マイページ

薬剤師ネクスト経営塾

ジェノトロピンゴークイック注用5.3mg

作成又は改訂年月

** 2015年3月改訂 (第4版)
* 2014年4月改訂

日本標準商品分類番号

872412

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
**2014年12月
国際誕生年月
1987年3月

薬効分類名

遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤

承認等

販売名

ジェノトロピンゴークイック注用5.3mg

販売名コード

2412402P4024

承認・許可番号

承認番号
22200AMX00389
商標名
Genotropin Inj. 5.3mg

薬価基準収載年月

2010年9月

販売開始年月

2010年10月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等凍結を避け2〜8℃に遮光保存すること
使用期限
使用期限等最終年月をラベル・外箱等に記載

規制区分

処方箋医薬品注)
説明事項注)注意―医師等の処方箋により使用すること

組成

組成ジェノトロピンゴークイック注用5.3mgは、前部と後部がコネクターで仕切られたカートリッジ型注射剤を医薬品ペン型注入器にセットしたキット製品であり、カートリッジ型注射剤には下記の成分を含有する。
1製剤中:

有効成分
組成ソマトロピン(遺伝子組換え) 5.33mg
添加物
組成D-マンニトール 1.6mg
グリシン 2.0mg
リン酸水素ナトリウム水和物
リン酸二水素ナトリウム



添加物
組成m-クレゾール 3.0mg
D-マンニトール 39mg

性状

性状本剤は白色の塊状をした粉末(カートリッジ前部)及び無色澄明の液(カートリッジ後部)からなり、液はフェノールようのにおいがある。
カートリッジ前後部を混和し溶かした注射液は、無色澄明又はわずかに混濁し、そのpH及び浸透圧比は次のとおりである。
pH
性状6.4〜7.2
浸透圧比
性状約1(生理食塩液対比)

一般的名称

注射用ソマトロピン(遺伝子組換え)

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
糖尿病の患者[成長ホルモンが抗インスリン様作用を有するため。]
悪性腫瘍のある患者[成長ホルモンが細胞増殖作用を有するため。]
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
プラダーウィリー症候群の患者のうち、高度な肥満又は重篤な呼吸器障害のある患者[「重要な基本的注意」の項参照]

