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薬剤師ネクスト経営塾

ベネット錠2.5mg

作成又は改訂年月

**2012年9月改訂(第14版)
 *2011年11月改訂

日本標準商品分類番号

873999

日本標準商品分類番号等

再審査結果公表年月(最新)
2011年7月

薬効分類名

骨粗鬆症治療剤

承認等

販売名

ベネット錠2.5mg

販売名コード

3999019F1034

承認・許可番号

承認番号
21400AMZ00006
商標名
BENET 2.5mg.

薬価基準収載年月

2002年4月

販売開始年月

2002年5月

貯法・使用期限等

貯法
使用期限等室温保存
使用期限
使用期限等外箱に表示の使用期限内に使用すること。
(使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用すること。)

基準名

日本薬局方
基準名リセドロン酸ナトリウム錠

規制区分

劇薬
処方せん医薬品
説明事項注意−医師等の処方せんにより使用すること

組成

1錠中の有効成分
組成リセドロン酸ナトリウム2.5mg
(リセドロン酸ナトリウム水和物として2.87mg)
添加物
組成トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、乳糖水和物

性状

性状
性状白色〜帯黄白色のフィルムコーティング錠
識別コード
性状395
形状(上面)
性状
形状(下面)
性状
形状(側面)
性状
直径(mm)
性状6.6
厚さ(mm)
性状3.4

禁忌

(次の患者には投与しないこと)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)
禁忌
禁忌食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害のある患者
[本剤の食道通過が遅延することにより、食道局所における副作用発現の危険性が高くなる。]
禁忌
禁忌本剤の成分あるいは他のビスフォスフォネート系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
禁忌
禁忌低カルシウム血症の患者
[血清カルシウム値が低下し低カルシウム血症の症状が悪化するおそれがある。]
禁忌
禁忌服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない患者
禁忌
禁忌妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
禁忌
禁忌高度な腎障害のある患者
[クレアチニンクリアランス値が約30mL/分未満の患者では排泄が遅延するおそれがある。1)](【薬物動態】の項参照)

効能又は効果

効能又は効果に関連する使用上の注意
効能又は効果に関連する使用上の注意本剤の適用にあたっては、日本骨代謝学会の原発性骨粗鬆症の診断基準等を参考に骨粗鬆症と確定診断された患者を対象とすること。

用法及び用量

用法及び用量
用法及び用量通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして2.5mgを1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。
なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。

用法及び用量に関連する使用上の注意

投与にあたっては次の点を患者に指導すること。
水以外の飲料(Ca、Mg等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)や食物あるいは他の薬剤と同時に服用すると、本剤の吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ服用後少なくとも30分は水以外の飲食を避ける。
食道炎や食道潰瘍が報告されているので、立位あるいは坐位で、十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後30分は横たわらない。
就寝時又は起床前に服用しない。
口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する。
食道疾患の症状(嚥下困難又は嚥下痛、胸骨後部の痛み、高度の持続する胸やけ等)があらわれた場合には主治医に連絡する。

使用上の注意

慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)
慎重投与
慎重投与嚥下困難がある患者又は食道、胃、十二指腸の潰瘍又は食道炎等の上部消化管障害がある患者
[食道通過の遅延又は上部消化管粘膜刺激による基礎疾患の悪化をきたすおそれがある。]
慎重投与
慎重投与腎障害のある患者
[排泄が遅延するおそれがある。]

重要な基本的注意

重要な基本的注意
重要な基本的注意患者の食事によるカルシウム、ビタミンDの摂取が不十分な場合は、カルシウム又はビタミンDを補給すること。ただし、カルシウム補給剤及びカルシウム、アルミニウム、マグネシウム含有製剤は、本剤の吸収を妨げることがあるので、服用時刻を変えて服用させること。(「相互作用」の項参照)
重要な基本的注意
重要な基本的注意骨粗鬆症の発症にエストロゲン欠乏、加齢以外の要因が関与していることもあるので、治療に際してはこのような要因を考慮する必要がある。
重要な基本的注意
重要な基本的注意*本剤を含むビスフォスフォネート系薬剤による治療を受けている患者において、顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがある。報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的な歯科処置や局所感染に関連して発現している。リスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。
本剤の投与開始前は口腔内の管理状態を確認し、必要に応じて、患者に対し適切な歯科検査を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導すること。本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には本剤の休薬等を考慮すること。
また、口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知して侵襲的な歯科処置はできる限り避けることなどを患者に十分説明し、異常が認められた場合には、直ちに歯科・口腔外科を受診するように指導すること。
重要な基本的注意
重要な基本的注意*ビスフォスフォネート系薬剤を長期使用している患者において、非外傷性の大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折が発現したとの報告がある。これらの報告では、完全骨折が起こる数週間から数ヵ月前に大腿部や鼠径部等において前駆痛が認められている報告もあることから、このような症状が認められた場合には、X線検査等を行い、適切な処置を行うこと。また、両側性の骨折が生じる可能性があることから、片側で非定型骨折が起きた場合には、反対側の大腿骨の症状等を確認し、X線検査を行うなど、慎重に観察すること。X線検査時には骨皮質の肥厚等、特徴的な画像所見がみられており、そのような場合には適切な処置を行うこと。

