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薬剤師ネクスト経営塾

薬剤師がやらねば誰がやる

健康サポート薬局事業

健康サポート薬局事業(薬局・薬剤師を活用した健康情報拠点推進事業)の取組は進んでいるだろうか。新潟でも先日、事業内容についての説明会があった。会場は満員となり、関心の高さが伺えた(事業参加の条件が説明会の出席だったことは置いておこう)。
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日医総研のサイトが4月にハッカーからの攻撃を受け、しばらく見られない状態だった。それから2ヶ月後、こんなレポートがアップされていた。
『一般用医薬品および一般用検査薬に対する意識調査結果』。著者はいつも薬局に貴重なご意見をくださる方なので、一度目を通すことをお勧めする。
読んでみていかがだっただろうか。『今回のアンケート調査では一般用医薬品および一般用検査薬の拡大について、医師として不安の声が大きいことが明らかになった』とあるが、自分はこれとは異なる感じ方をした。確かに不安を感じている医師が多くいることは事実かもしれないが、約3割の医師は多忙のせいか、そもそも一般用医薬品自体への関心が低いのではないかと考える。

・一般用医薬品が第1・2・3 類に区分されていることについて 『知らない』33.00%
・一般用医薬品の中に依存性のある成分を含有する医薬品があること 『知らない』39.8%
・一般用医薬品を原因とする重篤な副作用(死亡を含む)が起きること
『知らない』27.9%
・一般用医薬品も対象となる医薬品副作用被害救済制度があること 『知らない』50.9%
・エパデールが生活習慣病分野で初めてのスイッチOTC医薬品であることについて
『そもそもエパデールがスイッチOTC化されたことを知らなかった』54.8%
エパデールがスイッチOTC化される際、あれだけ騒いでいたのは一体何だったのか。もちろん、一般用医薬品について真剣に考えている医師も多くいる。しかし、そんな医師でも『不安の声が大きい』となれば、一般用医薬品を含めたセルフメディケーションを誰が担うのか。
医療について、医師は病気の診断、薬剤師は薬物治療の決定とケアを分担することが医薬分業の理想の形と考える。そして、セルフメディケーションは薬剤師が関わる部分が多くなる。医師にも国民にも、しっかりと我々の役割を伝えて健康に関わってくことが、選ばれる薬剤師への一歩となるのではないだろうか。
健康サポート薬局事業には今年度約2億4千万円の予算がついた。1都道府県当たりで計算すれば大した金額ではない。お金よりも行動が試されている。

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