効能又は効果

1.骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症
本剤の成長ホルモン分泌不全性低身長症の適用は、厚生省特定疾患間脳下垂体機能障害調査研究班、成長ホルモン分泌不全性低身長症診断の手引きの診断の基準確実例とすること。
2.骨端線閉鎖を伴わない次の疾患における低身長
(1)ターナー症候群
(1)適用基準
染色体検査によりターナー症候群と確定診断された者で、身長が標準身長の−2SD以下又は年間の成長速度が2年以上にわたって標準値の−1.5SD以下である場合。
(2)治療継続基準
1年ごとに以下の基準を満たしているかどうかを判定し、いずれかを満たしたときに治療の継続をする。
成長速度≧4cm/年
治療中1年間の成長速度と、投与前1年間の成長速度の差が1.0cm/年以上の場合。
治療2年目以降で、治療中1年間の成長速度が下記の場合。
2年目≧2cm/年
3年目以降≧1cm/年
ただし、以上のいずれも満たさないとき、又は骨年齢が15歳以上に達したときは投与を中止すること。
(2)慢性腎不全
慢性腎不全は糸球体ろ過率等を検査し確定診断すること。
(3)プラダーウィリー症候群
(1)適応基準
染色体検査によりプラダーウィリー症候群と確定診断された者で、身長が同性、同年齢の標準身長の−2SD以下又は年間の成長速度が2年以上にわたって標準値の−1.5SD以下である場合。
(2)治療継続基準
1年ごとに以下の基準を満たしているかどうかを判定し、いずれかを満たしたときに治療の継続をする。
成長速度≧4cm/年
治療中1年間の成長速度と、投与前1年間の成長速度の差が1.0cm/年以上の場合。
治療2年目以降で、治療中1年間の成長速度が下記の場合。
2年目≧2cm/年
3年目以降≧1cm/年
ただし、以上のいずれも満たさないとき、又は骨年齢が男17歳、女15歳以上に達したときは投与を中止すること。
3.成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
本剤の成人成長ホルモン分泌不全症への適用は、(1)小児期に成長ホルモン分泌不全症と確定診断されている患者(小児期発症型)、もしくは(2)成人期発症型では頭蓋内器質性疾患の合併ないし既往歴、治療歴又は周産期異常の既往がある患者のうち、厚生労働省難治性疾患克服研究事業 間脳下垂体機能障害調査研究班の「成人成長ホルモン分泌不全症の診断の手引き」において重症と診断された患者とすること。
重症成人成長ホルモン分泌不全症の診断基準
(1)小児期発症型
2種類以上の成長ホルモン分泌刺激試験における血清(血漿)成長ホルモン濃度の頂値がすべて3ng/mL以下(GHRP-2負荷試験では15ng/mL以下)であること。ただし、頭蓋内器質性疾患の合併ないし既往歴、治療歴、又は周産期異常があり、成長ホルモンを含む複数の下垂体ホルモンの分泌低下がある患者では、1種類の成長ホルモン分泌刺激試験における血清(血漿)成長ホルモン濃度の頂値が3ng/mL以下(GHRP-2負荷試験では15ng/mL以下)であること。
小児期に成長ホルモン分泌不全症と診断されたものでも、本治療開始前に再度成長ホルモン分泌刺激試験を行い、成長ホルモン分泌不全症であることを確認すること。
(2)成人期発症型
成長ホルモンを含む複数の下垂体ホルモン(あるいは成長ホルモン単独)の分泌低下がある患者で、かつ1種類(成長ホルモンの単独欠損の患者では2種類)の成長ホルモン分泌刺激試験における血清(血漿)成長ホルモン濃度の頂値が3ng/mL以下(GHRP-2負荷試験では15ng/mL以下)であること。
ただし、遺伝子組換え型の成長ホルモンを標準品とした場合は、血清(血漿)成長ホルモン濃度の頂値が1.8ng/mL以下(GHRP-2負荷試験では9ng/mL以下)であること。
(4)[成長ホルモン分泌刺激試験の種類と成人成長ホルモン分泌不全症で重症と診断される血清(血漿)成長ホルモン濃度の頂値]
(1)成長ホルモン分泌刺激物質
インスリン、アルギニン、グルカゴン
ヒト成長ホルモン標準品
遺伝子組換え:1.8ng/mL以下
下垂体抽出:3ng/mL以下
(2)成長ホルモン分泌刺激物質
GHRP-2
ヒト成長ホルモン標準品
遺伝子組換え:9ng/mL以下
下垂体抽出:15ng/mL以下
4.骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症
(1)適用基準
以下のいずれの基準も満たすこと。
(1)出生時
出生時の体重及び身長がともに在胎週数相当の10パーセンタイル未満で、かつ出生時の体重又は身長のどちらかが、在胎週数相当の−2SD未満であること。
なお、重症の新生児では出生時に身長が測定できないことがあるので、測定されていない場合は、出生体重で判定すること。
(2)治療の開始条件
3歳以上の患者であること。
現在の身長が標準身長の−2.5SD未満。
治療開始前1年間の成長速度が標準成長速度の0SD未満。
出生後の成長障害が子宮内発育遅延以外の疾患等に起因する患者でないこと。また、成長障害をもたらすと考えられる治療を受けている患者でないこと。
(2)治療継続基準
1年ごとに以下の基準を満たしているかどうかを判定し、いずれかを満たしたときに治療の継続をする。
成長速度≧4cm/年
治療中1年間の成長速度と、投与前1年間の成長速度の差が1.0cm/年以上の場合。
治療2年目以降で、治療中1年間の成長速度が下記の場合。
2年目≧2cm/年
3年目以降≧1cm/年
ただし、年間成長速度が、思春期による最大成長時を過ぎて2cm未満になった場合は中止する。
上記治療継続基準1)〜3)のいずれも満たさないとき、又は骨年齢が男17歳、女15歳以上に達したときは投与を中止すること。