相互作用

併用注意

(併用に注意すること)
薬剤名等
水以外の飲料、食物
 特に牛乳、乳製品などの高カルシウム含有飲食物
多価陽イオン(カルシウム、マグネシウム、鉄、アルミニウム等)含有製剤
 制酸剤、ミネラル入りビタミン剤等
臨床症状・措置方法
同時に服用すると本剤の吸収が妨げられることがあるので、起床後、最初の飲食前に本剤を服用し、かつ服用後少なくとも30分は上記の飲食物や薬剤を摂取・服用しないよう、患者を指導すること。
機序・危険因子
カルシウム等と錯体を形成する。
同時に摂取・服用しないこと

副作用

副作用等発現状況の概要
副作用の概要
副作用の概要わが国での臨床試験で1日1回リセドロン酸ナトリウムとして2.5mgが投与された例における臨床検査値の異常を含む副作用発現頻度は32.2%(242/752例)であり、自他覚的副作用は25.1%(189/752例)に、臨床検査値異常変動は11.9%(89/749例)にみられた。
主な副作用は胃不快感(5.5%)、悪心(2.7%)、便秘(2.7%)、上腹部痛(2.3%)、消化不良(1.6%)等の消化器症状、めまい(1.1%)等の精神神経系症状、γ-GTP増加(3.7%)、ALT(GPT)増加(2.0%)、AST(GOT)増加(2.0%)等の肝機能検査値異常であった。
製造販売後の特定使用成績調査(再審査終了時点)では3,808例中480例(12.6%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められている。
主な副作用は腹部不快感(2.8%)、上腹部痛(1.6%)、悪心(1.3%)、消化不良(0.9%)、便秘(0.6%)、胃炎(0.6%)、下痢(0.5%)等の胃腸障害であった。
重大な副作用
上部消化管障害
重大な副作用
重大な副作用食道穿孔(頻度不明)注2)、食道狭窄(頻度不明)注2)、食道潰瘍(頻度不明)注2)、胃潰瘍(0.9%)、食道炎(0.1%)、十二指腸潰瘍(0.1%)等の上部消化管障害が報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。(【禁忌】、<用法・用量に関連する使用上の注意>の項参照)
肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)注2)注2)
重大な副作用
重大な副作用AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
顎骨壊死・顎骨骨髄炎(頻度不明)注2)注2)
重大な副作用
重大な副作用顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
注2)自発報告あるいは外国からの報告。
*大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折(頻度不明)注2)注2)
重大な副作用
重大な副作用大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折を生じることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。(「重要な基本的注意」の項参照)
注2)自発報告あるいは外国からの報告。
その他の副作用
その他の副作用
その他の副作用以下の副作用が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
消化器
頻度
5%以上
その他の副作用
その他の副作用胃不快感
消化器
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用悪心、上腹部痛、便秘、消化不良(胸やけ)、腹部膨満感、胃炎、口内炎
消化器
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用口渇、嘔吐、食欲不振、下痢、軟便、おくび、鼓腸
**消化器
頻度
頻度不明注3)
その他の副作用
その他の副作用舌炎、味覚異常、十二指腸炎、歯肉腫脹
過敏症
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用そう痒症、発疹、紅斑、蕁麻疹
過敏症
頻度
頻度不明注3)
その他の副作用
その他の副作用皮膚炎(水疱性を含む)、血管浮腫
肝臓
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用γ-GTP増加、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、血中アルカリホスファターゼ増加、LDH増加
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用眼痛、ぶどう膜炎
頻度
頻度不明注3)
その他の副作用
その他の副作用霧視
血液
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用好中球数減少、リンパ球数増加、白血球数減少、貧血
精神神経系
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用めまい
精神神経系
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用感覚減退(しびれ)、頭痛、耳鳴、傾眠
筋・骨格系
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用筋、骨格痛(関節痛、背部痛、骨痛、筋痛、頸部痛等)
筋・骨格系
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用血中カルシウム減少
その他
頻度
1〜5%未満
その他の副作用
その他の副作用尿潜血陽性、尿中β2ミクログロブリン増加
その他
頻度
1%未満
その他の副作用
その他の副作用浮腫(顔面、四肢等)、ほてり、倦怠感、無力症(疲労、脱力等)、BUN増加、血中アルカリホスファターゼ減少、血中リン減少、血圧上昇
その他
頻度
頻度不明注3)
その他の副作用
その他の副作用動悸、脱毛、発熱
注3)自発報告あるいは外国からの報告。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。
[他のビスフォスフォネート系薬剤と同様、生殖試験(ラット)において、低カルシウム血症による分娩障害の結果と考えられる母動物の死亡並びに胎児の骨化遅延等がみられている。]
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与ビスフォスフォネート系薬剤は骨基質に取り込まれた後に全身循環へ徐々に放出されるので、妊娠する可能性のある婦人へは、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。[全身循環への放出量はビスフォスフォネート系薬剤の投与量・期間に相関する。ビスフォスフォネート系薬剤の中止から妊娠までの期間と危険性との関連は明らかではない。]
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦、産婦、授乳婦等への投与授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合は授乳を中止させること。
[母動物(ラット)へ投与後授乳された乳児への移行がわずかに認められている。]

