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薬剤師ネクスト経営塾

タイメック配合内用液

作成又は改訂年月

**印: 2014年11月改訂 (第13版)
*印: 2013年9月改訂

日本標準商品分類番号

872349

薬効分類名

消化性潰瘍・胃炎治療剤

承認等

販売名

タイメック配合内用液

販売名コード

2349100X1204

承認・許可番号

承認番号
22100AMX00760000
欧文商標名
TAIMEC

薬価収載

2009年9月

販売開始

1992年7月

使用期限等

貯 法
使用期限等●凍結を避けて保存
使用期限等●開栓後は凍結を避けて冷所保存
使用期限
使用期限等外装に表示の使用期限内に使用すること。
取扱い上の注意
使用期限等取扱い上の注意」の項参照

組成

1mL中:
組成水酸化アルミニウムゲル…560mg(酸化アルミニウムとして22.4mg)
水酸化マグネシウム…40mg
〈添加物〉
組成サッカリンナトリウム水和物、D-ソルビトール液、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、D-マンニトール、pH調節剤、香料

性状

性状芳香と甘味を有する白色の粘稠性のある懸濁液
pH
性状7.3〜8.5

一般的名称

水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合液

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
禁忌
禁忌透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれることがある]

効能・効果

用法・用量

用法及び用量
用法及び用量通常成人1日16〜48mLを数回に分割経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
腎障害のある患者[高マグネシウム血症、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれるおそれがあるので、定期的に血中マグネシウム、アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと]
心機能障害のある患者[マグネシウムは、心機能を抑制する作用がある]
下痢のある患者[水酸化マグネシウムの緩下作用により、下痢を促進するおそれがある]
高マグネシウム血症の患者[血中マグネシウム濃度を上昇させるおそれがある]
リン酸塩低下のある患者[アルミニウムは無機リンの吸収を阻害する]

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
ペニシラミン
臨床症状・措置方法
ペニシラミンの効果を減弱するおそれがある。
機序・危険因子
同時投与した場合、ペニシラミンの吸収率が低下するとの報告がある。
薬剤名等
ミコフェノール酸 モフェチル
臨床症状・措置方法
ミコフェノール酸 モフェチルの作用が減弱するおそれがある。
機序・危険因子
併用により、ミコフェノール酸 モフェチルの吸収が減少したとの報告がある。
薬剤名等
アジスロマイシン水和物
臨床症状・措置方法
アジスロマイシン水和物の最高血中濃度低下の報告がある。
機序・危険因子
機序不明
薬剤名等
テトラサイクリン系抗生物質
 テトラサイクリン
 ミノサイクリン等
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
ニューキノロン系抗菌剤
 エノキサシン水和物
 シプロフロキサシン
 ノルフロキサシン等
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤
 エチドロン酸二ナトリウム
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
ジギタリス製剤
 ジゴキシン等
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
甲状腺ホルモン剤
 レボチロキシンナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
胆汁酸製剤
 ウルソデオキシコール酸
 ケノデオキシコール酸
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
フェキソフェナジン
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
薬剤名等
鉄剤
 硫酸鉄水和物
 フマル酸第一鉄等
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある。
薬剤名等
セフジニル
セフポドキシム プロキセチル
臨床症状・措置方法
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
機序は不明であるが、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある。
薬剤名等
活性型ビタミンD33製剤
 アルファカルシドール
 カルシトリオール
臨床症状・措置方法
高マグネシウム血症を起こすことがあるので、慎重に投与すること。
機序・危険因子
これらの薬剤によりマグネシウムの腸管からの吸収が促進することが考えられる。(特に腎障害のある患者)
薬剤名等
クエン酸製剤
 クエン酸カリウム
 クエン酸ナトリウム水和物等
臨床症状・措置方法
血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。
機序・危険因子
キレートを形成し、アルミニウムの吸収が促進されると考えられる。
薬剤名等
血清カリウム抑制イオン交換樹脂
 ポリスチレンスルホン酸カルシウム
 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
臨床症状・措置方法
アルカローシスがあらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
機序・危険因子
本剤の金属カチオンとイオン交換樹脂が結合することにより、腸管内に分泌された重炭酸塩が中和されずに再吸収されるためと考えられる。
薬剤名等
大量の牛乳
カルシウム製剤
臨床症状・措置方法
milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
機序・危険因子
機序は不明であるが、血清カルシウムの上昇と本剤による血中pHの上昇が関与すると考えられる。
薬剤名等
**ドルテグラビルナトリウム1)1)
臨床症状・措置方法
**ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%、C2424で74%低下させる。ドルテグラビルナトリウムは本剤投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される。
機序・危険因子
**錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
*過敏症
頻度
*頻度不明
詳細
詳細*そう痒、蕁麻疹、血管浮腫
消化器
頻度
頻度不明
詳細
詳細食欲不振、悪心、胃部不快感、便秘、下痢等
代謝異常注)注)
頻度
頻度不明
詳細
詳細*高マグネシウム血症、低リン酸血症及びそれに伴うクル病・骨軟化症・高カルシウム尿症
長期投与注)注)
頻度
頻度不明
詳細
詳細アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血
注)長期又は大量投与により発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