用法及び用量に関連する使用上の注意

慢性腎不全における低身長患者に投与する場合には、血清クレアチニン等腎機能を定期的に検査し、基礎疾患の進行の観察を十分に行うこと。腎機能の異常な悪化が認められた場合は投与を中止すること。本剤の投与に際し、身長の伸びが投与開始6カ月間で年間成長率に換算して4cm/年未満であり、かつ治療前1年間の成長率との差が1cm/年未満である場合は投与を中止すること。なお、治療の継続基準として、6カ月目及び1年目は年間成長率が4cm/年以上又は治療前1年間の成長率との差が1cm/年以上、2年目は年間成長率が2cm/年以上、3年目以降は年間成長率が1cm/年以上の場合は治療を継続できるものとする。ただし、骨年齢が男17歳、女15歳以上に達したときは投与を中止すること。また、上記継続基準を満たし、かつ次のいずれかに該当する場合は増量できるものとする。
慢性腎不全のため同性、同年齢の標準身長の−2SD以下の低身長をきたし、0.175mg/kg/週の投与を継続しても骨年齢が男17歳、女15歳に達するまでに標準身長の−2SDまで到達する見込みがない場合
1年以内に腎移植を予定しており、それまでに0.175mg/kg/週の投与を継続しても標準身長の−2SDまで到達する見込みがない場合
成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)の患者に投与する場合には、次の点に留意すること。
本剤の投与量は、血清IGF-I濃度を参照して調整すること。血清IGF-I濃度は投与開始後24週目までは4週間に1回、それ以降は12週から24週に1回の測定を目安とすること。また、副作用の発現等の際は、適宜、血清IGF-I濃度を測定し、本剤の減量、投与中止等適切な処置をとること。
加齢に伴い生理的な成長ホルモンの分泌量や血清IGF-I濃度が低下することが知られている。本剤投与による症状の改善が認められなくなり、かつ本剤を投与しなくても血清IGF-I濃度が基準範囲内にある場合は、投与中止を考慮すること。

(次の患者には慎重に投与すること)

薬物動態

1.血中濃度1,2)1,2)
健常成人男子(9例)に皮下注射(16国際単位(5.6mgに相当)1回投与)した場合の最高血中濃度は、123.7±70.6ng/mL(4.1時間後)であった。
なお、皮下注射と筋肉内注射(各々8国際単位(2.8mgに相当)1回投与)時の血中動態を1.33mg製剤を用いて交叉試験法により比較した試験では、両投与経路間のバイオアベイラビリティーは同等であることが確認されている。
慢性腎不全の小児に皮下注射し血中濃度の推移を検討したところ、投与24時間後には投与前と同程度の濃度を示した。
また、外国人のデータでは、6カ月間反復皮下注射後も蓄積性が認められないとの報告がある。

臨床成績

1.臨床効果3〜12)3〜12)
(1)成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群及び慢性腎不全
臨床試験成績の概要は次のとおりであった。
(表1参照)
外国では、北欧、ドイツ及びフランスにおける合計169例の成長ホルモン分泌不全性低身長症に対する臨床試験で、国内の成績とほぼ同等の治療成績が得られている。
これらの臨床試験成績から、連日皮下注射法では週2〜4回の従来の投与法に比べて身長増加速度が高いことが認められている。
(2)プラダーウィリー症候群
海外(スウェーデン/デンマーク)で行われた思春期前のプラダーウィリー症候群患者に対する臨床試験成績の概要は次のとおりであった。
(表2参照)
(3)成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)
(1)二重盲検比較試験
成人成長ホルモン分泌不全症患者と診断され、GH分泌刺激試験にてGH頂値が3ng/mL未満の患者(成人期発症35例、小児期発症38例)を対象に二重盲検比較試験を実施した。臨床試験成績の概略は次のとおりであった。
(表3、表4参照)
(2)長期投与試験
二重盲検比較試験を完了した成人成長ホルモン分泌不全症患者を対象に長期投与試験を実施した。臨床試験成績の概略は次のとおりであった。
(表5、表6参照)
(4)SGA性低身長症
(1)投与1年間の成績
SGA性低身長症患者に対する臨床試験成績の概要は次のとおりであった。
(表7参照)
(2)投与4年間の成績
SGA性低身長症患者に対する48カ月後までの臨床試験成績の概要は次のとおりであった。
(表8参照)
なお、投与48カ月後もしくは中止時の身長SDSが標準身長(−2SDから2SD)の下限−2SDを超えた症例は61例中47例(増量群:21例、維持群:26例)であった。
2.抗ヒト成長ホルモン抗体3,4)3,4)
成長ホルモン分泌不全性低身長症における臨床試験の結果、ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴のない症例では、36例中4例のみに抗ヒト成長ホルモン抗体の生成が認められた。一方、前治療歴のある症例18例(本剤投与前に抗体価の陽性であった7例を含む)では新たな抗体陽性例は認められず、投与前抗体陽性例中の6例は、試験の経過とともに抗体価が低下した。

