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薬剤師ネクスト経営塾

カンデサルタン錠2mg「あすか」

作成又は改訂年月

** 2014年12月改訂 (第3版)
* 2014年6月改訂

日本標準商品分類番号

872149(2mg,4mg,8mg,12mg)872179(2mg,4mg,8mg)

薬効分類名

承認等

販売名

カンデサルタン錠2mg「あすか」

販売名コード

2149040F1034

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00291
商標名
CANDESARTAN TABLETS

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

**2014年9月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等気密容器,室温保存
使用期限
使用期限等外箱等に表示

基準名

日本薬局方
基準名カンデサルタン シレキセチル錠

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は日本薬局方カンデサルタン シレキセチル錠である.
1錠中 日局カンデサルタン シレキセチル2mgを含有する白色〜帯黄白色の素錠である.
添加物
組成トウモロコシデンプン,カルメロースカルシウム,ヒドロキシプロピルセルロース,マクロゴール6000,ステアリン酸マグネシウム,乳糖水和物

性状

識別コード
性状AK
242
外形(表)
性状
外形(裏)
性状
外形(側面)
性状
直径(mm)
性状7.1
厚さ(mm)
性状2.6

販売名

カンデサルタン錠4mg「あすか」

販売名コード

2149040F2030

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00290
商標名
CANDESARTAN TABLETS

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

**2014年9月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等気密容器,室温保存
使用期限
使用期限等外箱等に表示

基準名

日本薬局方
基準名カンデサルタン シレキセチル錠

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は日本薬局方カンデサルタン シレキセチル錠である.
1錠中 日局カンデサルタン シレキセチル4mgを含有する白色〜帯黄白色の割線入りの素錠である.
添加物
組成トウモロコシデンプン,カルメロースカルシウム,ヒドロキシプロピルセルロース,マクロゴール6000,ステアリン酸マグネシウム,乳糖水和物

性状

識別コード
性状AK
252
外形(表)
性状
外形(裏)
性状
外形(側面)
性状
直径(mm)
性状7.1
厚さ(mm)
性状2.6

販売名

カンデサルタン錠8mg「あすか」

販売名コード

2149040F3037

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00289
商標名
CANDESARTAN TABLETS

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

**2014年9月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等気密容器,室温保存
使用期限
使用期限等外箱等に表示

基準名

日本薬局方
基準名カンデサルタン シレキセチル錠

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は日本薬局方カンデサルタン シレキセチル錠である.
1錠中 日局カンデサルタン シレキセチル8mgを含有するごくうすいだいだい色の割線入りの素錠である.
添加物
組成トウモロコシデンプン,カルメロースカルシウム,ヒドロキシプロピルセルロース,マクロゴール6000,ステアリン酸マグネシウム,乳糖水和物,黄色5号

性状

識別コード
性状AK
262
外形(表)
性状
外形(裏)
性状
外形(側面)
性状
直径(mm)
性状7.1
厚さ(mm)
性状2.6

販売名

カンデサルタン錠12mg「あすか」

販売名コード

2149040F4033

承認・許可番号

承認番号
22600AMX00288
商標名
CANDESARTAN TABLETS

薬価基準収載年月

2014年6月

販売開始年月

**2014年9月

貯法・使用期限等

貯 法
使用期限等気密容器,室温保存
使用期限
使用期限等外箱等に表示

基準名

日本薬局方
基準名カンデサルタン シレキセチル錠

規制区分

処方箋医薬品
説明事項注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

組成本剤は日本薬局方カンデサルタン シレキセチル錠である.
1錠中 日局カンデサルタン シレキセチル12mgを含有するうすいだいだい色の割線入りの素錠である.
添加物
組成トウモロコシデンプン,カルメロースカルシウム,ヒドロキシプロピルセルロース,マクロゴール6000,ステアリン酸マグネシウム,乳糖水和物,黄色5号

性状

識別コード
性状AK
272
外形(表)
性状
外形(裏)
性状
外形(側面)
性状
直径(mm)
性状7.1
厚さ(mm)
性状2.6

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者(ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)
[非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている.](「重要な基本的注意」の項参照)

効能又は効果

1.慢性心不全の場合
アンジオテンシン変換酵素阻害剤投与による前治療が行われていない患者における本剤の有効性は確認されておらず,本剤は,アンジオテンシン変換酵素阻害剤から切り替えて投与することを原則とする.
アンジオテンシン変換酵素阻害剤の効果が不十分な患者における本剤の有効性及び安全性,並びにアンジオテンシン変換酵素阻害剤と本剤を併用した場合の有効性及び安全性は確認されていない.