小児等への投与

小児等への投与
小児等への投与小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

過量投与

徴候・症状
過量投与
過量投与過量投与により血清カルシウムが低下し、低カルシウム血症の症状・徴候があらわれる可能性がある。
処置
過量投与
過量投与吸収を抑えるために、多価陽イオンを含有する制酸剤あるいは牛乳を投与する。また、未吸収薬剤を除去するために胃洗浄を考慮する。必要に応じ、カルシウムの静脈内投与等の処置を行う。

適用上の注意

薬剤交付時
適用上の注意
適用上の注意PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。
[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

薬物動態

単回投与2)2)
薬物動態
薬物動態健康成人男性にリセドロン酸ナトリウムとして2.5mg又は5mgを絶食下単回経口投与した時の血漿中濃度のパラメータ及び累積尿中排泄率は表1のとおりである。
また、65歳以上の健康な高齢者女性及び男性にリセドロン酸ナトリウムとして5mgを絶食下単回経口投与した時の血清中濃度推移及び累積尿中排泄率は表2のとおりであり、高齢者のCmax、AUC0-24及び累積尿中排泄率は非高齢者と比較して高かった。なお、高齢者女性と男性との間に差は認められていない。
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)
反復投与3)3)
薬物動態
薬物動態骨粗鬆症患者を対象として、リセドロン酸ナトリウムとして5mgを1日1回起床時に24週間反復経口投与した時、投与24時間後の血清中濃度は投与8週目以降増加する傾向はなく、血清中濃度推移からは蓄積性はないと考えられる。
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)
食事の影響4)4)
薬物動態
薬物動態健康成人男性にリセドロン酸ナトリウムとして5mgを単回経口投与した時、食後投与では絶食時投与と比較してCmax及びAUC0-24は大きく減少し、本剤の吸収は食事の影響を大きく受けることが示唆されている(表3)。
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)
飲料の影響
薬物動態
薬物動態リセドロン酸ナトリウムをジュース、コーヒー又は紅茶に溶解すると、それぞれ38〜45%、20%又は68%の割合で不溶性の錯体を形成することが確認されている(in vitro)。
また、類薬でオレンジジュースやコーヒーとともに服用したときに生物学的利用率が低下することが報告されている。
腎障害時の動態1)1)
薬物動態
薬物動態腎機能の程度が異なる外国人成人21例を対象に、リセドロン酸ナトリウムとして30mgを単回経口投与した試験の結果、クレアチニンクリアランス(CLCR)と腎クリアランス(CLr)の間には相関関係が認められ、CLCRの低下にしたがってCLrは低下した。この相関関係より高度な腎障害(CLCR<30mL/分)の患者ではCLrが70%以上減少すると推定される。
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)