臨床成績の表

疾患名投与方法対象症例症例数1年間の身長の伸び

1年間の身長の伸び

成長ホルモン分泌不全性低身長症
1)ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴なし16例3.57.7
成長ホルモン分泌不全性低身長症
1)下垂体抽出ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴あり9例3.35.8
成長ホルモン分泌不全性低身長症
2)ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴なし20例3.011.0
成長ホルモン分泌不全性低身長症
2)本剤(筋肉内注射)による前治療歴あり18例3.17.8
ターナー症候群3)ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴なし47例3.56.3
成長ホルモン分泌不全を示さないターナー症候群2)ヒト成長ホルモン製剤による前治療歴なし24例4.46.4
慢性腎不全2)慢性腎不全保存期36例4.26.2
慢性腎不全2)慢性腎不全透析期27例2.75.2
1):0.5国際単位(0.175mgに相当)/kg/週を2〜3回に分割して筋肉内注射
2):0.5国際単位(0.175mgに相当)/kg/週を6〜7回に分割して連日皮下注射
3):1.0国際単位(0.35mgに相当)/kg/週を6〜7回に分割して連日皮下注射
  投与開始時投与1年後
成長速度(cm/年)治療群(n=15)5.0611.65
成長速度(cm/年)無治療群(n=12)6.354.96
n:症例数、値は平均値を記載
治療群:0.1国際単位(0.033mgに相当)/kg/日を皮下注射
項目投与群試験開始時24週後変化率(%)
群間差(%)
※※
除脂肪体重
本剤41.48±9.7743.38±10.304.72±5.25

3.69

除脂肪体重
プラセボ39.93±10.3440.41±11.011.03±4.38

3.69

平均±SD[両側95%信頼区間]
※群内比較:Wilcoxon符号付き順位検定
※※群間比較:Wilcoxon順位和検定
項目投与群試験開始時24週後変化量
群間差
※※
血清IGF-I濃度
本剤77.12±60.19238.97±143.60161.85±113.30

157.62

血清IGF-I濃度
プラセボ83.33±50.5187.56±54.664.23±22.16

157.62

平均±SD[両側95%信頼区間]
※群内比較:Wilcoxon符号付き順位検定
※※群間比較:Wilcoxon順位和検定
投与方法:投与開始時〜4週後(0.021mg/kg/週)、投与4週後〜8週後(0.042mg/kg/週)、投与8週後〜24週後(0.084mg/kg/週)を連日皮下投与
症例数:本剤37例(成人期発症18例、小児期発症19例)、プラセボ36例(成人期発症17例、小児期発症19例)
除脂肪体重測定:DXA法
項目投与群長期投与試験
48週後変化率(%)
除脂肪体重
本剤/本剤43.85±10.26 44.38±10.411.25±4.23
除脂肪体重
プラセボ/本剤40.41±11.0142.14±11.024.66±5.94
平均±SD[両側95%信頼区間]
項目投与群長期投与試験
48週後変化量
血清IGF-I濃度
本剤/本剤249.30±140.71190.18±73.16−59.13±143.05
血清IGF-I濃度
プラセボ/本剤87.56±54.66203.74±91.01116.18±96.94
平均±SD[両側95%信頼区間]
投与方法:投与開始時〜8週後(0.021mg/kg/週)、8週以降は血清IGF-I濃度及び副作用を参考に用量調整を行い連日皮下投与
症例数:本剤/本剤:35例(成人期発症17例、小児期発症18例)、プラセボ/本剤:36例(成人期発症17例、小児期発症19例)
除脂肪体重測定:DXA法
主要評価項目投与群症例数試験開始時12カ月後変化量群間の比較※※12カ月後群間の比較※※変化量
成長速度SDS0.033mg/kg/日34-1.86±1.152.58±1.854.44±1.99p<0.0001p=0.0028
成長速度SDS0.067mg/kg/日33-1.43±1.584.70±2.066.12±2.23p<0.0001p=0.0028
平均±SD
※SDS:標準偏差スコア
※※Wilcoxon順位和検定
評価項目投与群試験開始時12カ月後24カ月後36カ月後48カ月後
成長速度SDS※※増量群
-1.87±1.22
2.52±1.79
2.78±1.98
1.81±1.53
1.48±1.54
成長速度SDS※※維持群
-1.45±1.60
4.77±2.06
2.60±1.73
1.70±2.11
0.82±1.53
身長SDS※※増量群
-3.14±0.76
-2.53±0.92
-2.02±0.97
-1.80±0.99
-1.48±1.05
身長SDS※※維持群
-3.09±0.83
-2.17±0.96
-1.70±1.03
-1.53±1.10
-1.49±1.15
n:症例数、平均±SD
※最初の1年間は0.033mg/kg/日あるいは0.067mg/kg/日、1年以降は0.067mg/kg/日を皮下注射(0.033mg/kg/日で投与された1例含む)。最初の1年間で終了した症例及び未投与例は含まない。
※※SDS:標準偏差スコア

