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薬剤師ネクスト経営塾

たかが飾り付け

みなさんあけましておめでとうございます。仁成堂薬局の大谷です。今年もよろしくお願いいたします。さてさて、前回初めてコラムを書きましたが、難しいですね。フレンドリーさを出そうと、しゃべり言葉で書いてみたのですが、まぁ読みにくい(笑)。自分でもびっくりしました。推敲したときはそんなこと感じなかったのですが、なかなか上手くいきませんね。というわけで、今回は普通の書き言葉に戻してみました。

飾り付け

みなさんの薬局では、季節に合わせた『飾り付け』を何かされていますか?38b457d97bbfd219b65f1806bbb119d2_s

うちの薬局は、4年前くらいから季節やイベントに合わせた飾り付けをしています。当初は待合室の壁のコルクボードに季節に合わせたオーナメントを貼るだけでした。慣れてくると、徐々に飾り付けの範囲も広がり充実していきました。
特に、クリスマス・七夕・ハロウィンなど特別なイベントがある月は、グッと雰囲気が出せるようなった気がします

「飾り付けでかかりつけ薬局を選ぶ人なんていないでしょ?」
多くの方がそう思われると思います。確かに飾り付けだけで選ぶ人はいないかもしれません。でも最後の決め手にされる方は案外いらっしゃるのではないでしょうか?

つい先日のことです。待合で待っているお子さんがずっと天井を眺めていました。気になった私は、投薬のときに声をかけてみました。「Aちゃん天井になんかあるの?」すると、まだ上手に話せないAちゃんに代わりお母さんが「この子、薬局の天井のヒラヒラが好きなんですよ。ここに来るといつも上をみてるんです」なるほど、天井からは雪の結晶のオーナメントが5つ吊り下がっていて、エアコンの風でヒラヒラと揺れていました

他にも、これは10月頃です。お客様からこんなお言葉をいただきました「この子は病院や薬局が苦手みたいで、いつも車から降りてこないんですよ。でも、ここの薬局だけはいいみたいで、自分から薬局に入っていくんですよ」

最初の話も、たまたまうちの薬局に来た時に見ているだけで、他の病院から処方箋をもらった時はその近くの薬局を利用している可能性もあります。2番目の話も、子供のブームが去れば以前のように車で待つようになると思います。それにどちらも、薬局を決めるのは保護者です。いくら子供が喜んでも、調剤・服薬指導などの薬局業務に満足できなければその薬局は選ばれません。

『患者さんは、親切で知識が豊富な薬剤師をかかりつけ薬剤師と思い、その薬剤師のいる薬局をかかりつけ薬局と考える。だから薬剤師は日々勉強して知識とスキルの向上を図る必要がある』・・・かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師に対して、こういう考え方があります。 私も薬剤師なので、こういう気持ちがすごくあるし、実際に選んでいただくこともあります。すごく嬉しいし薬剤師冥利につきます。

でも薬局の店長(管理薬剤師)の立場の人がそんな狭い視野でいいのでしょうか?お客様に選んだいただくためにはもっと様々なことを考慮する必要がないでしょうか?(経営者の立場ではないですよ)

・薬剤師のスキルを高め、服薬指導を充実させる。
・在宅の処方箋を獲得する
・調剤ミスを減らす
・待ち時間を短くする

勿論すべて大切な要素だと思います。ただそこに力を入れるのは薬局として当たり前のことで、多くの薬局がすでに頑張ってます。なのでそこで差をつけるのはものすごく難しいことではないでしょうか?(個人的にはこういう調剤偏重の考え方はそろそろ改める時期だと思っています。)

薬局の価値は服薬指導の質の高さだけではないと思います。外観・営業時間・立地・サービス・待ち時間・品揃え・匂い・温度などなど。お客さんに価値を実感してもらうポイントはたくさんあると思います。その中から取り組み易いもの、地域でそこに力を入れている薬局が少ないもの。ある程度成果の望めるもの。うちの薬局が飾り付けをしっかり取り組むのもそんな理由からです。

bdb4a5834066962d6f85d12a574275a7_s「手間がかかるしコストもかかりそう」飾り付けにはそんなイメージもあると思いますが、100均などをうまく使えば拍子抜けするぐらい低コストでいい感じにできます。
お客さんからの反響もいいし、薬局の雰囲気も明るくなりますし、ぜひ皆さんの薬局でも取り入れみてはいかがでしょうか?おすすめですよ。

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