薬物動態の表

投与量
nTmax(h)Cmax(ng/mL)AUC0-24(ng・h/mL)t1/2(h)累積尿中排泄率
2.561.67±0.820.96±0.462.90±1.541.52±0.320.37±0.17
561.42±0.922.05±0.836.49±3.431.61±0.310.43±0.23
(平均値±標準偏差、t1/21/2はTmaxmaxから投与8時間後までの消失相の半減期)
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)
対象n年齢(歳)Tmax(h)Cmax(ng/mL)AUC0-24(ng・h/mL)t1/2(h)累積尿中
高齢者女性666.8±1.51.33±0.755.11±3.2822.30±14.871.51±0.231.18±1.06
高齢者男性668.7±4.51.17±0.685.55±5.3320.54±19.941.75±0.141.18±0.77
(平均値±標準偏差、t1/21/2はTmaxmaxから投与8時間後までの消失相の半減期)
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)
投与条件血漿中濃度
max
血漿中濃度
0-24
絶食時投与2.85±1.4610.42±6.20
食前30分投与2.11±1.253.83±2.27
食後30分投与0.19±0.130.67±0.51
食後3時間投与0.38±0.231.52±1.50
(n=11、平均値±標準偏差)
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)

臨床成績

1.国内における臨床成績5〜8)5〜8)
(1)骨密度に対する効果
骨粗鬆症患者を対象に、1日1回起床時にリセドロン酸ナトリウムとして2.5mgを経口投与した二重盲検比較試験を含む各種臨床試験※における腰椎平均骨密度(L2-42-4BMD)増加率の投与期間別の集計成績は、表4のとおりである。
※いずれも基礎治療薬として1日1回昼食後又は夕食後にカルシウムとして200mgを経口投与※いずれも基礎治療薬として1日1回昼食後又は夕食後にカルシウムとして200mgを経口投与
なお、二重盲検比較試験(48週間)において、本剤投与群(102例)での腰椎平均骨密度(L2-42-4BMD)増加率は4.9%であった。
(2)骨折発生頻度に対する効果
骨粗鬆症患者を対象に、1日1回起床時にリセドロン酸ナトリウムとして2.5 mgを経口投与した二重盲検比較試験(96週間)※において、本剤投与群(163例)での非外傷性の椎体骨折(既存骨折の増悪を含む)発生頻度は12.3%であった。本試験により、本剤の椎体骨折抑制効果が確認された。
※基礎治療薬として1日1回昼食後にカルシウムとして200mgを経口投与※基礎治療薬として1日1回昼食後にカルシウムとして200mgを経口投与
2.外国(北米、欧州及び豪州)における臨床成績
外国において骨粗鬆症患者を対象に、1日1回朝食前にリセドロン酸ナトリウムとして5mgを36ヵ月間経口投与した二重盲検比較試験※の結果は、表5のとおりである。9,10)9,10)
※基礎治療薬として1日1回昼食後又は夕食後にカルシウムとして1,000mgを経口投与※基礎治療薬として1日1回昼食後又は夕食後にカルシウムとして1,000mgを経口投与
外国においてリセドロン酸ナトリウムとして5mgを経口投与した試験における6ヵ月後の腰椎平均骨密度増加率と、国内においてリセドロン酸ナトリウムとして2.5mgを経口投与した試験における24週後の腰椎平均骨密度増加率は同程度であった。11)11)さらに、健康成人を対象とした試験の結果、外国においてリセドロン酸ナトリウムとして5mgを経口投与した時の血清中濃度と国内においてリセドロン酸ナトリウムとして2.5mgを経口投与した時の血漿中濃度はほぼ同様な推移を示した。12)12)
(国内における承認用量は1日1回2.5mgである。)

臨床成績の表

投与期間腰椎平均骨密度
2-4
24週未満4.5%<2>
24週以上48週未満4.9%<58>
48週以上5.5%<140>
24ヵ月時点6.4%<51>
< >内は評価対象例数
北米欧州及び豪州
腰椎平均骨密度増加率5.4%7.1%
椎体骨折相対リスクの減少率
32.7%46.1%
椎体骨折相対リスクの減少率
40.9%48.8%
※新規:新規椎体骨折、増悪:既存椎体骨折の増悪