薬効薬理

1.身体成長促進作用
下垂体摘出ラットにより体重増加、軟骨基質合成促進、骨成長促進及び臓器重量増加の各作用を検討した各試験で、これらの作用はいずれも下垂体抽出ヒト成長ホルモン製剤とほぼ同等であることが確認されている。また、5/6腎部分摘出ラットにより用量依存的な体重及び体長が有意に増加することが確認されている。
2.IGF-I増加作用
下垂体摘出ラット及び健常成人において、血中IGF-I濃度を増加させることが認められている。また、5/6腎部分摘出ラットにおいて、血中IGF-I濃度を有意に増加させ、IGF-I活性も高値を示すことが認められている。
3.体組成改善作用13)13)
下垂体摘出成熟ラットにおいて、本剤単独で除脂肪体重増加、体脂肪率低下、血中総コレステロール及びLDL脂質濃度低下、並びに血中IGF-I濃度上昇等の作用が認められている。また、コハク酸ヒドロコルチゾン及びL-チロキシンとの併用試験においても、同様の作用を示すことが確認されている。

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
ソマトロピン(遺伝子組換え)
Somatropin (genetical recombination)
2.化学名
ヒト成長ホルモン(遺伝子組換え)
growth (genetical recombination)
3.分子式
C990990H15281528N262262O300300S77
4.分子量
約22,125
5.構造式
191個のアミノ酸からなるペプチド

包装

ジェノトロピンゴークイック注用5.3mg:1キット

主要文献及び文献請求先

Takano,K.et al.:Endocrinol 35(3):477,1988 [L20030528072]
Tonshoff,B.et al.:Pediatr 5(4):454,1991 [L20030528081]
高野 加寿恵ほか:薬理と治療 15(9):3709,1987 [L20030527242]
高野 加寿恵ほか:薬理と治療 16(1):63,1988 [L20030527281]
Takano,K.et al.:Endocrinol 36(4):569,1989 [L20030528010]
伊藤 克己ほか:日本腎臓学会誌 37(3):186,1995 [L20030528002]
高野 加寿恵ほか:Progress 19(7):1763,1999 [L20030626008]
社内資料:骨端線閉鎖を伴わないプラダーウィリー症候群(PWS)における臨床効果 [L20040728061]
Chihara,K.et al.:Growth 16(2):132,2006 [L20060526017]
社内資料:成人成長ホルモン分泌不全(AGHD)患者に対する長期投与試験 [L20060607051]
社内資料:SGA性低身長症に対する有効性及び安全性(第III相試験) [L20080821137]
社内資料:SGA性低身長症に対する長期投与時の有効性及び安全性(第III相試験の延長試験) [L20080821138]
田原 誠ほか:応用薬理 70(3-4):53,2006 [L20060629020]

文献請求先

問い合わせ先 「主要文献」に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。
ファイザー株式会社 製品情報センター
〒151-8589 東京都渋谷区代々木3-22-7
学術情報ダイヤル 0120-664-467
FAX 03-3379-3053

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
ファイザー株式会社
東京都渋谷区代々木3-22-7

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2412402P4024 ジェノトロピンゴークイック注用5.3mg ソマトロピン(遺伝子組換え) 5.33mg1キット 37306

Related Attachments

Title
PDFファイル ブラウザで表示
インタビューフォーム ブラウザで表示
671450_2412402P4024_1_03.sgm ブラウザで表示