用法及び用量に関連する使用上の注意

1.慢性心不全の場合
投与開始時の収縮期血圧が120mmHg未満の患者,腎障害を伴う患者,利尿剤を併用している患者,心不全の重症度の高い患者には,2mg/日から投与を開始すること.
2mg/日投与は,低血圧関連の副作用に対する忍容性を確認する目的であるので4週間を超えて行わないこと.
本剤の投与により,一過性の急激な血圧低下を起こす場合があるので,初回投与時,及び4mg/日,8mg/日への増量時には,血圧等の観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止する等の適切な処置を行うこと.

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者(「重要な基本的注意」の項参照)
高カリウム血症の患者(「重要な基本的注意」の項参照)
腎障害のある患者
[過度の降圧により腎機能が悪化するおそれがあり,また,慢性心不全の臨床試験において,腎障害の合併が腎機能低下発現の要因であったことから,1日1回2mgから投与を開始するなど慎重に投与すること.]
肝障害のある患者
[肝機能が悪化するおそれがある.また,活性代謝物カンデサルタンのクリアランスが低下することが推定されているため,少量から投与を開始するなど慎重に投与すること.](【薬物動態】の項参照)
薬剤過敏症の既往歴のある患者
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

1.高血圧症及び慢性心不全共通
両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある患者においては,腎血流量の減少や糸球体ろ過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあるので,治療上やむを得ないと判断される場合を除き,使用は避けること.
高カリウム血症の患者においては,高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので,治療上やむを得ないと判断される場合を除き,使用は避けること.
また,腎機能障害,コントロール不良の糖尿病等により血清カリウム値が高くなりやすい患者では,高カリウム血症が発現するおそれがあるので,血清カリウム値に注意すること.
アリスキレンフマル酸塩を併用する場合,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため,患者の状態を観察しながら慎重に投与すること.なお,eGFRが60mL/min/1.73m22未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については,治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること.
降圧作用に基づくめまい,ふらつきがあらわれることがあるので,高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること.
手術前24時間は投与しないことが望ましい(アンジオテンシンII受容体拮抗剤投与中の患者は,麻酔及び手術中にレニン-アンジオテンシン系の抑制作用による高度な血圧低下を起こす可能性がある).
2.高血圧症の場合
本剤の投与により,まれに血圧が急激に低下し,ショック,失神,一過性の意識消失や腎機能の低下を起こすおそれがあるので,特に次の患者に投与する場合は,少量より開始し,増量する場合は血圧,腎機能及び患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと(「重大な副作用」の項参照).
血液透析中の患者
厳重な減塩療法中の患者
利尿剤投与中の患者(特に最近利尿剤投与を開始した患者)
低ナトリウム血症の患者
腎障害のある患者
心不全の患者
3.慢性心不全の場合
通常,ジギタリス製剤,利尿剤等と併用する.なお,本剤の単独投与での有用性は確立していない.
NYHA心機能分類IVの慢性心不全患者に対する本剤の有用性は確立していない(使用経験が少ない).
大動脈弁狭窄症又は閉塞性肥大型心筋症のある患者は過度の血圧低下を来すと,症状が悪化するおそれがあるので,観察を十分に行うこと.
本剤の投与により,急激な血圧低下,腎機能低下あるいは貧血を起こすおそれがあるので,特に次の患者に投与する場合は,血圧,腎機能,貧血の指標(ヘモグロビン等)及び患者の状態を十分に観察しながら投与を開始し,慎重に増量すること(「重大な副作用」の項参照).
血液透析中の患者
厳重な減塩療法中の患者
利尿剤投与中の患者(特に最近利尿剤投与を開始した患者)
低ナトリウム血症の患者
腎障害のある患者
低血圧の患者
NYHA心機能分類III等の比較的重症度の高い慢性心不全患者III等の比較的重症度の高い慢性心不全患者