高齢者への投与
高齢者への投与一般に高齢者では、副作用があらわれやすいので注意すること。[生理機能が低下していることが多い]

小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。

過量投与

*徴候・症状:通常の患者において予測される症状は下痢、腹痛、嘔吐等であるが、腎障害のある患者では過量投与により、高マグネシウム血症があらわれることがある。
処置:大量の過量服用の場合には、胃洗浄ならびにマグネシウム非含有下剤の投与等の適切な処置を行う。

薬効薬理

薬効薬理
薬効薬理タイメック配合内用液は即効型中和能を有する水酸化マグネシウムと持続型中和能を有する水酸化アルミニウムゲルの配合により、即効的でしかも持続性を備えた制酸剤である。2)
1.中和能
タイメック配合内用液の0.05N及び0.2N塩酸30mLに対する中和反応を測定した結果、0.05N塩酸にタイメック配合内用液10mL添加した場合の中和到達pHは約6.0、0.2N塩酸の場合の中和到達pHは約6.5であった。
この中和挙動よりタイメック配合内用液は、胃酸の基礎分泌状態においては、比較的弱い塩基として作用し、必要以上に胃内pHを上昇させず、また、高酸分泌状態においては強塩基として十分な制酸力を示す特性が示唆された。
2.実験的胃潰瘍に対する治癒促進作用
タイメック配合内用液はWistar系雄性ラットを用いた酢酸誘発胃潰瘍に対し、5.0および10.0mL/kg、1日2回14日間の経口投与により、有意な治癒促進作用を示した。

有効成分に関する理化学的知見

●水酸化アルミニウムゲル
1.一般名
水酸化アルミニウムゲル(Aluminum gel)
2.分子式
Al(OH)33
3.分子量
78.00
4.性 状
水酸化アルミニウムゲルは白色粘性の懸濁液で、放置するとき、上層に少量の水を分離するが、振り混ぜれば、懸濁液に戻る。
●水酸化マグネシウム
1.一般名
水酸化マグネシウム(Magnesium hydroxide)
2.分子式
Mg(OH)22
3.分子量
58.32
4.性 状
水酸化マグネシウムは白色の粉末で、においはない。水又はエタノール(95)にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。

取扱い上の注意

本品は懸濁液であり、成分が容器の底に沈殿します。服用の都度、良く振とうして下さい。静置条件によって沈殿高に差が認められる場合がありますが、品質には問題ありません。
2.安定性試験結果の概要3)3)
加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、タイメック配合内用液は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

包装

タイメック配合内用液
350mL×10

主要文献及び文献請求先

**Patel P.,et al.:J.Antimicrob.Chemother., 66(7), 1567, 2011
テバ製薬(株)社内資料(薬効薬理試験)
テバ製薬(株)社内資料(安定性試験)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先 主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。

テバ製薬株式会社 DIセンター
〒453-0801 名古屋市中村区太閤一丁目24番11号
TEL 0120-923-093
FAX 052-459-2853
受付時間 9:00〜17:00(土・日・祝日を除く)

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
テバ製薬株式会社
名古屋市中村区太閤一丁目24番11号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2349100X1204 タイメック配合内用液 水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム 10mL 12.8

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