薬効薬理

1.病態モデルを用いた骨量減少に対する薬理作用
骨減少モデルである卵巣摘除ラットにおいて、骨密度及び骨強度の低下を抑制する。また、尿中デオキシピリジノリン/クレアチニンの上昇を抑制する。
リモデリング動物である卵巣摘除ミニブタにおいて、骨密度上昇率の低下を抑制し、骨強度を増加させる。また、尿中N-テロペプチド/クレアチニン、血清オステオカルシンを共に抑制する。
不動化により骨減少が生じるラット後肢固定モデル(不動化ラット)において、骨密度及び骨強度の低下を抑制する。13)13)
2.骨の質に対する影響
卵巣摘除ラット及び卵巣摘除ミニブタにおいて、骨密度と骨強度との間の正の相関関係の維持が認められている。
卵巣摘除ラット、卵巣摘除ミニブタ及び不動化ラットにおいて、類骨幅への影響は認められていない。13)13)
成長期ラットにおいて、骨吸収抑制作用が認められているが、骨石灰化抑制の指標となる成長板肥厚作用は認められていない。
3.ビーグル犬骨折モデルにおける骨折治癒に対する影響
ビーグル犬骨折治癒モデルにおいて、1.0mg/kg投与により骨折治癒の遅延が認められているが、0.1mg/kg※投与では骨折治癒の遅延は認められていない。
※0.1mg/kg:体表面積換算で国内臨床用量2.5mgに相当する。※0.1mg/kg:体表面積換算で国内臨床用量2.5mgに相当する。
4.作用機序
以下の種々の作用により、破骨細胞の機能阻害作用を示し、骨吸収を抑制して骨代謝回転を抑制すると考えられる。
マウス頭頂骨器官培養系において、骨吸収抑制作用が認められている。
鶏の単離破骨細胞を用いた骨吸収評価系においても抑制作用が認められている。
破骨細胞類縁のマクロファージ系細胞を用いた検討において、アポトーシスの誘導、蛋白のプレニル化阻害が認められている。

有効成分に関する理化学的知見

化学構造式
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見
一般名
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見リセドロン酸ナトリウム水和物(Sodium Hydrate)〔JAN〕
化学名
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見Monosodium 1-hydroxy-2-(pyridin-3-yl)ethane-1,1-diyldiphosphonate hemipentahydrate
分子式
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見C7H10NNaO7P2・21/2H2O
分子量
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見350.13
性状
有効成分に関する理化学的知見
有効成分に関する理化学的知見リセドロン酸ナトリウム水和物は白色の結晶性の粉末である。水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。薄めた希水酸化ナトリウム試液(1→20)に溶ける。

包装

100錠(10錠×10)
140錠(14錠×10)
500錠(10錠×50、バラ)
700錠(14錠×50)

主要文献及び文献請求先

D.Y.Mitchell al.: Br.J.Clin.Pharmacol.,49 : 215,2000.
Y.Ogura al.: J.Bone Miner.Metab.,22 : 111,2004.
岸本英彰 他 : Japan,10 : 61,2002.
Y.Ogura al.: J.Bone Miner.Metab.,22 : 120,2004.
M.Shiraki al.: Osteoporos.Int.,14 : 225,2003.
M.Fukunaga al.: Osteoporos.Int.,13 : 971,2002.
串田一博 他 : Japan,10 : 85,2002.
K.Kushida al.: J.Bone Miner.Metab.,22 : 469,2004.
S.T.Harris al.: J.Am.Med.Assoc.,282 : 1344,1999.
J.-Y.Reginster al.: Osteoporos.Int.,11 : 83,2000.
I.Fogelman al.: J.Clin.Endocrinol.Metab.,85 : 1895,2000.
D.Y.Mitchell al.: J.Clin.Pharmacol.,40 : 258,2000.
LI.Mosekilde al.: Bone,27 : 639,2000.

文献請求先・製品情報お問い合わせ先

問い合わせ先武田薬品工業株式会社 医薬学術部 くすり相談室
〒103-8668 東京都中央区日本橋二丁目12番10号
フリーダイヤル 0120-566-587
問い合わせ先受付時間 9:00〜17:30(土日祝日・弊社休業日を除く)

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売元
武田薬品工業株式会社
〒540-8645 大阪市中央区道修町四丁目1番1号

薬価

販売名コード 品名 成分名 規格 薬価
3999019F1034 ベネット錠2.5mg リセドロン酸ナトリウム水和物 2.5mg1錠 101.2

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