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン,トリアムテレン等),エプレレノンカリウム補給剤
臨床症状・措置方法
血清カリウム値が上昇することがあるので注意すること.
機序・危険因子
本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強することによる.
危険因子:特に腎機能障害のある患者
薬剤名等
利尿剤(フロセミド,トリクロルメチアジド等)
臨床症状・措置方法
利尿剤で治療を受けている患者に本剤を初めて投与する場合,降圧作用が増強するおそれがあるので,少量から開始するなど慎重に投与すること.
機序・危険因子
利尿剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く,本剤が奏効しやすい.
薬剤名等
アリスキレンフマル酸塩
臨床症状・措置方法
腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため,腎機能,血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること.なお,eGFRが60mL/min/1.73m22未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については,治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること.
機序・危険因子
併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある.
薬剤名等
*アンジオテンシン変換酵素阻害剤
臨床症状・措置方法
腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため,腎機能,血清カリウム値及び血圧を十分に観察すること.
機序・危険因子
併用によりレニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある.
薬剤名等
リチウム
臨床症状・措置方法
リチウム中毒が報告されているので,リチウムと併用する場合には,血中のリチウム濃度に注意すること.
機序・危険因子
腎尿細管におけるリチウムの再吸収が促進される.
薬剤名等
次の薬剤により併用治療されている場合
(1)アンジオテンシン変換酵素阻害剤及びβ遮断剤
(2)ループ利尿剤及びカリウム保持性利尿剤
臨床症状・措置方法
慢性心不全の臨床試験では,上記の併用に加え更に本剤を併用すると,立ちくらみ,ふらつき及び低血圧の発現頻度が高く,かつ程度が高いので,血圧を十分に観察すること.
機序・危険因子
「重要な基本的注意」の項の「慢性心不全の場合」の(4)参照
薬剤名等
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤(インドメタシン等)
臨床症状・措置方法
降圧作用が減弱することがある.
機序・危険因子
非ステロイド性消炎鎮痛剤・COX-2選択的阻害剤は血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害することから,降圧作用を減弱させる可能性があると考えられている.
薬剤名等
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤(インドメタシン等)
臨床症状・措置方法
腎障害のある患者では,さらに腎機能が悪化するおそれがある.
機序・危険因子
非ステロイド性消炎鎮痛剤・COX-2選択的阻害剤のプロスタグランジン合成阻害作用により,腎血流量が低下するためと考えられている.

