.*外国人での成績
24時間正常血糖クランプ法実施下で、健康成人に本剤又は標準製剤0.5単位/kg注)注)を単回皮下投与したときの血清中インスリン濃度(C-ペプチド補正)及び血糖降下作用(最大グルコース注入率及び累積グルコース注入量)の結果を以下に示す2)2)。
注)本剤の承認された用法・用量は「用法・用量」の項参照
1.血清中インスリン濃度(C-ペプチド補正)
薬物動態パラメータ(AUC0-240-24及びCmaxmax)について、本剤の標準製剤に対する最小二乗幾何平均値の比の90%信頼区間は80〜125%の範囲内であり、両剤の同等性が確認された。
4.≪本剤又は標準製剤0.5単位/kgの単回皮下投与後の血清中インスリン濃度(C-ペプチド補正)推移(4期クロスオーバー法)≫
本剤又は標準製剤0.5単位/kgの単回皮下投与後の薬物動態パラメータ(4期クロスオーバー法)参照
2.血糖降下作用
最大グルコース注入率及び累積グルコース注入量について、本剤の標準製剤に対する最小二乗幾何平均値の比の95%信頼区間は80〜125%の範囲内であり、両剤の同等性が確認された。
1.≪本剤又は標準製剤0.5単位/kgの単回皮下投与後のグルコース注入率の推移(4期クロスオーバー法)≫
本剤又は標準製剤0.5単位/kgの単回皮下投与後の最大グルコース注入率及び累積グルコース注入量(4期クロスオーバー法)参照

薬物動態の表

 N注1)(n)AUC0-24(pmol・h/L)AUC0-∞(pmol・h/L)Cmax(pmol/L)Tmax注2)(hr)T1/2(hr)
本剤78
1820注3)(40)2830注4)(39)113
12.0
9.83注4)(66)
標準製剤78
1980注5)(36)2930注6)(41)119
12.0
9.75注6)(61)
幾何平均値(CV%)
注1)N=被験者数、n=パラメータ数
注2)中央値(範囲)
注3)n=154
注4)n=149
注5)n=155
注6)n=152
 N注1)(n)最大グルコース注入率
累積グルコース注入量
本剤78
2.87
2590
標準製剤78
2.89
2720
幾何平均値(CV%)
注1)N=被験者数、n=パラメータ数

臨床成績

1.*1型糖尿病試験成績(第III相国際共同試験)III相国際共同試験)3)3)
成人1型糖尿病患者を対象としたインスリンリスプロ1日3回食前皮下投与併用時における本剤と標準製剤1日1回皮下投与を比較する、無作為化、非盲検、第III相国際共同試験[本剤群269例(日本人49例)、標準製剤群267例(日本人51例)]を実施した。主要評価項目である24週時におけるHbA1cのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)の群間差(本剤群-標準製剤群)は0.108%(95%信頼区間:-0.002〜0.219%)注)注)であり、本剤は標準製剤に対して非劣性であることが示された(非劣性マージン:0.4%)。
さらに、52週時におけるHbA1cのベースラインからの変化量(最小二乗平均値)の群間差(本剤群-標準製剤群)は0.020%(95%信頼区間:-0.099〜0.140%)注)注)であり、24週時と同様の結果が得られた。
また、本剤群と標準製剤群間で抗体価は類似しており、抗体価とHbA1c、インスリン投与量、低血糖の発生率及び頻度との間には関連がなかった。
注)実施国、投与群、基礎インスリン投与時間(日中、夕方/就寝前)、ベースライン値を説明変数とした共分散分析モデル
3.≪HbA1cの変化量の推移≫

薬効薬理

*インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]は、中性のpH領域で低い溶解性を示すように設計されたヒトインスリンアナログである。インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]の注射剤である本剤は酸性(約pH4)の無色澄明な溶液であるが、皮下に投与すると中和され微細な沈殿物を形成する。この沈殿物からインスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]が緩徐に放出されることから、その血中濃度推移はなめらかで明らかなピークを示さず予測可能であり、作用がほぼ24時間持続する。
In vitroにおけるインスリン受容体及びIGF-1受容体に対する結合親和性は、インスリン グラルギン(遺伝子組換え)と同程度であった4)4)。
インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]は、インスリン受容体に対してインスリンと同程度の結合親和性を示し、インスリン受容体を介してインスリンと同様の作用を示すと考えられる4)4)。
インスリン及びインスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1]を含むそのアナログの主要な活性は、グルコース代謝の調節にある。インスリン及びそのアナログは、末梢におけるグルコースの取り込み、特に骨格筋及び脂肪による取り込みを促進し、また肝におけるグルコース産生を阻害することによって血糖値を降下させる。更に、蛋白分解を阻害し、蛋白合成を促進するとともに、脂肪細胞における脂肪分解を阻害する。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名:
インスリン グラルギン(遺伝子組換え)[インスリン グラルギン後続1](JAN)
Insulin Glargine(Genetical Recombination)[Insulin 1]
2.分子式:
C267267H404404N7272O7878S66
3.分子量:
6062.89
4.構造式:
5.性 状:
白色の粉末又は塊である。水、アセトニトリル及びエタノール(99.5)にはほとんど溶けない。吸湿性である。
6.等電点:
約6.8

承認条件

医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。

包装

注射剤 3mL(100単位/mL):2カートリッジ
注射剤 3mL(100単位/mL):2キット

主要文献及び文献請求先

Herings, R. M. C. al.:Lancet, 345, 1195(1995)
社内資料:外国人健康成人を対象とした生物学的同等性試験
社内資料:1型糖尿病患者における第III相国際共同試験
社内資料:In vitro受容体結合親和性

文献請求先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
日本イーライリリー株式会社
〒651-0086 神戸市中央区磯上通7丁目1番5号

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
日本イーライリリー株式会社
神戸市中央区磯上通7丁目1番5号
販売提携
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
東京都品川区大崎2丁目1番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2492420G1024 インスリン グラルギンBS注ミリオペン「リリー」 インスリングラルギン(遺伝子組換え)[インスリングラルギン後続1] 300単位1キット 1612
2492420A1021 インスリン グラルギンBS注カート「リリー」 インスリングラルギン(遺伝子組換え)[インスリングラルギン後続1] 300単位1筒 980

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