副作用

副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外).
重大な副作用
1.血管浮腫(頻度不明)
顔面,口唇,舌,咽・喉頭等の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがあるので観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
2.ショック,失神,意識消失(頻度不明)
ショック,血圧低下に伴う失神,意識消失があらわれることがあるので,観察を十分に行い,冷感,嘔吐,意識消失等があらわれた場合には,直ちに適切な処置を行うこと.特に血液透析中,厳重な減塩療法中,利尿剤投与中あるいは心不全の患者では少量から投与を開始し,増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと.
3.急性腎不全(頻度不明)
急性腎不全があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
4.高カリウム血症(頻度不明)
重篤な高カリウム血症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,直ちに適切な処置を行うこと.
5.肝機能障害,黄疸(頻度不明)
AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTPの上昇等の肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
6.無顆粒球症(頻度不明)
無顆粒球症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
7.横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛,脱力感,CK(CPK)上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような場合には直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと.
8.間質性肺炎(頻度不明)
発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止し,副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと.
9.低血糖(頻度不明)
低血糖があらわれることがある(糖尿病治療中の患者であらわれやすい)ので,観察を十分に行い,脱力感,空腹感,冷汗,手の震え,集中力低下,痙攣,意識障害等があらわれた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
その他の副作用
高血圧症の場合過敏症注1)注1)
頻度
頻度不明
詳細
詳細発疹,湿疹,蕁麻疹,そう痒,光線過敏症
循環器
頻度
頻度不明
詳細
詳細めまい注2),ふらつき注2),立ちくらみ注2),動悸,ほてり,期外収縮,心房細動
精神神経系
頻度
頻度不明
詳細
詳細頭痛,頭重感,不眠,眠気,舌のしびれ感,四肢のしびれ感
消化器
頻度
頻度不明
詳細
詳細悪心,嘔吐,食欲不振,胃部不快感,心窩部痛,下痢,口内炎,味覚異常
肝 臓
頻度
頻度不明
詳細
詳細AST(GOT),ALT(GPT),ALP,LDH,γ-GTPの上昇
血 液
頻度
頻度不明
詳細
詳細貧血,白血球減少,白血球増多,好酸球増多,血小板減少
腎 臓
頻度
頻度不明
詳細
詳細BUN,クレアチニンの上昇,蛋白尿
その他
頻度
頻度不明
詳細
詳細けん怠感,脱力感,鼻出血,頻尿,浮腫,咳,血中カリウム上昇,総コレステロール上昇,血中CK(CPK)上昇,CRP上昇,血中尿酸上昇,血清総タンパク減少,低ナトリウム血症,腰背部痛,筋肉痛
慢性心不全の場合
詳細
詳細慢性心不全例では高血圧例に比べ立ちくらみ,ふらつき,低血圧,腎機能異常及び貧血等があらわれやすく,血圧,腎機能及び貧血の指標(ヘモグロビン等)に留意し,必要に応じ本剤あるいは併用薬を減量,休薬するなど適切な処置を行うこと.なお,高血圧症の場合の副作用にも注意が必要である.
過敏症注3)注3)
頻度
頻度不明
詳細
詳細発疹,そう痒
循環器
頻度
頻度不明
詳細
詳細立ちくらみ,低血圧,ふらつき,めまい,徐脈,動悸,期外収縮,ほてり
精神神経系
頻度
頻度不明
詳細
詳細頭痛,眠気,不眠,頭重感,しびれ感
消化器
頻度
頻度不明
詳細
詳細悪心,心窩部痛,便秘,胃潰瘍,口渇,味覚異常,嘔吐,食欲不振,胃部不快感
肝 臓
頻度
頻度不明
詳細
詳細γ-GTP,ALT(GPT),AST(GOT),LDH,ALPの上昇
血 液
頻度
頻度不明
詳細
詳細貧血,白血球減少,好酸球増多,白血球増多,血小板減少
腎 臓
頻度
頻度不明
詳細
詳細BUN,クレアチニンの上昇,蛋白尿
その他
頻度
頻度不明
詳細
詳細血中カリウム上昇,血中尿酸上昇,血中CK(CPK)上昇,けん怠感,脱力感,咳,浮腫,視覚異常,総コレステロール上昇,低ナトリウム血症,血清総タンパク減少
注1)このような場合には投与を中止すること.
注2)このような場合には減量,休薬するなど適切な処置を行うこと.
注3)このような場合には投与を中止すること.

高齢者への投与

高齢者では患者の状態を観察しながら慎重に投与すること.
[一般に過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞等が起こるおそれがある).]

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと.また,投与中に妊娠が判明した場合には,直ちに投与を中止すること.
[妊娠中期及び末期にカンデサルタン シレキセチル製剤を含むアンジオテンシンII受容体拮抗剤やアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与された高血圧症の患者で羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形,肺の低形成等があらわれたとの報告がある.]
授乳中の女性に投与することを避け,やむを得ず投与する場合には授乳を中止させること.
[ラットの周産期及び授乳期にカンデサルタン シレキセチル製剤を強制経口投与すると,10mg/kg/日以上の群で出生児に水腎症の発生増加が認められている1)1).
なお,ラットの妊娠末期のみ,あるいは授乳期のみにカンデサルタン シレキセチル製剤を投与した場合,いずれも300mg/kg/日で出生児に水腎症の増加が認められている.]

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない).

適用上の注意

1.薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている).

薬物動態

1.生物学的同等性試験2)2)
(1)カンデサルタン錠8mg「あすか」
健康成人男性にカンデサルタン錠8mg「あすか」と標準製剤それぞれ1錠(カンデサルタン シレキセチルとして8mg)をクロスオーバー法により絶食単回経口投与して血漿中カンデサルタン濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について統計解析を行った結果,両剤の生物学的同等性が確認された.
(2)カンデサルタン錠12mg「あすか」
健康成人男性にカンデサルタン錠12mg「あすか」と標準製剤それぞれ1錠(カンデサルタン シレキセチルとして12mg)をクロスオーバー法により絶食単回経口投与して血漿中カンデサルタン濃度を測定し,得られた薬物動態パラメータ(AUC,Cmax)について統計解析を行った結果,両剤の生物学的同等性が確認された.

血漿中濃度並びにAUC,Cmax等のパラメータは,被験者の選択,体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある.
(3)カンデサルタン錠2mg「あすか」,カンデサルタン錠4mg「あすか」
カンデサルタン錠2mg「あすか」及びカンデサルタン錠4mg「あすか」は,「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」に基づき,カンデサルタン錠8mg「あすか」を標準製剤としたとき,溶出挙動が等しく,生物学的に同等とみなされた.
2.血中濃度(参考)
高齢本態性高血圧症患者(65〜70歳)及び腎障害(血清クレアチニン:0.6〜3.6mg/dL)を伴う高血圧症患者18例及び肝障害(ICGR15R15:15.0〜28.0%)を伴う高血圧症患者においても血中濃度は本態性高血圧症患者の場合とほとんど差は認められない3)3).
健康成人男子延べ168例,本態性高血圧症及び高齢本態性高血圧症患者延べ30例,腎障害を伴う高血圧症患者18例,肝障害を伴う高血圧症患者8例,計224例から得られた2,886時点の血中カンデサルタン濃度測定値を用いて,性,年齢,体重,肝機能指標〔AST(GOT),ALT(GPT)〕,腎機能指標(血清クレアチニン,BUN),血中アルブミン値及び高血圧の有無とカンデサルタンのクリアランス,分布容積,相対的バイオアベイラビリティとの関連性を検討した結果,肝障害患者〔AST(GOT)値>40又はALT(GPT)値>35〕におけるクリアランスが45%低下することが推定されている3)3).
3.尿中排泄率(参考)
本態性高血圧症患者(38〜68歳)8例,高齢本態性高血圧症患者(65〜70歳)6例,腎障害を伴う高血圧症患者18例,肝障害を伴う高血圧症患者8例に1日1回4mgを朝食後に初回投与し,さらに1日休薬後連日7日間反復投与したとき,いずれも尿中には未変化体は検出されず,活性代謝物のカンデサルタン及び非活性代謝物M-IIが排泄される.投与24時間までの尿中カンデサルタン及びM-IIの総排泄率は本態性高血圧症患者で11〜12%,高齢本態性高血圧症患者及び肝障害を伴う高血圧症患者でほとんど差は認めない.腎障害を伴う高血圧症患者の尿中排泄率は,血清クレアチニン3.0mg/dL以上の患者では1日目1.1%,9日目1.8%で,血清クレアチニン1.5mg/dL未満の腎機能正常例では1日目6.8%,9日目9.3%であった.以上の反復投与時の血中濃度,尿中排泄率からみて,本態性高血圧症患者,高齢本態性高血圧症患者,肝障害を伴う高血圧症患者及び腎障害を伴う高血圧症患者ともに蓄積性は認められないと考えられる3)3).
4.代謝(参考)
カンデサルタン シレキセチルはカルボキシルエステラーゼにより活性代謝物カンデサルタンに代謝され,さらに一部がCYP2C9により非活性代謝物M-IIに代謝されるが,本態性高血圧症患者に本剤を投与したときのM-IIの血中濃度及び尿中排泄率はカンデサルタンの血中濃度及び尿中排泄率に比べ低く,CYP2C9の遺伝的多型によるカンデサルタンの血中濃度への影響は少ないと考えられる3)3).
5.蛋白結合率(参考)
カンデサルタンをヒトの血清,4%ヒト血清アルブミン溶液に添加したときの蛋白結合率は,ともに99%以上である3)3).
6.溶出挙動4)4)
本剤は,日本薬局方医薬品各条に定められた溶出規格に適合していることが確認されている.

薬効薬理

1.降圧作用機序5〜7)5〜7)
カンデサルタン シレキセチルの降圧作用は,生体内で吸収過程において速やかに加水分解され活性代謝物カンデサルタンとなり,主に血管平滑筋のアンジオテンシンIIタイプ1(AT11)受容体においてアンジオテンシンIIと拮抗し,その強力な血管収縮作用を抑制することによって生ずる末梢血管抵抗の低下による.さらに,AT11受容体を介した副腎でのアルドステロン遊離に対する抑制作用も降圧作用に一部関与していると考えられる.

有効成分に関する理化学的知見

1.一般名
カンデサルタン シレキセチル
Candesartan Cilexetil[JAN]
2.化学名
(1RS)-1-(Cyclohexyloxycarbonyloxy)ethyl 2-ethoxy-1-{[2'-(1H-tetrazol-5-yl)biphenyl-4-yl]methyl}-1H-benzo[d]imidazole-7-carboxylate
3.分子式
C3333H3434N66O66
4.化学構造式
5.分子量
610.66
6.性 状
白色の結晶又は結晶性の粉末である.
酢酸(100)にやや溶けやすく,メタノールにやや溶けにくく,エタノール(99.5)に溶けにくく,水にほとんど溶けない.
メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない.
結晶多形が認められる.

取扱い上の注意

1.安定性試験8)8)
最終包装製品を用いた加速試験(40℃,相対湿度75%,6カ月)の結果,本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された.

包装

カンデサルタン錠2mg「あすか」:100錠(10錠×10)
カンデサルタン錠2mg「あすか」:500錠(10錠×50,バラ)
カンデサルタン錠4mg「あすか」:100錠(10錠×10)
カンデサルタン錠4mg「あすか」:500錠(10錠×50,バラ)
カンデサルタン錠4mg「あすか」:700錠(14錠×50)
カンデサルタン錠4mg「あすか」:1,000錠(10錠×100)
カンデサルタン錠8mg「あすか」:100錠(10錠×10)
カンデサルタン錠8mg「あすか」:500錠(10錠×50,バラ)
カンデサルタン錠8mg「あすか」:700錠(14錠×50)
カンデサルタン錠8mg「あすか」:1,000錠(10錠×100)
カンデサルタン錠12mg「あすか」:100錠(10錠×10)
カンデサルタン錠12mg「あすか」:500錠(10錠×50,バラ)

主要文献及び文献請求先

大島洋次郎 他:薬理と治療,24(Suppl. 6):S-875,1996
社内資料(生物学的同等性試験)
第十六改正日本薬局方解説書,C-1195(廣川書店2011)
社内資料(溶出試験)
野田昌邦 他:薬理と治療,24:2215,1996
柴生田由美子 他:薬理と治療,24:2207,1996
Wada, T. al.:Eur. J. Pharmacol.,253:27,1994
社内資料(安定性試験)

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先 主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください.

あすか製薬株式会社 くすり相談室
〒108-8532 東京都港区芝浦二丁目5番1号
TEL 0120-848-339
FAX 03-5484-8358

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
あすか製薬株式会社
東京都港区芝浦二丁目5番1号
販売
武田薬品工業株式会社
大阪市中央区道修町四丁目1番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
2149040F1034 カンデサルタン錠2mg「あすか」 カンデサルタンシレキセチル 2mg1錠 18.6
2149040F2030 カンデサルタン錠4mg「あすか」 カンデサルタンシレキセチル 4mg1錠 36.1
2149040F3037 カンデサルタン錠8mg「あすか」 カンデサルタンシレキセチル 8mg1錠 70.1
2149040F4033 カンデサルタン錠12mg「あすか」 カンデサルタンシレキセチル 12mg1錠 82.7

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